ベガス遠征が12回にもなる達人によるホテル&カジノガイド

「大加藤の主観によるラスベガスガイド」

初版1999/5、改訂1999/9、1999/12、2002/2、2004/5


私の個人的な感想を書き連ねています。辛口とまではいかないかもしれませんが、ご参考までに。
2004年のGWに行った時のスケジュールは
こちら。寝て食って打って、寝て食って打っての毎日の様子が良くわかります ^ ^;



ホームページ管理人から一言。このガイドの作者は加藤さんです。なぜ「大加藤」なのかとお思いでしょうが、同じ職場にもう一人加藤がいるため、「大加藤」と「小加藤」と区別されているからなのです。

ホテル&カジノ

1.ストリップ南部

この辺りのカジノは、概して中級のクラスですね。(中流とは違う)
中級とは言っても、規模はオークラやニューオータニよりもずっとでかいけど。MGMやNYNY、モンテカルロ等、日本の観光客にはなじみの深いホテルばっかり。
ただ、私はこの付近でそんなにGameしないから、playerに有利なルールなのかどうかは??
レートとしては、ベガスの標準。BJで$5〜$1000、$25〜$2000が中心。Slot、VP(Video Poker)は25セント、ハーフダラー、ダラーが中心。

MGMグランド

大きすぎる、広すぎる。駐車場からカジノフロアにたどり着くだけでも、ものすごく遠い。
5分や10分じゃ、とてもとても。。。
カジノの中で、友人とはぐれること間違いなし。広すぎるだけのカジノなんて、俺は嫌い。
タイソンの試合はここが会場。(ホテルの中に横浜アリーナがあるようなもの・・・)

カジノの隅にはライオンハビタットという大きなガラス張りの中にライオンがいます。ミラージュのライオンはいつも寝ているけれど、ここのライオンは係員 と戯れてました。岩山の下にはトンネルがあり、てっぺんはガラス張り。下から見上げると.... 以前は、子供ライオンと一緒に写真が撮れましたが、今 は無くなってます。

 
ルクソール

エクスカリバーからトラム(モノレール)で行くときには、ちょっと注意。二つの路線があるうちの一つはここに停まりません。エクスカリバーの奥にある乗車駅を使うこと。スフィンクスの足下(台座の上)に出られるから、大きさを堪能しておいで。

モンテカルロ

ヨーロッパ式のシングルゼロルーレットがある(はず)。ダブルゼロに比べて、ハウス側の控除率が半分になるので、ルーレットやるならここがお奨め。
ただし両者の盤は配列が全然違うので、注意のこと。
ナイトショーの「ランスバートン」はとっても評判がよい。(マジックショー)
ビアパブの評判もGood

NYNY

雰囲気的には好きなカジノ。
カジノの奥にはNYの街並みを再現してある(NYの本物は見たことないけど)ので、興味があればどうぞ。
自由の女神は本物よりもかなり小さい。これは仕方ないとしても、登れないのが残念。

マンダリン・ベイ

ストリップの南端に位置するカジノ。

エクスカリバーからのトラム(前述)の使用がお薦め。

ホテルの前に「海」がある。大きな波が立ち、サーフィンもできます。

サンレモ

ベガス唯一の日本人経営のカジノで有名
ちょっと古ぼけて見えるけど、日本語のカジノレッスンなど、日本人向けのサービスは良くできている(らしい)。

トロピカーナ

俺が初めてベガスに行ったときの宿泊ホテル。
その時にいっぱい負けたし、駐車場で車を見失って明け方に30分以上さまよったことも・・・
憎らしいから、もうここでは遊んでやらない!

エクスカリバー

今回(1999年冬)初めて足を踏み入れたのだが、お子さま向けの見かけよりも中身はちゃんとした中世西欧してます。

・ハーレーダビッドソン・カフェ

カジノじゃありませんけど、単車好きの人は一度どうぞ。

とは言っても、肝心のハーレーは頭上を巡っているだけで、ちょっと物足りない。
ここではクラシックスタイルのハンバーガー注文してごらん。食い応えのあるサイズが出てくるから。
また、ここでカクテルを飲むと、グラスを土産にもらえます。うちではジャンボサイズのグラスがお玉・菜箸入れとなってます。
カジノで無料ドリンクや格安バフェに慣れてしまうと、こういった店の料金がやたら高く感じられてしまうのは困ったことですが、冷静に考えれば普通の値段です。

