■ 開発日記 巻之六拾壱


OSTRA / Takeshi Yoneki


 練馬区役所近所のココイチに置いてあるコミック。黒執事の6巻以降、背表紙に手書きでアラビア数字を書いた紙が貼られていた。普通にはそれが何巻かわからないローマ数字での運用はとっくの昔に破綻してるのに是正されないのは、なんなんですかね、作者か編集者かあるいは両方がどうしようもなく馬鹿なんでしょうかねぇ。そんな腐った審美眼には用はないけどさ。


2014.10.27


 Visual Studio 2013 のタイトルバーがシステムの設定を無視した独自の動作で、アクティブと非アクティブの差がテキストの濃さだけになっている。現在最前面にあるのかどうか判りにくい。OSメーカーの開発ソフトがそれじゃダメでしょ。GUIの決め事を自分から破るなんてのは、明白に新しいか、明白に便利になるでもなけりゃダメでしょ。どう見ても使い勝手を悪くすることになってるんだから何考えてるんだか。これはやっちゃダメって言う偉い人がMSからいなくなっちゃったんだろうか。Officeなんかも同じらしいからなぁ。


2014.10.27


 AndroidのテキストエディタJota+がJota Text Editorで寄付したユーザの優待を止めたそうで、Nexus 7 (2013)で利用するテキストエディタをJota+からJota Text Editorに移行した。今のところ問題なし。Google Playストアを見ると「Android L preview release に対応」とかいまだにメンテしている。機能的にはこれ以上何かは不要。検索周りに多少バグがありそうではあるが。


2014.10.28


 そういえば昔、オブジェクト指向言語(C++だったかJavaだったか)でメソッドを全部staticで使うというような文章を書いて叩かれてた人がいたような気がする。そうか、あれは関数型言語的なことをオブジェクト指向言語で実践してたということか。多分違う。多分。ええと、本当に違うのかどうか自信はない。


2014.11.11


 最初から調子の悪かったVAIO Pro 11のキーボードの「V」キーがついに壊れた。初期の段階で不良と判断してさっさと交換すれば良かったのかもしれないが、「ちょっとキーがひっかかる」程度で初期不良と判定されるかは不明。修理代金2万7千ナンボ。もうちょっと足したらChromebook機が買えちゃう。まぁこれを教訓に今後はキーボードの不良には適切に対処しよう。いやまぁ、VAIO Pro 11のキーボードはかつてなくヤワで不良率が高いんだろうなと思う。こういう製品作るから事業売却するハメになるんだろうか。type S(SZ)のバッテリーの問題といい、俺なんでVAIO買うんだろね、情弱だわ。あぁ、ZENBOOKはもっとひどかった。Eee PCが良かっただけにZENBOOKは残念としかいいようがない。なんにせよキーボードが壊れたパソコンはHitBit以来。あっ、どっちもSONYだ。

 VAIO Pro 11を修理に出している間、ZENBOOKではなくEee PCを持ち歩いている。ZENBOOKはバッテリがヘタっており、バッテリ駆動での突然の電源落ちを何度も体験おり、外に持ち出すマシンとしては完全に不適格。Eee PCはAC電源接続時はバッテリを外す運用をしており、いまだバッテリは健在。電源落ちもないしキーボードも丈夫だし安定して使える良いマシン。ただ、とにかく遅い。Eee PCのOSはXP終了時に入れたUbuntu 12.04。Ubuntu 14.04にするかどうかは迷ったが、基本的にこんな機会でもなけりゃ使わないしなぁ。ScalaやOCamlの最新バージョンが動くので良しとする(ghcは最新はダメかもしれないが未確認、Ubuntu 14.04のghcと同じバージョンを入れている)。EmacsにてShift+Upで「<select> is undefined」とか言われちゃうのは嫌なバグではある。Firefoxも最新が提供されているので、Ubuntu 14.04にする意義があまりない。VAIO Pro 11が返ってきたらもう一度考えよう。もちろんこの文章はEee PCで書いている。


2014.11.12


 勤務先近所の中華屋のBランチが鶏とトマトのラーメンだった。ミネストローネで食べるパスタというかラーメンという味。オヤジ、冒険しすぎ。市ヶ谷のイタリア風ラーメン屋が潰れもせず続いてるからこれもアリなのか? 「イタリア ラーメン」でググると比較的最近ミラノでラーメン店がオープンしたとの記事が出てくる。それはいいとして、市ヶ谷の店でも旨いのは普通の醤油ラーメンと塩ラーメンだそうで、しかも行列もできる人気店。俺は行ったことない。ラーメンは普通の中華屋とか普通のラーメン屋で食う。よく行ってた中華屋は先日取り壊してた。ちりめん亭も別の店になったし。火の国はまだある。そういえば以前練馬にもイタリア風ラーメン屋があった気がする。なくなって久しいが。


2014.11.12


 OCamlのサイトからマニュアルをダウンロードし、CalibreでEPUB2にしたものをepub2to3_P.pyに通してみた。なんだかマシンのファンが唸る。結構時間が掛かった。同じファイルをepub2to3_O.mlをネイティブにビルドしたものに通す。アレっていう間にスルっと終わる。ちゃんとファイルも出来てる。うわぁこんなに効率が違うのかぁ。Pythonってやっぱり圧倒的に遅い。手軽さとの天秤だなぁ。

 ちなみにこれで出来たEPUB3ファイルはepubcheckでエラー出まくります。そもそもEPUB2の時点でエラー出まくってます。


2014.11.13


 Windows向けOCamlをインストールしたら、ユーザーの環境変数Pathが消されてしまった。うわぁ、なんというか前途多難さ加減が半端ない。


2014.11.14


 VAIO Pro 11のキーボードの修理中のソニーから金曜日に留守電。土曜日に電話すると、「OSが起動できないとメッセージがでます。SSDの初期化をしてもよろしいですか」とのこと。「止めてください」と返事。モヤモヤした状態で週末を過ごす。そもそも日曜には返って来るはずだったのに。

