OSTRACISM CO.
■ 開発日記 巻之四拾九

OSTRA / Takeshi Yoneki

 GameCube(以下GC)のギフトピアを再度最初から始める。小娘(小三)も気に入ったようでパパが寝ている間に勝手に始めている。で、パパが昔プレーした終盤のデータに小娘が上書き。ゴルァ! まぁ、もう使わないデータだから良いんだが小娘にゲームのマナーを説く。アラ汁アラ汁。
 WiiでのGCゲームの使い勝手がイマイチ。Wiiリモコンがないと始められないのがなんとも気色悪い。やはりGCのゲームは本物のGCで。
 問題はWii導入のときにテレビシステムをS端子化したこと。PS2はS端子化したがGCはS端子化の蚊帳の外なのであった(Wiiで出来るってのもあって)。ちょっと設定をゴニョゴニョしないとGCからの映像出力がテレビに出ない。そんなわけでGC用S端子ケーブルを導入せねば。あと、ゴルァ!の原因は小娘用のメモリカードがないことも一因。あるにはあるんだが初期型のメモリはもう一杯。
 ヤマダにもダイエーのワンパクにもどちらもなかった。時代はWii一色。普及したWiiのおかげでそれなりに居場所が出来たんだろうかと先日中村橋エーツーでGCソフトが案外生き残ってるのを見て思っていたんだが、別段そういうことでもなさそう。WiiでGCソフトをプレーするときにはGC用メモリカードが必要なのに売ってないわけだから。
 新宿ビックカメラのレジで尋ねると両方出て来た。S端子ケーブルは非純正だがそれで問題なし。メモリは純正251。さすがというかこれがあたりまえだよな。特にヤマダはゲーム売り場のレイアウトが変わる毎に使えなさ度が順調にアップしている。なんでだ?
 えぇと、Wiiを導入したみなさん。ギフトピア面白いですよ。

2008.10.20

 とりあえずEee PC 901-XにeeeUbuntuを入れた。微妙にすんなりとは言えないがまぁ、使える状態になったからOK。無線LANが使えなかったのはアクセスポイントのIPアドレス制限にEee PCを入れていなかったから。仮のホスト名はeeengine。えぇえんじん!と発音する。
 無線LANでファイルサーバを開き、適当にXviD+MP3なAVIファイルを開くとTotemで再生された。このへんのことは本当に昔とは比べ物にならないくらい発展してきているが、いまだLinuxはムービーを作成する環境としてはイバラだと聞く。VirtualDubやAviSynth等を含むWindows XP 32bit環境に匹敵するようになる時代は来るのだろうか。ビデオキャプチャに関してWindows 64bitも悲惨ときくのでLinuxだけの問題でもない。徐々に、本当に徐々にしか変わっていかないんだろう。BeOSのように荒野のままという例もあるわけだが。
 さておき、ひっかかった点を挙げておく。
 タッチパッドの設定はタッチパッド切り替えで90xでなく70xを選ぶことで可能になる。しかしマウスカーソルの動きは70xより90xの方が適切というかこなれてる。70xの動きはぎこちない。90xの問題はタッチパッドの設定ができないことで、パッドのタップでのクリックなどが切れない。70xだと設定できるので切れる。なんでタップのクリックなんて誤動作だらけのものがデフォルトでオンなんだか知らないが、これが切れないと私は実質的にパッドを使えない。とりあえずは70xで運用だろうが、90xで余計な機能を止める方法を探すなり試行錯誤するなりしないといけない。
 そもそもEee PC 901-Xはモバイル機器として設計されているはずなのだが、なぜか最初からマウスが付属している(しかも私好みの小さいマウス)。何かを諦めているとしか思えない。
 システム管理 - 言語サポートで日本語がチェックでなくハイフンだったのでそれがチェックになるように触ったらなにやら何かのインストールが始まってリブート要求まであり、タッチパッドが動かなくなっていた。慌ててマウスを接続し、タッチパッド切り替えを使ってドライバを再インストールしてタッチパッド復旧。言語サポート云々で何が変わってEee PC向けとしてどのへんがダメになったのか不明。結果的にSansがIPA モナーPゴシックのエイリアスになった(フォントがUbuntu 8.04のデフォルトに戻った)。
 インストール時に何かチェックボックス等忘れてたのかもしれないが、システムタイムがUTCになっていた。BIOSはローカルタイムの方が嬉しいのでどこかの設定を変えねば。/etc/defaults/rcS にあった。

2008.10.23

 私はHP-200LXもDOSモバギもOASYS Pocketも使ったことがない。Eee PCがそれらの伝説のモバイル機器に比べどうなのかは判断が付かない。あぁ、伝説のモバイル機器はPalmPilotは使ってたしPalm m500は現役だ。私としてはこのPalm m500から何かに移行できれば良いと思っているしEee PCはその候補のひとつだ。扱いの気楽さ手軽さにおいてEee PCはPalmとは別物だということは買ってすぐに理解した。しかし私はPalmを活用していると言えるほどは使っていない。たいして埋まらない予定表をPCとHotSyncしてる程度で、Palm本体よりはPCのPalm Desktopの方が余程使われている。Palmは単に勤務先のPCと家のPCの予定表をシンクロさせるための装置にすぎない。
 そんなわけで私はPalmの代用品が欲しいのではなく、Palmなしで運用できる環境が構築できれば良いのである。なぜPalmから移行しなくてはいけないのか? 現在のWindows XPで動いているPalm Desktop 4.0.1でさえWindows XP向けではない。たまたまXPで動いているだけでVistaでの動作なんてものは全く期待できない。本家のPalm Desktop 6.2だとVista対応で日本語も化けることなく扱えるとの噂もあるので緊急度は減ったことは減ったが。
 で、DOSモバギのような機器を求めている人にとってEee PCはそうたりえるのか? なんか日本語が変だ。ええと、Eee PCってドウよ。私はこういう機器は初めてなので評価は不明。キーボードは予想外に悪くない。以前工人舎のモバイルPCを店頭で触ったことがあるが、本当にホントウに酷かった。Eee PCのキーボードはそれなりにあたりまえに使えるという多分優れもの。

2008.10.23

 最低限の設定が済んで残った問題はサスペンドの不安定さだ。Windowsで使う分には問題ないんだろうけどUbuntuでは何度かサスペンドから復帰できないことがあった。これはもう自力で解決できる問題ではない。結局はサスペンド前にファイル名を決めてセーブしなくてはならない。こういった点はPalmのようなシステムから見たら明らかに退化だし、進化すべき部分だ。今回は無事復帰できた。ジェフ・ラスキンがApple II向けに開発したボードにも及ばない。電源を切ったらそれまでよってのはコンシューマ向けのモバイルコンピュータとしては間違っている。
 サスペンドから復帰すると音量のコントローラが復帰に失敗したとか抜かす。これもちと自力では難しそうだが情報くらいは集めようか。
 本体は新宿ビックカメラで導入。勤務先に置いておくACアダプタとしてダイヤテックの互換品を新宿ヨドバシカメラで導入。高田馬場九十九電機にはおいてなかった。
 普通に使っているとだいたいいつも800MHz。アプリの多分ビデオを見たりすると1.6GHzになる。一応プロセッサは2つあるように見えるが、Atomってそうなんだっけ。BIOSにHyper-Threadingって項目があったからまやかしの可能性もある。ちゃんと調べなくちゃ。
 無事復帰。えぇと調べた。Atom N270はシングルコアでHyper-Threadingはまんまアレ。デフォルトでONだから切ることもなかろう。Hyper-ThreadingのON/OFFしたら800MHzにならなくて1.07GHzになるようになってしまった。何故? 再起動したら今度は1.6GHzのままになった。どう考えてもフルスピードで動いちゃいないって。
 電源を切ってACアダプタを接続して起動したら概ね800MHzに戻った。バッテリ駆動時に表示がデタラメになる? それって使えないじゃん。それともBIOSが不安定なんだろうか。

2008.10.23

 Eee PCでムービー再生中のサスペンドなど色々実験してたらサウンドが出なくなった。実験そのものはサスペンド時音量調節アプレットが勝手に死ぬ件とからんで最悪フリーズとかだった。で、サウンドが出なくなった。加えてBIOSのアップデートとかもしてたりするんだが。
 ヘッドホンジャックの断線を疑ったのだがUbuntuでサウンドまわりの設定を見直すと色々変で、設定しなおすとちゃんと音が出るようになった。加えてムービーの動作チェックのとき音が小さいと思っていたのだが、もっと大きい音が出せると判明。おぉ、ムービーマシンとして使えるじゃん。
 ともかく初期不良とかでなく胸を撫で下ろす。Windows XPをリカバリして確認とかする前に勘違いと判明して良かった。
 GUIでは音量調節アプレットからしか音量の変更ができない点がガンかもしれない。何かないか? とりあえずGNOME ALSAミキサーというアプリケーションを入れて音量調節アプレットは常駐しないようにした。とはいえTotemはスリープから復帰するといなくなってる。音量調節アプレットに巻き込まれてフリーズなんて状態に比べればマシかな。
 色々と微妙。

2008.10.24

 GNOME Evolutionの保持するデータ(~/.evolution以下のファイル)を調べて、カレンダデータが~/.evolution/calendar/local/system/calendar.icsであることを知る。さすがに標準を利用している。ということはGNOME Evolutionからの乗り換えはそのままcalendar.icsを利用すれば良い。全体のエクスポートの方法がないので不安だったがそんなものは不要だという意味だった。
 自作PalmDateBookUtil.exeの出力をGNOME Evolutionにインポートしたのだが、GUIからはわからない情報がcalendar.icsにはあった。MIMEのQUOTED-PRINTABLEのデータがエラー扱いにされている。読めてはいるので気にしなければそれはそれで良いのだが、いずれGNOME Evolutionから別の何かに乗り換えるときにエラーがあると気分が悪かろう。
 PalmDateBookUtil.exeの出力のオプションでMIMEのQUOTED-PRINTABLEでなくバックスラッシュのエスケープも選べるようにした。

2008.10.25

 小娘関連の予定表はママがMacのiCalで組んだのをwebcalで公開して、私はそれを.icsファイルとしてダウンロードしてPalm Desktop 4.0.1にマージしていた。そのためのスクリプトがicalfilter.rbである。予定の大部分は学校行事等。
 GNOME EvolutionはMacのiCalのように複数のカテゴリ別のカレンダを独立に扱えそうなのでまず必須の目標はマージされたPalm Desktop 4.0.1のデータから小娘関連を削除すること。icalfilter.rbは-aオプションでファイル1になくてファイル2にあるデータの抽出をする。単なる差分ではなく追加分を出力する。ファイル1.icsにあってファイル2.icsにないデータは出力されない。ファイル1をwebcalの小娘データ.icsにしてファイル2をPalm Desktop 4.0.1からの出力.vcsにすることで基本的には目的のデータが得られる。そのためには
1. Palm Desktop 4.0.1からの出力をMIMEのQUOTED-PRINTABLEでなくバックスラッシュエスケープにする。
2. icalfilter.rbの出力をMIMEのQUOTED-PRINTABLEでなく変換なしにする。
という改造が必要。
1.はWindowsだが2.はRubyスクリプトなのでEee PCはいきなり開発マシンに突入。
 2件ほど変な重複データがあったが、それも突き止め無事データを分離、元々の私の予定データに近いものがGNOME Evolutionに入った。1997年5月18日にPalmPilot使い始めというデータがある。
 小娘関連を入れようとしたときにもしや直接扱えるのではと新規のカレンダでウェブを指定するとwebcalのアドレス入力を即す画面になった。おぉ、これじゃん。以前にママから貰ってたwebcalのアドレスを入れると小娘関連の予定が表示に追加された。ええとそもそもママからwebcalのアドレスを貰った経緯が思い出せない。カレンダ関連で同期をどうのこうのという話でなんでか知らないけどママが「これが必要なんだっけ?」とwebcalのアドレスをメールしてくれたんだが、そのwebcalのアドレスを使えるクライアントが存在しなかったんじゃなかったか。ともかくwebcalのアドレスがあっても使えなかったんだがやっと成就。今まではwebcalのアドレスでなく.Macでhttpのアドレスで公開されているカレンダページから.icsファイルをダウンロードしていた。
 ともかくPalmからの移行は予想外に高度な状況に進展。小娘関連の予定がワンタッチで持ってこれるのはかなり嬉しい。ここらへんの機能はOutlook 2003にはないがOutlook 2007ではサポートされているようだ。AppleがiCalをリリースしてから何年経ってるんだろう。GNOME Evolutionでのwebcalサポートは2004年あたりから始まってる。2003じゃ間に合わなかったということか。
 icalfilter.rbの出番はこれで終了?
 GNOME Evolutionの問題点はそれなりにバグが散見されることと使い勝手がやはりイマイチなこと。月の移動関連がなんとも悩ましい。
 次の課題はOpenOffice.org Writerのカスタマイズ。geditで文章を打つのは苦痛で、その主な理由はキーカスタマイズできないことにある。OpenOffice.org Writerがキーカスタマイズできることはわかっている。「書式設定前のテキスト」問題が解決すればいいのだが、もう何年も放置されている。

2008.10.27

 OpenOffice.orgのWriterの問題はプレーンテキストを開いたときに適用されるテンプレートがユーザから全く指定できないこと。何年も前からこのままなので、これはようするにテキストエディタとしては使うなというメッセージなのだろうか。

2008.10.27

 学校公開日、いわゆる父兄参観日になってる二日間に別々にパパとママに来て欲しいと小娘が言う。えぇえそんな、パパは一人じゃ行かないぞ。おい小娘、算数の教室はどこだ、パパは行かないけどな。
 初日はパパが算数の見物。小娘に発見されたらそそくさと帰って出勤。明日はママが行く予定。