2.ストリップ中部

ベガス一番の高級カジノが揃っている「ベガスの顔」

ベラーシオ

現状では、ベガスでNo1を誇るホテル&カジノ。カジノルームの内装には、銭がかけられているのがよくわかる。映画「オーシャンズ11」の舞台にもなっているホテルです。
オーナーが代わる前は、ギャラリーにゴッホ、セザンヌ、ピカソ、ミレー等々超一流の画家の作品が並んでいたのですが、これらはオーナー個人所有のものだったので、今は展示されていません。
テナントとして入っている店も当然超一流。もっとも、銭が無ければ何にもできません。全て見て回るだけ。
でも、「いつの日か、こんな所を定宿にしてやる」と、心に刻み込むために一度は訪れましょう。

シーザーズパレス

ベラーシオが出来るまでは、No1を誇っていた。
とは言っても、超一流であることに変わりはない。
ベラーシオと共に「見学」すべし。

ミラージュ


上記2つに次ぐカジノ&ホテル
ここのショー「ジークフロイド&ロイ」はお奨めだったのですが、事故により2003年に上演がなくなりました。
しかし、 ストリップから歩く歩道を通って入場すると、ガラス張りの中に白虎が寝てます。奥にある「ジークフロイ&ロイ シークレット・ガーデン」には、虎やライオン・象がいますが、こちらは有料。

これらのカジノと後述のベネシアンにおけるレートは、他と違って一回り上(ベガスでNO.1)
Min $5 なんてテーブルは少なく(無いワケじゃない)、大抵が$25〜。

$100〜とか$500〜なんてテーブルもゴロゴロとしてるし、そんなテーブルだと、ディラーの手元にあるチップトレイには、$5000なんてチップが 入っていたりする。
「いつの日か、こんなテーブルでドンペリ飲みながら、美女をはべらせて遊んでやる!」と闘志を沸き立たせるために、一度見ておきましょう。
ちなみに、ルールは総じて厳しめなので要注意。
ポーカーの一流打ち手が集まるのもここ。ベラーシオの元総支配人なんて、World Series of Poker(ポーカー世界選手権)の元チャンプ。
また、これらホテルに共通する欠点としては、敷地がでかいこと。前の庭が立派すぎて、ストリップから正面玄関にたどり着くまでが遠い。

TI(旧トレジャーアイランド)

夕方から表で演じられる、美女の出てくる艦隊の戦いがあるのはここ。
観るときの注意点は以下の通り

1.風が強いとすぐ中止になる。(火を使うから)
2.30分くらい前から場所取りしないと、すごい人出になってろくな席が取れない。
3.スリに注意(俺は被害にあったこと無いけど、ベガスで一番出没するところだそうだ)

その他は、特に記すこともない・・・

バリーズ


以前はMGMからモノレールが通っていたけど、今は運行してません。
また、ここには、とんでもないスロットマシーンがある。

世界一$1,000,000が当たりやすい奴で、確率的には1日回していれば1回は当たるはず。普通の$1マシンに比べれば1,000倍当たりやすい。 だって、$1,000コインをぶち込むんだから...

もちろん普通の金持ちの為に、$100とか$500コインのスロットも。庶民のために$10スロット、貧乏人のために$1から5セントまで幅広く取りそろえてあります。
コンプカードは隣のパリスと共通になってます。

フラミンゴヒルトン

私の定宿。ホームカジノ。

カジノの規模はそんなに大きくないし、設備が新しいわけでもない。その上、日本の団体さんもよく使ってるから、敬遠する人もいると思う。
でも、僕にとって手頃な「格」というのと、落ち着いた雰囲気が好きで通っているうちに「生涯カジノレート適用者」にして頂いたので、もう離れられない。。。
なお、ここの朝日の当たるバフェの窓際で、水鳥たちを眺めながら食べる朝食は最高。他のバフェが味気なく感じられてしまう。私の場合は、その朝飯を食ってから眠りにつくんだけどね。
プールエリアも宿泊客以外にオープンされているし、Good。

