2005北海道ツーリング 7月16日


しれとこ自然村キャンプ場の朝

昨夜洗濯に時間を費やして眠ったのが10時30分頃で、普段の生活から考えれば十分早寝だったのに起きてみたらもう8時30分(^^ゞ。
朝食を採ったり、テントを畳んだりしていたら9時30分を過ぎてしまった。

今日は道東を巡って、鶴居村のキャンプ場まで行く予定だが先が思いやられる。
セロー氏は今日は士幌付近を目指すという事でここでお別れ。気をつけて!


羅臼岳

キャンプ場からR334へ出て知床峠を目指す。
知床峠は気持ちの良いワインディングで、知床峠PAまではゆったりしたコーナーが連なり高速ワインディングといったおもむきだけれど、峠から羅臼町の間は結構細かいコーナーが連続する中速ワインディングとなる。

PAに立ち寄ろうと思ったが車が一杯でパスしようとしたとき、なんとサロベツ原野ではぐれたアフリカツイン氏が、PA出口で煙草を吹かしているではないか(ΦωΦ) 。
慌てて道端に停車し話し込む。なんでも彼は美幌付近のキャンプ場を根城にしてこの辺りを回っているそうだ。なるほどこれはいい手だ!次回からまねさせてもらおうと考える管理人であった。


鷲か?


野付半島の原生花園

アフリカツイン氏と別れて羅臼町へ向かって峠を下って行くと、下の方が雲で見えない。丁度雲海の上にいる感じで、天気が悪いかもと思いながら下って行くと、霧がどんどん濃くなってきた。羅臼町の辺りではほとんど視界が利かないような有様で、 気温もぐんぐん下がってきて南へ向かって走っているのに変な感じである。楽しみにしていた国後島は残念ながら今回見る事ができなかった。

仕方なく霧の中を南へと下がって行くと標津町に入った辺りで霧はすっかり消えてしまって、今度は暑いくらいになってきた。なんとも温度変化の激しいところだ。
標津町のGSで燃料を補給する。なんと、燃費は32km/lと新記録だ。

そして野付半島へと進む。野付半島は幅の狭い半島で、海と尾岱沼を仕切る堤防のような感じである。 尾岱沼は全体が湿原のような感じで、先端にはトドワラと呼ばれる立ち枯れしたトド松が立ち並ぶ印象的な景色が広がっている。
途中にも原生花園があったり、大きな鳥がいたりと本州では見慣れない景色に感動する。


開陽台真北モニュメント

野付半島から再び国道へ出て羅臼方向へバックして、R244へ進み途中から道道975を経て開陽台へと向かう。この辺りは直線道路の名所として有名で、地平線まで伸びた直線道路が延々と続く。いかにも北海道!だが、少し腰が痛くなってきた。

開陽台の展望台からは360度の展望が広がって周辺の牧場などが見渡せる。雄大な景色がすばらしい。
展望台から駐車場へおりてくると何人かのライダーが集まって話し込んでいる。
管理人も加わって情報交換会の様相となり、そのうちにだんだん人数も増えてきてにぎやかになってくる。中にはここのキャンプ場で住み込んでいるような人もいて、今日は全く走る気はなさそうだ。いろんなツーリングスタイルがあるっもんじゃと感心!。

とりあえず昼食は中標津の回転寿し「ロード」が評判良さそうなので、 皆さんとお別れし食欲を満たす事に。


霧多布岬

回転寿し「ロード」はライダーに優しいお寿司屋さんとしてその筋ではちょっと有名で、今回はサーモン握り一皿をサービスしていただいた。味は富山の回転寿しと同等レベル。
店を出て出発の準備をしていると、アメリカンタイプのバイクに乗った人が声をかけてきた。話しているうちにキャンプ場の話になり、釧路郊外の山花公園オートキャンプ場がなかなかよかったとの事で、鶴居村まで行く時間がなければそこにしようと決めた。

中標津からは通称ミルクロード(R272)を南下し、途中でパイロット国道(R243)に出た後、道道928を南下して浜中から海沿いの道道123で霧多布岬へと向かう。

この辺りは平野のど真ん中で直線道路が多い。また、自衛隊の車がたくさん走り回っていた。そして周りがほとんど牧場という事で、虫がガンガンぶつかってきて、ヘルメットはぐちゃぐちゃだ。腰の痛みと虫の攻撃にさらされながら、ハイスピードで距離を稼ぐ。

霧多布岬はその名の通り霧がよく出るところらしいが、今日は快晴で岬の先端までよく見えた。時間があれば岬の先っぽまで行ってみたかったが、今回は見送りだ。もう少し早起きすればよかったと反省しきり。

霧多布から厚岸までの途中にある霧多布湿原も今回はパス。釧路市郊外のコンビニで食料を仕入れ、山花公園オートキャンプ場へチェックイン。
フリーサイトは先客のバイクが一台と、乗用車一台のみでよく空いていたがオートサイトの方は とても賑やかだ。近くの温泉施設山花温泉リフレで入浴し、ビールを飲んで眠ろうとするが、どうやら子供たちの肝試しが始まったらしく、嬌声がこだまして賑やかでとても眠れたものではない。そして、牧場のウンチ臭が悩ましい。

そんなこんなで、もう一本ビールを空けてようやく眠りにつく。

本日の走行距離 372km

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