2008.10.28

 あんまり私が自慢するものだからママがNetbookに興味をだしてしまった。ママはiPhone買ったじゃん。まぁいいけどね。ゼロスピンドルなところに関心があって、HDDタイプにはない手軽さに気が向いている。困った点は現行Eee PCはメインのドライブがマスタ4GBしかなく、それなりに運用に気をつかうということだ。私もeeeUbuntu入れるときスレーブ8GB側をシステムにしようかと考えた。Linuxならばそのへんはフレキシブルになんとでもなる。結局4GB側をシステムにしたのだけど既に70%をこえている。まぁシステムが溢れるようなら入れ直すだけだが。neがビルドできる程度に開発環境も入っている(ncuresesは入れたけど)。これはEee PC向けのドライバをビルドする必要のあるeeeUbuntuならでは。本家Ubuntuはデフォルトでは/usr/includeは空っぽ。

2008.10.28

 audio-technica ATH-FC700のイヤパッドを洗濯したのでなんとなくヘッドホンを物色しDENON AH-501を買ってきた。第一印象「音小っちぇえ」。COWON D2のイコライザを調節してみると0 -2 0 2 -2と意外にフラット気味。ただ2KHz近辺が少し弱いので「音小っちぇえ」感はインピーダンスだけでなく周波数特性も関係してる。COWON D2ではかなり音量を上げる必要があるのでバッテリ的にどうなんだろうと多少心配ではある。しばらく使えば多少バランスも変わるかな。
 そういえばお店(新宿ビックカメラ)ではATH-FC700が大々的に売り出されていた。結構癖のある音なんだけどなぁ。
 AH-501の現在のEQは0 0 1 2 -1。Creative MuVo N200だと最大音量でちょうど良い楽曲もある。ってそれってダメじゃん。ヘッドホン墓場行きほぼ決定。
 しょうがないというかいつもの安物買いに重ねてaudio-technica ATH-SJ5も新宿ヨドバシカメラで買ってきた。これも評判の微妙な安物製品だから墓場行き臭そう。audio-technica新製品の1万円のヤツがなんだか良さげだが評価が定まってからだな。
 audio-technica ATH-SJ5を試す。予想外に素直な音。あれぇこれはATH-FC700より調整しやすい。あぁあ十分に合格。音量もOK。AH-501は墓場決定。ATH-FC700も墓場だなこりゃ。EQは-1 -2 2 1 0くらいでOK。もしかして私の使ってたFC700は不良品? でも音の傾向はFC7と同じだったしな。ATH-SJ5よりATH-FC700の方がお勧めだなんて言葉を信じた私が莫迦だった。ATH-M40fsの音がつまらないと書いてる人もいるが、DTM向けモニタ用途でATH-M40fsはあたりまえに推奨品だ。ATH-SJ5は値段もメーカの分類もコンシューマオーディオなのに音の傾向だけは一応モニタ向けという変な製品なんだろうな。audio-technicaはオーディオ向けとモニタ向けで全然音が違う。私が求める音(モニタ)と世間の求める音(オーディオ)は違うということなんだろう。audio-technicaはモニタ向けしか買えないと判明。困ったことに新製品の1万円のヤツはオーディオ向けだ。自分で確認はしたくないなぁ。
 ともかくATH-SJ5はEQの貧弱なiPodでEQオフでもあんまり問題なく使えるかも。もう少し中域を上げたいけどぴったりの設定はなさそう。

2008.10.28

 Macintoshは少なくともSystem 6の頃にはシャットダウン前のFinderの状態を起動時に再現していた。Windowsも95以降はそれに近いことを実現しようとしているようだが、なんとも具合が悪く、少なくとも私はその機能をオフにしている。
 アプリケーションとしてのFinderはシャットダウン時に状態を復帰できるだけの情報を記録しているということだ。その記録先が各メディアだってのがちょっと問題で、単に中身を見るために開いただけでも書き込みが発生する。Explorerはその書き込みを良しとしなかったのか、機能そのものがなんとも破綻している。
 PIMに求められるのはオフとオンの間のアプリケーションの状態の保持で、PIMアプリケーションのGNOME EvolutionやPalm DesktopやおそらくOutlookも起動したらそのまま以前見ていたスケジューラ等が表示される。GNOME Evolutionは例えばカレンダにスケジュールを書き込むときにセーブボタンを使う。おそらくそのときにDB(実体はcalender.ics)に書き込んでいるのだろう。PIMアプリケーションというのはそうあるべきだという方法論が確立している。そういったことを全てのアプリケーションに求めたいのである。
 PCをサスペンド(スリープ)させたりハイバネート(休止)させるのは各アプリケーションがやるべき以前の状態への復帰を力業で無理やり外部からやるという意味だ。サスペンドはまだしもハイバネートは全てのアプリケーションが状態復帰機能を持っているならOSの起動が速いという程度のメリットしか残らない。ハイバネートのデメリットは多い。そもそも不安定で、無駄に外部記憶を消費する。
 MacintoshでもFinder以外は状態を記録して復帰というような機能はあまりみかけなかった。電卓も次に起動したときに再現されるのはウィンドウ位置程度だ。Finderだって覚えているのは各フォルダのウィンドウ位置程度だといえばそうだ。最近のLinuxデストリビューションはセッションの記録と再起動という機能はあるが、OpenOffice.org Writerが編集してた文書を自動的に読み込んでくれるわけじゃない。
 もうちょっとの工夫でPalmやジェフ・ラスキンのボードの考え方を多少の制限はあっても実現できると思うのだが。

2008.10.29

 携帯電話向けにミックスされる音楽データってのは、ようは大雑把に言えば小さいスピーカー向けにEQ調整されているってわけで、iTunesのEQで言えばそのままSmall Speakerだ。このEQセッティングは低音を持ち上げて高音へなだらかに下げていく見た目もそのまま出ない音をカバーしてうるさいところを下げている。それを機器のEQでなくミックスでやってしまうってのはなんというかオプティマイズしすぎた絶滅危惧種の匂いがする。他で使えないという意味で究極のプロテクト。
 で、そういう音楽データをヘッドホンで聴くというのはどういうことか。イヤホンタイプの低音が出ない高音のうるさい品を使うのなら問題ないのかもしれないが。CD向けのミックスも一度MP3に変換してiPodでどう聴こえるかを確認してるという話も聞く。昔は一度カセットテープで録音してからWalkmanとかラジカセで確認したとか。
 あのね、きっとレッド・ツェッペリンはそんなことしてないよ。

2008.10.29

 本日のD2向けATH-SJ5の設定は0 0 2 1 -2。ブライアン・イーノのボーカルが綺麗にでない。少し濁った感じは何に由来するんだろう。変なピークでもあるのかな。外の音が結構聴こえるということは漏れているということだ。ブルガリアン・ヴォイスでも変なところで共鳴してるような音。EQでの調整ではどうにもできないかも。
 褒めすぎたな。足りない中域を少し上げるだけで濁った感じが強調される。ここがこのヘッドホンの弱点か。値段なりというには優秀だが明白な欠点あり。少なくともATH-FC700にはこういう欠点はない。全体としてATH-SJ5の方が好みなんじゃないかと思うがまだ試用中。

2008.10.30

 VAIOのバッテリが1年で死んで気づいたのは、ユーザにバッテリの運用を任せるのならACアダプタを接続しても充電しないというスイッチが必要だということだ。最近長持ち充電とかいって容量80パーセント等を切るまで充電しないとかいうBIOSの機能を売りにしてるようだが、充電しないというスイッチを何故用意しないのだろう。いままでそんなスイッチのあるノートPCは見たことない。
 VAIOもEee PCもそんなスイッチはないので一々バッテリを取り外している。結構面倒。USB充電のiPodにも言える。充電はしなくていいからファイルだけ転送させろと。

2008.10.30

 Eee PCでArdourはなんとか動いたが内蔵マイクからの音声はブチブチで予想通り処理が間に合ってない。Jackの仕組みがそもそも負荷が高い。WindowsやMacintoshではASIOなどOSを無視してほぼ直接デバイスとやりとりする仕組みを使うのだが、Jackはそういうものではない。OSSやALSAなどOSのドライバの上に載っているのでかなり無茶が入っている。詳しくは知らないが直接Jackとやりとりするドライバのあるデバイスでないと実用的ではないのではないか? ともかくJackを使って内蔵マイクでの録音は無理。
 Audacityはaossを使ってもちゃんと動いてくれない。これはUbuntu 8.10待ちだろうか。GNOME純正のサウンド・レコーダは内蔵マイクで綺麗に録音できる。どの程度実用的なツールなのかは不明だが内蔵マイクでの録音は不可能な応用ではないと確認できる。レイテンシとか関係ない録音だからだろう。AudacityもALSA対応版になったら録音できるに違いない。
 とか書いてる舌の根も乾かぬうちにUbuntuのアップデートをかけてAudacityを入れ直したらどうやらALSA対応版になったらしくaossなしで録音できるようになった。ブチブチもない(レイテンシとか関係ないので動き出せばある意味当然)。おぉ、これでオーディオ環境が一気に現実的になった。
 本日のATH-SJ5向けD2のEQは0 0 1 1 -2。

2008.10.31

 メインのPCの三菱電機製の液晶モニタがイカれた。そんなわけでママの偵察に付いて秋葉原に買出し。タイミング的に九十九で買って微力ながら応援したいが品揃えに依存。
 VAIOのUbuntuを8.04から8.10にアップデートした。サウンド関連の問題は解決してなさそう。売りにしてた程度には特殊なんだろうなぁ。Eee PCに負けてるのはいかんともしがたい。
 液晶モニタは九十九で九十九ブランドの中国製の安物を買ってきた。ともかく三菱電機に修理の依頼をしなくちゃ。

2008.11.01

 ヘッドホンの周波数特性を耳で調べるためCubaseでサウンドを作る。まずピアノロールで最低音から最高音まで音符をならべる。シンセサイザでサイン波を作ってMIDI再生する。Synth1なら波形としてサイン波を持っているので簡単。A3 A3 A3 A4と弾いて往年のNHKの時報になればオッケイ。
 ATH-SJ5で鳴らすとA7とA#7で音がビビる。これが音が濁る原因だ。周波数でいうと7KHz近辺。ATH-FC700もF7-A#7で音がビビる。多分これがFC700で高音を下げないと耐えられない原因なのだろう。ATH-SJ5でも似たような対応が必要だ。ATH-M40fsだとたいしたデコボコもビビリもない。
 COWON D2のEQは多少周波数帯を変えられるが7KHz近辺は6.9KHzになる。一応6.9KHzを下げることにするがこれはもう既に-2下げている。当面は 0 0 1 1 -4(6.9KHz) 程度で運用してみよう。

2008.11.02

 CITIZEN 2008の録音。アイディアは18歳の頃と同じ。当時はテープレコーダーのスピードの違いを利用したが今回はCubaseで明示的に音のズレを録音。音楽というよりはサウンドエフェクトであり聴いて面白いモノではない。当時のも今回のも。
 CubaseでVSTiをMIDI再生させた音をオーディオトラックに持ってくる方法を完全に忘れていた。一旦ミックスで保存するんだった。なんというか何年やってないんだ。

2008.11.02

 VAIOでAudacityが動かなかったのは以前アプリケーションメニューに手を入れて「aoss audacity」として起動するようにしていたため。いつのまにかAudacityはALSA対応を果たしておりaossを介在させると動かなくなるようになってしまっていた。単独で起動してオーディオ入出力のデバイスをALSAに設定すると録音も再生も問題なく動作する。ALSA対応したこと自体はEee PCで動いていることで分かっていたはずなのに。
 VAIOに内蔵マイクがないことに気が付いた。Webカメラがないとマイクもないのね。ある意味当然か。
 ともかくVAIOのUbuntu環境も最低限のオーディオ環境が用意できたということになる。Audacityって一応マルチトラッカーなんだよね。

2008.11.02

 Eee PCの内蔵マイクは左右のバランスが変。Lの方が音が小さい。Eee PC全部がそうなのかこの個体がそうなのか不明。まぁ普通はこんなところを気にするマシンじゃない。ミキサーで調整できるがなんだかなぁとは思う。とりあえず初期不良ということはもうないのでパームレスト左側のシール3枚を撤去。
 久しぶりにCubaseを使うとVSTiのメニューが長くて不便なので整理。よく考えたらSynth1とLoopAZoid以外のVSTiの優先度はやたらと低い。

2008.11.03

 三菱電機の修理窓口に電話して型番とシリアルナンバーと購入店がソフマップであることを知らせると3年無料修理のためには購入期日が証明できるものを、例えばレシートなどをちゃんと添付するよう念を押された。液晶モニタの保証書を見ると確かに何も書いてない。量販店が保証書を放置するのは既に織り込み済みってわけだ。で、レシートが一緒にない。あれれ。
 モニタをリプレースしたとき、すなわちCRTから液晶に交換したときCRTの上とか回りにあったメモやガタクタをガッと袋に入れて放置していた。そこを探ると案の定液晶モニタのレシートが出てきた。ラッキー。モノを捨てられない俺に拍手。
 あとは液晶モニタを梱包する箱の調達だな。先日九十九電機から買ってきたモニタの箱には入らない。足の部分が合わないのだがこの足ハズれるんだっけ。取説読もう。
 で、そのガッと入ってるメモやガラクタの中から半分位使ったぺんてるのHybrid DXの黒が出てきた。即リバティに入れてるSigno RTのゲルペン芯と交換。現代に蘇るHybrid DX。少しボタる、こんなんだっけ。

2008.11.04

 HP-UXを仕事で使ったりするわけだがtarにgzipが含まれないを筆頭にともかく本物のUnixは使いにくいことこの上ない。まずはcvsをどうにかしなくちゃ話にならん。長年使ってすっかりGNU/Linuxな体になったわけだ。Shellをbashに換えてもらってるのが救いか。なんにせよ凝った命令はできない。

2008.11.04

 Ubuntu 8.10になったVAIOにMac OS X風アイコンセットを入れるとgeditの起動にやけに時間が掛かるようになった。「実行モジュール」と「普通のテキスト」を表現する特定の2つのアイコンファイルが原因だったのだが、真の原因はgeditの「ファイル参照ペイン」プラグイン。これがどういった理由か知らないが「実行モジュール」と「普通のテキスト」のアイコンにからんで処理を食うはめになってるらしい。こんな機能は当然オフだ。8.04のEee PCのgeditにも同じプラグインが入っているがそもそもオフだった。誰かが気を利かせてオフってくれてた?