インペリアルパレス

東洋風のテーマで結構面白い。
カジノの中にあるバーが「Geisha bar」とか「Sake bar」てな感じ。クラシックカーに興味があるなら、ここの博物館は見るべし。無料チケットがCASINO前で配付されているので、入手しましょう。全ての車は「for sale」で、値札が付いてます。100万ドルの車もあります。
以前は、Hitler や Mussolini の特殊車両、Hirohito の御料車が展示されてたのですが、2002年に訪れた時には無くなってました。

ハラースバーバリーコースト


特に書くことなし
ここまでのカジノは普通のレート。エクスカリバー付近と同じくらい。
ただし、夜や週末はテーブルのレートが高くなり、$5テーブルが極端に少なくなることが多々あるので、注意すること。(これはどこも同じ)


ベネチアン

ここはイタリア、ベニスの街。
カジノの前には運河が流れてます。歩く歩道のままにたどり着いたところは、大きなショッピングモール。ここにも運河が流れてます。カンツォーネを歌いながら漕いでくれる船にも乗れます。(有料) あれっ?ここは2Fなのに運河?どんな建物なんじゃぃ!
また、ここには
Guggenheim/Hermitageがあります。その名の通り、NYのグッゲンハイム美術館とロシアのエルミタージュ美術館が共同で出しているラスベガス分室です。ベガスだからといって、ジョークものではありません。ゴッホ、セザンヌ、シャガール、ルノアール、モネ、ピカソなどの作品が定期的に入れ替えられて展示されてます。これらが手すりもなく、好きなだけ近づいて観賞できます。
2002年に訪れたときに展示されていた、ピカソの「Fernande with a Black Mantilla」を見たときには、震えを感じましたね...
たまには、カジノをの喧騒を離れていかがですか?

パリス

見るからにパリ! エッフェル塔や凱旋門があります。
エッフェル塔にはエレベータで登れますが、順番待ちを覚悟のこと。
カクテルガールの衣装はGood!

アラジン

2000年春に新装開店した新しいカジノ。
しかし、建設費用がかかりすぎたためか、敢え無く倒産。現在は会社更生法の元に、経営が行われてます。
なお、このアラジンを発音する場合には、「ア」を小さく「ラ」にアクセントを置いて「ラジン」とでも発音しないと通じません。
タクシーのおじさん曰く「これは俺がつぎ込んだ銭で建てているんだぜ」


3.ストリップ北部&ストリップから少し離れたカジノ&ホテル

実は、この周辺はあんまし詳しくないんですよー。
北部は正直言って、一昔前のカジノ&ホテルばかりで、人目を引きつける物が少ない。
ここ数年の間で、まともに入ったことのあるのは、ストラスフィアタワーとサーカスサーカスだけ。
ストリップの距離としては、ルクソールからフラミンゴまでが2.5kmくらい。フラミンゴからストラスフィアまでが3kmほどあるんで、どれだけ歩くかは体力と天候に相談して決めてくれ。(ここが「砂漠」なのを忘れずに)

サーカスサーカス

ストリップのこのクラスとしては珍しく、庶民のカジノ&ホテル。宿泊料金もカジノのレートも安く設定されてる。
BJは$3のテーブルからあるし、$5〜もたくさんある。ルールもそんなに厳しくない。(ストリップのカジノは厳しいのが多い)
ただし「豪華絢爛きらびやか」を求めてもダメ。あくまでも、少ない軍資金で遊ぶ庶民の為のカジノと考えましょう。
ここに行ったら、テーマになっているサーカスの無料公演は、一度は観るべし。
吹き抜けの2Fで、1時間に1回くらいやってたはず。規模は小さいけれど、ちゃちなショーではない。各々10分くらいの短い出し物だけど、時間毎に異なった演目(空中ブランコ、動物ショー等)なので、半日くらい居ても大丈夫でしょう。

