イタリア ENカプリ号の旅
ローマ〜ナポリ間
2003年6月
EN(ユーロ・ナイト)
昼間の国際列車がEC(ユーロ・シティー)だが、このENは国際夜行列車のこと。
カプリ号
ドイツ・ミュンヘン〜オーストリア・インスブルック〜イタリア・ナポリ間を走るEN。車両は、イタリアの編成が使われていた。


朝のローマ・テルミニ駅。
イタリア最大のターミナルだけあって、次々と列車が発着する。

振子式ETR460が停車中。

新旧ETR500が並ぶ。

EN287列車、カプリ号。8:17着8:32発の予定だったが、8:30に遅れて到着。イタリアでは、そのくらいの遅れは許容範囲。
この後、すぐに反対側に機関車を連結し、反対方向に出発。出発時間は、すばやく8:37発で、5分遅れ。

乗った車両は、コンパートメント。指定席をとっておいたところ、物静かな老夫婦と相室だった。隣の車両を覘いた見ると、けっこうガラガラ。乗ってる車両は、けっこう混み合ってるのに…。もっとバランスよく予約は取れないんだろうか?
画像は、空いていたコンパートメントを撮影したもの。同じ座席が向かい合わせになっているが、レンズの関係で片一方しか撮れなかった。
ローマ市内を抜けると、長閑な景色が続く。走るにつれて遠くに連なっていた、山脈がだんだんと近づいてきた。









こちらは、通路。早速車掌が、向こうから検札に回って来ている。


9:08ローマ〜ナポリ間で唯一の停車駅ラティーナに停車。


山の中を走っていたかと思うと、突然海が見えた。向かいに見えるのは、後で調べたところガエータという町。

建物が混み合ってきたと思ったら、
高層ビルが見えてきた。
その高層ビルを回り込むようにして、列車はナポリ・セントラレ(中央)駅に到着。


最新鋭E402B型電気機関車がローマから牽引してきた。トーマスクックには10:50着とあったが、10:32にはナポリ終点に到着。
セントラーレ駅前に立つと南イタリアへ来たなーっていう雰囲気が漂う。なんだろう、人間臭いのかな?
今日は日曜日で、平日よりも活気が無いようだが、それでも露店が並び、活気がある。露店で売っている人達を見ると、黒人や中国人が目立つ。いやーたくましい限りです。
チェック・インした安宿の部屋から見た景色。洗濯物の干し方を見て、これまたナポリっていう感じ。

ヴェネチア〜ローマ間 ICNの旅   ポンペイ遺跡へ


イタリア鉄道公式時刻表サイトhttp://www.trenitalia.it/