![]() 次ヘ |
|
![]() 表紙に戻る |
![]() |
◇飛角図式 83手 塩野入清一 詰棋めいと9号 1989年7月 難解な序から飛不成と10手サイクルの馬ノコが出現する、奇跡のような作品。飛角図式の最高峰。 |
次に、一色図式の長手数記録を紹介。まだ更新の余地大と思いますので挑戦してください。 ◇飛一色図式 37手 三木宗太 机書斎 注)現在は、増田直樹 51手 が記録。 ◇角一色図式 31手 愛梨香 注)現在は、岡村孝雄 57手 が記録。 ◇金一色図式 27手 平正利 注)現在は、近藤諭 61手 が記録。 ◇銀一色図式 35手 志駒屋十政 注)現在は、増田直樹 41手 が記録。 ◇桂一色図式 35手 三木宗太 注)現在は、増田直樹 55手 が記録。 ◇香一色図式 25手 河原泰之 注)現在は、増田直樹 31手 が記録。 ◇歩一色図式 71手 北原義治 織江信介 北原作、織江作共持駒なしで、使用駒歩のみ(豆腐図式)の長手数記録作でもある。 注)現在は、ドうえもん 125手 が記録。 |
|
![]() ![]() |
さて次に、煙詰など詰上り条件を含む長手数記録を紹介します。 ◇詰上り攻方1枚 97手 添川公司 近代将棋 1983年10月 詰上り攻方の駒が1枚で詰む詰将棋はスーパー詰将棋、または単騎詰と呼ばれる。 詰上り龍1枚になる作品が多いが、本局は馬1枚。馬ノコを序に挿入することで100手近い手数を実現した。 花沢正純氏に龍1枚で詰む103手の単騎詰(詰パラ 1970年8月)があるが、残念ながら早詰があり、本局が記録作となる。 山口成夫氏のホームページ「楽しい詰将棋の世界」に単騎詰の研究があり、氏による花沢作品の修正図が掲載されています。参考として図を紹介しましょう。 注)現在は、添川公司 109手 が記録。 |
![]() |
◇煙詰 191手 添川公司 「妖精」 近代将棋 1983年6月 煙詰、双玉煙詰の記録は両方共煙詰の名手、添川公司氏。「妖精」では馬ノコを挿入した183手で大きく記録更新し、看寿賞受賞。本図はその改良図で更に8手更新している。 注)現在は、近藤真一 239手 が記録。 |
![]() |
◇双玉煙詰 123手 添川公司 「帰去来」 詰パラ 1984年11月 添川氏は「妖精」に続いて双玉無防備煙という難条件に取組み「帰去来」を発表、2年連続して看寿賞に耀いた。 ここでは手順は掲載しないが、是非、おもちゃ箱でこれらのすばらしい作品をご鑑賞いただきたい。 http://www.ne.jp/asahi/tetsu/toybox/ |
JavaScriptで動く棋譜再生盤、Kifu for JS を使わせていただいています
JavaScriptが利用できる環境でご覧ください