ストラスフィアタワー

経営不振が常に噂されているカジノ。
そりゃ、立地条件が悪すぎるよ。
ここを境にして、北側は普通のアメリカ(ちょっと危ないアメリカ)なので、ダウンタウンに行く途中で、車から出ないように。バスから降りないように。間違っても、歩いて行こうと思わないように。安全の保障は誰もしてくれません。
こんな境目だし、周囲に大きなカジノが林立しているわけでもないので、客が少ない。
でも、でも、タワーの上はGood。
エレベータを降りた上の階には、オープンエアの展望台。強風に注意。
僕は
田中さんの書いている big shot を試してないけど、みんなからのお奨めだから是非チャレンジを。
以前のニューオータニのように回転するレストランもGood! ただし、店は直行エレベータが到着するフロアの一つ二つ下にあるから、案内の人に行き方を確認すべし。時間帯によっては混むので覚悟すること。イヤなら予め予約するか、時間をずらして遅い時刻に行くこと。何時までやっていたかは不明だが、23時や0時だったらOK(のはず)。ドレスコードは無いけど、どうせだったら着飾って行くのも良し。
カジノのルールは、ちょっと前までは客寄せのために思い切ったルールで提供していたんだけど、プロに荒らされたのか、経営陣の入れ替えがあったのか、最近は普通のルールに戻りつつあるらしい。
(思い切ったルールの例)

100%オーバーのVP(Video Poker、主に Jacks or Better(9/6))!
×100オッズのクラップス
1デッキBJテーブル

デザートイン

元は、ベラーシオ、シーザーズパレスと並んで高級ホテル&カジノのトップに君臨していたホテル。
しかし、ベラーシオ/ミラージュ/トレジャーアイランドを売却したSteve Wynnがオーナーになって、さっさと爆破解体。現在は立て替え工事中です。2001年に訪れたときには、ジャッキーチェンの「ラッシュアワー2」の撮影に使われていました。

フロンティアデザートイン、サハラ、リビエラスターダストラスベガスヒルトン

この辺りは、ほとんど足を運んでいないので、よく解らない。
その他は、〜中ランク。
$3くらいのテーブルもチラホラあった(気がする)。
フロンティアには1デッキのBJがある(はず)。
リビエラの外装は好きなんだが、CAT(バス)の中から見るだけでも十分。(^^

ハードロックカフェリオスイート

立地条件が悪い(ストリップから離れてる)。
タクシーや無料バスを使って行くほどの魅力が(私には)感じられない。
「歩きなら」と考えるかもしれないが、HRCはともかくRIOには歩いていってはいけない。歩道のない大通りを歩いて行かねばならないから、危険! 第一、近くに見えても遠い遠い。
もっとも、RIOのバフェは常にベガスNo1の地位にいるし、HRC好きならば車を使ってでも訪問する価値は十分あるでしょう。
ただ、人によって魅力的に感じるかどうかだけの問題。(だから僕はどちらにも行ったこと無い)
それぞれへの無料バスについては、
ラスベガス大全の「バスルート」を参照のこと。
なお、HRCの横にはHRH(Hard Rock Hotel)がある。HRCのシャツ着ている奴は世界中にいるけれど、HRHグッズはまだまだレアな代物。
カジノのレートは不明。多分中ランクでしょ。

4.ダウンタウン周辺

Fremont Experience のアーケードは有名だけれど、それだけじゃない。カジノには歴史が染み込んでます。

・ホースシュー

数多くの伝説が伝えられているカジノでしたが、2003年に経営陣が替わり、今は昔。
以前は1万ドル紙幣100枚を常にディスプレイしてありました。

また、ここでは毎年ポーカーの世界選手権が行われている。4日間ぐらいにわたって、各種ポーカーの世界一を競うもの。
ちなみに、日本で一般的なdraw pokerは世界的には、マイナーな部類。
Hold'm とか Stad 系統(配られるカードの一部がオープンされるもの)が主流。
その中でもNo.1は、Texas Hold'm (No limit)という種目。 優勝賞金は百万ドル!
ただし、エントリーフィーも高額で、$1500〜$10,000 (+$80)
(1,500ドルなら予選から勝ち抜かねばならぬが、一万ドル出せばfinalから参加できる。)
時期は丁度日本のGW。観戦できるんなら、してきたら?