2008.11.05

 GNOME Evolutionのアドレス帳データは
~/.evolution/addressbook/local/system/addressbook.db
にある。
 内容はvCal風だがバイナリで、何かのDB形式にvCalデータを入れているようだ。
 データの保全はEvolutionの「アドレス帳をvCal形式で保存」を選ぶのが手っ取り早い。こういうデータをやりとりするためのvCal形式があるらしい。

2008.11.05

 勤務先の引越しでPentium 4のシールが出てきたのでEee PCの蓋に張る。Eee PCは今年のヒット商品なので一応見て区別できる目印を。
 国内勢のNetbookも出てきているが、バッテリがあれじゃ売れるとは思えない。出し惜しみしてると足元すくわれる。

2008.11.06

 Linux-MIDI-HowToを見て仮想MIDIデバイスの設定をしたらGNOME ALSAミキサー起動時にエラーが表示されるようになった。Program Preferencesに名前のないデバイスがあるんで仮想MIDIデバイスの名前がとれないという問題なんだろう。とりあえずどうすべきかは不明。

2008.11.06

 小室哲哉の逮捕をきっかけに、音楽著作権の不条理さ加減がもっと知られるようになると良いのだが。本人の自由にならない権利って最初から剥奪されてるってこと。会社勤めでプログラム作るのと同じ。たとえ一人で作詞作曲しても著作権料の半分は音楽出版社のもの。
 いわゆる作家と出版社の関係とはかなり違う。次の矢沢永吉が必要なんだろうなぁ。これも労働運動がということか。

2008.11.08

 Eee PCに再度Windows XPを入れた。nLiteというツールを使い軽量化したので、4GBのCドライブはそれなりに空いてる。嬉しい。
 eeeUbuntuは8GBのスレーブ側(いわゆるD:ドライブ)に再インストール。4GBのマスタ側(いわゆるC:ドライブ)に入れていたらディスクの占有率が7割をこえ、あまり気分が良くはなかった。ただ、マスタ側に比べスピード等パフォーマンスが悪いのは体感できる。痛し痒し。
 いやまぁこんなマシンに最新のLinuxが実用的に載ってるってだけで嬉しいんだけどね。

2008.11.09

 本日より勤務先は市ヶ谷でなく新宿に。昼飯のパターンはリセット。市ヶ谷はインド料理やトルコ料理やタイ料理など意外にエスニックが充実していた。エスニックが充実している必要はないけどそれなりにお店はあってほしい。ママの会社の引越先の昼飯事情は悲惨と聞いている。
 市ヶ谷最終日に新しいタイ料理屋に行ったんだが、ショウジョウバエがやたらいた。しかも水や料理に特攻を仕掛けてくる。なんか店内に腐ったモノでもあるんかな。こんな状態が続くと潰れるぞ。真剣にチェックしな。俺はもう行かないから知らんけど。

2008.11.10

 Eee PCにnLiteで軽くしたWindows XP Homeを載せ、Cubase SX2をインストールした。DAWマシンとしてどの程度使えるのか使えないのかの実験。4でなくSX2なのはもう4年程まっとうに音楽制作をしてないから。次に本格的に音楽制作するときは環境構築からだろうからそもそもCubaseを使うかもわからん。次はあるんか?
 SX2なので4などに比べ幾分動作が軽いのではないかと思う。そもそもSX2を入れてライブをしたマシンはHP nc4000でスペック的にEee PCと大差ない。
 HP nc4000を使って制作した「モンゴロイドが来るぞ! 2003」のライブ向けトラックをEee PCで演奏させる。一部ソフト音源でそのときに鳴らしている音もあり、それなりに重いデータだ。Roland UA-25でならさほど問題なさそうだ。
 HP nc4000以来久しぶりにASIO4ALLを入れた。結構バージョンが上がってる。ASIO4ALLだと負荷が高くいつなんどき音が出なくなるかハラハラさせられる。どちらにせよ可能な限り負荷を軽減させるように設定する必要がある。単体では実用には厳しい感じ。もう少しOSも含めチューンはするが。

2008.11.10

 三菱電機から液晶モニタが修理されて返ってきて思わずモニタ2台体制に突入。ファイルサーバの近くにある映らないモニタを廃棄してそこに1台置くのが順当なんだろうとは思う。でもそれではもったいない。システムがどうしようもなく変だとかでないかぎりサーバなんてvncで見れば十分だからだ。さて。
 3年ギリギリでこんな修理というかパネルの交換だなんて儲けは大丈夫か三菱電機? 3年保証と決めた時点で織り込み済み? ママはタイマーの精度が悪いとか言うし。

2008.11.11

 Eee PCでのCubase SX2。電源管理を「常にオン」にすることでASIO4ALLでも格段に安定。そういえばHP nc4000でも電源管理をよく変更してたのを思い出した。800MHzでは処理が追いつかないが1.6GHzならイケる。ASIO4ALLのマニュアルにもそういったことが書いてあった。

2008.11.11

 アナログレコードのデジタル化の作業の一部をEee PCで行ってみる。録音自体はデスクトップというかタワーのPCで行って、Eee PCで行うのはオーディオデータからプチプチ、すなわちクラックルノイズを取り除く作業だ。これ、ノイズクリーナソフトを通すと音全体が腐ってしまうので、ある程度は残っても良いとして目立つものを波形編集の鉛筆ツールで修正している。この作業があまりにも厳しいときはCDを買いに行ったりする。ディープパープルのベスト盤はそうやって入手した。坂本龍一の「未来派野郎」も。
 マウスだと馴れると素早くできるがEee PCの腐ったタッチパッドではあまり効率的とは言えない。趣味とはいえしんどいなこれは。Eee PCにWindowsを入れたのはオーディオファイル編集に簡易版SoundForgeを使いたかったから。
 明日は小娘の小学校の学芸会。

2008.11.14

 デジカメのSDHCカードをUbuntuで読もうとして失敗。なぜかマウントできない。まさかとデータ退避後Windowsでフォーマットしたらマウントできるようになった。売ってる状態のFAT32はなぜかUbuntu(おそらくLinux一般)でマウントできないらしい。SDHCカードを使う前にはWindowsなりカメラなりで一度フォーマットすべし。Windowsではマウントできてたから気づきにくい。
 マウントできたらできたでNautilusに「これらのファイルはデジタル写真にあります。」という頭の悪そうなメッセージとF-Spotを起動するでかいボタンが常に表示される。Eee PCにはインポートすべきストレージの容量がなく猛烈に邪魔で単なる嫌がらせにしか見えないんですが、なんとか消せませんか?
 F-SpotってMonoで動くのね。Monoがいつのまにやら実用されている。すげぇ。

2008.11.14

 ファイルサーバをマウスコンピュータの安物Celeron機にリプレースしてケースが1つ余った。もったいないとはいえマザーボードは死んでいるのでその前に使っていたTekramの440BXマザーを引っ張りだしてきて組み、Ubuntuを入れたのがこれまでのお話。
 そもそもTekramのマザーのPCを組んだときはBeOS for Intelが動くということを念頭にパーツを選んでいた。ということはこれはBeOSが動く実機になれるということだ。
 試しにBeOS 4.5を入れてみたところなにげなく動く。しかし直後にそもそもPCが起動しなくなった。ああでもないこうでもないと試行錯誤の末、プライマリのIDEにHDDが接続されていると起動しない。セカンダリにすると問題なさげ。あぁ、もう故障寸前、10年目のマザーボード。
 ともかく再度動作すると確認後、BeOS 5を考える。そこでふとDOSも入れたいと思った。DOSをインストールするにはどうしたらよかろう。IBM PC-DOSかMS-DOSか、とりあえずMS-DOSだな。
 ママが奥からごそごそとMS-DOSの起動可能なフロッピーディスクを引っ張りだしてきた。DEC HiNote Ultra用のだ。BeOSでHDDのパーティションを設定していたのだが、DOS向けに用意したパーティションがまともにアクセスできない。そうだ、本物のDOSは2GB以上のパーティションが扱えないんだ。あとMBRもBeOSになっていて不都合。で、DOSの起動可能なFDを使いMBRの回復後パーティションを設定しなおす。format c: /s でHDDにシステムを入れて新たにCD-ROMの読める起動可能なFDを作る。AsusのサイトにはまだちゃんとCD-ROMドライブ向けのDOS用ドライバが置いてある。
 非主流あるいは古くさいドライバがWebで入手可能かという観点でメーカーを見るとAsusやRealtekは合格、CreativeやC-Mediaは失格。RealtekはBeOS向けドライバもちゃんとまだある。
 MS-DOS/V 6.2JとWindows 3.1の両方入ったCD-ROMからDOSをインストールする。たかがインストールにそもそも日本語DOS環境で起動していないといけないなどなんだか敷居が高い。
 その後BeOS 5 PE Max Editionをインストール。BeOS 5 PE Maxはインストール時に動いていたPS/2マウスとキーボードが再起動後に動かなくなる。なぜかUSBマウスとキーボードしか効かなくなってしまった。これはまだ追求していない。
 今回何枚かFDをフォーマットやらコピーやらしたが、マルさんが大昔ウチに捨てていった未開封の新品ソニー製を利用。一枚は不良セクタで捨て。

2008.11.20

 BeOS機にXviD+MP3の.aviファイルを転送しMedia Playerで再生してみた。コーデックが最初から入っているようで再生が開始された。しかし紙芝居というかなんというか、Pentium IIだからっていくらなんでもな動き。appsディレクトリを調べるとBeOS 5 PE Max EditionにはVLCが入っている。VLCで再生するとスムーズになにげなく再生される。さすが。
 とりあえず動画再生機にはなる。

2008.11.21

 Eee PCのUbuntuにて、SMPlayerを使ったらビデオの色が死んでしまった。これはTotemの設定で「色のバランス」をデフォルトにしたときと同じ。
 復旧方法は
xvattr -a XV_CONTRAST -v 64
xvattr -a XV_SATURATION -v 128
xvattr -a XV_BRIGHTNESS -v 0
 ところで、Totemを使うと xvattr で見る上記値が微妙に変化する。何度も見るとどんどん「色のバランス」が崩れていくという意味なんだと思うがどうなんだ。VLCやMPlayerでは変化はない。

2008.11.21

 VLCが動くBeOSはXviD+MP3ビデオ再生環境として使えることは確かだが、今回使っているデュアルPentium IIマシンではパワーががギリギリで、ときどき再生が途切れる。DivX/XviDはやはりPentium III/4時代のコーデックなのだろう。Pentium IIはMPEG-2程度が限界。
 とはいえBeOSが動く実機というのはどうしてもパワーが限られてしまう。最新鋭のチップセットでは動けないからだ。動いても例えばオーディオドライバなどの問題が残っている。もちろんEee PCでは動かない。軽くて小さいOSは魅力的なんだがなぁ。圧倒的にアプリがないという問題は置いておくとしてもだ(WindowsどころかもはやLinuxにさえブッチぎられてる)。動いたとしても仮想記憶を殺せないとストレージの容量が無駄に厳しいのが現実の問題だが。

2008.11.22

 幾つかUbuntuのデフォルトでは入っていないクラスライブラリをインストールすることで、Mono上でID3TagEditLiteが動く。動くといっても表示は乱れるはダイアログ上でのCtrl-Cはメインウィンドウに効くはとても使える状態ではない。F-Spotなんかはどうやってるんだ。
 http://monodevelop.com/Stetic_GUI_Designer を見て合点。なんじゃいそのGtk.Windowクラスは。Monoと.NETでは別のWindowクラスを使うのかい。互換性があるわけじゃないのね。ワンバイナリでマルチプラットフォームはGUIがからむといまだJavaの独擅場。

2008.11.23

 開発環境としてはNetBeansがあるということで、Ubuntuで作る自作ソフトはJavaだろうか。

2008.11.23

街へいこうよ どうぶつの森(Wii)
 小娘がひたすらやりたがるのを「どうぶつの森は一回一時間、四時間は間を空けること」とルールを示す。小娘半泣き。勤務先のゲーマーの友達コードをあてにしていたが皆 どうぶつの森には乗り気でない。まぁ年内は無理かな。クリスマスプレゼントになる商品だからな。
 相変わらずのマンネリが楽しい。今回はファミコンエミュはないそうなのでパパはすぐ撤退予定。

2008.11.25

 ファイルサーバのUbuntu 8.04を8.10にアップデート。最初から最後までVNCでOK。凄いね。mewのバージョンが上がってメールが受け取れなくなる。設定に一行追加してクリア。以前dovecotをやめてmailutils-pop3にしたが、imapの実験をするためdovecotに戻す。設定ファイルのプレーンテキスト云々を通すようにするとWindowsのBiffと通信できた。これも結局は一行。あと幾つか動作確認は必要だけどSambaも問題なさそうなんで予想外にスムーズにアップデート。加えてmew起動時の表示の問題も解決。