 月曜午前中に日通の人が来てVAIOを置いていく。さっそく起動してみる。VAIOのアシスタントの画面になり、「不正なOSを検知したため、起動を中断しました。」とのメッセージ。ははぁ、これかぁ。BIOSの「Secure Boot」をDisableにするときっちり起動した。これはUbuntuをインストールするため、俺がDisableにしていた項目。ええと、なんて言ったらいいんでしょう。キーボード交換の作業でどうしてBIOSの値が変わるのか分かりませんが、電池とか全部外しての作業なんでしょうかねぇ。で、おそらくBIOSの設定が消えた、と。とはいえ「SSDの初期化をしてもよろしいですか」はあんまりなんでないか? 自分とこで売ってる製品の、自分とこで作ったエラーメッセージでしょうが。まぁ、有無をいわさずSSDの初期化をされなかっただけでも良かったのかもしれない。返送を急いでくれたようだし。

 キーボードだけでなくキーボードのある面全般が入れ替わって返ってきたようだ。そういう単位でパーツなのね、きっと。Intel Core i5のシールはもう張られてない。


2014.11.17


Subject: Re: onsen2014

To: Niigata

Date: Thu, 27 Nov 2014 22:48:34 +0900 (JST)


ヨネキ家のカメラはママもパパも長らくキヤノン。

Digicの世代は古いけど、傾向として色が濃い。

ようは本物より綺麗に映るカメラ。

きっとマルさん的にはNGな傾向なんだろう。

でも綺麗なんで今のが壊れたらまたキヤノンだろうな。

赤はより赤く、青はより青く。


OSTRA / Takeshi Yoneki


 Ubuntu 14.04で用意されてるパッケージのEclipseをインストール。3.8という謎バージョン。ウィキペディアによるとIndigo(3.7)のバグフィックスだそうで、普通には公開されてないそうだ。なんでまたそんなものを。まぁ、Androidで遊んだ時期(2012年)にIndigoが一番適切なバージョンで、Windowsではそのままなので問題なしというかむしろ願ったりなのかもしれない。Android SDKなどプラグインはどうしても後手に回る。ScalaプラグインはまだLuna(4.4)に対応していないようだし。Javaを8にするときに色々考えよう。


2014.12.01


 メインのデスクトップ(実際はタワー)機のmonadoで使っている九十九電機オリジナル17インチ液晶モニタが怪しくなってきたのでリプレースすることにした。ママからのヲ誕プとして1万円出して貰い、残りの金額を加え、現在主流の23インチワイド液晶を買いに秋葉原のヨドバシカメラまでドライブ。駐車場に入るまでえらい時間が掛かったが、無事ASUS VX239Hを入手。DVI-HDMI変換アダプタを加えて概ね2万円。実は昨晩のインド料理と秋葉原トゥッカーノでの昼ステーキで1万円使ってる。帰ってからmonadoのビデオ出力を見るとHDMI端子があった。変換アダプタは無駄であった。

 液晶モニタの設置のためパソコン机を掃除。掃除の間ファイルサーバ機のalephを止める。液晶モニタ設置後alephの電源を入れるがなんだかマトモに起動しない。なんだかんだとやってみたが、最終的に電源が入らなくなった。alephのマザボが逝ってしまった。電源ケーブルを挿すとマザボから変な振動音がする。ヤバイヤバイ。まぁ、安物を使い潰すのが代々のalephの運命。マウスコンピューターにて一番安い即納モデルのCeleron G1840機を注文。送料税込み4万5千円程。Windows 8.1 with Bingとかいう超怪しいOSが入っているそうだが、一度も起動されずにUbuntu 14.04を入れられる予定。CPUを省電力タイプに載せ換えようかと考えている(入手できればだが)。

 Ubuntu 10.04のままだったalephのOSの入れ替えをどうしようかと悩んでいたが、壊れてくれると良いきっかけになる。

 九十九電機のモニタも、壊れたaleph(こっちもマウスコンピューター)も2008年に導入した。安物は6年使えればマシな方か。そもそも九十九電機の液晶モニタは三菱電機の液晶モニタの電源ボタンが怪しくなったことで買ってきたのだが、三菱電機のモニタはaleph向けにいまだ現役。3年間は無料修理とかいう期限ギリギリに映らなくなってパネル交換したのが効いてる。そんなことしてるからか撤退して久しいが。


2014.12.15


 マウスコンピューターからマシンが届いて早速中を見る。予想はしていたがIDEがない。光学ドライブもSATAになっていた。マザーボードはGIGABYTE。久しぶりのGIGABYTE。マザーボードがえらく狭い。Micro-ATXよりさらに小さくなったようだ。驚いたのはPCIバスがないこと。PCIeしかない。PCIeのIEEE1394ボード買ってこなくちゃだ。


2014.12.17


 alephの故障でHDDが1台道連れになった。困ったもんだ。多分バックアップはない。皆さん、バックアップは大切ですよ。


2014.12.17


 意外に難航しているファイルサーバalephの復旧。今度は1.5TBのHDDにファイルシステムエラーがあるとログで発見。一旦中身を他所にコピーしてfsckをカマそうと思うが、なにせデータ量がでかい。全部ビデオデータなのでここにしかないってのはないけど、どのファイルが死んだかは必要な情報。

 もう一つ難航しているのはTASCAM US-122。元々面倒なセットアップなのに、どうもPulseAudioでエラーになって認識できない。そもそもUbuntu 14.04で実績があるか不明。どうにもならなければEDIROL UA-25を試すことになるだろう。

 PCIeのIEEE1394ボードはちゃんと動いている。/dev/raw1394というデバイスが生成されないのだが、/dev/fw0と/dev/fw1というデバイスができていた。videoグループに自ユーザを加えるとデバイスの指定なしにdvgrabでキャプチャできる(下手にデバイス指定してて最初は嵌った)。なんでこうコロコロ仕様を変えるかね、オプソな方々は。


2014.12.18


 左上の奥歯が怪しいということで歯医者に行ったのが今月初め。歯が割れてるとかで抜いたのが先週。抜糸に行ったら骨が見えるとかで、再度麻酔してグリグリしてまた縫う。どうも糸が緩んでたと思ったらダメだったらしい。