では、このカジノに残る伝説の一つを紹介しよう。

ある日、テキサスから男が二つの大きなバッグを抱えてやってきた。

一つは空で、もう一つには札がぎっしり。カジノのスタッフが現金を数えると$777,000。
「クラップスに賭けたい」

「どのテーブル?」

「様子を見てからだ。チップに変えてくれ」

$500チップで1,554枚だ。このチップは台車でクラップスのピットに運ばれた。

ホースシューの正面玄関近くには、クラップスのテーブルがたくさんある。この店の掛け金の上限は巨額だが、この店では細かい賭け客でも大切に扱われるこ
とから、ほとんどの客は$1とか$2勝負のプレーヤーだ。

正面玄関近くに近いテーブルでは新しいシューター(サイコロを振る客)が初めてのサイコロを投げるところだった。パスラインに$1を賭けた中年の婦人
だ。
「このテーブルにしよう」

男は全額をdon't pass に賭けた。7か11が出れば全額は一瞬に無くなる。
しかし、投げられたサイコロの目の和は、9。 ギャラリーはこれで息を付いた。
それから彼女は6を出した。ギャラリーは溜め息。
そして、次に彼女は7を出し、セブンアウトになった。

男は$777,000をもう一つのバッグに詰め込み、二つのバッグを抱えて消えていった。

そして数年後。

同じ男が、また現れた。

同じ鞄に$777,000の現金を詰め込んで。
また彼は前回と同じように、クラップスで他人の投ずるサイコロに全額を賭けた。
しかし、今回出た目は7。
そう.. 一瞬で負けたのだった。

男はカジノに1泊の部屋を所望し、彼の希望は即座にかなえられた。

支配人が男を部屋に案内し、部屋から出た直後、1発の銃声が聞こえた・・・

<『The Winner's Guide to CASINO Gambling』 by Edwin Silbrstand より>

どうだ! ハードボイルドだろう!
こんな雰囲気がぷんぷん漂うカジノは、ここしかない!

ゴールデンナゲット

ここには世界一大きな金塊がディスプレイされてる。

ちょっと見つけにくいかもしれないが、見ておいて損はない。

・ラスベガスクラブ

「Loosest BlackJack in the World」の看板を掲げてる。
Aの再スプリットOK、3枚4枚からのダブルダウンOK、6枚で21以下なら無条件勝利、等々。
最初に見たときは、「これで勝てなければ不思議!」と思った程。
ただし、8デッキで1/2くらいでシャッフルするから、プロは打たないそうだ。

・ユニオンプラザ、ゴールデンゲート

ダウンタウンでは普通のカジノ。

フリーモントフォークィーンフィッツジェラルド

むかし煩わしかった客引きが、Fremont Experience のアーケードが出来てから無くなった。とっても良い事だと思う。
アーケードを造って、雰囲気を一変させたのは、大正解。

・レジーラック、カルフォルニア

この二つはFremont Experience から通り1本離れているので、損してますね。
何だか行くのが面倒で、僕も行ったこと無い。
そんなに遠いわけではないんだが。。。
ダウンタウンのカジノはどこもレートが低く、ルールもストリップに比べて緩め。
スロットマシーンの払い戻し率も、ダウンタウンの方が上。(カジノの監視委員会が毎月データを公表している)
地元民を相手にするからだそうだ。
だから、雰囲気もストリップ沿いのカジノとはちょっと違って、庶民的になってる。
土産物屋も、通り沿いにいろいろあるから、安い土産はここで揃えましょう。ストリップ沿いのホテルにあるショップでは、立派な値段の物が多いんで。
更に飯も安く食べられるところが揃っているから、好きな人はこちらをホームにする人も。
ただ、俺は昔の雰囲気の記憶があって、今でもストリップがメインなんだけどね・・・

4.番外編

空港の中にもスロットマシーンがズラリと並んでいる写真は、ガイドブックで見たことあるだろうけど、こいつらは「出ない」からね。駅前のパチンコと同じ。
空港設備の改築工事が、ここのスロットマシーンから得た利益で賄われたっていう笑えない話がある。(事実関係は不明)
到着したらさっさとホテルに向かうこと。
帰りは、ここで遊ぶような中途半端な銭を残しておかないこと。



カジノ以外に行くところ

 1.Fremont Experience のアーケード電飾は観ておきましょう。

さすがベガスです。

バリエーションはたくさんあるから、一晩はここで費やすつもりでいましょう。

 2.Gambler's general store

ダウンタウンからの方が近いんだけど、歩くと遠い。

行くならタクシーですね。ただし帰りには電話で呼ばないといけないから、そのつもりで。
面倒だけど、ギャンブルに関するあらゆる品物が揃ってるから、(俺にとっては)行く価値ある。




カジノ以外のいろいろ

 
1.移動(レンタカー)

レンタカーを借りるか?
アウトレットショッピングや砂漠のドライブをしてみたかたったら、どうぞ借りて下さい。
でも、カジノを渡り歩くだけなら、CAT(バス)やモノレール、TAXIで十分。
駐車場はダウンタウンを除いて無料だけども、カジノから遠いところも多々ある。
それに何より駐車場は「でか過ぎる」から、車を止めたところがわからくなると、涙が出てくる。。。
車だと酒も飲めないしね。よって、二人までなら車は不要!

