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詰将棋おもちゃ箱詰将棋美術館
アート展示室 No.7 COOOさん
詰将棋美術館
詰将棋美術館
出題時のコメント:

涼しげな初形だが、汗をかきそう。 裸玉にならないのが残念。 27手。


ホームページ-cooo-'s roomで、初形や手順に趣向をこらした詰将棋をたくさん公開しているCOOOさん。 この作品もまた、斜一線の角一色図式に持駒金銀8枚と、アート展示室にふさわしい盛りだくさんの趣向です。

87角と取ってしまうのは流石に無理で、まずは87の角の利きを避けながら67金と拠点を据えます。

  88金、同玉、77銀、同玉、67金、78玉、

67金に88玉は77銀で簡単。 86玉でも77銀、75玉、66金とすれば金銀4枚の威力で捕まります。
78玉で可愛い丸ができました。

  79銀、69玉、68金、79玉、78金打、同角成、同金、同玉、

金銀5枚あっても68金打とべたっと追いのは87角が強くてダメ。
68銀を見せて79銀と捨てるのが気持ちの良い手。
69玉のかわしに、68金引から78金で87角を奪取してしまうのが力強い攻め。
今度は「:」になりました。

  23角、69玉、78銀、59玉、49金、68玉、67角成、79玉、
  68銀、88玉、77馬、97玉、87馬 まで27手

23角で再び角一色図式に。 88玉は78金以下、79玉は68銀以下早いので69玉が正解。
69玉には58銀と打ちたくなりますが、収束を見据えて78銀とこちらから打ちます。
右辺への脱出を49金で塞ぐと、あとは馬の威力で収束します。

最後ちょっと重くなってしまいましたが、金銀をバンバン捨てて再び角一色図式になる手順はなかなか。
COOOさんらしい、きれいな作品でした。

この初形を見て、「76角、87角合」と逆算できれば裸玉になるなあ、と思った方もいるかもしれません。
調べてみると 76角に他の合駒は早く詰みます。
ところが、76角ではなく、99銀でも詰んでしまうのですね。 裸玉の道はきびしい。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

しろねこさん:
最後、相手玉が一枚になるのだがうまく詰んでしまいます。
中澤照夫さん:
25手詰の変化が多く悩ましい。汗をかきました。
コマンさん:
67金と打ち68金がうまい手で良くこの棋形を見付けられたもの。COOOさんは庚さんですか?
吉川慎耶さん:
変化が多くて投げ出しそうになった。この初形にこの持駒は本当にアート。
長谷繁蔵さん:
やや暑苦しい詰上り。
隅の老人Bさん:
配置に加えて持駒趣向、よくぞ見つけたり。
右往左往の変化読み、配置と手順はうらはらで、孟夏には厳しい出題です。
鈴木康夫さん:
最初の10手は必然手が続きましたが、難しかったです。
手数はあっていますが変化が読みきれているか自信が有りません。

アート展示室No.7 解答:9名 全員正解
  荒川貴道さん  吉川慎耶さん  コマンさん  しろねこさん  鈴木康夫さん
  隅の老人Bさん  躑躅さん  中澤照夫さん  長谷繁蔵さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。