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前回、一色図式について「まだ更新の余地大と思いますので挑戦して」と書きましたが、 このところ続々一色図式の記録作が登場しています。 その中から一局、金一色図式の長手数記録作品を紹介しましょう。 | |
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◇金一色図式 61手 近藤諭 おもちゃ箱 2003年7月 作者 「雲出川の定理」でもっと長手数になると思い作図してみたのですが、余詰か打歩詰で思ったほどうまくいかない。 しかし少し変形させてみると、後半49手の素材が出来上がったので、うまく完成に至りました。 けっこうこの素材の手順はお気に入りです。 これまでの記録を倍近く更新! |
さて、今回は煙詰の続き。有名な作品は記録の紹介に止めますので、全作品は「おもちゃ箱」でご覧ください。 | |
◇都煙 115手 飯田岳一「M23」 近代将棋 1985年10月 注)現在は、添川公司「雅」 121手 が記録 ◇小駒煙 115手 田中鵬看「神武東征」 詰パラ 1970年7月 ◇小駒煙 115手 柳田明「白峰」 詰パラ 1981年5月 注)現在は、武島宏明「童祭」 125手 が記録 ◇貧乏煙 143手 近藤真一 詰パラ 2001年10月 注)現在は、近藤真一 223手 が記録 |
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◇歩なし煙 83手 墨江酔人 近代将棋 1978年1月 小駒成駒なしのきれいな配置。 難解な序盤を突破すれば趣向的手順で横から上へ、格調の高い歩なし無防備煙である。 「将棋墨酔」に第98番として収録されている。 注)現在は、吉田京平 107手 が記録 |
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◇飛道具煙 51手 橋本孝治 @nifty 1993年12月 飛角桂香全駒の飛道具煙の長手数記録作。 しかも無防備図式で成駒なしのため、初形が非常に美しい。 インターネットが普及する前の時代、パソコン通信で発表された作品。 |
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◇還元玉 873手 奥薗幸雄「新扇詰」 近代将棋 1955年1月 「新扇詰」は看寿の「寿」を二百年ぶりに破り、そして「メタ新世界」が出現するまで長手数記録作品であった。 現在でも「還元玉作品」での記録作として、その名をとどめている。 注)現在は、中村宜幹・芝勇輝「アトランティス」 951手 が記録 |
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