 
2.移動(CAT)

乗り方は東京の都営バスと同じで、前から乗って後ろから降りる。乗り込むときに運転手横の料金箱に支払う。
ただし、注意が3つ。
支払いでは、お釣りが出ません。小銭を用意しましょう。

各駅停車と特急があるので間違えないように。特急のバス停はかなり離れているので、間違えると歩きが辛い。
降りるときは、ボタンを押そうと思ってもありません。代わりに窓枠に垂れ下がっているワイヤーを引っ張ると停車ランプが点灯します。

 
3.ホテルとホテルの間隔はすごく距離がある。

建物がでかいから見た目は近いけど、歩くと結構な距離。
多少は歩いてもOKだが、ストリップを端から端まで歩こうと考えないこと。
エクスカリバーからだったら、ミラージュ、フラミンゴ辺りがいいところ。
日差しは砂漠なので、サングラスを持っていった方が良いでしょう。
特に夏場は要注意。

 
4.持ち物

普通の生活用品はどこでも揃います。
ギャンブルするだけだったら、歯ブラシ一本持っていくだけで十分。
石鹸、シャンプーは付いていても、歯ブラシの無いホテルは一流どころでも結構あるからね。
現地で歯ブラシを購入する手もあるが、大切な軍資金をそんなものに使っては、もったいないし。
たくさん勝ってお土産をいっぱい買ったら、宅急便で送りましょう。ミカン箱くらいで1万円かそこらの値段(だったと思う)

 
5.日本人相手の「コンビニ」


DFSの横(ストリップを北に向かってDFSの右奥)にあったのですが、今はどこかにあるのでしょうか・・・

 
6.チップの渡し方

・一般

レストランやタクシー、ベッドメイクに対するチップは当たり前なので書きません。

カクテルガールへチップを渡すのも常識。 ベガスで注意すべきなのは、一つ。
バフェでもテーブルにチップを残しましょう。$1/人で十分。
セルフサービスだから不要と考えるのは間違い、皿を片づけたりドリンクを運んでくれる人たちへのチップです。
ただし、カクテルガールへ渡すチップ以外は、カジノで使われるコインは使わないように。米国政府発行のキャッシュを使うこと。

・ディラーへのチップを格好良く渡す方法

thank you ! と言ってシルバー($1)渡すのも良いけれど、どうせならそのチップを賭けましょう。 勝ったら、倍になったチップがディラーの物になるんです。
BJだったら、賭け金を置くスペースの向こう側に$1コインを並べればOK。
プレイヤーが勝ったら、自分のチップにだけ触れて、ディラーへのチップに手を触れなければ、ディラーが自分へのチップを回収していきます。文書で書くと面倒だけど、ごく普通の風景なので周りを観察していればすぐに理解できるはず。
クラップスだったら、「boysの為にECへ」等と言いながらチップを放れば、当たったときにそのチップはディラーが持っていきます。

(注:boysとはクラップスの進行を助けてくれる係員の愛称、通常3人でチームを組んでいる)
この二つは、この様にディラーの為にベットするのがスマートでよろしい。
ディラーを手なずけると、こちらが間違ったプレーを選択したときに「おい、いいのか?」と注意してくれたりします。
その他のゲームは、席を立つときに渡せば良いでしょう。
もちろん気持ちよく勝たせてもらった時だけでOK。僕の場合、笑顔一つ見せない無愛想なディラーだったら、儲けてもチップ渡しません。

・両替レディーへ


以前はスロットコーナーに、コインの詰まった手押し車を押している両替係りのお姉さんがいたのですが、最近のスロットはキャッシュレスになっているので、ほとんど見かけることができません。
昔は「どの台がお勧め?」と聞けたんですけど。

・大当たり!