2014.12.19


 パーティションの見えなくなったHDDを一旦ddでファイルにして、testdiskで救出を試みる。それなりに救えるようだ。ただし、もの凄く時間を食う。今やってる救出に一段落ついたら、monadoでなく新alephで続行しよう。

 ファイルシステムにエラーのあったHDDは一度e2fsck -yをした後でe2fsck -cをした。バッドブロックはなかった模様。死んだのはウィッチクラフトワークスの動画ファイル。これはmonadoにもあるのでオケ。


2014.12.19


 USBオーディオデバイスの話。Ubuntu 14.04にTASCAM US-122を導入しようと頑張ってみたが、カーネルパニックじゃぁ手が出せないということで諦めてEDIROL UA-25を接続する。いや本当に接続するだけでバッチグー。いやぁ、メジャーな周辺機器ってのは楽ちんなもんだ。以前はダメだったバージョンのUbuntuもあったけどね。


2014.12.22


 iTunesサーバの話。Ubuntu 14.04のパッケージにmt-daapdがない。替りにforked-daapdがある。これをインストール。一応動いている風だが、Kraftwerkのmp3ファイルを再生しようとすると失敗する。再生できるファイルもあるので、forked-daapdが何か余計なことをしてドツボにはまってるんだろう。ファイルの識別とかどうでもいいから拡張子に頼って動いてくれればいいのに、まったくこれだから。基本的に不安定。mt-daapdもforked-daapdも打ち捨てられたプロジェクト。DLNAの環境が整ってきた今ではもうニーズの低いサーバソフトなんだろうなぁ。

 今までUbuntu 10.04で動いていたmt-daapdのソースはあるのだが、64bit環境でビルドを通すのはかなり面倒くさそう。素直にDLNAに移行する(iTunesを捨てる)のが良いのかもしれない。


2014.12.22


 カレンダサーバの話。Ubuntu 14.04のパッケージにDAViCal 1.1.1がある。DAViCalはPostgreSQLを使う。Ubuntu 14.04のPostgreSQLは9.3だ。で、DAViCalが動かない。色々ググると、どうやらSQL文の互換性の問題らしい。/usr/share/davical/dbaにある.sqlにて'SQL'をsqlに(シングルクォートも外す)、'PlPgSQL' を 'plpgsql'に変更すと動くようになる。ええと、誰も確認してないってこと? そんなに誰も使ってないの?


2014.12.22


 HDD救出ツールの話。Ubuntu 14.04のパッケージにtestdiskがある。デフォルト状態だと「削除済み」のファイルも救出対象になっており、一気に救出しようとすると論理的におかしな事になり、ドツボに嵌る。hキーで削除済みファイルを対象外にすることでスムーズに救出。いやぁ、今回本当にお世話になりました。


2014.12.22


 daapdを捨ててDLNAにしようということで、問題はクライアントだ。DLNAクライアントとしてのWindows Media Playerを物色したが、こんなのをこの目的で使うのはマゾだけだろって程度に最悪。普通はそのまま何も言わずそっと閉じるだけなんだろうが、問題点を挙げてあげよう。

1. そもそもDLNAは毎回サーバからのデータをそのまま扱うはずなのに、構造をダウンロードしてローカルに保持するなんてのは根本的な設計の勘違いがありませんか?

2. ローカルに保持するのはいいとして、サーバとの違いが明白な状況で何もしないのは変ではないんですか?

3. 明らかに全データーがロードされてなくて、見つからないアーティストがいるんですが、なんとかする気はありますか? こちらはWindows 7です。

 ええと、かなり怒ってます。こんな酷い実装を何年も放置してるマイクロソフトに怒っています。こんな致命的な問題を直す気がないあるいは直しようががないってことですよね。じゃあゴミじゃん。

 オーディオ向けDLNAクライアントとしてfoobar2000にプラグインを入れる。概ね問題なく見える。しかし、「坂本」が検索できないと判明。「高橋」や「細野」は検索できるのになぜか「坂本」は見つからない。21世紀になってもう直に15年が過ぎるというのに、「坂本」が検索できないだと。呆れて何も言えんわもう。


2014.12.23


 結局iTunesに求めている機能の主要部分は音楽ファイルに対する全文検索なので、それだけ実現できれば当面は凌げる。minidlnadの生成するDBファイルはSQLite3で、しかもPythonのSQLite3ライブラリで読めると判明したので、自分で検索ツールを書けば良いとわかった。そういうのはサクっと書く。

 mpdのDBファイルで全文検索するツールを書くのが本当は一番良いのかもしれない。でも、これは単なるタグ付きのテキストファイルなので、クエリ一発とはならない。まぁ、今後の課題。


2014.12.24


 高解像度機であるVaio Pro 11では判らなかったが、Vaio type S(SZ)にUbuntu 14.04を入れてみて判ったのは、GUIモードのEmacs24の表示品質がいまだGnome-Terminalに追い付いていないこと。それ以前のEmacsよりは良くなっているが、まだ文字が汚い。高解像度機では差がわからない程度には綺麗である。低解像度機でははっきり違う。

 Vaio type S(SZ)にUbuntu 14.04を入れたわけだが、どうも安定度がイマイチである。しばしば英語キーボードモードになってしまう。サスペンドからの復帰で液晶画面が真っ暗。


2014.12.28


Subject: Re: あけましておめでとうございます。

To: Niigata

Date: Thu, 01 Jan 2015 11:52:48 +0900 (JST)


