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フランス パリ・東(エスト)駅と
オリエント急行到着
2003年9月
パリ・東(エスト)駅
 パリの地図を見ていいると、北(ノール)駅の隣のに寄り添うようにあるのがこの駅。歩くと15〜20分ほど離れている。
 この駅はストラスブールなどフランス東部とを結ぶ昔ながらのICが主に発着する。大都市を結ぶわけではないので、北駅やリヨン駅などのような賑やかさは無い。
 列車的にもTGVの発着は無く、華が無いように思われるが、大間違い!!。TGVごときとは格が違う列車が、不定期ながら発着している。
 それは、かの有名なオリエント急行ことVSOE。今日はこの列車に乗車!!!……したいと夢を膨らましにやって来た(T_T)

BB15000型電気機関車+コラーユ客車の編成。


こちらの機関車もBB15000型。

CC72100型ディーゼル機関車。


珍しくなってきたTEE塗装のBB15000型牽引ICが入線してくる。ホームが低いので、隣ホーム向こう側へ入線してきた列車でも、足回りが見える。

そして右の列車が入線後、車庫への引き上げのためにやって来たのがこのBB17000型電気機関車。


長距離列車だけではなく、近郊列車も細々とではあるが出発する。

入れ替え専用ディーゼル機関車Y8000型が、構内をちょこちょこと動き回っている。

いよいよこの駅一番の主役VSOEが到着します。
まずは、VSOEの説明をさらっと(長くなってしまいましたが…)させて頂いて、細かいこと抜きに到着の様子をご覧下さい。

ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス(VSOE)
 1977年に途絶えた「走る社交場」オリエント急行を、1982年、各地に散らばっていたオリエント急行ワゴンリーの車両を集めて復活させたのがこの列車。
 列車の運行は、フランス国鉄がしているのではなく、列車名と同じ名前のベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス社が客車を所有しサービスを提供している。運行会社が各国の線路を借りて列車を走らせオリジナルのサービスを提供するクルーズ・トレインと言われる列車の代表格が、この列車なのである。そのため、この列車に乗るためには、運行会社へ予約を入れることになるが、このVSOEは「走る社交場」の超豪華列車だけあって、お値段もそれ相応です…。
 列車の運行は、ロンドン〜パリ〜ベニス(ベネチィア)が基本区間となるが、時折違う都市へ走ることもある。不定期のため料金とともに詳しい運転日は下記まで。

オリエント・エキスプレスHP(日本語)  

 またロンドン〜パリ間はドーバー海峡があり、専用車両しかイギリスへは渡れないので、フランスからヨーロッパ大陸へは、下でご紹介するワゴンリーの車両が使用され、イギリスでは、プルマンという車両が使用される。
 エスト駅を訪れたこの日は、ベニスからやって来てロンドンへ向かう行程に出発する準備をしているところ。
出発までは、まだまだ時間があるので、ここでさよ〜な〜ら〜(T_T)/~~~    また乗る日まで(乗れるのかな???)
サンドニ駅撮影
パリからベルサイユ宮殿へ
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