2008.11.25

 Eee PCのOSをeeeUbuntu 8.10に変更した。8.04で解決しなかった幾つかの問題が解決している。GNOMEパネルに最初から入っている音量アプレットがサスペンドからの復帰で死ななくなった。多分同じ問題でTotemなどマルチメディアアプリが復帰でおかしくなるのも解決。SDカードのウィンドウが内蔵HDDの内容にすりかわるのも解決。まぁ全部サスペンド関連。
 新たな問題としてはタッチパッドの制御方法がなく、タップをオフにできないこと。これはかなり致命的。当面は慣れるしかない。

2008.11.27

 Wiiで読めないんじゃ面白くないので東芝のClass6 SDカード2GBを買ってきてデジカメ用として運用開始、恒例の温泉旅行に持っていく。ところがEee PCのUbuntuでマウントできない。色々試行錯誤してカメラで物理フォーマットした後はマウントできるようになった。そうなったらもうWindowsでフォーマットしても大丈夫。結局なんだかよくわからない。

2008.12.01

 初代SimCityのオープンソース版であるMicropolis。Ubuntuにインストールできるパッケージを探してEee PCにインストール。/usr/share/games/micropolis/resの中のファイルをモディファイして画面が収まるようにする。しかし起動時の画面がどうにもならない。下の方に並んでいるシナリオがプレイできない。もちろんゴジラのやってくる東京が。
 動かしてみてサウンドがないことに気付く。いろいろ探してみてMac OS X向けのパッチでは外部コマンドを使っているというような記述を見た。で、上記resディレクトリの中で見たEchoPlaySoundに細工をしているパッチの記録を発見。まぁ、正しい方法ではないのであろうがとりあえずは音が鳴ることが先決、micropolis.tclのproc EchoPlaySoundに以下のように記述を加えた。
proc EchoPlaySound {soundspec} {
  # Temporary workaround to tell Python Sugar app to play sound.
  global Sound
  if {$Sound} {
    echo PlaySound [lindex $soundspec 0]
    # 2008.12.04 Takeshi Yoneki
    exec aplay res/sounds/[string tolower [lindex $soundspec 0]].wav &
  }
}
 ようは受け取ったサウンド名を該当する.wavファイル名に変換してaplayというコマンドに渡すだけ。Tcl/Tkのことは知らないんで雰囲気で。これで懐かしのサウンドも聞けるようになった。しかしsound.tclの記述は.wavでなく.auだったりするんだが、皆さん音付きでプレイできてるの? コレ。

2008.12.04

ちびロボ!(GC)
 だいぶ以前から気にかかっていたんだが、長らく入手していなかった。小娘に観せるため「ギフトピア」を再度始めたときに調べてこの「ちびロボ!」が「ギフトピア」を開発したメーカーの製品だと知る。ラブデリック系だったとは迂闊だった。エーツー中村橋店で中古をゲットだぜ。
 このプレイ感覚はまぎれもなく「moon」の子孫。ある意味マンネリなのかもしれないが。さすがにちゃんと子供向けとして作っているのかギャグの悪辣さがかなり薄まっている。
 Wiiの皆さん、もちろんWiiで動きますし結構面白いですよ。

咲かせて!ちびロボ!(NDS)
 「ちびロボ!」を小娘に観せると「このゲームやったことある」という。小娘にはWiiのある友達がなぜかいないのだがよく聞くとNDS版であった。あぁ、NDSにもラブデリック系はちゃんとあったのね。
 小娘がクリスマスプレゼントとして候補にあげていたのだが結局別のゲームを選んだので自分で買ってきた。小娘は貸してとせがむがモチロン親父が先。親父がWiiぶつ森をやってるかGCちびロボをやってるときは貸しても良し。
 ギャグの悪辣さはさらに薄い。開発に西さんはいないようだ。

2008.12.08

Subject: Re: HUNDOSHI-EDITに関する要望
To: Hideki Kobayashi
Date: Sat, 20 Dec 2008 23:25:04 +0900 (JST)

>  以前にもメールを出したことがある小林と申します。(メールア
> ドレスは変わっています。)
>  HUNDOSHI-EDITを愛用しています。たぶん15年くらい

 お久しぶり。

>  それは、マウスのホイールでのスクロールです。クルクル回すと
> 画面(ページ)が上下するというヤツです。
>  他のソフトでは採用されているので、ついHUNDOSHI-EDITで
> もやってしまって、スクロールバーにマウスを合わせるということ
> をやっていますので。。。

 多分そんなに面倒なことではなさそうですね。
 期待せずにお待ちください。

 私自身はApple製品に興味がなくなったせいでIntel化も果たせず、
中途半端に放置になってます。最新OSに追随くらいはしたかったん
ですが。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 Mac OS XのXcodeでcvsが使えないでいたが、そもそもsshを使うのにパスワードを要求してこないのが変だ。しかたがないので公開鍵をcvsサーバ側に登録し、パスワードなしでアクセスできるようにして解決。釈然としない。もしかしたらXcodeのバージョンを上げると解決してたんだろうか。PMG4 QuickSilverはTiger以上にはするつもりはないので不明だが。

2008.12.24

咲かせて!ちびロボ(NDS)
 千本花が咲きラスボスを倒したので約束通りママの買ったレイトン先生と交換した。娘はクリスマスプレゼントで色々NDSソフトをゲットしたのでその後で。タッチペンでグルグルしなくてはいけないのが電車でのプレーと相性が悪い。私は気にせずやってたのだが、ママは恥ずかしくてできないらしい。
 うん、面白かった。

レイトン教授と最後の時間旅行(NDS)
 ママはじっくりプレイしたと主張しているがどうみても速解き。私は詰まった問題を急ごうとはしないので本当にじっくりプレイ。実際ストーリーはどうでもいいと思っているので必須でない問題にも時間を掛ける掛ける。難問は可能ならゲーム攻略ノートに書き写して考える。NDSのバッテリがもったいないので。

2008.12.27

 小林さんからの要請でHUNDOSHI-EDITにマウスホイール対応を仕込む。
 Xcodeから参照できるイベントのリファレンスを見ながら実装したんだが、どうもコピペのミスなのか出鱈目が書いてある。Xcodeのバージョンが上がれば訂正されているのかもしれないが、Appleの開発者向けの仕事ってのはまったく。そういえばこういう点もAppleから遠ざかる原因になったんだなぁと思い出した。
 丹念に探すと出鱈目な部分に当てはまる正しい型がわかるようにはなっている。kEventParamMouseWheelAxisはtypeMouseWheelAxisで、kEventParamMouseWheelDeltaはtypeSInt32。

2008.12.28

 eeeUbuntuマシンで作成されるテキストファイルはUTF-8になってしまうのだが、Windowsのサクラエディタでは「〜」に互換性がない。Windowsにおける実装上の問題なのだがサクラエディタではかたくなに非互換を貫き通している。FAQにもある。
 しかたがないのでeeeUbuntuマシンとテキストファイルの同期をとる前にnkfでコンバートするRubyスクリプトを書いた。こんなスクリプトが必要なくなる方が良いのはもちろんだが。

2009.01.05

大勝軒 新宿御苑前店(ラーメン)
 昼に行列になっているのを見かける。午後2時にいってみたがそれでも少し待った。店に入ったとたん懐かしい代田橋の大勝軒と同じ匂いがした。これは期待できる。
 もう多分20年は代田橋の大勝軒には行ってない。スープはこんなに濁ってなかったと思う。麺はもっと細かったはずだ。特に系列というわけでなく同じ店からの派生なんで違っていったんだろう。でも基本的な味は似ている。
 代田橋に用がないから代田橋の大勝軒へ行くには「代田橋の大勝軒へ行く」という理由でしか行けないだろう。そのうち行きたいと思う。Webで調べる限り当時と変わらずやってるようだから。

2009.01.07

ファイナル・ファンタジー・タクティクス A2(NDS)
 先日ワゴンで見つけて買ってきた。傍流とはいえFFシリーズがワゴンとは、作りすぎということか? 日本のゲーム市場ではSRPGが華盛りだけど、もう本当は食傷気味なのではないかな。
 これはたしかもう松野さんは関係してないはずだよね。スタッフクレジットが取説にないから憶測でしかいえないけど。ともかく買ったはいいけどいつやるんやら。

レイトン教授と最後の時間旅行(NDS)
 ときどきムキー!となる問題もあるが悪魔の箱に比べると問題が易しくなっている。「ドラクエ2現象」がここにもはてなボックス出現。ゲームは最初の続編がやたら難度が上がる傾向があり、それを「ドラクエ2現象」と呼ぶが、もちろんいま私が作った言葉。「Wizardry#2現象」と言い換えても良い。
 メモのUIが少し改悪されている。メモモードに移行するボタンの位置にメモモード時にあるべきなのはどのボタンかが改悪。悪魔の箱は正しい位置にある。メモはちょっと見てすぐ戻るという動作をしたいのだ。
 全問終了したので悪魔の箱を再開。

2009.01.09

 前回までのあらすじ。
 今の勤務先の前の前の時代、男は筆記用具として主にデスクペンタイプの万年筆を黒インクカートリッジで使っていた。出力の安定性がボールペンとは全く違ったからだ。それはゲルインクボールペンとの出会いで終焉を告げた。ぺんてるハイブリッドに始まりしばしばインクが途切れる問題に閉口しながらもハイブリッドDXの登場で問題も解決し、平和な時代が訪れた。しかしそれも束の間、ハイブリッドDXの供給が断たれ別のゲルインキペンへの移行を余儀なくされた男は試行の末三菱鉛筆シグノ百円に落ち着き再び平和が訪れた。残る問題は消費の緩慢な青のペンだ。後生大事にハイブリッドDX青を使い続けてきたが芯にインクが残っているのに軸が壊れてきたのだ。所詮プラスチックのペン軸である。10年使うことは想定されていない。そして、ぺんてるハイブリッドDXの芯がOHTOのリバティで使えると知る。そして問題のぺんてるの芯KFR5は同じ形の芯が各社から供給されており、C-300系と呼ばれていることを、その元祖がOHTO C-300であり、OHTOが互換性を持っているのでなく、他社がOHTOに互換性を持っているのだとも知る。「俺はC-300系だったのか」。一方男の妻はゲルペン芯二大勢力のもう一方の雄パーカー互換の芯の入手性の困難さから輸入に踏み切っていた。ついにC-300系とパーカー互換の代理戦争が始まる。

 以前三菱鉛筆ピュアモルトSS-2005の芯SJ-7と互換性があるのではないかとオフィスデポの店頭で思いつき買ってきたゼブラのゲルペンの芯。結局互換はなくパワータンクを入れる結果になったが、今度はそれが芯S7-LのピュアモルトSS-1005に入るのではないかと伊東屋の店頭で思いつき買ってきた。ピュアモルトを。普通のシグノが10本買える。で、それも互換はなかった。
 芯S7-Lと互換のゲルペンの芯があるのではないかと思いついたのは店頭ではないのでWebで調べた。ぺんてるのLSN5Hが似てる。ぺんてるのサイトのリフィル一覧では長さが違うが、よく見ると手持ちの他の製品も長さが違う。単位が違うのか? ISOのmmでなく中国mmだとか。
 再度伊東屋で芯を入手すると見事に合致した。ぺんてるのLSN5Hは三菱鉛筆のS7-Lと入れ替えて使える。全体が木のピュアモルトでゲルペンとなった。これは手帳用に決定。
 話は変わりC-300系である。伊東屋でついでにぺんてるのXKFRS5とゼブラのJF-0.5も入手した。どちらも良さげだが現在まだ発掘したぺんてるの古いKFR5黒が終わってないので保管。
 OHTOのリバティは悪くないが良くもない軸だ(安いし)。C-300系の入る三菱鉛筆ピュアモルトUMN-515が全体が木で出来てたなら良かったのに惜しい。ぺんてるのランスロットはゴテゴテしてて嫌。C-300系は軸で悩むボールペンだったのか。

 男の妻が「これ使う?」と差し出したのはパイロットのハイテックC DXのペン軸。C-300系芯がきちんと入る。現行製品ではハイテックCカヴァリエ。結構良い軸あるじゃん。軽いけど。しかし使い始めるとぺんてるの芯ではペン先の穴が少し大きくぐらつく。「以前にも渡したけど合わないって返ってきた」ってのはこれか。確かに合わない。

 続く。

2009.01.13

 AviSynthのノイズ除去フィルタであるhqdn3dは配布アーカイブにソースも入っている。結構短い。というわけでMMX化を始める。最初はYUVを同時に処理するよう目論んだが猛烈に遅くなった。次に結果が次のループに影響しない部分を割り出して素直に32bit整数4つずつ処理した。しかしやはり遅くなってしまった。掛け算も割り算もないコードなのでMMX化のオーバーヘッドに比べ処理速度が稼げないということだ。掛け算も割り算もないと書いたが、オリジナルには/256とか/65536とか出現する。コンパイラが勝手にシフトに変換すると思ったんだろうか。これをきちんと>>8とか>>16にすると少し速くなった。MSのコンパイラは勝手にシフトにしないようだ。
 ともかくMMX化は失敗だったが割り算をなくしてちょbits速くなった。もっと圧倒的に速くできないだろうか。他にもソースのあるフィルタはないかな。

2009.01.14

 AutoDeintのソースを読むとMMXやらSSE関連はアセンブラで書かれていた。Cのマクロだか関数だかでの呼び出しは無駄なコードが入るということだろうか。あながちないとは言い切れない。宿題。

2009.01.15

 シフトJISに変換したテキストをOpenOffice.orgで開くとき、符号化テキストという謎の指定をしないと文字エンコード(符号化はencodedの訳?)を指定できなくて文字化けする。文字エンコードの指定のコンボボックスが大量のエンコードを入れたため使いにくいったら。

2009.01.15

http://hensyokuimomushi.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/ostracism_co_dbaa.html
 とりあえず間違いの訂正を。

