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詰将棋おもちゃ箱記録に挑戦!

記録展示室 No.26 本間晨一さん

記録に挑戦!
記録に挑戦!
出題時のコメント:
ある新記録とあるタイ記録。 45手。

持駒いっぱいで、初手からどうはいっていくのか悩ましい形です。
51金打でバラして43桂と打てばなんとかなりそう。 と思った人は実力者。 ハイ。 その通りです。
これだけあれば当然詰むよね、と変化とばしした方も。 不安な方は上の棋譜で確かめてください。

本手順は51金打に71玉と逃げます。
61金打、71金打と追撃。 これも同飛の変化がやっかいですが、同金、同玉、63桂で、
 1)同馬は61飛、72玉、63飛成、同玉、81角以下
 2)81玉は、71飛、92玉から歩をタタいて74飛成以下

  51金打、71玉、61金打、81玉、71金打、91玉、

序のややこしい変化を乗り切れば、あとはくるくる。 お楽しみが待っています。

  92歩、同玉、93歩、同玉、94歩、同玉、95歩、同玉、
  96歩、同玉、97歩、同玉、98香、87玉、
  88歩、77玉、69桂、同と、78歩、67玉、79桂、同と、68歩、57玉、
  58歩、47玉、39桂、同と、48歩、37玉、49桂、同と、38歩、27玉、
  28歩、16玉、17歩、同玉、18香 まで45手

作者:
双玉による記録更新です。
 1.全着手駒打ち(捨て駒あり)の最長記録 (45手)
 2. 持ち駒最多のタイ記録(23枚)
序の金の3連続打ちに対する応手が煩雑ですが、あとはほぼ一本道でやさしい手順です。

全着手駒打のこれまでの記録はおかもとさんの39手。 本間さんは、本作と同時に単玉の43手の作品も投稿されましたが、 全着手駒打の記録は使用駒の条件ではないため単玉・双玉は区別していないので、 本作を記録作として出題しました。

本作は同時に、持駒枚数の記録(相馬康幸さんの23枚) のタイ記録でもあり、2部門の記録として登録します。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

中澤照夫さん:
細かな変化読みは飛ばして都合の良い手順を発見。持ち駒の多いのが記録。?
メキドラさん:
この問題だけ何の記録作かわかりませんでした。持ち駒枚数最大ですか?
コマンさん:
持駒数が記録でしょうね。後は何かな?

持駒数の記録と違って着手条件の記録は分かりにくいようですね。

長谷繁蔵さん:
初手61歩成と金を取ると全駒使用に出来そう。

全駒使用にはなっても記録作ではなくなってしまいます。

しろねこさん:
金打ちで相手玉を追い回し、桂で歩が打てるようにしたところが工夫です。
難問です。
真Tさん:
最初の方の変化が分かりません。
79とと49とのスイッチバックが楽しい。
隅の老人Bさん:
いやはや、いろいろな記録があるものだ。
調べて、新記録、好きと暇との産物か?
鈴木康夫さん:
2手目、6手目同飛の変化は複雑で読みきれていません。
持駒が余らずに綺麗に詰むので作意は合っていると思うのですが。

変化とばしも解答のワザ。 作意が分からないと使えませんが。

Aさん:
9手目以降は9筋と7段目に道があるので正しいと思うのですが, 8手目まではこうだったら良いなという予想です.変化がさっぱり分かりません.

62香、同飛、51金打以下の解。 ほとんど解けているのですが、最後1歩足りなくなって詰まないので、残念ですが不正解です。


記録展示室No.26 解答:9名 正解8名(下記)

  コマンさん  しろねこさん  鈴木康夫さん  隅の老人Bさん
  中澤照夫さん  長谷繁蔵さん  真Tさん  メキドラさん

当選者は、全題の解答発表後に展示室で発表します。