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詰将棋おもちゃ箱詰将棋美術館
アート展示室 No.17 池田俊哉さん
詰将棋美術館
詰将棋美術館
出題時のコメント:

と金を取るには。20手台


アート展No.16に続く、池田さんのくるくるアート第2弾。
初形、銀4枚の配置がきれいな対称形。 持駒に飛車があることからわかるように、すぐに龍追いに入ります。

  43飛、64玉、63飛成、55玉、65龍、46玉、

リズムに乗って45龍と行きたくなりますが、57玉、47龍、68玉と潜られて、67龍は59とが強くてダメ、77龍と工夫しても58玉、67龍、48玉、37龍、58玉で、千日手模様。

じつは、ここが59のと金をなんとかできる最後のチャンス。

  49香、同と、

49香の遠打はと金をずらして取ってしまおうとするもの。 中合がありそうですが、48歩合なら45龍から48龍で、47歩合なら同銀、37玉、38銀で簡単につかまります。

と金が49に移動すれば、安心して龍追いを続けられます。

  45龍、57玉、47龍、68玉、67龍、59玉、69龍、48玉、
  49龍、57玉、
58歩、66玉、


49龍とと金を取って、続けて47龍は永久回転なので、すぐに58歩と打ちます。 55の角が心配? いえ、55玉なら45龍から65龍の3手詰み。

  69龍、55玉、65龍、44玉、45龍、53玉、
  
43銀成、64玉、65龍 まで29手


ここでも43龍は永久回転。 43銀成で打開して収束します。

作者:
5筋を中心にした一往復。一応「対称」「ぐるぐる」「49香」の3つ売りがあるから良いかな、と思います。

銀4枚の龍追いといえば、高濱禎の詰将棋精選第45番「舞鼠」詰将棋博物館より)を思い出しますが、これは盤面いっぱいの追いまわし。 本作は配置もコンパクトに、5筋を中心とした上下の回転追いに絞ってシンプルにまとめました。 洗練されたイマ風の龍追い作品です。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

鈴木康夫さん:
千日手に陥って悩みました。

あちこちに千日手の筋がありますね。

凡骨生さん:
初形は何の形でしょうか?水の上をスーイすい。

亀のような尖のような・・・あっ、ミズスマシかな。

中澤照夫さん:
香を打つタイミングの問題。

ここを逃すと無限ループ。

天津包子さん:
角を取られて一瞬ドキッと

意外に取られない。

S.Kimuraさん:
玉の逃げ道が多数あったのでてこずりました.

暗算では大変そうなので、くるくるではなくアートで出題しました。

池田俊哉さん(作者):
「アート?くるくる?」のパート2です。49(69)香が入って締まった感はありますが、その分趣向味が減ったかも? 55歩が消せれば良いのですが、3手目49(69)香が成立してしまいます(そちらを作意に出来ればよいのですが)。 初手離し飛が気になるようでしたらv51馬を置きますが、余詰かどうか判断に困っています。 長谷繁蔵さんの期待に応えられるよう創作しなくては。。

初手離し飛車を消すのに51馬はもったいないですね。 非限定でよいと思います。

隅の老人Bさん:
きれいな初形で竜追い趣向。
回れ回れ、風車。

上と下でダブル風車。

kbnrkさん:
これだけの装置で逃げ方が完全に限定されているのも良いし、香を打つタイミングがここしかないのも凄い。

kbnrkさんも作りたくなってきたかな。

占魚亭さん:
のらりくらりと逃げる玉

思い切り迷いたいときは無双100番「大迷路」でも。


アート展示室No.17 解答:11名 全員正解

  天津包子さん  池田俊哉さん  S.Kimuraさん  螽斯さん  kbnrkさん
  鈴木康夫さん  隅の老人Bさん  占魚亭さん  塚ア彰仁さん  中澤照夫さん
  凡骨生さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。