負けてられっか!
土橋君の「勝負勝負のベガス日記」


初日からいざ勝負
上の画像はコインカップ。カジノによってデザインが違う。高さ20cm弱、水だったら1リットル弱は入りそうな大きなもの。

出発/初日。
(今回のツアーの旅行代理店はSAISON系のヴィーヴィル。G.Wということで値段もつり上がるため、出発を4/24にすれば約120,000円のところ、連れの都合により4/27に出発。ツアー料金はJAL直行便利用で約160,000円。まぁ 1泊延泊で4/27〜5/2までの4泊6日なのでしょうがないと思い割り切る)。

かなりの期待を胸に空港へ。
そこで、なぜか旅行代理店の人によばれ何やらつぶやいてる。
おっと、エグゼクティブクラス(SEASONS)のチケットでは!
かなり快適にべガスへ。これは幸先のいい!!
(旅行代理店はSAISON系だが、母体はでかくてもブッキング?まぁそんなことはどうでもよく、エグゼクティブデビューということ少々わくわく。

ただし、今回海外デビュー・・・ということは国際線デビューということで、いまいちどこがエグゼクティブなのかわからず。シートの仕様もよくわからず、数時間経過したところでやっと、肘掛右からテーブル・肘掛左からオンデマンドモニタが出現することが判明(下の画像はJALの広告。紀香さんもくつろいでます。ちなみにエグゼクティブクラス指定のツアー料金は、全く同じ日程で同じホテル利用のJALPAKで47.3万円!!)。

後ろ座席に人がいなかったこともあり、シートをかなり倒し、足置きを伸ばし、スリッパに履き替えかなりのご満悦。搭乗した直後のウェルカムシャンパンもなかなかの振る舞いでよろしい。
初の機内食は和・洋選択となってる!おお!ワインも種類豊富(といっても5・6種)!とりあえず和食がかなりうまそうに思えたので選択。出てきたものはすんばらしい!さすがJAL!匂いまでうまい!!なんてこった、日頃食ってるものよりもうまい・・・

といった感じで飯を食い、エグゼクティブを満喫するため映画を2本ほど観て(ユー・ガット・メール・・・相変わらず分かり易いほどの出来過ぎ話/ラッシュアワー・・・最近のアクションもの)、ついでにサービスのカップうどんを食う。(名前が“うどんですかい=うどんde sky”、なんじゃそりゃ!)

すぐに朝飯がでてきて、今度は洋食をたいらげ、迫った勝負に向けしばし仮眠。

ベガスに着いたら、頼りなさそな現地係員のお出迎え。まぁ海外デビューということもあり、かなり素直に対応。そのままホテルに向かい、別の係員にバトンタッチされ、ナイスなことに早々にチェックインができる。これはラッキー(下の画像が泊まった「魔法使いがドラゴンから守護する白亜の城。ロマンチックな中世の夢の世界」エスカリバー/ESCALIBUR HOTEL&CASINO。左後ろにピラミッドの形をした「神秘の古代遺跡と最先端のアミューズメント、時空を越えたワンダーランド」ホテル/ルクソールが見える)。

まだ朝だったので適度に観光しつつ、歩きまわる。
しかし、かなり異常気象らしく寒い。風も強い。
ということでしばし、ギャンブルを。

はじめはわくわくする心を押さえ、かわいく、25C/セントからはじめる。がまったく当たらず。。。
適度にやって止める。(だいたい100$くらいの負け)
そこで1$スロットに切替え。
なんかやたらと「7」のでかいスロットを発見。とりあえずやってみる。
日本のスロットとの比較を自分なりにしつつ、JackPotがMin1000$ということでかなり設定としては低めではと予想。
約200$くらい突っ込んだところで、準々大当たりのような7がそろい、200$ゲット。その後少し粘り、結果的には25Cの負けを取り返し+100$くらいで終了。

その後、適当に台を渡り歩き、最終的には+150$くらいで初日を終わる。

初日の収支+150$くらい(エクスカリバー)


2日目も勝負おっとなんだか調子がいいぞ!