あけおめ。


> 紅白インプレッション


薬師丸ひろ子・中森明菜・松田聖子と80年代アイドルでお腹いっぱい。

前回のサカナクションは良かったのだが今回のSEKAI NO OWARIはイマイチ、

売れてる理由が分からない。

Perfumeのメロディーラインで背筋がぞくっとする。SMAPではこうはならない。

中田ヤスタカは今一番の作曲家。Perfumeときゃりーは口パクだろうけど。

V6のWAになって踊ろうは長野オリンピックのとき勝手に小室哲哉作品だと勘違い、

ダサい曲書くもんだと思ったが角松敏生作品だった。ならしょうがない。

中島みゆきの麦の唄はNHKだからしかたがないが、愛詞の方が良いと思った。

なんにせよ椎名林檎とは格が違うというか堂々としすぎ。

サザンの映像がよくライブビデオにあるような違和感あるやつだった。

これはコマ数を落としてるのかな。

冬のリヴィエラが聴きたかったが、2012年に歌ってたのか。


OSTRA / Takeshi Yoneki


 Ubuntu 14.04の標準のファイル管理ソフトのNautilus 3.10。幾つか前のマイナーバージョンからステータスバーがなくなり、変なポップアップが最下行に出るようになった。これがステータスバーの代わりなのだが、最下行のファイルの選択に不自由する始末。これ、決めたヤツ、絶対使ってない。

 ZIPファイルなどアーカイブファイルが大量にあるフォルダにファイルを放り込むのも危険。アーカイブの中に入れようとする。アアベンリダネェ。勘弁してくれ。


2015.01.05


 「2015年 祝日」でググると「2015年 日本の祝日カレンダー」(http://calendar.infocharge.net/cal/2015/)というページがトップにでる。これを参考に2015年分の祝日のicsファイルを作っていたところ、5月4日が重複表示されている。おかしいなと思い別のページを探し、最も信頼性があるであろう、内閣府のページ「国民の祝日について」(http://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html)で確認する。間違いは3ヶ所。5月4日がみどりの日かつ振替休日になっていること。5月6日が振替休日になってないこと。9月22日が休日になってないこと。

 日本の祝日は結構面倒。とはいえなんでこんなサイトがトップなんだろう。連絡先すらない。


2015.01.07


 レガシープログラマかどうかを判断する10項目(http://blog.jnito.com/entry/20110218/1297983647)

 まぁ、どう考えてもレガシープログラマの私ですが、「3. メソッドの戻り値がすべて成功・失敗を表す 0 か -1 になっている。」はどうなのかなぁと思う。例外機構はね、皆嫌いなのよ。try catchの強制がJavaの最大の失敗。なんといっても格好悪くて煩わしい。Scalaでtry catchが強制されないのはそういう反省があるからなんだろう。


2015.01.14


 アニソン音楽家のZAQのウィキペディアの記述から「個性的」という言葉が消えた。最初に読んだときいったいどのへんがどう個性的なのかわからなかったが、それはわからないまま。ファンか身内が情熱的に記述したんだろう。


2015.01.14


 Nexus7 (2013)のUSB端子が怪しくなってしまったので、ファイルのやり取りをWi-Fiに移行している。Samba Filesharing for Android(要root)を使ってSambaサーバを立ててPCからアクセスする。なぜかUbuntu 14.04のmount.cifsで失敗する。試行錯誤すること暫し。sec=ntlmv2が必要と判明。manページにセキュリティモードのデフォルト値が変わったとある。Nautilusでも接続できるのだが、遅い上に安定しない。mount.cifsしたディレクトリだと大体Nautilusの倍くらいのスピードがでる。


2015.01.19


Subject: Re: 三村さんソニーの型番間違えました!

To: Niigata

Date: Mon, 19 Jan 2015 23:58:56 +0900 (JST)


> CanonのS120にしました。


年末にママとヨドバシカメラ新宿西口本店に行って、

ママはG7Xを物色。

(G9より小さくて軽いのが欲しいとか)

パパはS120を物色。

(TX1の後継を考えてるが安物好き)


最近はマイクがステレオになってるデジカメが多いので、

パパ向けには選択肢が広がってる。

(主にビデオしか撮らない)


二人ともリプレースには至ってない。


OSTRA / Takeshi Yoneki


 Nexus 7 (2013)に4.4.4から5.0.2へのアップデータが来てたのでアップデートしてみる。失敗する。TWRPのコンソールでは赤色でError executing updater binary zip...などと出力されている。こんなエラーメッセージじゃ何もわからない。なんというか、Googleのプロダクトってこんなんばっか。

 多分ファクトリを入れるしかないんだろうなということで、5.1まで待つか、5.0.2を入れるか悩む。


2015.01.21


 Scalaを使うのを躊躇う点がバージョン間の互換性の無さだ。例えば2.10で作ったjarをscalaコマンド(実体はシェルスクリプトやバッチ)で運用してたとする。Scalaのバージョンを2.11にすると当然のように動かない。jarを再度ビルドしなくてはいけない。再ビルドだけならまだしも、時にはコードの書き直しもある。XMLはScalaの一級市民だったはずなのだが、2.11から別ライブラリ扱いになり、EclipseのScalaプラグインの作る初期プロジェクトには入ってない。XMLの特別扱いはやっぱりやり過ぎだったと思ってるんだろうなぁ。ともかく、一度作ったjarを永続的に使いたかったらscalaコマンドなんぞ使わずにScalaライブラリを明示的に指定してjavaコマンドを使うことになる。まぁ、Pythonだって2.x間でも結構厳しいので仕方がないのかもしれない。Cで書かれててもLinuxのディストリビューションのライブラリのバージョンに依存してしまってるわけだし、高機能な環境では互換の問題は避けられない。


2015.01.21


 結局誘惑に負けてNexus 7 (2013)にファクトリーイメージを使って5.0.2を入れる。

 動かなくなったのはAdblock for Android改。とはいえ、広告ブロックは/system/etc/hostsの書き換えで行っており、どの程度Adblock for Android改のお世話になってたのかは不明。今回boot.imgとsystem.imgを入れ替えたので、TWRPもSuperSUも入れ直し。/system/etc/hostsも再度入れ直し。/system/xbinのBusyBoxも入れ直し。

 自力でビルドしたscが「only position independent executables (PIE) are supported.」だとかで動かない。拾ってきたjnethackも同じく動かない。拾ってきたbcは動くのでビルド時のパラメタの問題なんだろう。scはなんとかなってもjnethackは厳しいなぁ。

