○● ゲーム日記帳 ●○
2003年【2】

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日記帳 【1】 【2】


12月18日
 『プリンセスブライド』 クリアしました〜。
 も〜っ、めちゃ好きやねん!(笑)

 祭りが終わる寂しさの予感……のようなものを当初からカンジさせつつ、それを試練として用意していく手法?
 これはかなりキますよ、実際。
 別れがそこにあることが分かるからこそ、今を大切にしたいっていうか。
 そして祭りが終わったあとに、本当の試練が――。
 この試練を、臆病な王子様と勇敢なお姫様は、2人で立ち向かっていく……という図式が、もうっ!

 5人のプリンセスの物語それぞれに、「プリンセスゲーム」の真相がちりばめられているので、1つの物語を終えるごとに全体像が見えてくる仕掛けもグッジョブ!
 ただ、この仕掛け、強制発生ではないので、クリアするヒロインの順序によっては上手く働かない心配が。
 難易度から考えると、機能するようになっていると思いますけども。

 要所要所の言葉がグッとくるんですよね。

誰かといっしょにいるってことは、問題を解決していくことじゃなくて、問題をいっしょに経験していくことだから

 ――とか!

このキスは喜びで、悲しみで、迷いで、答えで、祈りで、決意で、そして宣戦布告だ

 ――とか!(≧▽≦)

 お話としては遥奈ちゃんが一番好きです。奥深いというか、彼女にいちばん倖せになってほしく思ったというか。
 遥奈ちゃんは佳央ちゃんのお話と込みで……ちうか、表裏一体ですね。
 この2人の関係、好きーっ。
 愛生ちゃんと佳央ちゃんの会話も楽しいですけどね。
 とにかく会話なら佳央ちゃんが引っぱってくれてますねーっ。
 ……そう! 『プリンセスブライド』は会話がすごく楽しかったのデス!
 その辺りでは枝絵留ちゃんは割を食ってるかなぁ……。
 彼女は存在自体が別格のようなものでしたし。


 ……そんなクリア後の感動の余韻にひたっている中で『D.C.P.S』の眞子シナリヲをプレイしたものですから、その――。
 なんの捻りも無い短距離走的な展開に、唖然……。
 冷静になって考えてみても、あんまりではないかと思うんですけど……。
 おまけシナリオみたいなものだ――って言われる理由、わかりました(TдT)。

12月14日
 『D.C.P.S』 頼子さん、萌先輩、終了〜。

 頼子さんはTV版のほうがまとまりあって好きかな〜。
 他キャラとの絡みもあるので、あの世界での存在感も異なってきますし。
 ヒロイン分岐の期日もずれているので、なんとなく浮いたカンジが。
 桜の樹の下での別れも、ちょっとこじつけな感があるので。
 別れるべきタイミングを、世界観のために無理矢理合わせたような気がしちゃって――。

 萌先輩は――可愛かったですけど、恐かった……。
 そんなダークな面があったなんて……。
 先輩と付き合い始める流れも素直に納得できる分、物語には不満が無かったような。
 綺麗にまとめられたストーリーでした。


 『こなたよりかなたまで』を金曜日に購入したのですけど、サントラを聴くに留まっております。
 代わりに『プリンセスブライド』を遊んでいたりして。
 いや、もう、アナタ――めちゃ好きになりました!(≧▽≦)
 各キャラが生き生きしている筆致、小気味良い流れ。すごいですよ〜。
 前提となる設定も、お伽話として感心しちゃいました。

 恋する男の子と女の子の不安な心情を、すごく巧みに描いていると思うんです。
 1st Tale での枝絵留の――
 「今は2人と顔を合わせたくないと思う」
 ――は、嗚呼とか思いましたもん。
 そうだよなぁ……もちろん気にならないわけじゃないだろうけど、やっぱり……顔、見たくないよなあ……とか。
 2nd Tale で怒りだした愛生ちゃんに向かって――
 「(主人公のことを嫌いって)最後まで言ったら、ここで脱落だからね」
 ――と言った佳央にもドキリとしました。
 勝負とは別のトコロでのリタイアを許さない、イイ意味でのライバル関係みたいなのが心地よいというか。
 この手の作品で、ちゃんとライバルとして意識させているのって、あんまり見たことなかったので。