がんばって朝からおきて、眠気覚ましにNY.NY.のローラーコースターへ挑戦。

外から見る限りはたいした事ないなと思ってたら意外にびっくり。結構高くまで上り、おまけに初っ端から2発連続の落下(落下の後は宙返りや回転といった内臓と首の両方を痛める複合タイプ。NY.NY.の裏から表通り=ストリップ通り方面をところ狭しと通るため、かなりの景色と気持ちよさ。これで$8だったら納得!。(左の画像はJALベガス直行便の広告に使われていたイメージ画像。NEWYORK NEWYORKのコンセプトは「アールデコ様式とジャズが流行った半世紀前の小粋なニューヨークを再現」だそうで、自由の女神は実物の1/2、エンパイア・ステートビルは1/3、ブルックリンブリッジは1/5のサイズで再現してある)。

フジヤマには勝てないものの意外とおもしろかった。しかし、このときは外人は珍しく無口。。。
その後、飯でパスタを食うがパスタなのに山盛り。日本のちょっと高めのリストランテの3倍くらいはある・・・
あいつらは異常だ。だからあんなに太るんだ!
残すのは負け犬だとなぜか思い、がんばって全部食う。
(ガイドブックで「NY.NY.内のイタ飯はうまいよ」と書かれていたために、味の方は申し分はないが、あの量では味わう前に圧倒されてしまう・・・。値段も$10弱で、パン付きということでかなりのリーズナブルさ。接客係りも愛想良く、丁寧なため、初めてチップが惜しくないと思ったのもこの時)

その後、LVSヒルトンのスタートレックのアトラクションへ。外人がやってる(当たり前・・・)だけにこちらにとってはなかなか臨場感がありグッド。値段の割にはかなり楽しめた。
(内容的にはスタートレックの歴史、および使用備品の陳列を眺めこれで終わりかなと思ったら、そこから急展開。
エレベータに乗せられ、真っ暗闇になり故障したかと思いきや明るくなるとドラマのような転送術。あっという間にエンタープライズ号のデッキ!こりゃすごい!!

その後いってることはほとんどわからないがドキドキのまま、なんかに乗せられ戦い(?)へ。その後は・・・ 行った人だけのお楽しみ!$20弱したが日本のイベントよりも精巧でグッド!)

ついでにその足でLVSヒルトンのカジノへ。とりあえず、2日目で手持ちの金(持ちこみは$400+日本円数万円)も残っているし、カード=クレジットおよびCITICARDも準備万端!
とりあえず、プラスがあまりないということで98%還元のスロットへ。30分ばかりで2回ほど7を引き、+100ほどに。
あまりここでは深入りせずに、申し込んであったオプショナルツアーの「アーリーナイトツアー」たるものへ。複数の観光名所につれてってくれるもので、まぁこの広いべガスでは行っといた方が楽かと思い参加。
内容的にも「ハードロックホテル」「ミラージュの火山」「フリーモントエクスペリメント」「ストラトスフィアタワー」となかなかの周り様。時間を計ったようにまわっていたため全てイベントを満喫できた(値段は確か$60。高いか安いかはその人の考え方しだい。「連れくだけで$60かよ」と今になれば思うとこ。TAXIでいけば2人だと・・・?個人でいった方が安いじゃねぇか!
まぁまぁ、ガイドも日本人だったし、周りも日本人ばっかだったし、かなりゆったりバスでまぁよかったとして考えないように)。

しかし、頭の中はカジノ一色・・・

ホテルについたのが0:00を回っており遅めの夕食(簡単にホテル内の24時間Cafeですますことに。値段は確か$7くらい)。
昼間のパスタを考慮し、サンドウィッチならいけるだろうと思いオーダ。ところがどっこい、出てきたのは肉山盛り・マッシュポテト山盛り+ソースの池付きの皿。サンドウィッチだけにパンを探すと肉の下敷きに申し訳なさそうに敷かれてある。なんじゃこりゃ!!!こいつら変人か!

昼間と同様、負けてなるものかと思い、平らげようとするがさすがにイモは食えず・・断念。
気分悪いが勝負はしなくては!ということでいざカジノへ。

なんとなく、本日もスロットを練り歩き、なんとなく座る。
そこで勝負開始。
おっとなんだか調子がいいぞ。$200突っ込んだくらいから並ぶは並ぶは光輝く「777」。1時間くらいで$500くらい勝ってる!楽し い!しかしここから一気にのまれはじめ、あれよあれよという間に無くなってる。

日本での戦いをここでふと思い出す・・・いっしょや!出しては飲まれてる!
しかし、ここはアメリカ。戦わなければと思い、再投資。
$200突っ込んだところで、かなり久々の「777」!気分良い!