 もしやとSL4Aを動かしてみた。Pythonが動かない。ググるとやはりダメっぽい報告ばかり。なんてこった。

 linkerを入れ替えると良さげという情報を見つけ入れてみたが、なんだかエラーが出る。scやjnethackは動こうとする気配はある。エラーがやばいと思い、元に戻そうとしてsuが動かないと気付く。皆linkerに依存しまくりかよ。仕方がないので再度system.imgを入れ直す。TWRPもSuperSUも入れ直し。


2015.01.22


 Nexus 7 (2013)をLollipopにしたついでに、Eee PC 901-XのUbuntuを入れ直して14.04にした。インストール直後は異常に重かったが、いつも通りGNOME Fallbackにして色々設定して、主にEmacsを使うというところまで仕上げるとそんなに悪くない。チップセットのクロックを下げるスクリプトを使っているので無線LANオフの放置状態で6W程度。このへんの仕様は変わってないようだ。

 ウィンドウモードのEmacsの文字はどうも他のGNOMEの端末やgeditなどの描画と違っている。はっきり言って汚い。VAIO Pro 11だと解像度が高くピクセルが細かいのでフォントのポイント数を高くして使っているためあまり差は感じないのだが、Eee PCやVAIO type S(SZ)などのように旧来の解像度の表示ではかなり違って見える。それでもUbuntu 12.04のEmacs 23よりは14.04のEmacs 24の方が綺麗になっているので改良はしていたようだ。Ubuntu 12.04のEmacsはTakaoフォントで表示するとベースラインがガタガタ。


2015.01.24


 OCamlで使えるHTMLパーサとして、Ocamlnetを試す。きちんと機能すれば便利なんだろうが、機能しない。簡単で単純なHTMLならイケるんだろうが、テレビ王国のHTMLを食わせたら大部分スッポ抜ける。他にめぼしいパーサも無さそうだし、事実上OCamlでHTMLパースはできないってことか(自分で頑張るってのは別として)。OCamlを使おうという気分が結構萎える。

 Pythonでも標準のライブラリではHTMLは使いにくい。現在はJavaのライブラリnu.validator.htmlparserを使ってHTMLをXMLに変換してからminidomに食わせている。nu.validator.htmlparserはテレビ王国も適切に扱える優秀なHTMLパーサ。


2015.02.02


ニーチェ先生(漫画、松駒原作、ハシモト作画)

 小娘が「二巻が売ってない」とのことで高田馬場芳林堂まで遠征して入手したのは昨年暮れ。最近近所のTSUTAYAにも再入荷した。売れてるというか、予想外だったのだろう。芳林堂で潤沢だったのは入荷しすぎ? 三巻はママが買ってきた。電車では読んではいけない(吹いちゃうから)。


お前ら全員めんどくさい!(漫画、TOBI)

 正月明け、近所のTSUTAYAに置いてなかったので高田馬場芳林堂に行ったが揃っておらず、新宿紀伊國屋アドホックにて一巻と二巻を入手。最近近所のTSUTAYAにも平積みされている。


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 10(小説、渡航)

 昨年暮れ、勤務先近所のあおい書店のレジの宣伝ビデオで10巻がリリースされていると知るがそこでは売ってなかった。家の近所のTSUTAYAにあるだろうと高を括ってたら置いてなかった。歯医者に寄って沼袋経由で出勤する途中、沼袋の所謂街の本屋さんに平積みにされていた。入手。入荷しすぎ? その後もあちこち確認するが品切れの書店が多い。


2015.02.03


 外で使うヘッドホンaudio-technica ATH-SJ55の後継としてATH-S500を買ってきた。三千円程度の安物。似た音を期待していたがさにあらず。ATH-SJ55のような変な周波数特性ではなく、ATH-PRO700やATH-PRO500のような低音が強い傾向の音。もちろん値段相応に安い音ではあるが。ATH-SJ55では鳴らないTR-808の低いキックが鳴る。ATH-SJ55は音場が広いというのとちょっと違うというかなんだかバラバラに鳴るのだが、ATH-S500は普通の鳴り方。上位機種の鳴りをそのまま安くした感じ。Brian Enoの声も普通に聴ける。悪くないと思う。少しハウジングの鳴りが嫌味かもしれない。

 もちろんWALKMANで色々イコライザを調整しているところ。家で静かに聴くのと外のうるさい環境で聴くのとでは要求される音が違う。家で調整しても無駄。音量を下げ気味にすると街道沿いや電車では低音が環境音に紛れるため、低音を強調すると嬉しい。ATH-PRO系風に低音が鳴るのは外で使うという前提なんだろうなと思う。


2015.02.03


 通勤途中で通る新宿サブナードが暑い。暖冬のせいもあるだろうが、サブナードの地下街が暑くてしょうがない。加えて地下鉄新宿駅から乗る丸ノ内線が暑い。皆地上の外気の温度に合わせて厚着をしてるというのに容赦なく暑い。サブナードの店員も地下鉄の職員もオーバーやコートを着て仕事してみろっつーの。おかげでコートが汗臭くなる。汗かいちゃうんだからしかたない。もう今季二度目の洗濯。


2015.02.04


 アニマックスで放送中のケロロ軍曹2ndシーズン。「なあ、ゲームを作ろうじゃないか」って桜玉吉ですかいな。ケロロの帽子は「ゲームは一日一時間」の高橋名人。なんともやりたい放題。


2015.02.08


 iTunes 12にiPod classicを接続し、楽曲を一覧し、目的のファイルを選択してBackspaceキーを押す。その目的のファイルが削除されるはずで、それは行われるのだが何故か隣のファイルも削除される。困る。右クリックで削除を選択した場合は問題ない。Appleのソフトの品質には呆れているのでこれ以上の追求をするつもりはない。バージョンダウンを計画するだけだ。iPodがあるかぎりiTunesなしってのはないのだが、iTunes Storeは使わないのでバージョンダウンはアリだ。


2015.02.07


 県立高校新入生全員に強制的に買わせたパソコンから年度末に電子教科書をアンインストールしろとか、いったい佐賀県は何をしたいのだろう。これ、どう考えても揺り戻しがあるだろうなぁ。今後はもっと適切なライセンスで運用するようにチェックが入るだろう。いや、入れなくちゃダメだろう。

