9月5日 看板に目が点・・・

霧多布岬キャンプ場の朝

霧多布岬キャンプ場は料金が無料の上に、景色もよく設備も整っているのでライダー、チャリダーに人気のキャンプ場である。ただ、その名前の通り霧が出る日が多いのが難点だ。

昨日からの強風は朝になっても殆ど弱る事なく、塩霧を巻き上げ続けている。朝起きてバイクを見ると、既にディスクは錆が浮いていて、全体がベチョベチョした感じである。
もちろんテントも同様で、このまま仕舞うのは何とも気持ちが悪いが、ずーっとここに居る訳にも行かず、のろのろ仕舞いにかかる。
しょういちは今日屈斜路湖、阿寒湖周辺の温泉まわりをすると気合いが入っていて、一足先に出発。R1150GS氏はもっと早く出発して行った。みんな頑張るなぁ。

ポチポチと雨も降り出す中渋々出発。



琵琶瀬展望台にて

霧多布岬を後にまず琵琶瀬展望台に立ち寄る。昨年ここを見逃したことを後悔したので今年こそと思って展望台に登ってみたが、霧多布湿原は霧の中だった。らしいといえばらしいのだけれど、やはり晴れて欲しい。
馬たちも観光客が居ないので暇そうにじっとしているだけだった。

厚岸から標茶町に向かう道道14に入ったところで給油。燃費は28.8km/lと予想に反して悪い。なんでかな??.

北海道を走る時には、国道よりも道道の方が走りやすく、景色もいいところが多い。しかし道道14は単調で、見所の少ない道路である。そんな訳で右手がグンッと廻ってしまう。すると、またもやパラシュートが開いてしまう。都合3回もパラシュートを開いて、その度に停車する羽目になり、何のために右手をひねったのか判らなくなってしまった。
このレインカバーなんとかならないものだろうか?。ラフ&ロードさんよろしく。


この看板良いです

標茶町からR391を北上し、R243との三叉路にこんな面白い看板が。
「牛乳飲んでハッスル!ハッスル!」と書かれたこの看板。なんと牛がアレしているところがばっちり描かれていて、おまけにピンクのハートマーク付きだ。
この後、弟子屈の道の駅に着くまで笑いを噛み殺すのに必死だった。

道路の看板はその地域によって中身がどんどん変化して行って、ツーリング時のスパイスとして楽しめるものだが、この看板はホントに素晴らしいです。
我が富山県ではこの看板を出したら、婦人会とかPTAから文句が出そうだなぁ。

弟子屈を過ぎて阿寒湖方向へ向かうにつれて雨が降り出した。そして知床峠程ではないもののガスも出て来て走りにくくなってきた。


オンネトー

それでもなんとか阿寒湖温泉に辿り着き、ツーリングマップルに載っているマリモの湯を探すが、結局見つける事が出来ずウロウロしていると一気に土砂降りになって来た。
こりゃたまらんと、日帰り入浴の看板が出ている「鶴賀」というホテルに飛び込む事に。
このホテル日帰り料金1470円でワンドリンク付きはチト高いけれど、玄関の前に大きな屋根があって、バイクもカッパも濡らさずに置いておく事が出来るのが嬉しい。そしてお風呂が凄い。なんと20種類程の風呂があって、もちろん湖畔の露天風呂もある。しかも、ほぼ貸し切り状態で 、これはお得かも。

市街で昨年立ち寄ったMac使いの民芸屋さん「ヤハタ民芸店」に立ち寄り、お土産を購入。またもやおまけしてもらった。

阿寒湖温泉を後にオンネトー到着する頃には雨も上がり、オンネトーの水面も穏やかで美しい姿を見る事が出来た。


上士幌航空公園キャンプ場

オンネトーを後にR241を足寄に向かって走っていると、温泉巡りしていたしょういちに追い付いた。道の駅で今日のねぐらの選定に入る。

明日は襟裳まで行くので、なるべく南側の方が楽そうだけれど、ナイタイ高原にも行きたいという事で、上士幌航空公園キャンプ場に決定する。ここは無料だと思っていたのに、今年から500円の料金を取るようになっていた。ゴミをそのまま置いて行くキャンパーが多かったので、ゴミ出しOKにして有料制にしたと言う。美しい芝生で、広いし設備もいいので有料でも良いんじゃないかと思った。

今日のキャンパーは20名はいない感じでほとんどがバイク。オシンコシンで出会ったハンターカブ氏もここにキャンプするようだ。

なるべく濡れていない場所を探してテントの設営が終わった頃には雨も上がり奇麗な夕焼けになって来た。しょういちが買い出して来た牛肉で念願の焼き肉で乾杯!。
明日の好天を祈って眠りにつく。

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