![]() 次ヘ |
詰将棋おもちゃ箱 − 詰将棋美術館 アート展示室 No.81 やよいさん 「八卦」 |
![]() 詰将棋美術館 |
|
「八卦」の題名から予想した方もいたかもしれませんが、本作の主役は54のと金。 このと金が玉の周囲8か所をぐるっと巡り元に戻って詰みあがると金の軌跡曲詰です。 と金の回転というと思い出すのが久保紀貴さんの「モーメンと」(詰パラ2019年5月、半期賞)です。 下記で紹介されています。 「モーメンと」はと金が6か所をぐるっと回ります。 本作は玉の周辺8か所巡りということで、「八十箇所めぐり」の番外図にふさわしい趣向といえるでしょう。 作者のことばからもわかるように、実現するのはかなり大変で、配置からも苦労が伝わってきます。 変化紛れが気になる方は棋譜ファイルで確認いただくとして、ここでは実現された作意手順を鑑賞しましょう。
44銀不成、同と、45と、同と、46銀、同と、56と、同と、 54とがノンストップで見事に玉の周りを一周、元に戻って詰みという、と金の軌跡曲詰でした。 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
すみません、「八掛」は「八卦」の間違いでした。 作者並びに見ていただいた皆さまに深くお詫びいたします。
|
アート展示室No.81 正解:9名
池田俊哉さん inokosatoshiさん S.Kimuraさん 大西さん 当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。 |