 ライセンスの問題は電子化がどうしたとは直交というか独立の馬鹿で下らない話。紙の本に1年で返して下さいと書いてもいいのよ。そういう国もあるし。今回の件の対象者は選択肢が他にない上に、購入前に1年でアンインストールしなくてはいけないとは知らされていないわけで、契約としては無効なんじゃあるまいか。県教育委員会や県庁に睨まれるのが嫌で親や生徒は従うしかないだろうけど。

 教育長様は責任追及される前に辞任してトンズラですか。うわぁキョウイクテキで御座いますワネ。


2015.03.04


明暗(小説、夏目漱石)

 未完であると知ってはいるが青空文庫をEPUBにしてSony Readerで読む。中盤、主人公の嫁と主人公の妹の対決のあたりからグッと面白くなる。嫁と妹の対決ってラノベというかエロゲというか、終盤元カノまで出てくるは、流石元祖ラノベ作家様である。


2015.03.19


『BD/DVDリッピングソフトのネットオークション販売が10件摘発。「不正行為浄化の力に」』(http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20150324_694315.html)

 記事を読んでなんだかモヤモヤする。もしかしてモヤモヤの原因は「日本映像ソフト協会(JVA)」なのかなとググってみる。

 『日本映像ソフト協会が香ばしすぎる』(http://blogmag.ascii.jp/kodera/2008/08/13091959.html)

 『アニメを録画されると利益が減るから「私的録画補償金が必要」と日本映像ソフト協会がめちゃくちゃな意見を表明』(http://gigazine.net/news/20080623_jva_net/)

 どうやら2008年頃にゲロゲロな主張をしたことがあるようだ。最初の記事のモヤモヤの理由はここだろう『JVAはネット上での映像著作物の著作権侵害を防止することを目的として、3月20日より「アンチリッピングキャンペーン」を開始』。「アンチリッピング」とか「不正行為浄化の力に」とかなんというか小寺さんの言うように香ばしい人がやってる組織なんでしょうか。


2015.03.25


 週末に小娘の高校入学祝いを買いに家族で新宿西口ヨドバシカメラに行く。俺もママも風邪気味だが行く。このパターンだと必ずはなまるでうどんを食うのだが例に漏れずうどんを食う。で、店頭でPS Vitaのマインクラフトがデモされていた。俺が小娘に買ってあげたのはPS Vita本体。ママはダンガンロンパのゲーム。

 三日程マインクラフトを調査、PCでデモ版も遊んでみた。PSPでLameCraftも動かしてみた。で、PS Vitaとマインクラフトを買ってきた。ついでにワイプアウト 2048も買ってきた。新宿西口ヨドバシカメラにはワイプアウトがなかったので、小田急ハルクのビックカメラで購入。

 PSPではワイプアウトの第二弾を日本で発売しなかったのに、PS Vitaではちゃっかり出しちゃって、なんですか、ソフトが少ない時は選んでられないってことですか。シリーズ10作のうち日本版がないのはN64、PS2、PSPの2つ目の3本。

 とはいえ、今は基本的にはゼルダの伝説 ムジュラの仮面攻略モード。


2015.03.25


「モバイル版MS-DOSや鋭すぎるGALAXY Edgeなど、海外エイプリルフールネタをご紹介」(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1504/02/news073.html)

 『米Microsoftの入魂のネタは、実際にWindows Phone StoreからダウンロードしてLumiaなどの端末にインストールできる「MS-DOS Mobile」。表示されるコマンドプロンプトから、dirやdateなどのなつかしいコマンドを入力して操作できる。』

 なつかしい?

 dirもdateも現役で使ってますがな。開発者にはコマンドプロンプトは普通に現在でも必須の機能。Linux/Unixでlsやdateをなつかしがらないでしょ。Windowsも同じ。とはいえ、Windows Phoneにはコマンドプロンプトはないってことか。AndroidならConnectBotなどの端末ソフトでコマンドシェルを使えるし、別にジョークでもなんでもない。


2015.04.02


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 10.5(小説、渡航)

 このシリーズで初めてつまらないと感じてしまった程度に駄作。意識高い系という新しい侮蔑語が作者のツボに嵌ったんだろうか。ともかく、アニメ2期開始に合わせたやっつけ仕事なんだろう。書き直しさせろよ小学館。まぁ、ポケモンの手柄を自分達の手腕にあると勘違いする風土だから無駄か。漫画原稿も無くすのがデフォ。きっと妖怪ウォッチも自分達の手柄と勘違いしてそうだ。

 途中、キング・クリムゾンという言葉が唐突に出てきてしかも意味がわからない。調べるとどうやら「ジョジョの奇妙な冒険」にそういう名前の登場人物がいるそうだ。技の名前はエピタフ(^^;)。渡航が文豪になったりして、百年後に注釈付き全集を編集する人が現れたりするとアニメネタ満載で大変だなぁとか思わんでもない。


2015.04.02


 昼に寄った書店で平積みになってる「中2の男子と第6感」が気になったので勤務先に帰ってから調べてみた。福満しげゆきさんの作品。「うちの妻ってどうでしょう?」とか「僕の小規模な生活」の人の作品。Webで試し読みができるって便利。


2015.04.06


恋は雨上がりのように 2(漫画、眉月じゅん)

 1の発売からあまり経ってない気がするのだが、やはり薄いからだろうか。150ページは薄いだろ小学館。例えば集英社の極黒のブリュンヒルデ 12は200ページ超えてる。吉田戦車並みに薄い。薄すぎ。吉田戦車も薄すぎ。


