2006/5/3〜6日 東北ツーリング(その2)
5月4日

鳥海山を見ながら一服

雪がいっぱい

寒かった一夜がようやく明けて今日はだいぶ暖かくなりそうな感じである。昨夜は夜露が酷かったようで、テントはベチョベチョの状態である。乾くまでのんびりコーヒーを飲んだりして、9時頃にようやく出発。

まず目指すのは鳥海山である。この山は以前にツーリングに来て、ブルーライン途中の宿に泊まった記憶がある。あれは確か6月頃だったので雪は全くなかったが、今年はまだまだ真っ白だ。道中酒田市街で名所の倉庫街へ行ってみるが、ものすごい人で断念。R7を北へ向かう。酒田市街を抜けてしばらくは快調だったR7も鳥海山が近付くにつれて渋滞が酷くなり途中から脇道へエスケープ。

鳥海ブルーラインは鳥海山の中腹を行く観光道路で、さぞや混雑しているだろうと思っていたら意外と空いている。高度が上がるにつれて道路の両側は雪の壁のようになっていて、途中のコーナー部分では除雪車が拡幅作業を行っている。

素晴らしい天気で、ブルーラインから海側は素晴らしい景色が広がっている。ブルーラインの名前の由来がわかったような気がした。




仁賀保高原

ブルーラインの途中から鳥海高原という標識を頼りに、ツーリングマップルお勧めの県道32号線へ向かおうとするがどうも道を間違えたらしく、仁賀保高原へと迷い込んでしまった。

ここからの鳥海山の眺めもなかなか素晴らしくJ-Powerの風車が立ち並ぶ高原で一休み。
とても美しい高原で、今日はここでキャンプしたいほど。

しかし、明日はなんとしても角館へ行きたいから、ぼちぼち出発だ。
自分的には途中の県道を通って近道をしたかったのだけれど、どうにも道がわからず止む無く仁賀保へ出て再びR7で本庄からR105を行く事にする。


町営田沢湖キャンプ場

鳥海山ですっかり時間を使い果たしてしまい、今日のねぐらを求めてR105を東に向かうと海沿いでは散っていた桜が満開になっている。内陸部は気温が低いから今が見頃という訳だ。そして、桃や梅までが満開になっている。東北の遅い春を待ちかねて爆発しているようだ。

大曲で、あったか山キャンプ場に泊まろうとするが、すでに満員だった。今思えばここで風呂に入っておくべきだったのだ。仕方なく燃料を補給し次の候補地へと向かう。燃費は31.9kmと好成績。

この付近で近くに風呂があるキャンプ場で、角館に近いということで田沢湖キャンプ場を目指す。ところが、近くの国民宿舎は営業休止中で、乳頭温泉郷の風呂も既に日帰り入浴の時間帯は過ぎている。今日も風呂に入れない。少しバッチイがまぁいいか。

テントを張る場所を探していると、親切に声をかけてくれた人がいて、彼のテントの横に張らせてもらう事になった。横浜からZZR1200で来ている彼と東北や北海道ツーリングの話で盛り上がる。こんなことなら、もっと酒を仕込んで来るんだったと悔やまれる。

すっかり仕上がって、バッチイまま眠りにつく。

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