Mystic強化計画 その2

コンデンサーノイローゼ?

LC475の電源部には数種類のバージョンが存在するらしいが、今回GETしたものはTDK製のApplePartsNoが614-0003というものでスペックは下表の通りである。

●+5V 3.75A
●-5V 0.075A
●+12V 0.78A

早速LC475の電源部に通電し出力を確認する。すると???なにやらカチカチと小さい周期的な音がする。テスターで出力電圧を当たってみると、音に同期して出力電圧が変動しているではないか!

普通の人なら、これは壊れているっ!と、出品者にメールを入れるところだが、管理人はむしろこのトラブルを楽しんでしまうほうなので、早速あちこちをテスターでチェックにかかる。するとその最中、ある部分にテスター(電圧計モード)を当てると音が治まることを発見した。テスターは、電圧計として使っているときはある程度の内部抵抗をもって電流を流す負荷となる(でないと針が振れんから(^。^))。その時のレンジの内部抵抗は約1キロΩなので、早速パーツ屋さんへ行って抵抗を買い求めて、ペタ!とハンダ付け。

赤丸の中がその抵抗器である。

これで、直ったはずじゃと再度通電してみると、ちゃーんと静かになっている。ヤッターっと出力をあたってみるとなーんとテスターの針はむなしく0Vをさしたままピクリとも動かない(^^ゞ。どうやら、パルス制御回路が動かなくなったようだ。

えぇい!こうなったら、以前同じような症状を経験した時には電解コンデンサーが容量抜けになっていたので今回もそうだろうとばかり、片っ端からコンデンサーを基盤から外してチェックにかかった。しかし情けないことにどれも異常が見当たらないのだ。コンデンサーでないとしたら一体???。万事休すか?

 

調べものはネットに限る!

こうなってはもはや自分の力だけでこの症状を治すことはできない。しかたなく、困ったときのフォーラム頼みでniftyのFMACUS(マッキントッシュユーザーフォーラム)に同じような症状の報告がないものかと、久しぶりに訪問して探しまくるがとうとう見つからない。それでは!とLC475のユーザーグループのHPを片っ端から覗いてみるがここにもそんな症状は記載がない。Macintoshトラブルニュースサイトにも記載がない。

あーぁあきらめて、新しい電源を買おうかなー。と悩み始めるがおおっ!どこか電源のメーカーのサイトにカタログスペックやら注意書きやらがあるかもしれない、と気がついて何社かのHPを訪問してみると、最低出力電流を規定してある製品が多いということがわかった。これだ!

早速手持ちの抵抗器約100Ωのものを+5V出力につないでみると、なーんとぴたっと止まったではないか。これだーこれだーと大喜びしたのはいうまでもない。(^○^)

それにしても、インターネットの世界は本当にいろんな情報があるものじゃとつくづく感心する管理人であった。

 

設計は完ぺき!

ここまで来れば後は実行のみ。早速回路の設計にかかる。追加した電源の負荷はハードディスクドライブと冷却ファンにすることは最初から決めていた。そしてその電源回路を起動する信号はMystic本体の電源からハードディスクドライブへの電源線を途中でちょんぎって使うことにした。

電源の入り切りは理想的には電源の一次側、すなわち100V側にすれば追加電源を完全に停止できるが、スイッチング電源の場合、平滑用に大きな電解コンデンサを使っているため電源スイッチを入りとした瞬間はかなり大きな電流が流れるので、入り切りに使うリレーの接点が溶着するのではないかという不安があった。そこで、Mystic本体の電源と同様最低負荷で活かしておき、出力側で入り切りをすることにした。

で、出来たのが下図である。

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