2015.04.13


 70年代の金田一耕助シリーズ「女王蜂」の録画をママと見る。石坂浩二主演、市川崑監督。

 俺はウィキペディアで俳優の情報を調べながら、

パパ「ヒロインは中井貴一のお姉さんだな」

ママ「中井貴一って?」

パパ「ビルマの竪琴で一緒に帰ろうって言われる人」

ママ「観てない」

パパ「おっ、あれ仮面ライダー2号じゃん。ええと、ミラーマンとかバロム・1もいる。特撮人脈?」

ママ「けんたろう?」

パパ「けんたろうって誰だ? あっ、白鳥健太郎だ、ママ、スゲー」

ママ「べ、別に特撮だからってわけじゃ」

パパ「ママ、スゲー」


2015.04.14


 Roland JP-8000の音声が出ないと気付く。ヘッドホン端子なら鳴る。メモリもユーザバンクに「?」が多い。電池の交換が必要だ。大量のネジをはずして裏蓋(ベニヤ板?)を取っ払い、電池を交換した。電池はCR2032で、コンビニでも売ってる入手性の高いヤツ。我が家には何個か買い置きがある。ファクトリーリセットをしたらユーザバンクに「?」が出ることもなくなった。しかし音声出力は相変わらずダメだ。ヘッドホンで聴くサウンドもこんなところで歪んだりしなかったよなってところで歪む歪む。経年劣化でコンデンサがイカれたんだろう。ともかく使える状態とは言いがたい。

 いつのまにやらYAMAHA SY-77の黒鍵が一つちゃんと効かない。経年劣化でパーツが折れてるような感触。ネジをはずして(大量のネジは以前にはずして3本だけ残してある)裏蓋(鉄板?)を取っ払い、ボードのネジもはずして覗き見る。鍵盤を金属枠に引っ掛ける部分が折れてる。折れたパーツも見当たらない。これは俺ではどうにもならない。ともかく使える状態とは言いがたい。

 小娘に「片方音がダメで、もう片方鍵盤がダメなんだ」と言われて閃いた。MIDIがあるじゃないか。JP-8000のMIDI OUTとSY-77のMIDI INをつなげる。演奏できるできる。ちょっと運用が面倒になるけどな。


親父「シンセをすごく使うってんなら新しいの買ってもいいんだけどなぁ」

小娘「そんな使わないし」

親父「ショボーン」


2015.04.18


 ケーブルが太くて断線しにくそうということで、ママが買ってきたBeatsのイヤホンtour。ケーブルが重くていやぁんなことに加え、イヤーチップが大きくて耳に合わない。また、音が超低音寄りで趣味に合わないとのことでお蔵入り。我が家ではそういう品をクグッズ(傀儡?)と呼ぶ。クソゲー→クソナニガシ→クナニガシ→クグッズ。お蔵入りのバッグはクバッグ。お蔵入りの靴はク靴。さておき、勿体ないのでパパが貰う。

 耳の穴のでかい米国人仕様のイヤーチップはWALKMAN付属の品と交換。耳にフィットしてかつ低音も結構減る。iPhoneと違いWALKMANはイコライザに不自由しないので高音を上げて低音を下げる。素性は良いのでかなりいい感じ。とはいえ一万五千円はボり過ぎ。ケーブルが重くてパパでも挫折しそうになったが、audio-technicaのコード巻き取りホルダーAT-CW5を入手。これでオッケイ。夏場はヘッドホンでは暑いので。

 本当はWALKMAN付属のイヤホンでも良いのだが、ノイズキャンセリングのための特殊な5極端子はWALKMAN以外で使えない。歩いている間はWALKMANでも電車に乗ったらNexus 7でビデオとか3DSでゲームとかだと不便。tourはiPhone向けのマイク付き4極なのだが、WALKMANでも使える。Nexus 7、PS Vita、3DSなんかはそもそもマイク付き4極対応らしいので、やはり使える(多分マイクも)。世の中、iPhone向け4極イヤホン(CTIA標準)が多いからWALKMAN側で対応してるんだろうと想像。


2015.04.24


 ファイルサーバのalephの代替えをして暫くするが、かねてから懸念だった「Sambaが重くなった」件を調査。Ubuntu 10.04で使ってたsmb.confをそのままUbuntu 14.04で使ってたので、なんらかの設定がもう今のSambaに合わないんだろうなぁとは思っていた(おそらくsmb.conf自体はもっと古くから引き継いだもの)。症状としては例えばビデオファイルをコピー中Explorerのウィンドウが無反応になる。

 「samba 遅い」でググって適当に漁ると、socket optionsがどうもそれのようだ。ウチのsmb.confもバッファ8192がありました。これをTCP_NODELAYだけに修正。ビデオファイルをコピー中でもExplorerのウィンドウがちゃんと反応する。それ以前にコピーが速い速い。オッケイ。


2015.04.24


ゼルダの伝説 ムジュラの仮面(3DS)

 N64であんなに苦労したクリミアのクエスト「ミルク泥棒を追い払え!」をあっさりクリア。ロマニーのクエスト「オバケ退治」と組みなのが苦労した原因なのだが、3DSの矢ってN64より当たり判定が甘い気がする。妖精も結構離れててもビンに入る。難易度を調整することは良いことです。


2015.04.24


 PS Vitaのプログラムマネージャというかシェルというかランチャ。PSボタンを押すとタスクリストになるのだが、いつのまにやらバナー広告が出ている。邪魔。操作の邪魔。かなりうんざりする。最初は出てなかった気がするのだがなぁ。

1. Wi-Fiをオンにした

2. システムをアップデートした

3. PSNにサインインした

4. PS Storeに接続した

5. リッジレーサーのコードを入れてダウンロードした

のどこかのタイミングでバナー広告が出るようになったのだろう。3.あたりが怪しい。俺の通信資源と計算資源使って何勝手に商売してんだよ。俺は許可してないぞ。胸糞悪い。邪魔。操作の邪魔。いや、本当に邪魔。こんなことしてる場合じゃねぇだろ。


2015.04.28


マインクラフト(PS Vita)

 小娘に貸したらえらく気に入ってというかハマって返ってきそうにないのでもう一本買う。ついでにリッジレーサーも買う。マインクラフトに本腰を入れるためムジュラはお面を全部入手してラスボスを倒す。

 とりあえずチュートリアルはやめて新しい世界を始める。ピースモードで拠点を作り、イージーモードにする。クリーパーが怖すぎ。魔法使いも厄介。当面はこのあたりのモンスターとどう戦うかのゲームなんだろうか。いや多分きっと違う。


リッジレーサー(PS Vita)

