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詰将棋美術館 |
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持駒なしの正飛角図式。
龍が動けば空き王手。
19龍が39角を狙っているので、ここは両王手で攻めたいところ。 98龍、83玉、 ここで初形と比べてみると、玉以外は全く同じ。
玉が93から29までワープしたように見えて面白いですね。 92角成 まで15手
作者「全局面飛角図式です。
最終手9ニ角成(角)にて詰みとなりますが、その一手前の14手目の局面は、玉が9三から2九へ斜めにワープしています。
手順自体は角筋を利用したやさしい龍追いでよく見かけると思いますが、全局面飛角図式にまとめたのが工夫です。 初形だけでなく、詰上りまでどの局面も飛角図式になっている全局面飛角図式。 14手かけて玉が93から29にワープするスケールの大きいワープ。 斜め龍追いが、作意だけでなく変化でも登場(初手43龍の紛れでも登場しますね)。 遊び心にあふれた楽しい作品でした。 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
2手目82玉・83玉が両方13手になって、両作意のツイン。 どちらも全局面飛角図式で、これも美しいですね。
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アート展示室No.98 解答:11名 全員正解
池田俊哉さん inokosatoshiさん S.Kimuraさん 大塚康平さん 当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。 |