タイ バンコク鉄道めぐり
1997年2月
バンコクとこのエンブレムには、ちょっと違和感があるかもしれないが、バンコク発で世界的に有名なのが、イースタン&オリエンタル・エクスプレス(E&O)。マレー半島を縦断して、シンガポールまで行く。
ファアラポーン
 E&Oは、ここバンコクから、マレー半島の先、シンガポールまでの半島を縦断する唯一の列車。客車は、ニュージーランドで活躍していた車両を譲り受け、改造したのだとか。機関車は、それぞれの国のディーゼル機関車が担当する。 
 E&Oは、通常の列車とは異なり、チャーター・トレイン。タイ国鉄が運行しているのではなく、オリエント・エクスプレス・ホテルズ社が、E&Oを運行している。この会社は、その名の通りオリエント・エクスプレスを運行している会社で、このE&Oは、オリエント・エクスプレスと姉妹列車になるわけ。
 そんな、超豪華列車に一度は、乗ってみたいもんです。
E&O以外は、東南アジアっていう感じのファランポーン駅。
この駅を中心に、タイ全土へ向けて、長距離列車が発着している。
HID型ディーゼル機関車牽引の列車。
スプリンターが入線してきた。この車両は、韓国製。
ファランポーン駅の脇に展示してあった電車。ドムアンを結ぶ電車らしい。
電車を見ると、車内はクーラーが効いている!と思ってしまうのが、現代日本人。中に入ると、サウナのような暑さだった。外の方がまし。
ライトレールの建設が進むが、工事が遅れに遅れ、開通は未定らしい。(ラーチャダム通り)
トンブリ
 南本線の起点となる駅。かつては、タイ西、南方面の列車は、全てこの駅から出発していたが、チャオプラヤ川に架かる、ラマ6世鉄橋が完成したことにより、長距離列車は、全てファラポーン駅発着に変わってしまった。
 今は、ローカル列車が、発着するのみ。けど、本数も少なく、日中の構内には、活気が無い。
 ちょうどこの駅に行ったときは、貨車の入換作業をしていた。
トンブリ機関区
トンブリ駅の先にある、機関区。この機関区の機関車庫の奥に、かつて戦時中に日本からやって来たSLが、大切に保存されている。時々イベントごとがあると、このSLも活躍する。
メークロン線の旅
ピツァヌローク〜バンコクの旅
タイ国鉄公式ホームページhttp://www.srt.motc.go.th/httpEng/
オリエント・エクスプレス・ホテルズ・ジャパンホームページhttp://www.orient-express.co.jp/
ファランポーン駅に入線してくる列車。
ファランポーン駅の北側にある陸橋から撮影。(この先は、スラム街なので、あまり近づかない方が良いでしょう。)