 ベスト版。ダウンロードが異常に面倒。セットを一発でダウンロードさせろっての。

 最初の状態では他の車に全く追いつけないが、何度かレースをしていると自機の性能が上がったとかのメッセージ。いきなりぶっちぎりで1位になる。えぇぇぇ、こういうシステム? 初期状態じゃ絶対勝てないってこと? うわぁ。レースゲームとしてどうなのよコレ。俺、下位クラスの地味なスピードでもレースをやりたいんだけど、もう戻れない? 方法がない? こんなファンタスティックなスピードじゃなくさぁ。普通クラス分けして遅いモードも遊べるようにするでしょ、レースゲームなんだから。困ったゲームだ。

 これ、小娘に貸してもダウンロード分のコースは遊べないってことだよな。色々と、本当に色々と残念なゲーム。


ワイプアウト 2048(PS Vita)

 ファンタスティックなスピードなレースゲーム。概ねいつも通りなんだが、シリーズが進むにつれてどんどん操作し辛くなってないか? まぁいいけど。任天堂もこのゲームメーカーにF-ZEROを頼めばいいのに。かつてはセガに頼んだんだからアリだと思うんだけどなぁ。それともそれが失敗だったという判断? あぁ、セガラリーを遊びたい。


2015.05.01


 Windows 8.1を起動して放っておくと、Explorerの左のペインのツリー表示にMSIxxxxx.tmp(xxxxx部分はランダムっぽい文字列)というディレクトリが大量に発生する。右のペインには出ない。左のペインのMSIxxxxx.tmpをクリックすると存在しないとか言われる。存在しないなら表示するなよとも思うが、ともかくバグだわな。F5キーで消えるので実害はないってか。


2015.05.18


 最近何件か農地改革(農地解放)を批判するような書き込みを見た。彼等自身の考えとは思えない。何か元ネタがあるんだろうか。安倍はGHQの施策は嫌ってるだろうとは思う。もの凄く頭の悪い馬鹿右翼の宣伝文句という感触。そうそう、金田一耕助シリーズに、農地は解放されたが山林が残ったので集落の勢力図が変わって云々という話があった。

 漱石の三四郎を読み終わって、ネタバレとしてウィキペディアを見るとヒロインの女性のモデルが平塚らいてうだという。元始、女性は太陽であった、と、最近ではげんしけん二代目のアニメの主題歌で「げんし、女子は、たいようだった」と歌われているフレーズの元ネタ。元祖フェミニスト。そりゃ田舎者の三四郎じゃ太刀打ちできませんってばよ。ウィキペディアによると平塚はGHQの施策に対し『いま敗戦の苦汁とともに、わたくしたち女性の掌上に、参政権が突如として向こうから落ちてきた。まったく他力的に。連合国軍の占領政策の遂行、なんという運命の皮肉だろう。久しく求めてえられなかったものがあたえられたよろこびを、すなおに、朗らかによろこびきれないものが胸にいっぱいつかえていた。』と書いているそうな。

 ええと、GHQの施策がなかったらどこかのタイミングで流血革命が行われたかもねぇ。それを防止するための施策でもあった。おかげで日本は自由や民権を自力で勝ち取ってない変な国になっちまった。そういう自覚はあるにせよ農地改革を悪とまでは言わんだろ、普通。くれるもんは有難く貰っとくまである。


2015.05.25


 新宿紀伊國屋書店の文庫のある階のワゴンに「旅のラゴス」の文庫本が置いてある。何故か今ヒットしているそうな。ググると2015/4/15付日本経済新聞夕刊の記事『筒井康隆「旅のラゴス」 発売後20年、謎のヒット』に『大いに売れているのだが、特別なきっかけがあったわけでもなく理由はよくわからない。』とある。本当、なんで売れてるんだろう。凄く面白いのは確かだが。


2015.05.25


 国書刊行会の「ソラリス」を買ったはいいものの、やっぱり重くて持ち運べないため読んでなかった。そうこうするうちにハヤカワ文庫になっちまったのでそっちも買う。文庫は軽いので持ち運び読み終わる。「大失敗」も出して下さい(これは読んだけど)。


2015.05.25


 勤務先近所のあおい書店にてレムの「ソラリス」は平積みされてたが、「泰平ヨンの未来学会議」が入荷しない。「ソラリス」の平積みも終わってしまった。棚には「ソラリスの陽のもとに」はあるが、「ソラリス」はない。「泰平ヨンの未来学会議」を新宿紀伊国屋書店で買ってて良かった。あおい書店で待ってたら買い逃したかもしれない。あぁ、映画が公開されたらもっと出回るんだろうか。


2015.05.27


『RMS曰く、プロプライエタリーソフトウェアの多くがマルウェア』(http://opensource.srad.jp/story/15/05/23/1930243/)

『SourceForge.net、GIMP for Winの管理権限を奪ってアドウェアを配布』(http://it.srad.jp/story/15/05/28/087214/)

 Androidアプリが住所録・電話帳を抜くのはあたりまえ、といった風潮はどう考えても適切な状況とは言えないであろう。SimejiやLINEのスパイウェア疑惑も含め、状況を適切にするために何ができるか、あるいはもう何も出来ないのか。ちょっと考えたい。宿題。


『The Next Web曰く「Adblockユーザーはモラルがない」』(http://srad.jp/story/15/05/19/0531225/)

 こっちはWebと広告の問題。これは考えるまでもなく、悪質な広告を排除できない広告業界の問題。上記SourceForge.netも暗黒面に堕ちてからはダウンロードボタンを装う広告だらけになった。問題の根は一緒で、その商売は適切か、に尽きる。Adblockは単に詐欺に対する技術的に可能な自衛。状況を適切にするために何ができるかは広告業界で考えて実践してください。ただし、にぎやかな未来のようにすることだけは勘弁。


『東芝、映像や半導体、PC事業においても不正会計を行っていた疑惑が浮上』(http://srad.jp/story/15/05/26/0250245/)

 その商売は適切かつながり。


2015.05.29


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「読まなくてもいいよ62」

OSTRACISM CO.

OSTRA / Takeshi Yoneki