イギリス レイルツアー
2002年9月〜2003年9月
イギリスは世界でも有数の鉄道趣味国、数多くの鉄道専門旅行会社や車両を所有し運行する会社が存在する。鉄道ファン向けのマニアックな運転もあれば、観光を取り入れたSL列車など様々。ただ運転日や時刻は、各会社のホームページなどで確認が必要となる。
ヴェニス・シンプロン-オリエント・エクスプレス社
VENICE SIMPLON-ORIENT EXPRESS LTD
世界的にも有名なオリエント・エクスプレスなど豪華列車を運行する会社。
ヴェニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス（VSOE）自体は、ヨーロッパ大陸を走り、島国のイギリスには渡ってこない。
イギリス国内では、ブリッテイッシュ・プルマンとノーザン・ベルという２種類の客車を使って豪華ツアーを行っている。
ブリティッシュ・プルマンは、主にロンドン発のツアーで使われる、一方ノーザンベルは、地方都市発のツアーに使用。
イギリスからヨーロッパ大陸へのVSOEのツアーに参加すると、ロンドン・ヴィクトリア駅からブリティッシュ・プルマンに乗り、
フェリーを使って大陸側のVSOEに乗り継ぐことになる。
ツアーによっては、正装でないといけないこともあるので注意。（ホームページに載っています。）
http://www.orient-express.com/
ヴィクトリア駅２番ホームで出発を待つブリッテイッシュ・プルマン。ロンドンの出発駅は、基本的にこのヴィクトリア駅になる。普段は、ディーゼル機関車牽引だが、今日はSL牽引。月に１〜３回ぐらいの割合でSLが牽引する。この2番ホームは、かつて大陸連絡用列車が出発したホーム。2003年6月（全て同日撮影）
今日の牽引機は、名列車フライング・スコットマンの名を持つ4472号機。
ブリティッシュ・プルマンの客車。
最後尾には、73型電気機関車が付く。
出発前の整備？点検中？
スティーム・ドリームス社
Steam Dreams
この会社は、カテドラルズ・エクスプレスというSL列車を運転する会社。
運転方面はイングランド南部で、目的地での観光時間もある。
ロンドン出発駅は、ウォータールー（たまにヴィクトリア）駅。
運転は主に夏から秋にかけてだが、クリスマス時期にも運転がある。
http://www.steamdreams.co.uk/
客車は旧型車両。
73096号機牽引。カテドラルズ・エクスプレスはツアーによって牽引機が変わる。2003年7月、クラッパム・ジャンクション〜アールズフィールド間（2枚とも）
珍しくノーザン・ベルがロンドン・ヴィクトリアから専用機関車に引かれて出発。ヴィクトリア〜バターシー・バーク間、2003年9月