そこから機械の仕業か、「777」後、1回転目連荘!!!気分爽快過ぎる!
その後ちょこちょこと出し、最後に$300をそろえ終了。結局約+$500まで戻し終了。

時間はもう午前5:00を回ってる・・・
(連荘というのは当たりが連続でくることで、ギャンブル用語かな?
よって、1回転目連荘の意味的には、当たり直後の次のプレイでまた当たるということになります。要するに2回転で2回の当たり!すっごい確率です。っといっても機械がそういう風にしているのかも・・・)

2日目までの収支
+100$くらい(LVSヒルトン)
+500$くらい(エクスカリバー)

Total:約$750


3日目も勝負体調不良で運無し、出やしねえ・・・
さすがに昨日までの無理がたたったか朝からかなり体調悪い。おまけにかなり寒い。
しかし、予定はあるため10:00頃に起床。
シャワーを浴び、いざマンダレイ・ベイを見に。かなりきれいなホテルだ。
適度に見つつ、やはりカジノ。ここではこて試しのつもりでスロットを回す。

しかし一向に出やしない!出るまでやったらぁと切れ気味に$600ほど投資したところで「777」$300ゲット!一応一安心しながら、100枚くらいだけやろうとまわし始めたところ、10回転くらいで再び「777」$300!元をとったところでそそくさと止める。

本日は大加藤さん(会社の先輩で「大加藤の主観によるラスベガスガイド」の作者。そもそもこのガイドは大加藤さんが土橋君用に書いたものを再編集したものです)に頼まれているフラミンゴヒルトンへカード挿しを行うため向かう(代理で挿したこのカードはカジノメンバーズカードで、プレイがそのままポイントになり、食事やキャッシュバックなど特典があると教えられたもの。有効期限が1年ということでその期間に使用履歴がないと貯蓄ポイントがぶっ飛ぶらしい。作るのは無料でそれぞれのカジノで趣向が凝らしてあり、記念にもなるためエクスカリバーとマンダレイ・ベイでは作った。ここでも一応作ろうと思ったがなぜか客の行列。行列は嫌いなため今回はあきらめる)。

フラミンゴヒルトンには、おおっ!ほんとにフラミンゴがいるよ!
のんきにフラミンゴをみつつ、バッフェで朝食。
さて、本題のカード挿し。本日までは調子よくコンスタントに出ているため、今日はJackpot約$300,000へ挑戦。
もうそろそろ大きく勝たないと!カードを挿しいざ勝負。 ・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

おいおい、ぜんぜん出やしねえ!準小当たりの777もほとんどそろわない。
1時間30分というあっという間の時間で$800が吹っ飛ぶ・・・
なんじゃこりゃ!
こういうのがあるからカジノは儲かるのか・・・
後ろでは、$1000のJackPotが2台並んで音楽鳴らしてるよ〜

その後、適当にやるがやってもやっても出やしねえ・・・
気分暗めで、フォーラムショップへ。かなり気分的にへこんだところで買い物なんて楽しくない・・・

しかし、観光。 フォーラムショップのショーを楽しみ、I-MAXシアターを満喫(フォーラムショップのショーは奥の広場で無料で人形=結構本物の人間に見える、の水の神と火の神の攻防で、屋内にもかかわらず火を結構使ったちょっと豪快なもの。
ただ、ただでさえ聞き取りが危うい上、声がこもっていてよくわからん。まぁただだし・・・。そのまま、同じフォーラムショップ内の無料ショーの横にあるI-MAXシアターへ。

時々日本でも目にするI-MAXシアターが3Dだというのは知っていたが、行ったことがなかったため、ものはついでだとばかりに突入。2日目に行ったスタートレックのところと提携しているのか、その際にもらった割引チケットらしきものがあったため安くなるかも!という期待もあって行った。
そこでその紙を出しチケットを購入。すると書いている値段より高い?なぜ?よくよく考えてみると、その割引券はスタートレックのやつとこのI-MAXシアターのチケットを同時購入すると$5安くなるというものだったらしい・・・
(ちなみにスタートレックは約$16、I-MAXシアターは約$8、同時購入で$19くらいだったように思う。I-MAXシアターはなんか座らされてレースをするもので、よくわからなかったが、なかなかの出来映えと揺れを感じ、有効期限1週間のスタートレックのチケットを手にまぁよかったとする)。

マジックショーを予約してあったので適当にホテルへ帰室。
しばし、休憩。

1時間くらい休んだとことで体調がかなりバッド。かなり無理をして遊んでいたこと、旅行前に体調を崩したことなどがやっとでてきたか、かなり気分が悪い。
しかし、ショーを見たいが為に、無理を承知で「ランス・バーンマジックショー」へ。

まぁ行ってみると体調の不良は忘れ、楽しむ。
かなり、口も達者で英語を聞き取れなくてもかなり楽しい。なぜだか仕掛けがわからない。なぜだ!
まぁいいや。
(場所はモンテカルロでやっていて、チケットは昨日(2日目)モンテカロで直接予約したもの。意外と簡単に購入できた。価格は約$38。まぁお手ごろって感じ=当然飯無し。内容は小手先マジックから車を消すなど大型マジックまでの幅広いもの。観客のガキも何度か巻き込むスタイルもあり、なかなか好印象!口もかなりうまいもので笑いも結構とれていた。(上の画像がMonte Carlo。こちらは「洗練された大人のリゾート。地中海の高級リゾートモナコ・モンテカルロ風ホテル」だそうだ)

今日はかなり体調もわるいし、かなり運もなさそうなので寝る。

◆3日目までの収支
+50$くらい(マンダレイ・ベイ)
-1000$くらい(フラミンゴヒルトン)

Total:約-$200


体調不良でも4日目も勝負運も回復!でも飲まれる....

