2006/5/3〜6日 東北ツーリング(その1)

今年の春は気温の低い日が続き、ゴールデンウィーク直前になってようやく桜前線が秋田まで進行したという事で、混雑覚悟で遅い花見に行く事にした。相棒F650GSは気温が低いとエンジンの掛かりが非常に悪く、なんでもオートデコンプ取替と燃料噴射用のソフトウェアのバージョンアップが必要な状態だということだが、もうすぐ車検だからと延ばし延ばしにしたままだから北へ向かうのは少し不安である。とりあえずエンジンオイルを5W-50に交換し、バッテリーも新品に交換して なんとか誤摩化すことにする。

5月3日


鉾立岩

今日は天気予報では晴れだという事だったが、どんよりとした曇り空。おまけに気温はかなり低く5℃ほどしか無い。少しでも暖かくなるのを待ってから出発しようとぐずぐずしていたら10時になってしまった。寒いなーと思いながらしぶしぶ家を出る。

北へ向かう時はいつも最寄りインターから北陸道に乗るのだが、こう寒くては高速は辛いという訳で滑川インターまで下を走る。下道といってもR8は高岡、富山バイパスは4車線で結構流れは速い。

滑川から先はR8も片側一車線になり混雑するので仕方なく北陸道に乗る。少しずつ北の方向が明るくなり、日差しも出てきているのがせめてもの救いである。
しかしこの日は横風も強く、ヘルメットを被っていても顔が冷たくて、新潟に着く頃には耳まで痛くなってきた。こんなことなら四国か九州へ行くんだったと少し後悔する。

日本海東北道豊栄インターでおりてR7からR113へ。まだ隣県新潟県だというのに走行距離はすでに300kmを超えている。西へ向けばすでに京都に着いている距離だ。本当に新潟県は広い。ここまでの燃費は26.17kmといまいちだ。

途中からR345を経て村上へと向かう。村上を過ぎるとR345はぎりぎり海沿いを行くようになり、日本海が奇麗だ。天気も快晴になってきたが相変わらず気温は低い。この辺りは笹川流れと言う名所らしいが、能登半島とか越前海岸の方が変化があって美しいように思う。

笹川流れから鉾立岩を過ぎると間もなくR7へと合流だ。


庄内夕日の丘キャンプ場



飛行機見物

R7に入るととたんに車が増えて、道の駅では車が駐車場から溢れ出して渋滞まで引き起こしている始末。鶴岡が近付くにつれて渋滞はいよいよ酷くなり仕方なく路肩走行を決行する。路肩走行は一応道交法違反だし、金属片が落ちていてパンクの原因になったりするからなるべくやらない主義だが、この状態では仕方が無い。

鶴岡の手前由良から県道にエスケープしR112を経て、なんとか本日のねぐらである庄内夕日の丘キャンプ場へとたどり着く。

このキャンプ場はオートキャンプ場だが、バイク料金の設定もあり400円と格安だ。そして丘の上から庄内空港に離着陸する飛行機を見物できる。騒音が大変だと考えてしまいそうだが、ここは1時間に一度程度の離発着しか無く、夜は9時頃が最終便のようで何の問題も無い。よく手入れされた芝生にバイクを乗り入れられるし、設備もよく管理が行き届いた素晴らしいキャンプ場である。

今日はゴールデンウィーク中という事で四輪サイトはほぼ満杯。二輪サイトはまだ余裕があるがそれでも20名ほど来ているようだ。
近くのジャスコで食料、アルコールを仕入れて食事を済ませてさっさと眠る事にする。しかし、寒い。寝袋の上にジャケットや衣類を載せてなんとかしのぎようやく眠りにつく事が出来た。

 

 

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