| No.1に続いて福島さんの登場。 作者より解説をいただきました。 竜胆君のテキトー詰将棋  福島竜胆 一応最初は暗算からスタートしますが、 やっていけそうな骨格が出来ると、柿木様の出番です。
 微妙に配置を変えたり、持駒を替えていくと、
 稀にピッタリで詰んでいる事があります。
 
 そこで「余詰検索」のお伺いをたてるのですが、あら不思議。
 天文学的分母の確率を乗り越えて、
 「余詰は見つかりませんでした」
 なんて出てるじゃありませんか。
 これで「一丁上がり」です。
 
 しかしこれは、まともな作家のやることではありませんので、
 良い子のみんなは真似をしないでね。
 
 
 飛成以下が詰まないことさえ分かれば、4連打しかない。
 最後の焦点打だけが救い。
 実は、と金は最初金だったのだが、どうしても余詰が消えない(やってみて)。
 困っていたらTETSUさんがやってきて、0.5秒でと金に替えてしまった。
 やはり本物の作家は凄い。
 
 
 (TETSU)最近ハヤリの創作手法ですが、詰将棋の素養がないと良い作品を「発見」することは難しいので、はじめての方にはお勧めしません。えっと、自陣のと金は嫌う人も多いので、余詰があるからといって安易に金をと金に変えるのもお勧めしません(^^;
 
 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
 
        荒川さん:
        と金2枚が配置されています。それを取って歩として使う順になればいいと思うのですが。この問題だと金でも成銀でもなんでも同じなので面白くないです。
 解説の通り、もともとは金でした。 
        今川健一さん:
        自陣の成駒も「と」だと、意外と綺麗。現代的なアートですね。
 
 
        井上徹也さん:
        62銀が全体を引き締めています、好作です。
 
        S.Kimuraさん:
        初手52銀は取られて駄目だとばかり思っていましたが,41金と引きずり出せば良かったのですね.玉が51に戻ってからの62銀も強烈な手でした.
 
        鳥本敦史さん:
        何もないところに金銀を打つので迫力ある手順。形もきれいなので楽しめました。
 
 
        市原 誠さん:
        しっかし、6二銀は凄い手だなあ(驚)
 
        岡村孝雄さん:
        左右対称中央に手あり、玉の退路に先着。駒配置だけ見るとやや狙い過ぎという印象を受けるものの(笑)、解いてみると変化もシンプルで格言通りの手筋が出現する、全体的には好ましい作品。
 
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