今日も朝から調子がわるい。おまけに天候も結局この4日間暖かくはならず、ほとんど日本の3月状態。

夕刻までベットに倒れる。
夕刻むくっと起きて、さすがに飯を食っていないことに気付き、リオスイートのシーフードバッフェを食いに。
おおっ!かなりの並び。さずがだ!と思い。30分ほどならび中を覗くと誰もシーフードをくってない・・・
なぜ?
とはいいつつ、この空腹、この並んだ苦労を考えると列から離れられず、そのまま腹を満たし、聞いてみるとやはり別の店だった。
(このホテル内にはバッフェは2店あるらしく、間違えて「ワールドなんたらバッフェ」の方にきてしまったらしい。
一応、くやしいのでシーフードバッフェの場所を突き止めるべく探索。
結局、シーフードは2Fにあった模様。ちなみにワールドの方は1F。
まぁ、ワールドの方も各国の料理=日本の巻き寿司やタコス、中華などかなりたくさんあり申し分はないものだったので、シーフードは次の機会にとっておくことに)。

本日は最後の夜、また体調もそこそこ回復したということで徹夜で勝負。
とりあえず負け分だけは取り返そうと思い、いざスロット!
$50の投資で「777」。その後調子よく「777」!またたくまに+$400。
テーブルもやっとかないとと思い、負けてる連れに$100ほど援助し、BJ/ブラックジャックへ。
本場のBJを楽しもうと思ったがやっている間にふと気付く。おや?楽しさが少し欠けるぞ?なぜ?
そう、会話がほとんどできない(よくありがちの聞き取り不能)と楽しさが半減することに。
なんとなく、スロットの方が儲かるのでは(爆発力もあるし)ということと、時間の無さを考え1時間くらいでスロットに逆戻り。
ここまで、結局+-0状態。

ちょっとがんばらなくてはと気合をいれてのぞむ。
と、こういうときに限ってあまり出ないものだが、かなり調子がいい。すっごく調子がいい。
1時間くらいで+$1000!!!さすがの爆発力。
通算5回目くらいの1回転目連荘も味わい、気分いい!!!

しかし、やはり機械。やめとけばいいのにJackPotほしさに続けたところ、どんどん飲み始める・・・
あっという間に全部なくなる。恐るべし・・・
再投資し、なんとか+$200くらいで午前6:00となる。
となりでは知り合いになった親父がJackPot出しやがった!(といっても$1300くらい)

帰る準備をしなくてはならないため、名残り惜しみつつ部屋へ戻り、今回の勝負に幕を閉じる。
(この時、時計は午前6:00過ぎ。部屋に戻るとすでに空が明るかった・・・)

◆4日目までの収支
+400$くらい(エクスカリバー)

Total:約+$200



5/6日目:機内食も食わずひたすら寝て帰る

帰りは行きと違い、さすがにエグゼクティブではないらしい・・・(当然)。その上、その曜日は日本直行便がJALに無いらしく、LA経由にて帰国。

まぁ、徹夜でLVSを朝7:30に出ているので、飛行機内はもともとずーっと寝るつもりだっただけに、この際たいして興味がないこと。ひたすら寝る。成田で降りる際にアテンダーに「食事取ってないようでしたが大丈夫ですか?」と心配される始末。。。帰りの飛行機のことはほとんど記憶が無く、とりあえず笑顔を返しておく。

ただ寝るにしてもやはりエグゼクティブとは違い狭かったことと、LVS(ベガス)-LA間の国内線で「飲み物は?」と聞かれ、「No」と答えたらコーラが出てきたことだけは記憶の片隅に・・・。
しかし、僕には時差という言葉はよくわからない・・・

ということでした。
簡単に書いたつもりですがやはり長くなってしまいました・・・

今回わかったことは、
1.テーブルゲームは会話ができるほうがかなり楽しいだろうなぁ
2.還元率のいいスロットは結構勝てる
3.同機種のスロットでもやはり日本同様設定(出やすい出にくい)があるのでは?
4.スロットは下手に5Cや25Cをやるよりも1$でやったほうが勝てる(引き際がわかりやすい).
5.1時間くらいで台は変えるべきだ。

しかし、たまらない街でした。
かなり楽しみました。
必ず再度勝負に行くことだけは心に誓いました。


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