次ヘ
次ヘ
詰将棋おもちゃ箱詰将棋美術館
アート展示室 No.65 やよいさん
詰将棋美術館
詰将棋美術館

棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
豆腐の旅 10手台

アート展示室No.65 やよい 今回の個展はやよいさんの軌跡曲詰の連作でした。 4作あわせて55以外のマスを全て巡る「八十箇所めぐり」。 これも記録かもしれませんね。

最初の作品はきれいな豆腐図式

43から32に逃げられてはいけないので初手は53と。 とりあえず形から53と引としたくなるところですが、これはワナ。 進めていくと66歩が打歩詰になって詰みません。 あとで64に行けるように53と寄とするのが打歩詰回避の手筋でした。

53と寄、44玉の後は45とから35と寄と手順に追います。

  53と寄、44玉、45と、同玉、35と寄、46玉、36と寄、56玉、

Aさん 「53と引 まで13手 駒形一周、6箇所巡り」
35とのとき56玉と逃げるのは36とが不要で短くなるので、残念ながら不正解です。

  57歩、66玉、77と直、65玉、66歩、64玉、63と右、54玉、
  53と引 まで17手

初手53と寄とした効果で66歩が打てて、還元玉で収束。 初手と最終手が呼応しているのがいいですね。

ここで玉の軌跡を振り返ってみると、右図の通り、54から54に戻る 3×3四角形の軌跡曲詰になっていることがわかります。 豆腐図式からの3×3四角形の軌跡曲詰に打歩詰回避の手筋も織り込んで楽しめる作品でした。

3×3四角形はこれまで村井秀行さん(詰パラ2008年12月)の1作だけ(アートNo.79参照)で、本作が2号局です。 村井作は44玉の還元玉で、中央(5筋)からスタートするのは本作が初めて。

作者 「玉の3×3矩形1回転で、豆腐図式による作図です。」

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

蛇塚の坂本さん:
一周回って元の位置に戻るところが素晴らしい。
長谷繁蔵さん:
<や>さしかった。 初手も64玉には65歩が見えていたので紛れなかった。

長谷さんからは作者名(やよい)を織り込んだ短評をいただきました。

山下誠さん:
初手の5三と寄が最後に分かる伏線手。
おかもとさん:
初手の意味を、打歩詰打開と結びつけるあたりはおもしろい。
S.Kimuraさん:
初手に,と金を寄るか引くかで悩みましたが,寄る方を先にやったので,無事に詰みました.
津久井康雄さん:
小さく一周、「八十箇所巡り」の意味するところが見えてきました。
金少桂さん:
最初53と引から入って途中で行き止まりになってしまった。
たくぼんさん:
スタートは軽く足慣らし
鳥本敦史さん:
ぐるっと玉が一回転ノンストップ。 易しくて楽しい。
藤田卓志さん:
この図だけ解けました。豆腐だけで、玉が1回転。
見事な作図技術と、着想が素敵だと思いました。
池田俊哉さん:
55を中心にロの字を描く玉の軌跡を「豆腐図式」で表現。
ある意味完成品と言えるかと
Pathfinderさん:
綺麗な軌跡を描いて還元玉。 初手は打歩詰回避。

アート展示室No.65 解答:16名 正解15名

  池田俊哉さん  S.Kimuraさん  おかもとさん  キリギリスさん
  金少桂さん  小山邦明さん  占魚亭さん  たくぼんさん
  津久井康雄さん  鳥本敦史さん  Pathfinderさん  長谷繁蔵さん
  藤田卓志さん  蛇塚の坂本さん  山下誠さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。