> 使用している楽器(?)はリコーダー・おもちゃのピアノ・スリッパ(パーカッション)という

 リコーダー以外は違うな、間違っているぞ。おもちゃのピアノに聴こえるのは多分水を張って音程を並べたコップ。スリッパはゴミ箱のことかな。当時放送で坂本さんがゴミ箱と言ってた気がするが記憶は曖昧。

> いかにも皆で「せえの」で録ってる感を

 皆? 俺と私とミーとワレのことか? 昭和の子供は「ピンポン録音」という遊びをしたものだが知ってるかな。録音できる機材(普通はラジカセ)を2台用意して片方で再生しつつもう一方で音を重ねながら録音する。S/N比なんて言葉が意味ないくらいノイズだらけになるけどそうやってマルチ録音したものだ。多分、おそらく石野卓球の名前はここから来てる。彼も昭和の子供。

2009.01.20

Rez(ゲームサントラCD)
 ゲームのサントラを買うのはメトロイドプライム以来か。それなりに微妙に古くなったCDなのでもう手に入らないと勝手に思っていたらママがamazon.co.jpでみつける。即入手。
 皆の評と同じくArea05のミックスは残念。
 ともあれArea01〜Area05が気持ち良い。Area01がとにかく素晴らしい。ヘビーローテーション中。

2009.01.26

 日本で録画したテレビ番組を海外で観るための仕組みの著作権裁判において、知財高裁の判決にてテレビ局側が敗訴との報(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/27/news121.html)。記事のURLは時間経過で消えることが最も少ないITmedia。朝日や毎日や産経なども同じ記事があるが消えるので。
 中古DVD裁判以来久々のヒットかも。ロケフリを使うのは公衆送信権だったけど今度は私的複製とより強力で本質的な上に逆転判決。NHKさんまだ裁判するつもりですか? 私の払った受信料をこんなくだらない裁判で浪費しないでください。適法だと確定させるための民主主義の経費といえなくはないけど裁判は負けることもあるからなぁ。
 多分憲法の言う健康で文化的な最低限度の生活にはもはやテレビを観る自由が含まれているに違いない。会社の都合で海外に赴任された方々はNHKさんにとっては日本国民ではないのだろう。
 この判決はテレビでは報道されまへん。

2009.01.28

 幾つか手に入れたC-300系を中心とした各社のゲルペンの芯。耐水性のテストを敢行。明らかにダメだったのは油性ボールペンと互換のあるぺんてるのLSN5H。一週間以上放置してから水を掛けたのだがかなり滲んだ。LSN5H程ではないが少し滲んだのはパイロットのC-300風の芯。パイロットは微妙にC-300とは互換がないのでまぁそもそも使わない。
 残る三菱鉛筆・ぺんてる・ゼブラの各C-300系ゲルペンの芯は全部全く滲まなかった。ぺんてるエナージェルはテスト対象にしていない。使ったのは普通の5mmの黒の芯だけ。つまり耐水性という点ではC-300と完全互換の普通のゲルの黒の芯はどれもOK。古いぺんてるもOK。

2009.01.28

 ミヤビックスが輸入しているEee PC向けレザーケースを買ってきた。でかいシステム手帳という感じで良い雰囲気。とはいえ電車ではやはりちと嬉し恥ずかし。録画した蟲師をみてると隣からもみえる。PSPなどに比べ画面がでかいからなぁ。

2009.01.29

 NHKの大河ドラマ天地人。松嶋菜々子が出てると思ったら長澤まさみだった。確かに年齢が合わない。

2009.02.01

Subject: Re: DenTaku16 2.0の表示について
To: Naoki Maruyama
Date: Wed, 04 Feb 2009 21:32:09 +0900 (JST)

> DenTaku16 2.0で「1.9+1」と入力すると「1.89999999999+1」と表示され
> 2.89999999999と答えが出ます。2.9でも一緒。
> 1.9と入力した後に加減乗除どのキーを押しても1.899999999と表示されます。

まあありそうなハナシだな。
昔のMacと今のMacでは浮動小数の有効桁数が違ってて、実は減ってるんだが、
そのへんちゃんとは調整してない。たぶん。
まぁ、当面放置。

OSTRA / Takeshi Yoneki

ロストレグナム(PSP)
 以前にゲオで入手。値段と比較して失望して放置していたが、再開したところなんだか微妙に面白くなってきた。そうか、これは不毛なRPGやりたいモード向けゲームだったのか。
 最初に思ったより自身や敵の攻撃が多彩。ゲームとしてのニュアンスは煉獄シリーズに近いだろうか。そうとわかればそういうものと割り切って遊べる。
 攻略サイトを見るとどうもダークサーチャーは一番弱いキャラクタのようだ。ええぇ! トゥームレイダー以来お姉さんでプレイするの好きなのに。

2009.02.05

 いつもの靴屋(東京靴流通センター)でいつもの靴を買った。つもりだった。強烈に足が痛い。履いて確かめずに買った私が迂闊だった。ええぇ! いつもの靴屋でいつもの場所に置いてあるいつもの靴だったはずなのに。安心しきっていたところを突かれた。
 私と小娘は靴の選定が主に長さでなく幅に依存するという幅の広い足を持っている。だから基本的には履いて確認しないと靴は買えない。履いて確認してもダメな靴は多い。新婚当時ママの勧めるままぼーっと靴を買ったがそれも失敗だった。幅を要求するため実際より長めの(結果的に幅も広い)靴が必要な足なんて知らなかったのだろう。ママの足は幅は比較的狭い方だ。
 また靴を買わなくちゃ。今度はちゃんと履いて幅を確認して。

2009.02.05

デュアルハーツ(PS2)
 「ゼルダの伝説のようなゲーム」というフレーズでググッてでてきたゲーム。ゲオで280円。2800とか1280ではなく280円。おいおい。パクりに抗議するといった趣旨の2ちゃんねるのスレもみつかった。そんなに似てるか? プレイヤー的には似てる方が嬉しいのはもちろんだが。
 色々と惜しいがよくできてる。時のオカリナのようなゲームをプレイステーション2にというコンセプトなのだろうがあまり似せすぎてはというさじ加減の部分が裏目に出てるのだろうか。
 パズル性を持った3Dアクションゲームとしてできることの多くは時のオカリナ以前にトゥームレイダーで提示されている。時のオカリナは大好きだがトゥームレイダーみたいだと思った部分が少なからずあり、デュアルハーツもそれに倣う。デュアルハーツのアクションで時のオカリナと明らかに違うのはマリオのごときジャンプとヒップドロップ。リンクはヒップドロップはしない。リンクはおそらくジャンプさせないというルールが任天堂にあるのだろう(自動ジャンプはある)。ジャンプアクションはマリオで追求しろと。ゼルダの主眼はあくまでパズルにある。
 デュアルハーツ(マトリックス)も主眼はパズルにある。ただ時のオカリナ(任天堂)というよりはドンキーコング64(レア)の方がまだプレイ感が近い。結局ちゃんと作られた3Dアクションゲームはある程度似通ったものになるのだろうし、 デュアルハーツはちゃんと作られている。
 であるが、もうちょっとなんとかならなかったんだろうか。色々と惜しい。きっとちゃぶ台を返す人がいなかったんだろう。そういう現場からでてきた製品の悪い面がそのまま欠点になっている。子供向けだからこんなもんと子供騙しをすると子供にも買って貰えない。ほぼ宣伝なしでリリースされたそうだが、上からも見放された製品。よくリリースできた。
 で、大人はシステム面だけに注目。それが結構よくできている。シナリオやキャラクタの寒い点は見なかったことにする。ドンキーコング64程度に面白い。
 マトリックスのPS製品のアランドラも入手。ゲオで480円。デュアルハーツよりは値段が上だがゲームアーカイブスより安い。アランドラをググるとデュアルハーツよりは高評価。でも480円。神々のトライフォースのようなゲームをプレイステーションにというコンセプトらしい。これから動作確認。
 マトリックスはPS2版ドラクエやトルネコ、DS版FFなどを手がけてるデベロッパ。実力はある。何かが足りない。

聖剣伝説 レジェンド オブ マナ(PS)
 「ゼルダの伝説のようなゲーム」云々で聖剣伝説を買ってきたがアクションRPGではあってもアクションパズルではない。
 FFTAでも感じたが雰囲気はすごく良いのにゲームとしてはどうなんだというのがスクウェアのゲームの共通の感想。作業ゲーに陥りやすいのだろうか。フロントミッションガンハザードは違うと思ったら大宮ソフト。
 とりあえず積んでおく。

2009.02.09

アランドラ(PS)
 不覚にも今までこのゲームのことは全く知らなかった。結構面白い。とはいえ3D時代が始まってしまっていたためか注目されなかったんだろう。システム的に神々のトライフォースそのままだし。
 デュアルハーツもそうだがジャンプアクションがゼルダとの違い。かなり意表を突いたパズルがあったりする。意表を突いたじゃ褒めてるみたいだな、斜め上を行く解法というべきか。まさかそんな方法? という、ちょっとゼルダとは思考の方向が違ったりする。
 デュアルハーツはアランドラ風味に作るべきだったと思うが、それじゃあまりにゼルダか。
 攻略中。

聖剣伝説 レジェンド オブ マナ(PS)
 なんだかプレイしてて気持ち良くなってきた。戦闘のあるmoonといった風。戦闘があったらそれはmoonとはコンセプトが違うだろってハナシにもなるが、戦闘の度に全回復ありなので基本的にユルい。どうやらそのへんが旧作のファンにはウケなかったようだ。
 予想外に良い。いやほんと私には意外だ。
 攻略中。

キャプテン★レインボー(Wii)
 西さんが参加した最後のスキップ作品。ラブデリック系の現在形。エーツーで中古を入手。小娘がパパのプレーを楽しみにしている。でも夜中に進める悪父。
 攻略中。
 
2009.02.16

最近坂本龍一を聴いてないなと思い、まさかとMP3ファイルをシャッフルする自作Rubyスクリプトを調べたら坂本龍一というディレクトリ名以下のディレクトリがなぜか取れない。
Rubyのバージョンを1.8.3から1.8.7に上げたら解決。やなバグ。
坂本龍一はRubyに嫌われてたとさ。
CHASMまではシャッフルの対象に入ってる。NEO GEOいいね。

2009.02.25

Shift-JISという表記について。
 IANAに登録されているのはShift_JISとハイフン(横棒)でなくアンダースコア(下線)になっている。この記述が正しいとする向きもあるようだが、これは単にプログラム的にIANAを要求する時に適切な表記であって、あらゆる場面で適切なわけではない。
 初期の頃からMS漢字コード、シフトJISコード、Shift JIS、Shift-JIS、SJIS等幾つかの表現の揺れがあったが、どれも正しく同じ文字エンコードを示している。
 JIS規格としてはShift-JIS誕生から15年経った1997年にようやくJIS X 0208の付属書1にて「シフト符号化表現」として規格化されている。また、その文書に『通常"シフトJISコード"と呼ばれている』と記載されており、デファクトスタンダードに正しい名称などというものがあるとすれば「シフトJISコード」が最有力候補であることは間違いない。
 2000年のJIS X 0213の付属書1にShift_JISX0213という表記が現れる。これは2004年にShift_JIS-2004に変更されている。おそらくこのShift_JISという表記がIANAの元になっていると推測されるが、IANAの方にはJIS X 0201とJIS X 0208のことしか載っていない。どちらが先かは私にはわからない。
 いつ誰がどういった経緯でIANAにShift_JISというアンダースコアでの表現だけを登録したのだろう。エイリアスとしてShift-JISとかShiftJISも必要とは考えなかったのだろうか。いわゆるLatin1はISO_8859-1に加えエイリアスとしてISO-8859-1、CP819、latin1などが登録されている。Shift_JISにMS_Kanjiがエイリアスとして登録されている点から米マイクロソフトがやっつけ仕事で登録したのだろうとは思うが。
 ともかくShift_JISという表記はIANAを要求するプログラム的観点でのみ意味がある。JIS規格にはShift_JIS-2004はあってもShift_JISはない。ただしSGMLやXMLやHTMLではキャラクタセットとしてshift_jisという記述がかなり以前からある。おそらくIANA以前から。
 Visual C++ 6.0のヘルプ(1997年のMSDN)にある「キャラクタセットの認識」にあるように、プログラム的な表記はshift_jisだがユーザに見せるべき(一般的な文脈で用いるべき)表現はShift-JISの方が適切であろう。

2009.02.26

 eeeUbuntuのアップデートをしたら唐突に全てのアプリが全画面表示で動くようになった。いや、もしかしたらそうなったのは別のタイミングかもしれないが。ともかくまた誰かが余計なことを。Webで調べるとmaximusというプログラムがそういった機能を持っている。[システム - 設定 - セッション]で調べると確かにいる。Synapticパッケージ・マネージャでmaximusを削除。

2009.02.27

聖剣伝説 レジェンド オブ マナ(PS)
 アランドラがかなり厳しいアクションを要求するところでストップし、主にLOMを続けている。DQのように安心して遊べるRPG。Webで調べると究極まで武器の強化ができるそうだ。ウィキペディアにて「ゲーム製作者すら予期してない4桁の攻撃力を持つ武器を作れる」と表現されているが、ノー・フューチャー・モードの存在を考えれば設計の範疇なのではなかろうか。インタビュー等出典があるのかもしれないが。
 とはいえやりこみ要素は私には無関係。

2009.02.27

Eee PCのeeeUbuntuを消してCruncheeeを入れてみた。ターゲットはEee PC 901-X。Cruncheeeで発生した問題は以下の通り。
1. Caps_LockをCtrlにする方法は?
2. タッチパッドのタップを切るには?
3. openboxのフォントが7ポイントとか変じゃね?
4. 起動時に必ず無線LANがONになる。

1. Caps_LockをCtrlにする方法は?
.Xmodmapにちょこちょこっとという方法ではダメ。
http://homepage.mac.com/hre.i/ebug-20080920-xkb.html を参考に.xkbファイルを生成してそれをモディファイ。モディファイした.xkbファイルを起動時に読み込ませている。読み込ませる記述は ~/.config/openbox/autostart.sh に書く。

2. タッチパッドのタップを切るには?
http://www.array.org/ubuntu/elantech.html を参考に、elantechのドライバのpsmouse互換モードを利用する。CruncheeeはArray.orgカーネルを使っている。
psmouse互換にするとポインタの動きが遅くなるので、autostart.sh に xset m 5 4 としておく。

3. openboxのフォントが7ポイントとか変じゃね?
Cruncheeeを作った人が何を考えているかわからないのがこれ。xdpyinfoで見ると画面のDPI値は135になっている。なんですかそれは。
.Xresources に Xtf.dpi: 96 を記述する。openbox等の設定で7ポイントになっている部分を全部10ポイントに変更する。
DPIを96にするのは、そういうまっとうな値を前提として作られているアプリがあるため。それってダメじゃんとか言われてもそれをOOoに言ってくれよとしか返せない。

4. 起動時に必ず無線LANがONになる。
毎回Fn+F2。なんでだ。

Cruncheeeがなのかopenboxがなのかはなんとも言えないが、X Window Systemの基本的な知識を要求する。単に適切な設定パネルが用意されてないだけか?

