このところ、くるくる展示室で活躍のu-makuさん。 「1」の曲詰でアート展示室にも進出。
初手は23桂不成か23桂打しかなさそう。 21玉に43馬、32合、33桂まで??
いや32飛の移動合がありました。
33桂、12玉となると、初手は23の利きを残して23桂打がよさそうです。
23桂打、21玉、43馬、32飛寄、33桂、12玉、
馬を34に活用するため23桂を消去。
11桂成、同玉、12香、同玉、34馬、11玉、
12香を塞げば、23桂で詰め上がり。
12香、同飛、23桂不成 まで15手
桂がたくさん登場して盤面把握がちょっと大変。
でも手が限られているので、32飛の移動合もすぐに見え、気軽に楽しんでいただけたのではないかと思います。
- 作者:
- 12飛車の移動合が最初の狙いでした、そこからいろいろやってるうちにいつのまにか1ができました。
「1」の曲詰。 歩なし清貧図式で、持駒トイツ。
還元玉、還元飛車で、初手も最終手も23桂。
詰上りは椅子の形?
田舎の曲詰でちょっと弱く、同時に出題されたくる展の作品の方がきれい、という感想もありましたが、上記のようにいろいろアート的な要素があるので合わせ技で採用させていただきました。
実力のある作者。 「いつのまにかできました」という曲詰はアート性が弱くなりがちなので、次はぜひ最初からアートを意識して中央で作ってください。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 凡骨生さん:
- 一枚の板から椅子が誕生の巧い立体曲詰。
- 嵐田保夫さん:
- アートは何処に。
- 長谷繁蔵さん:
- 飛が戻る所も良し。パラの表紙に
- 池田俊哉さん:
- 一見広そうに見えるが3手目で一気に狭くなる。後は理詰めで
- 螽斯さん:
- 玉方必然手で初心者には考えやすかったです。
- 隅の老人Bさん:
- これがアート?、くる展の方が綺麗だよ。
- S.Kimuraさん:
- 14と15の桂馬がよく効いていました
- 占魚亭さん:
- 初手2三桂不成の誘惑。
- 井上順一さん:
- きれいな初形で、なかなかの好手順。
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