 う〜ん……。女の子の立ち振る舞いが潔いというか、凛としているカンジはしますよね〜。
 一本、筋が通っている言動というか。
 愛生ちゃんにしても、理不尽な我が儘は言ってませんし。
 うんうん。
 とにかく、先が楽しみです。

12月4日
 『ダカーポ.P.S』 美春ルート、終了……。
 ちょっと、あなた。マジ泣きでしたわよ。美春に(TдT)。
 あれは……せつないなぁ。

 「止まるのは恐くありません。別れるのが悲しいだけです」

 ――なんて言われちゃったら、もう。
 純一が泣かないんだったら、わたしも泣くもんかっ……てくらいにシンクロしていたんですけど、ダメでした。
 暦先生の――

 「朝倉。あんたに天伽のこと頼んで、本当に良かったと思ってる。
  ありがとう」

 ――この言葉に。
 違う! 暦先生にそんなふうに感謝の言葉を言ってもらえるほど、自分は美春に何もしてあげられてない!
 美春に感謝されるより、胸に突き刺さったというか……。
 でも、美春はそれでも、本当に感謝していたんですから、あまり自分を責めるのは美春に対しても失礼なことだと思うのでこれ以上は思わないことにしますけども――(TдT)。

 ラストの1枚絵。美春が手を振って純一を迎えるシーン。
 いろいろと切ないです。
 あの美春は……違うんだなって思うと。
 でも、やっぱり美春は美春ですし、美春の中にも純一の中にも「美春」は生きているんじゃないかって、そう思うことにします。

 美春と美春さんの関係を考えていたら、『月姫』のアルクと「真祖の姫君」として千年城にいるアルクェイド・ブリュンスタッドの関係に近いのかなぁ……とか思ったり思わなかったり。
 ベンジャミンさんのマンガを読むと、より一層(笑)。


 さーって、次は頼子さんですよーっ!
 TV版を見て、かなり好感度アップ中。さらに増量中。
 ちなみに今のところのキャラ好感度は――

 音夢=美春>ことり>>さくら

 ――ってところです。
 シナリオ回想で音夢の終盤を見返していたら、また泣きそうに(TдT)。
 夕焼けに染まる校舎の屋上が似合う女の子の二人目にランクインです。
 一人目はもちろん美凪に、けてーい。

11月27日
 『ダカーポ.P.S』 ことりルート、終了で〜す。
 お話の流れはさておき、ことり、メチャメチャ可愛かったデス!(≧▽≦)
 いまのところ、可愛さ・キュートさでいえば――
 ことり>音夢>さくら
 ――の順ですか(^_^;)。

 いや、もう、ことりはいちいち仕草が可愛い!
 指を絡めてくるトコとか、腕を組んでくるトコとか、ムッとしてみせるところとか、からかうトコとか、パジャマに着替えてベッドに潜り込んでいるトコとか、帰り道で寄り添ってくるトコとか!
 もうっ、この子ったら!
 言葉づかいはちょっとアレかもしれませんけれど、そういうのもアリ!な感じがしますし〜(現実感でとらえても、普通っぽいっていうか)。
 音夢の可愛さは親しさに裏打ちされたもののような気がするのです。
 そこへくると、ことりは、この恋愛を本当に楽しんでいるような、新鮮さを感じるのです。
 かーわーいーいー♪

 でも、そうしたことりの可愛さの反面、ストーリーは音夢・さくらに比べて低調気味だったかなぁ……。
 何が起こるか予想できて、意外性もあまりなく当然のごとくターニングポイントが来て、そして何のてらいもなく解決されてしまった感じが……。
 『D.C.』という作品たらしめる部分を消化するために用意した部分が、二人の恋愛話の中にうまく絡んでなかったと思うんです。


 あ、そうそう。ことりルートでの主人公、カッコイイですね。
 工藤と一緒にいるところを見てジェラってデートをドタキャンしてしまうわけですけど、一両日の間に反省して、二人が一緒にいた真相をことりに直接尋ねるんですもん。
 勇気ある〜。おっとな〜……とか思いましたヨ!
 『君望』の孝之に見習わせたいところです(苦笑)。
 ことりも、尋ねてくれたことに嬉しそうでしたし、二人の仲がいっそう深まった感じがして良いイベント(演出?)でした。
 ゲームとして見たときも、いつまでもジェラって悶々と過ごしてもいいことはありませんもんね。
 プレイヤーはことりとの話を望んでいるわけで、主人公の内情を前面に押し出して物語られても、億劫なだけだと思うんです。
 早く仲直りして〜……みたいな。

