持駒いっぱいで、初手からどうはいっていくのか悩ましい形です。
51金打でバラして43桂と打てばなんとかなりそう。
と思った人は実力者。 ハイ。 その通りです。
これだけあれば当然詰むよね、と変化とばしした方も。
不安な方は上の棋譜で確かめてください。
本手順は51金打に71玉と逃げます。
61金打、71金打と追撃。
これも同飛の変化がやっかいですが、同金、同玉、63桂で、
1)同馬は61飛、72玉、63飛成、同玉、81角以下
2)81玉は、71飛、92玉から歩をタタいて74飛成以下
51金打、71玉、61金打、81玉、71金打、91玉、
序のややこしい変化を乗り切れば、あとはくるくる。
お楽しみが待っています。
92歩、同玉、93歩、同玉、94歩、同玉、95歩、同玉、
96歩、同玉、97歩、同玉、98香、87玉、
88歩、77玉、69桂、同と、78歩、67玉、79桂、同と、68歩、57玉、
58歩、47玉、39桂、同と、48歩、37玉、49桂、同と、38歩、27玉、
28歩、16玉、17歩、同玉、18香 まで45手
- 作者:
- 双玉による記録更新です。
1.全着手駒打ち(捨て駒あり)の最長記録 (45手)
2. 持ち駒最多のタイ記録(23枚)
序の金の3連続打ちに対する応手が煩雑ですが、あとはほぼ一本道でやさしい手順です。
全着手駒打のこれまでの記録はおかもとさんの39手。
本間さんは、本作と同時に単玉の43手の作品も投稿されましたが、
全着手駒打の記録は使用駒の条件ではないため単玉・双玉は区別していないので、
本作を記録作として出題しました。
本作は同時に、持駒枚数の記録(相馬康幸さんの23枚)
のタイ記録でもあり、2部門の記録として登録します。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 中澤照夫さん:
- 細かな変化読みは飛ばして都合の良い手順を発見。持ち駒の多いのが記録。?
- メキドラさん:
- この問題だけ何の記録作かわかりませんでした。持ち駒枚数最大ですか?
- コマンさん:
- 持駒数が記録でしょうね。後は何かな?
持駒数の記録と違って着手条件の記録は分かりにくいようですね。
- 長谷繁蔵さん:
- 初手61歩成と金を取ると全駒使用に出来そう。
全駒使用にはなっても記録作ではなくなってしまいます。
- しろねこさん:
- 金打ちで相手玉を追い回し、桂で歩が打てるようにしたところが工夫です。
難問です。
- 真Tさん:
- 最初の方の変化が分かりません。
79とと49とのスイッチバックが楽しい。
- 隅の老人Bさん:
- いやはや、いろいろな記録があるものだ。
調べて、新記録、好きと暇との産物か?
- 鈴木康夫さん:
- 2手目、6手目同飛の変化は複雑で読みきれていません。
持駒が余らずに綺麗に詰むので作意は合っていると思うのですが。
変化とばしも解答のワザ。 作意が分からないと使えませんが。
- Aさん:
- 9手目以降は9筋と7段目に道があるので正しいと思うのですが,
8手目まではこうだったら良いなという予想です.変化がさっぱり分かりません.
62香、同飛、51金打以下の解。
ほとんど解けているのですが、最後1歩足りなくなって詰まないので、残念ですが不正解です。
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