2009.03.06

1. Caps_LockをCtrlにする方法は?
もっと簡単でまっとうな方法があった。
/etc/default/consol-setup にて XKBOPTIONS に ctrl:nocaps を加える。
いやはや、階層的なシステムのどこを触るべきかは結構難しい。しかもLinuxは使われる技術の流行り廃りが激しい。とはいえ、おそらく通常のUbuntuもxkbを使っていると思うんだが、.Xmodmapの記述が効いたのはなぜだろう。
CruncheeeというかCRUNCHBANG Linuxの出来が色々と微妙なのは確かだ。でもeeeUbuntuより安定しているように思う。どうせ手を入れるなら素直な方が良い。
CRUNCHBANGに限らず使えるのだがデフォルトで入っているということでConkyに初めて触れた。面白い上に実用的。

2009.03.07

高田馬場シェーキーズで無線LANをオンにすると色々と接続ポイントが見えた。FON_livedoorに接続してWebブラウザを起動するとFONのログイン画面が出る。そこに「詳しくはこちら!」とどこにつながるか画面上に明記のないリンクがあるが、それをクリックしても元に戻る。詳しく知るにはログインしろってか? リンク先はhttp://www.fon.ne.jp/。おいおい。缶切りは缶の中。

2009.03.07

geditは概ね期待通りに動作する上に安定しているので信頼しているテキストエディタなのだが、問題がある。Shift-JISテキストを自動判定で開くとチルダがチルダでなくなってしまう。自動判定でなくCP932を指定して開くとチルダはちゃんとチルダなので、これは技術の問題でなく思想の問題だとわかる。しかし、どんな主張をされようとチルダがチルダにならないShift-JIS UNICODE間文字エンコード変換は役に立たない。そんな変換を要求するシステムはこの世に存在しないと言い切ってあげよう。
geditのソースを入手して改造を加えるのが手なのだろうが、順当なのは文字エンコード自動判定でShift-JISでなくCP932とすることだ。これが一番単純そう。
別の解は、おそらくgeditは文字エンコード変換にライブラリを利用しているはずなので、そのライブラリを突き止めてそっちの変換テーブル等に手を加えること。

この問題もからみ、自分の書く駄文の文字エンコードの選択という問題が浮上した。まさかLinuxのデスクトップ環境が駄文作成の主環境として実用できるとは思っていなかった。過去の延長から基本はShift-JISテキストを続けており、サーバ機にコピーする前にnkfを使ってShift-JISに変換までしている。しかしShift-JISには上記問題があるもののUTF-8での運用はWindowsで面倒がありそうなのは素人でもわかる。またコンソールのテキストエディタneが扱えるのはeuc(EUC-JP)とShift-JISだ。困った。

とりあえずはgeditではなくleafpadで様子見だ。leafpadではチルダはチルダだ。leafpadを使うとgeditの出力したテキストの文末に改行が1つ多いことに気付く。odすると実際に改行が多い。geditには文末の改行の扱いが怪しいという問題もあるということか。信頼に足るテキストエディタではないかもしれない。

2009.03.10

4. 起動時に必ず無線LANがONになる。
eee-controlのソースを読んで、eee-controlがどうやって無線LANのON/OFFをやっているかを調べる。
/etc/rc.localに以下の記述(eee-controlが無線LANをOFFにするときにやっていることと同じ方法)を加える。
ifconfig ra0 down
modprobe -r rt2860sta
echo 0 > /sys/class/rfkill/rfkill0/state
デバイスドライバが読み込まれてから上記rc.localが動くまでは無線LANの青いランプが付くが、毎回Fn+F2に比べればかなりマシ。

2009.03.10

Subject: 再放送
To: Niigata
Date: Tue, 10 Mar 2009 23:18:14 +0900 (JST)

NHK FMの40周年特集の一環でデモテープ特集が再放送されるようです。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2009-03-12&ch=07&eid=21

日付とラインナップからしてギター入りのバージョンです。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Linuxでncursesの実験をしていて気付いたこと。以前から「○」の表示がずれると思っていたが、UNICODEで「○」を端末に出力するとどうやら半角分しかカーソルが進まない。Linuxで直接端末を使ってもWindowsからTeraTermで接続しても同じ様にずれるのでフォントの問題ではない。UNICODEの「○」が全角ではないとされている。困ったなぁ。いったいどこにこういった情報があるんだろう。

2009.03.11

Linuxのチルダの問題も「○」の問題も根本的な原因は/usr/share/i18n/charmapにあるSHIFT_JIS.gzおよびUTF-8.gzにあることはわかった。WINDOWS-31J.gz(エイリアスはCP932)ではチルダはチルダ(U+007E)なのだが、SHIFT_JIS.gzでは上線(U+203E)になっている。またUTF-8.gzでは「○」(U+25CB)の幅は2になっていない。WINDOWS-31J.gzやSHIFT_JIS.gzなどでは幅は2になっている。
しかしこれらのファイルに手を入れても動作は変わらない。どこかになんらかの形でキャッシュされてしまっているようだ。とりあえず今はここで手詰まり。

2009.03.11

http://d.hatena.ne.jp/macks/20090305 を参考に、/usr/share/i18n/charmap/UTF-8.gzをモディファイしてU+25CBの幅を2に変更したものをUTF-8-CJK.gzとする。
localedef -i ja_JP -c -f UTF-8-CJK ja_JP.UTF-8
これで少なくとも wcwidth()は「○」に関して1でなく2を返すようにはできた。
実際mewで使っているEmacsの表示はずれなくなった。しかし文字入力中は「○」のある行の動きがおかしい。まだ何かあるようだ。

2009.03.12

wcwidth()が2になっているのはいいとして、ncurseswのgetyx()でもxが2移動している事になっているが、表示上のカーソル位置は「○」の真ん中(すなわち移動は1)。ncurseswってばいったい何をやってるんだろう。それとも端末の問題か?

2009.03.12

この際少しでも変な問題を避けるためUTF-8-CJK.gzなんて名前をやめてUTF-8.gzそのものを入れ替えた。加えてja_JPだけでなくen_USも改変UTF-8を使ってlocaledefしなおした。
Linux上では表示上のカーソル位置は「○」の真ん中なのだが、WindowsからTeraTermでログインすると表示上も2の位置になる。参った。
Linux上でもxtermだとOK。terminatorとかgnome-terminalではNG。いよいよ端末問題くさい。

2009.03.12

Shift-JISのチルダの件はやはり問題視している人は多いらしく、iconv自身で対処されていた。
.bashrcにでも以下の記述を加える。
export CHARSET_ALIAS="Shift_JIS=Windows-932"
Shift-JISをコードページ932のエイリアスとして扱うことになるようだ。これでgeditでShift-JIS文書を扱える。とはいえ、どう考えてもマップが間違っており、それを正すべきなのだが。

2009.03.16

間違い。CHARSET_ALIASは効いてない。そういったパッチは充たってない。勝手パッチの話だったようだ。

2009.03.16

Ruby 1.8.7で.NetアプリからProcess.Startで呼び出したRubyスクリプトが機能しなかった。正確には.batファイル経由だが、動かないことに違いはない。詳しく追跡するとDir.globの結果が空だ。Dir.globに「\」記号をディレクトリセパレータとして書かれたパスを渡しても機能しない。1.8.5では動く。1.8.6ではダメ。ということは1.8.6でこのへんがレベルダウンしている。Ruby 1.8.5を含む以前のバージョンは例の坂本龍一問題がある。痛し痒し。まぁ、元々Windowsでの動きは怪しさ爆発なRuby。
.NetアプリからProcess.Startってのはようはドラッグ&ドロップでスクリプトを起動するためのUIを.Netアプリにしてるってわけで、当然Rubyスクリプトに渡るファイルやディレクトリのパスは「\」記号を含む。.Netアプリ側は相手がRubyかどうかなんて知ったこっちゃない。Rubyの問題はRubyで解決せねばなるまい。しかたがないのでRubyスクリプトに「\」記号を含むパスを「/」記号を含むパスに変換するコードを入れた。
権限が777のディレクトリに文句を言うのも筋違いだし、場合によっては最終的にRubyから何か別の環境に移行せねばなるまい。Pythonって日本語大丈夫?

2009.03.17

PythonはそもそもWindowsにインストールしてある。WinCvs2が要求するからだ。Ubuntu等のLinuxには最初からPythonが入っている。色々入っていないCruncheeにも入っているのはeee-controlがPythonで書かれているから。いつでもPythonを試す環境は整っていたわけだ。で、Pythonでスクリプトを試してみる。結構Rubyと1対1で対応できる。ファイル名等の文字エンコードは日本語WindowsではCP932(Shift-JIS)で、当然のように坂本龍一問題はない。加えて簡単にUnicode対応できるので、ファイル名でウムラウト等が扱える。まずはshuffle.rbを移植してshuffle.pyを書く。次は正規表現を使っているスクリプトの移植だ。

2009.03.21

RubyからPythonへの移植。正規表現も問題ないようだ。
かつてJavaが好かれなかった理由の一つにsprintfがないという点があった。限定的で良いから簡単な書式化を望む声に応えていなかった。ロケールを真面目に考えてより複雑な記述を要求するクラスを使えと。Rubyにはsprintfがある。そして当然Pythonにもsprintfがあるはずなのだがマニュアルを読んでもよくわからない。Webでググって判明したのは、Pythonではsprintfを関数ではなく演算子%にしていることだった。なんとも右斜め上。皆がsprintfを好きなのはわかっているがそれはやりすぎではないか? Pythonのバランス感覚はJavaとは逆を突っ走ってる。

2009.03.22

「地球ネコ」でググるとその幼児番組向けではない容赦ない平沢節に軽くトラウマになっている様子が伺える。幼児ではなく一緒に観ていた親がだ。さいわい我が家は普段から平沢節はバリバリなので親も子も免疫ができてる。
パプリカの今監督のページもでてくる。妄想代理人のテーマを「地球ネコのような」と頼んだそうだ。「気色が悪いほど晴れやか」。うん、トラウマにもなるわ。特に歌のお姉さん(あのスプー画で有名な)の真面目っぷりが狂気を増幅。
地球ネコのトラックを真面目に入手しようとすると「おかあさんといっしょ」のCDを買わないといけないんだよなぁ。当時アナログテレビから録音したトラックはオーディオ装置で聴くのは厳しい品質。

2009.03.23

なぜかLinuxでPythonスクリプトを実行ビットを立てて直接起動すると
import: command not found
などと言われる。
Webで情報を探すとそれなりに発生している現象のようだ。問題のPythonスクリプトをfileコマンドに食わせるとBOM付きのUTF-8であった。いつのまにかBOMが付いていたようだ。BOMを削除すると無事動いた。bashがBOM付きのUTF-8を扱えなかったということだ。

2009.03.24

「モンゴロイドが来るぞ!」の元ネタは東欧で子供を叱るときに怖がらせるための言葉の「モンゴル人が来るよ」だったのだが、日本にも九州で「ムクリコクリが来るよ」という言葉が残っているそうだ。ムクリは蒙古でコクリは高句麗(高麗)。もちろん元寇が起源。宮城では「ムックリコックリが来るよ」、青森では「あもこが来るよ」とか「もこが来るよ」。
五島勉の書いた「モンゴル人が来るよ」の起源はアッチラ(フン族)なのかキプチャク(モンゴル帝国)なのか不明。多分元寇と同時代のキプチャクの方。モンゴル帝国大暴れ。今もなお子供たちに恐れられる。

2009.03.26

 Emacsを使って最初に奇異に感じるのはCtrl-Nでもアローキーでもどちらでも良いが、表示されている次の行(物理行といわれることが多い)でなく改行文字単位(論理行といわれることが多い)での移動だという点だ。Emacsは昔からそうだし、それは今も変わらない。ところがEmacsに似せて作られているxyzzyは表示されている次の行に移動する。おそらくxyzzyの作者もオリジナルEmacsの動きはあまりに頑固だと思ったのだろう。で、同じ事を考える人は昔はいなかったのかもしれないがこれだけLinuxを通してEmacsが広まるとポツポツ現れる。本家Emacs向けのphysical-line.elというEmacs Lispスクリプトを書いた人がいる。いまそれを使って文章を書いているが、ううむ、ちと厳しいかも。やはり元のEmacsに正規の機能として欲しい。こういう無改行でだらだらと書く文章をEmacsでなんてのは夢なのだろうか。
 本家Emacsでそれが可能になればWindowsでもxyzzyに移行して全面的に統一を図れる目論見だったのだが。

