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ドイツ ベルリン市内交通と観光地めぐり
2003年9月 |

ツォー駅を出るとすぐのところにあるのが、このカイザー・ヴィルヘルム記念教会。第二次世界大戦で破壊された姿をそのまま留める。その本体をはさむように、近代的なガラス張りの教会と展示室がある。 |
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ベルリン
いわずと知れたドイツ連邦共和国の首都。かつて冷戦時期は、市内は壁によって東西に分断されていたのは、みなさんご存知でしょう。東西ドイツの統合と共に、ドイツ統一ドイツの首都となり、340万人の人たちが暮らす。
ベルリンの市内交通はDB運営のSバーンとBVG(ベルリン交通局)の運営する黄色いUバーン、バス、トラムが走る。 |
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Sバーン
ドイツ国鉄より民営化されたDBが運行する路線網。日本のJRのような存在で、ベルリンと郊外を結ぶ。現在でも東西ベルリンの路線調整のため部分的に運休している区間もある。 |
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現在最も多く運用に就く481系。ツォー駅にて。S5・S7・S8の路線は、現在この駅で折り返し運転を行なっている。 |
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それでは街に出てみましょう。
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ベルリンの語源は、熊から来ているらしい。ツォー駅の近くの広場には、カラフルに塗られた熊がいる。 |
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ベルリンの象徴ブランデンブルク門。壁によって分断されていた頃には、遠くから眺めるしかなかったが、今では自由に行き来できる。
この日は、巨大なサッカーボールが…。まだ準備中だったが、ワールドカップ関連のイベントだろうか? |
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ブランでブルク門からかつての西ベルリン方向を眺めると、戦勝記念塔が見える。 |
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こちらが、ブランデンブルク門から歩いてすぐのところにドイツ連邦議会議事堂がある。東西統一後、内部が改造された。奥に見える大きなガラス張りのドームを見学可能だが、長蛇の列でギブUP。今、ベルリンで一番人気の観光地かも。 |
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チェックポイント・チャーリーハウス。ここはかつての東西ベルリンの国境検問所跡。この脇には壁博物館もある。手前が西側、向こう側が東側。1989年の壁の崩壊から、もう14年経っており、かつての東側のフリードリッヒ通り沿いは、新しい建物に建て替えられている。すっかり様子が変わり、西ベルリン側のフリードリッヒ通りの方が古びている。しかし、大通りから外れると、古い建物がいたるところに残っている。 |
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ベルリンの壁跡には、このようなプレートとレンガで印が付けられている。 |
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このようにレンガのラインがずーっと続いているが、かつて分断されていたのが信じられないくらい普通の街角。自動車が普通に行き交う。ラインの先に見えるのが、一部残された壁。ここは、チェックポイント・チャーリーハウスから西へ約300m来たところ。 |
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壁が削り取られているのを除けば、西側から東を見た感じはこんな状態だったのだろう。なんとも、窮屈な風景。 |
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再び駅へ向かいましょう。
DB
ドイツ鉄道。SバーンもDBの運営だが、日本JRと同じように、Sバーンの運行区間を越えて、長距離区間も運行している。ICEやIC、ECなどの優等列車をはじめ、RE、RBといったローカル列車もベルリンから出発してる。 |
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東ドイツ国鉄からの生き残りex-DR系ダブルデッカー客車。なんともユニークな顔つき。郊外へのRE、RBで使用される。フリードリッヒ通り駅にて。 |
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DAB系新型ダブルベッカー客車。こちらもRE、RBに使用される。オスト駅にて。 |
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当然長距離列車も発着。オスト駅に到着した120型電気機関車牽引のIC。 |
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101型Azubis色電気機関車牽引、IC。こちらもオスト駅。 |
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DBの運行する列車のほかにベルリン交通(BVG)が運行
BVG(ベルリン交通局)
Uバーン(地下鉄)、トラム、バスを運行する公営機関。黄色が共通色で、くまなくベルリン市内を結ぶ。 |
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高架区間を行くUバーン、U15ウーラントシュトラーセ行き。ハレッシュトア駅にて。 |
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こちらもU15ウーラントシュトラーセ行きの列車。ハレッシュトア駅にて。 |
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今度は、BVGのバスに乗って再び観光へ。

ツォー駅から出る100番のダブルデッカー・バス。このバスは、観光地を巡る観光客用のバス。ペルガモン博物館などのある博物館の島へ向かうには、このバスが便利。 |
博物館の島をまわってみましょう。
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博物館の島のバス停で下車すると目の前に見えるのが、このベルリン大聖堂。 |
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アレキサンダー広場駅の近くのテレビ塔も大きく見える。 |
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有名なペルガモン博物館。この博物館の特徴は、室内に建物を再現してるところ。残念ながら現在大規模な修復中。この画像は、ペルガモン神殿の祭壇。 |
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こちらは、バビロンのイシュタール門。こちらも足場が組まれてしまっている。 |
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さらにもうひとつベルリンを走る列車がある。
それは旧東ベルリン地区をトラム。
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こちらは、フリードリッヒ通り駅の電停に到着するKT4D型。 |
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Sバーンで強制収容所跡へ |
ハノーバー経由でオーストリアへ |
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