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詰将棋おもちゃ箱 − 詰将棋美術館 アート展示室 No.23 山田淳さん |
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![]() 馬を作るには、と考えると、48金、同玉、93角は見えるところ。 対称形なので、もちろん68金、同玉、13角でもかまいません。 48金、同玉、93角、49玉、 2手目の変化がちょっと大変。 1) 67玉は77金で、これは簡単 2) 68玉は57角、78玉、79金、87玉、77金打以下、これも簡単 3) 69玉は68金、同玉、13角、78玉、79金、87玉、77と、同玉、68角成以下 4) 59玉は58金打、69玉、68金で、以下3)の変化と同じ じつは作意順も3)、4)の変化と同様の順になるので、ここを読んでおくとあとが楽になります。 48金、59玉、58金、69玉、68金、同玉、57角成、78玉、 金を横にスライドさせて、馬をつくるのに成功。 ちなみに93角に59玉の逃げはすぐに58金で2手短くなります。 ここまでくれば、あとはさきほど読んだ順。 79金、87玉、77と、同玉、68馬、87玉、78金、96玉、 86金、97玉、87金引、98玉、88金引、99玉、89金、同玉、 79馬、99玉、88馬 まで31手 87玉にあわてて金を打たず、77と捨てが軽妙な一手。 68に馬を据えれば、今度は縦の金スライドでぴったり収束します。
この初形にこの手順。 記憶に残る作品です。 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
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アート展示室No.23 解答:6名 全員正解 当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。 |