$1000以上の当たりを出すと、チャイムが鳴って係員を待つことになります。

しかし、ほとんどの場合はすぐにやってきません。両替レディーがいなくなった最近は、特に待ち時間が長くなってます。10分や15分待つのは当たり前な
ので、幸せな余韻にたっぷりと浸ること。それが夜中だったりすると、いつ来るのか運次第。。。
ただし、どれだけ待とうとも、決して席を立って呼びに行くべからず!
自分が当てたような顔をした他人に席を奪われてしまいます。
幸せに浸ってタバコを吸うか、カクテルを舐めていればOK。
係員と両替レディーがやってきて当選金を手で払ってくれますので、彼らにもチップを渡しましょう。
私がビデオポーカーで$1,000当てた時は、30分以上待たされたから、チップは...

 
7.税金

スロットやVPのマシンゲームで$1,200以上(だったかな?)の金額を当てると、税金を取られます。僕は一度だけ税金を納めたことがあります。
米国に当選金額の30%を払うことになり、差し引いた額を受け取ります。この時には、パスポートの提出を求められますので、ゲームするときには必ず身に付けているようにしましょう。部屋まで取りに戻るのは、間抜けです。ただし、テーブルゲームでは一切税金がかからないので、ご安心を。
その代わり、米国から$10000以上持ち出すときは、申請が必要なので気を付けて。これは、マネーロンダリング防止のためであって、課税のためではないから正直に申請しよう。隠して出国しようとして、没収されたらつまらんからね。
日本に入るときにも、申請が必要だったかな???

 
8.プレイヤーズクラブ

カジノによって呼び名が違うけれど、会員になるとプレイした総額によっていろいろなサービスがもらえる。
Tシャツや帽子などのお土産、キャッシュバックから、ミールコンプ(無料食事)、ルームコンプ(宿泊料無料)など。
専用のカウンターがあるから、そこに行って申込用紙に記入すればすぐにカードがもらえる。
スロットやVPで遊ぶときはマシンのカード挿入口に差し込むだけ。
テーブルゲームをするときも、このカードを出せばratingしてくれるけど、カジノによっては$25未満は無効ってところもあるから注意。フラミンゴでは$5からratingしてくれるけどね。
サービスをもらうには、同じカウンターに行けばOK。
ただし、テーブルゲームで貯めたポイントは「Casino Host」と呼ばれる人の所へ行って交渉しないといけないのが普通。VIPになった気になって、遠慮なくサービスを要求しましょう!(たっぷり遊んだらの話ね)
そのためにも、食事の支払いはルームチャージにしておくことを忘れずに。チップ代金だけは自己負担ですが、バフェイ代金くらいは割と簡単にサービスもらえます。なお、ゴールドカードを用意しているカジノもあります。それなりの実績を積まないともらえませんが、これを手にするとバフェイの「line pass」(行列に並ばなくて済む)とか、レストランの予約不要などの特典があります。
まあ、カードには名前が入るので、お土産代わりにするつもりで、作るだけでも良いでしょう。

 
9.ATM、casher

軍資金に困っても、カードでいくらでも引き出せます。
便利ですね〜。

・ATM

最近はCITIBANK以外のカードでも、使えるカードがあるんじゃないかな?
試してないけど。。。

・クレジットカード

何と、ここでは「キャッシング」扱いではなく、「買い物」扱いで処理してくれるんです。
だから、キャッシング枠が少なくてもOK!
キャッシングマシーンで操作すると、紙切れが出てくるので、それを両替の窓口に持っていけばすぐにキャッシュが手に入る。

おっと、僕はクレジットカードのキャッシングは使ったこと無いし、みんなに薦めるつもりも無いけれど、いざというときの為に・・・
また「この文章のために傷を広げた」と文句を言っても、受け付けません(^_^)。

ではでは、皆様。

Good Luck!



2004年のGWに行った時のスケジュール
ブルーの折れ線グラフは”収支”。目盛りは当然ヒミツ ^^

大加藤の99年ベガス日記「Palmと一緒にラスベガス!」登場!
大加藤も行ったホームページ管理人の日記
管理人の
「SAN FRANCISCO / LAS VEGAS/LOS ANGELES日記」もあります。

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