2009.04.06

 Emacs 22.2.1ではKAMADAさんでなくtaiyaki小松さんのphysical-line.elだと結構具合良い。これでかなり使える環境になる。

2009.04.07

 カーソル移動の問題が概ね解決したことで、Emacsを主なテキスト作成環境にできることになった。メールはEmacs+Mewを使っていることもあり、完全に不慣れというわけでもないが、ある程度はキーバインドのカスタマイズは必要だ。直接X Window SystemでLinuxの端末を使っている場合とWindowsからTeraTermなどでログインしている場合で扱えるキーが違う。他からのログインではモディファイアキー+アローキーが効かないなどがある。さいわいアローキーそのものが使えない環境は想定しなくてよいのでCtrl-F、Ctrl-B、Ctrl-N、Ctrl-Pは変えられる。Emacs使いにとってこの4つのキーバインドは象徴みたいなものだろうが、私にとっては盲腸のようなもので、なくても困らない。
 仕事機で使っているcoLinuxに入っているEmacsでなぜかanything.elがエラーになるのでちょっとアテが外れている。Linuxのバージョンを上げるべきかは悩みどころ。環境移行は面倒。

2009.04.08

 勤務先の近所のってほど近くはないあおい書店。いや、この本屋まで来たらジュンク堂まで行っても大差ない。でもコミックを買うのにジュンク堂は大袈裟過ぎる。で、あおい書店のコンピューターコーナを覗く。コンピューター言語関係では
C = Java > PHP > C++ > Ruby >= Perl = C# > VB >> JavaScript > Python
といったラインナップだった。まぁRubyは半分はRails関連、Javaは半分はJSP関連なのでWebプログラミング順とも言える。Pythonは日本ではマイナーでRubyは大流行り。国産の割に日本語に弱いのにね。
 教科書と言われている「プログラミング言語C」やARM本と呼ばれる「注解C++リファレンスマニュアル」は置いてない。それでもクズ本として有名な「はじめてのC」はあった。

2009.04.08

 LinuxでEmacsを主なエディタとして使うという方針を固めたのでWindowsでもxyzzyを使ってみようかとインストール。しかしどうもテキストの表示がおかしい。フォントが横軸方向に詰まっており、なんとも適切な設定ができない。もういい。Unicode版サクラエディタで問題ない。以上。
 EmacsはX Window Systemでなく端末で使っている。日本語入力はEmacsでなく端末側のAnthyを使っているが、画面右端で入力中確定前の文字が表示されない。盲変換して使うことになるが勝手が良くない。ちと困った。Ctrl-\でEmacsの日本語入力モードになるが、これまたkannnaと入れるとかんんなになってしまうのがデフォルト。何か設定方法があるんだろうなぁ。探すの面倒。
 端末だと○とか→の表示位置がずれるという問題も未解決。

2009.04.09

 とりあえず「emacs 日本語入力」でググるとanthy.elとかいうスクリプトがあることがわかった。ちゃんとSynapticパッケージマネージャにも入っている。早速導入。kannnaはかんなになる。あとはカタカナにする方法。

2009.04.09

 仕事の都合でPHPを書かねばならなくなった。以前PHPを書いたのは前の勤務先でだった。PHPはどうにも好きになれなかった。今回すっかりPHPは忘れているので再度マニュアルを読んでいる。本を買ってこなくてもオンラインで日本語で読めるってのは良い時代になったもんだと思う。Pythonも本は読んでない。本家の文書で十分。で、そのPHPのマニュアルを読んでだんだん腹が立ってきた。何に対してかってPHPという言語に対して。こんなのバグの温床にしかならんじゃないか。気が滅入ってきた。あれから何年も経っているのにPHP以外の適切な選択肢があまりないってことも原因の一つか。

2009.04.10

 小娘が電卓で掛け算や足し算をしているので、電卓での計算結果は順番によっては正しくないことを教える。一行にいくつも計算が並んでいるとき足し算より掛け算の方を先にしなくてはいけないことが算数では決まっていて、電卓で正しい計算結果を得るには使う人の工夫が必要であると。
 で、例えばと言ってからなかなか例が出なかった。
4 x 0 + 5 x 0
 ええと、これでは電卓でも0になるしなぁ。小娘が間に足す6を入れたらという。
4 x 0 + 6 + 5 x 0
 おお、これだと算数的には6が正しいけど電卓では0になる。って分かってんじゃん。
 で、パパの秘蔵のポケコンを取り出してきて、こういう高級な電卓だと正しく6になると実演した。LinuxのGNOMEの電卓も正しく6になる(=を押すまで一々計算しない)。しかしWindows XPの付属電卓では0になった。
 ともかく小娘は頭の良い電卓と頭の悪い電卓があることを理解した。あれ?

2009.04.11

 で、スケジューラ機能をLinuxのEvolutionに移行して用途のなくなったPalmの活用法として電卓を思いだし、上記計算が6になる電卓アプリを漁る。見つけたのはEasyCalc。16進電卓としても使える。こんないいものがあったのね。あとはPalm Basicを入れたがこっちは一々
print 4*0+6+5*0
とprint文にしないといけないので手軽さに劣る。MS-BASICのように?がprintの短縮形として使えるとかあると違うんだけどなぁ。

2009.04.11

 PHPの苦行。サーバの設定が本番向けっぽいのか文法エラーが表示されない。盲デバッグ。それは明日同僚と相談するからいいとして、やはり問題はそのルーズな文法だ。$array[i]でハマった。正しくは$array[$i]だが文法エラーではない。そういえば昔もよくハマった。
 一応オブジェクト指向の真似事らしくクラスが作れるが、インスタンス変数$valueのアクセス方法が$this->valueって何だよ。$valueでも$this->$valueでもない。俺に喧嘩売ってんのか? そういえば昔もため息ついた。
 PHPとはできれば関わりたくない。

2009.04.13

スケジューラとしては引退させたPalmだが、他に用途を考える。メモ帳としてはたとえPOBoxを駆使しても厳しい。
連日引っ越しを目標としたゴミの廃棄が続く。とはいえ引っ越しはいまだ確定情報ではない。集合住宅を買えるかどうかは私に保険が付くかに掛っている。先週末はついにママもゴミの処分を始めた。
練馬西友でゴミ袋を入手したが、東京都推奨と書かれていない西友ブランド品で45Lはゴミ袋となっていたが20Lはゴミ袋と表現されていない。今朝のニュースによると有名無実となっていた東京都推奨ゴミ袋をやめるそうだ。それで恐らく回転の遅い20Lの在庫分がゴミ袋と表現されていなかったのだろう。

2009.04.13

 ビデオキャプチャを主用途としたメイン機monadoが蟲師エンコ時に落ちた。なんだか最近ファンがうるさいと思っていたが熱暴走だ。掃除機で埃を吸い取る。ファンは以前の音を取り戻した。ついでなんで夏向けにCPUクロックを落とそうと思った。2.2GHzを2.0程度に。しかしMobileMeter等調べてみて、Autoでないと負荷がないときにクロックが自動的に落ちる機能が働かない。熱はでないから実際はそれで良いだろうがなんとも貧乏根性に挑発的だ。どうしよう。

2009.04.14

 結局Emacsはモードやらがキーバインドも含めて勝手に変わってしまう世界を築いており、あまり逆らうのは得策でないと判断。明らかにそれは違うだろって部分だけ残して基本的にはEmacsのキーバインドに慣れるよう方針を転換(概ねMewで慣れてはいる)。とはいえPHPのモードがCtrl-Dを再定義するのは解せない。Emacsの基本動作に関わるキーバインドはタッチしないのが礼儀なのではないか?
 いまだにanthy.elでカタカナに変換する方法は見つかってない。もしかしたらないのかもしれない。あらかじめカタカナモードにしておくという入力方法はながらく経験がない。
 それなりにそれは違うだろが溜まってきた。Alt-Wは押しにくいのでCtrl-Lに割り振るとか、Ctrl-Vの対がAlt-Vってのはありえねぇだろってvi互換のCtrl-FとCtrl-Bに振るとか、結局堂々巡り。でも今回はカット&ペースト関連は控えめ。

2009.04.14

 片付けをしていたら大昔レーザーファイブの売ってたSlackware + JEのパッケージがでてきた。ステッカーが入っていたのでその中の「Linux Inside」をEee PCに張った。うん、良いカンジ。

2009.04.14

 大量のパソコンの廃棄が必要なのだが、調べるとパソコン毎に3000円〜4000円程度お金を払わなくてはならない。釈然としないがそう決まってしまったのだからしかたがない。不法投棄を誘う法律だよな。
 と嘆いていたタイミングでPCウォッチにパソコンファームという無料で廃棄電子機器を引き取って分解リサイクルする団体の記事が掲載された。いやまぁ宣伝記事なんだろうけど、宣伝するってことは廃棄電子機器をもっと持ってきてくださいという意味のはずだから、遠慮なく使わせてもらう。今週末はママが勤務だから来週末だ。詳しいレポートは利用後に。
 一回じゃ自動車に載らないかもしれない。

2009.04.15

 anthy.elの問題は操作に対称性がないことか。lを押してASCIIモードになったらそこからの復帰はCtrl-Jだ。qを押してカタカナモードになったらそこからひらがなモードに戻るのはもう一度qだ。ASCIIモードでは全文字入力できなくてはいけないからだろうか。なんともイマイチとしかいえない。試しにCtrl-Qを押したら半角カタカナモードになった。

2009.04.15

 印鑑登録のため久しぶりに練馬区役所に行く。番号札を持って待っていると近くにいた老人が誰にというわけでもなくブツクサ言っている。何だろう。ボケてるのか?
 申請書を出し、引換票を持って待っていると「皆さんに聞いてもらいたいのです」とオバサンが乱入してきて警備員とすったもんだ始めた。何の話か聞いてみたいのだが(暇だし)ちょっと離れてしまったのでよく分からない(電話をしたらどうしたこうしたまでは聞こえた)。いつのまにか静かになった。渉外係に移った?
 いろんな人が来るところだ。印鑑証明3部ゲット。

2009.04.16

 Emacsでの日本語入力でanthy.elがあまりに微妙なのだが、端末側のSCIMでは右端の問題がある。しかたがないので日本語のインライン入力はあきらめて昔なつかしなウィンドウを表示する設定にした。まぁ悪くはないが明らかに環境としては劣化だ。もうちょっとなんとかならないもんか。

2009.04.16

 廃棄パソコンにApple Power Macintosh 8500を加える。Power MacでなくPower Macintoshだ。Appleが中身にアクセスしやすいケースを設計するきっかけになった強烈に触りにくいマシン。でも外見は今でも最高に格好良いと思う、この系列。AppleがMacintoshをやめてMacにしたのは復帰したジョブスによる小売りを切るための策(「契約上MacはMacintoshではない」)だったそうだがそういうさすが契約社会な昔話は後で。
 PM8500の意義はひとえにオーディオボードのKorg 1212 I/Oにあった。1212 I/OにはレガシーなOSのドライバしか存在しない。よってMac OS 7/8/9やWindows 95/98などでしか使えないしょんぼりなボードだ。このボードを前提に作られたKorg 880ADという8チャンネルA/Dコンバータがある。一応1212 I/Oとの接続はADATオプティカル + ワードクロックとなっており、独自規格ではない(ADATはAlesis)。しかし他の製品とちゃんとうまく接続できるかは未知数。ダメなときは全然ダメってのがデジタルな世界の問題。この頃他にそういった製品はあまりなかったはずで、1212 I/OのFAQにあるパイオニアのDATとうまく接続できない件は私の事例だ。で、私が今後新たにADATオプティカルを扱える製品を買うとは思えない。そもそも音楽をほとんどやってないうえに、多チャンネル同録はしないのでRoland UA-25で十分。いや、Creative E-mu 0404でもOK。
 久しぶりにAlesisのことを思い出したのでサイトを覗いてみるとADATシリーズの最新製品がまだあった。でもメディアは交換可能なHDD。ってADATじゃねぇじゃん。ちなみにADATはS-VHSのテープを利用して多チャンネル録音をするマルチトラックレコーダ。きっとKorgも本家Alesis製品との接続試験くらいはしたんだとは思うが。
 PM8500から1212 I/OをはずしてPower Mac G4 (QuickSilver)に入れる。このG4マシンはレガシーOSでも起動できる。適当に最新ドライバを探して再起動するとどうやらユーティリティから見えている。問題はレコーダソフトだ。PM8500で動いていたのはCubase VST 4.1。もちろん今のCubase 4ではなくSX以前の一周前の4.1。PM8500のSCSI HDDをはずしてG4に接続する。G4はSCSIマシンじゃないのでサードパーティ製のSCSIボード経由だ。で、Cubaseを起動すると再インストールしろとか言われる。
 Cubase VST 4.1のCDを探したが見つからない。毎回忘れるのだが、Cubase VST 4.1のCDは持ってない。4.0からアップデータで4.1にするのだ。で、今度は無事起動した。融通の効かないシステムだ。ま、寿命は元PM8500の起動ディスクであるHDDが壊れるまで。このHDDにオーソライズ情報が入っており、FDDのないG4ではオーソライズ情報の退避も再インストールもできないのであった。オーソライズ情報は起動ディスクでなくても有効でなにより。いまさらこんな前世紀の古いバージョンのチャレンジレスポンスはしてくれないだろう(Steinbergに義務はあるとは思うが、YAMAHAは対応するのか?)。
 単なるもったいないオバケの延命なので実際に1212 I/Oや880 ADを使うかというと疑問。何か録音するならSony VAIO + Roland UA-25を使う。録音機が移動できるというのは結構重要なポイント。

2009.04.20

 掃除のためシンセサイザーを一時的に別の部屋に運ぶ。
小娘「え、なになにそれ。」
悪父「シンセサイザーだ。引っ越したら弾けるようにセッティングするからな。」
小娘「本当!」
悪父「鍵盤の大きさがそれと違うだろ。それはミニ鍵盤って言うんだ。」
小娘「学校のオルガンと同じだね、そっち」
悪父「もう4年生だから普通の鍵盤に慣れた方が良い。」
小娘「学校で弾いてるよ」
悪父「家でも弾けるってこと。とはいえもうオンボロだから電源入れたらピアノの音が出るようにだけするか。」
小娘「そっちのスゴイのは?」
悪父「シンセサイザーには概ね楽器の音が得意なのとビヨーンといった音が得意なのと二種類ある。こっちのJP-8000はビヨーンの方。そっちのSY-77はピアノとか楽器の音が得意な方。」
悪父「多分ウチにあるフットペダルは確か特性が逆だからヤマハのを一個買わないとな。そのポータトーンに繋がるぞ」
小娘「なにこれ」
悪父「押すといつもの音、離すといつまでも音が残るだろ。これやっぱ逆だな。ピアノの演奏にはこういったことも表現に使うんだ。」
小娘「ねね、押してみて、はい、離して。」
悪父「本日はここまで。宿題宿題。」

2009.04.20

 以前PSP版のレミングスを発売直後に購入し、いざ電車内で始めようとしてシステムのアップデートを要求された。AC電源なしでおそるおそるアップデートしたが、そのときPSPのゲームは二度と発売直後には買うまいと心に決めた。貴重なバッテリーをこんなくだらないことで使わせないでくれ。プレイヤーにこんな風に思わせる仕組みは間違っているぞソニーさん。携帯ゲーム機ってのはゲームを買ってすぐ遊べるのが利点でしょうが。現在はカスタムファームウェアを使っているので発売直後のゲームを買ったりしない。しかもPSPは案外クソゲー率が高いのでゲーム選びも慎重になってしまった。加えて近頃はプレイステーションのゲームをpops化して遊ぶ方が多い。しかも公式ゲームアーカイブスで発売されていない聖剣伝説やらトゥームレイダーやら攻殻機動隊やら天誅やら。アランドラは公式でも売っているようだがディスクを中古で買ってきてpops化した。そもそもカスタムファームウェアで公式のゲームアーカイブスを買えるのか試したことがない。不可能ではないようだが。ちなみにアランドラはゲオの中古で480円。公式ゲームアーカイブスでは600円。ディスクだとPS/PS2/PS3及びおそらくCVGSでも遊べるがアーカイブスだとPS3かPSPが要求される。いまさらとか言わずにPS2でゲームアーカイブスが動ける仕組みを用意してもらえるといいのに残念。PS2はPS3での互換性切り捨てによってハードウェアとしても当面存続が要求されてしまうという自己矛盾さがなんとも近頃のソニー。PSOneもまだ売ってるみたいだけどね。

2009.04.22

 勤務先で余ってたメモリを持ち帰ってPCに入れた。どうもなんとなく重い。動画のエンコが遅くなった気がする。CPU-Zで確認すると元々入っていたのはPC3200で、追加で入れたのはPC2100。今まで200MHzで動いていたのがどうやら遅い方にタイミングを合わせて133MHzで動いているらしい。抜いてみて再度エンコしてみた。18分半掛かったエンコが16分半になった。結構如実に効く。やはり余ったメモリは使い道がない。

2009.04.23

ファイナルファンタジーI・IIアドバンス(GBA)
 大昔FF1のクリアを諦めた雪辱を果たすべく中村橋エーツーにて入手。PS版でもPSP版でもなくGBA版。多分一番安く手に入る。というのはPSやPSPはIとIIが独立パッケージなうえになぜか中古でもそれなりに値が張る(PSPはわかるがPSも)。
 いつでもどこでもセーブってのは携帯ゲーム機向けには嬉しい判断。とはいえこのFF1をクリアしたところで雪辱になるのか疑問はある。おそらくDSのFF3も難易度はかなり下げられていたに違いない。オリジナルは吉田戦車が諦めた程度にはラストダンジョンが論外だったわけだから。

2009.04.24

 前日の夜中に廃棄PCや廃棄AV機器等を自動車のトランクに、モニタ類や一体型Macintoshは後部座席に積み込んだ。もうこれが限界という状態。あと少しでも機器があったら全部は運べなかった。で、午前中に三郷に向けて出発。多少迷いながらもパソコンファームに到着。あらかじめ小屋の様子を写真で確認していなかったらわからなかったと思う。大通りに面しているが看板も何もない。シャッターが閉まっていたが午後1時から開けるとのこと。12時半はまだ昼休みだったのだ。素直に外環を使えば午前中のうちに着いたのだろうが、雨の中ママに安全運転を頼み下道で来たのが敗因。近所のファミレスで昼飯を食って一服。
 お姉さんの指示の下パソコンファームでの積み下ろし作業は順調に済み、順番待ちしている人もいたので名前と住所を書いて即撤退。まともに廃棄したら5万円は掛かったところがガソリン代(と帰りの外環の高速料金)だけで済んだ。
 ママはパソコンファームを誹謗するまったく同じ文面の書き込みをいくつかの掲示板で見たそうだ。その書き込みは私も見掛けた。そういった書き込みにどんなメリットがあるのか不明だったが、ママは廃棄家電を有料で引取っているライバル業者なのではないかと推理していた。三郷に近づくにつれてそういった業者の看板が幾つかあったが、無料で引取りなんてされたら太刀打ちできないだろうからと。我々以外に3組は見掛けた。商売繁盛。

2009.04.25

 ついでにビデオレコーダー機のmonadoのCPUファンを外して掃除機で埃を取り払う。また現在使っているCPUの前に入れていたCPUのファンだけをケースに付ける。ビデオエンコード時最悪な状態ではファンコントロール用温度計が摂氏70度になって熱暴走までしていたが60度近辺で安定するようになった。これだとファンスピードもあまり高くならず比較的静かだ。「じゃあもうブオーンってならないのね」はママの言。
 忘念のザムドの1話と2話はエンコード後のサイズが結構大きくて頑張ったアニメだなと思ったが、3話は大きくない。地獄少女程には小さくはないが息切れか?

2009.04.30

コマンドプロンプトで
pilot-dlpsh -p usb: -i
の後でPalmのHotSyncボタンを押すとPalmにログインしたような状態になる。実際はディレクトリくらいしか表示できないんだけど。で、コマンドuserを入れると
dlpsh> u
   Username = "OSTRA"
   UserID   = 000003e8 (1000)
   ViewerID = 00000000 (0)
   PCid     = 00006e5b (28251)
と表示された。このUserIDが例の意味不明だったgnome-pilotのPDA IDである。元々何番だったのかもう知りようがないが、それがgnome-pilotのデフォルト1000に書き換わっている。
byeでHotSync終了。

2009.05.01

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/04/20/23214.html
 『さらにいで(JASRAC理事いではく)氏は、過去の著作権分科会で主婦連合会常任委員の河村真紀子氏が、「自家用車で聞くために、消費者はもう1枚同じCDを買うのか」と疑問を投げかけたことを取り上げ、「当然だと思う」と説明した。「家にあるコーヒーを車で飲みたければ、持ち出すか外で買えば良いのと同じ。車で聞きたければCDを持って行くか、それがいやならもう1枚買えば良い。CDの自宅内でのコピーは認められてはいるが、コピーを持ち出すのは『基本的に全面OK』ではない。自宅内で使うものは仕方がないから認めるという程度。そういうことがきちんと理解されず、既得権のように当たり前になるのは非常に危険だ。」 』

 はぁ。コーヒーに例えるのは単に大間違いあるいはとんでもない勘違いなのでそれは置く(こういった形でコーヒーに例えられて嬉しい音楽家はおるまい)。だいぶ前にMDにダビングするのは違法と思うとインタビューで答えたJASRAC理事の頃から何も変わってない(調べたら2002年だった)。CDを買うという行為は何を意味するんだろうね。消費者は何を得たんだろう。「仕方がないから認める」って程度のモノしか得てないの? 買ったCDの常識的な使い方を誰かに認めてもらうことすら必要ない。
 何かの戦略のつもりなのだろうか。極端なことを主張していれば間を取ったときに元々の目標に近い案を妥協を装って導けるとでも思っているのだろうか。分かりました。そういった下らないものは全否定されるよう全力を持って事を望むべく尽くします。私はプレースシフトの実現であるウォークマン革命を信じています。それを否定する勢力は全力を持って打倒する所存です。
 おぉ、久々のヒット発言なのかもうウィキペディアに項目が立っている。以前と違って皆の注目度が違うね。

2009.05.01

 春の連休、いわゆるゴールデンウィークは片付けと掃除で明け暮れた。フロッピーディスク破棄のための確認をして気付いたのはMacintoshの2DDを読む手立てが無くなってしまってたこと。あぁどれか一台捨てるの早すぎた。残った5台のMacは全てFDDがない。例えば具体的には「Love Song」のシーケンスデータが2DDのFD以外に存在しない模様(FDのラベルに「Love Song」と書いてある)。まぁ、今後使うこともありえないわけだが微妙な心境。マルさんが古いPower Macintoshを保持している間に伺ってコンバートさせて貰うか。
 古いMSXの2DDのデータはちゃんとPCで読める。YAMAHAのミュージックコンポーザIIもMSX本体も今回破棄したのでほぼ意味がないけど。そういえば「HAL-9000」のリメイクで一応当時のデータをどうにかしてコンバートして流用したんだった。打ち込み直してもたいしたことじゃないんだけど昔のデータを使うことそのものに意義があったんだっけ。でもたいした話じゃない。

2009.05.08

 rxvt-unicodeならばどうかとパッケージマネージャで導入。それでも「○」の問題は付いてまわる。一見正しく動いているようなのだが、Emacsでエディットすると途端におかしくなる。結局は端末上のエディタで文章なんて書くなってことなんだろうか。XEmacsがGNOMEに合わせてくれると問題はかなり解消するはずなのだが。ちゃんとアンチエイリアスの効いたフォントでエディットしたいのである。VLゴシックはかなり気に入っている。
 これはとりあえずLeafpadで書いている。

2009.05.08

 調べるとアンチエイリアスの効いたフォントの使えるEmacsは開発中バージョンの23で、Ubuntuでもemacs-snapshotで簡単にインストールできる。早速インストールし使ってみている。もはや他のGUIエディタと同じく端末の制限は無関係になるので「○」も「×」もちゃんと扱える。設定は.Xresourcesに
Emacs.FontBackend: xft
Emacs.font: VL ゴシック-9
だけ。
 スクロールバーをなくすと動作が変とかあるけど概ねオッケイ。SCIMによるインライン入力は未対応のようだ。
 とりあえず最大の問題は解決したのではないか? Eee PC以外では実際はメールクライアントとして使っているのが端末経由のMew(Emacs)なので「○」の問題は付いてまわるし実際かなりうざったい。勤務先ではcoLinux上の古いDebianのMewを使っていて、それはEUC-JPベースなのでそもそも「○」問題がない。そのかわりUTF-8でエンコードされたメールがきちんと扱えず、それはそれで問題なのだが。
 ともかくこの端末での「○」の件はLinuxの利便性を大きく損ねる大問題であることは間違いない。データを修正してlocale-genをしても改善されないのはきっとバグなんだろう。誰の? glibcか?

2009.05.09

 フロッピーディスクを捨てる作業中。絶対枚数は少ないもののPC-9801シリーズ向け1.2MBの2HDが出てきた。これはアクセスするにはいわゆる3モードFDDが必要だ。ググって最初に試したのはIBM製のWindows95/98向けドライバ3mfdd110.exe。Windows98はBeOS 5を入れたマシンにMS-DOS 6とともにとりあえず入れておいたので試してみた。全然ダメ。次にfdw9x118.lzhを試す。CHKIO.COMで出力されたコントローラ向けのドライバを入れたところ無事アクセスできるようになった。このCHKIO.COMを現メインマシンで試したらUnknownとなった。古いマシンの方が有利。古いフロッピーのデータは吸い上げてzipして適当な場所に放置。まぁ、なくなっても困りはしない。

2009.05.09

 各種CD-ROM/CD-R/DVD/DVD-Rを始末していて「全音楽データ」というDVD-Rを発見した。をを!確かUnknownさん向けに焼いたときのだ。期待して中身を見たが「Love Song」はなかった。あぁ、不徹底な仕事だったんだな。

2009.05.11

 DVD-Rを焼くときにしばしばエラーが発生するようになった。リプレース時期なのであろう。パイオニアのバルクDVD-R DVR-117を買ってきて取り替えた。Webで調べるとどうやらこのDVD-RはPowerMac G5で採用されていたものと同じ型番。ってことはG4用のリプレースにも良いかもしれない。って使わないから壊れないけど(パイオニアの初期型で1倍速、遅い)。先日廃棄したママのPM6100のディスクのバックアップで焼いたのがかなり久しぶり。
 新品で焼き試験をしてLinkPlayerでの動作確認をしようとしたら全くマウントしない。LinkPlayerの方のDVD-ROMが遂にイカれた。しかたがないので焼きでエラーの発生するDVD-RパイオニアDVR-111に換装した。読みはとりあえず問題なさげなので。しかし回転速度調整ができないので結構うるさい。その点を除けば特に問題なく動いている。まぁ、ディスクで使うときはパイオニアのDVDプレイヤーを使うから本当にとりあえずなんだけど。
 ってパイオニアのドライブばっかり。Eee PC向けのポータブルドライブを確認せずに買ってソニー日電だったのはマジに悔しい。ソニー日電のドライブはパッケージ版がパイオニアのバルクより安い。互換性に難があるからだろう。

2009.05.12

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「読まなくてもいいよ50」
OSTRACISM CO.
OSTRA / Takeshi Yoneki