 さてっと。次は美春ちゃんかなぁ。
 TV版の「音夢センパイ! ラブラブラブラブラブラブ!」ってところ、好きです(笑)。

11月22日
 およそ半月ぶりにROにログインしてみました。
 もうギルメンからは忘れられちゃってるかもな〜……と、なかば諦め状態で入ってみたのですけど。
 運良くギルマスに会うことができて、これまでの不義理を謝ったり。
 「うちは、まったりギルドなんで、気にしなくていいよ」
 そう言われて、ホッとしたり申し訳なかったり……(T△T)。
 そのあと、ギルメン同士集まって狩りに行ったんですけど、めちゃめちゃ頑張りましたよ、わたし!
 あまり接続が良くないメンバーですし、せめてこういうときくらい使えるヤツ……いや、もう少し臆病に言えば、少なくとも使えないヤツとは思われたくないというか……。
 久しぶりにみんなと一緒に遊ぶことができて楽しかったです。

 「もう、いつ引退してもいいんだけど……」って思うことは多々あるんですけど、こういうことがあるから、なかなか本気では引退できないんですよね。
 うーん。引退するときって、どんなときなんでしょ??


 音夢、さくらと続いた『D.C.P.E』は、ことりルートに入りました。
 正直言うと、さくらよりことりのほうが可愛い気が……(^_^;)。
 なんというか、仕草がそう思わせるんですよね。
 例えて言うなら、さくらは計算で、ことりは天然なのではないかと。
 ちと違うかもしれませんけど。

11月4日
 HDDが逝ってしまわれたので、いろいろなゲームのセーブデータがなくなってしまいました……。
 とりあえずその中でも『天使のかけら』は再インストールして、またプレイし始めています。
 雰囲気は良いんですけど、序盤、ちょっと展開がゆっくりすぎかも。
 半日くらいじっくり時間をかけられるなら、この雰囲気を味わいつつ遊んでいけると思うんですけどねー。
 この展開の速さでオンラインプレイは厳しいかも……とか、正直思ってます。

 コンシューマーでは『サモナイ3』をクリアしました。
 カイルEDです。
 最終話まで辿り着いてから、ひと月くらい放置してました(苦笑)。
 にしても最終戦、ちょっとツラかったデス……。
 絶妙なバランスを得た戦法……だとは思うのですけど、その手法にはストレス溜まるかも(TдT)。
 わたし、2時間かかってしまったんですけど、おかしいですか? おかしいですね。

 あ、そしてヘイゼルさんねー。
 もしかして、続編への伏線ですか?


 んー。このあとはどうしよっかなー。
 とりあえず、機・霊ルートの話も見ておかないといけませんしね。
 今回のサモナイ3は、可愛い女の子が多いので、アティよりレックスのほうが楽しめそうなんですよねー(「2」は楽しい男子が多かった)。
 レックスか〜……。
 ウェブを巡っていると、アルディラさんとかアズリアとかの展開が面白そう。
 あとはやっぱりクノンとか、生徒とかー。
 レックス×ソノラEDの話って、あまり見ないんですけど、どうしてでしょうか?
 ファリエルEDは気になるところであります。

 ……うー。どうしよう。
 とりあえず、D.C.P.Sかも(笑)。

10月4日
 『天使のいない12月』 クリアしました。
 WEB上で聞いていたんですけど、本当に短かったですね〜。
 1ヒロインあたり、3〜4時間でしょうか。
 でも、これくらいが今の自分にはちょうどイイかもしれません。
 あんまり、大作をプレイする時間はとれないので……。

 そんな次第ですので、内容についても色々と何かを熱く語れるようなものでも無いような気がします。
 受け入れるか、受け入れられないか……だと思うのデスヨ。
 グラフィックは当然のごとく当代イチのクオリティですし、音楽もシステム面でも問題無い仕上がりだと思います。
 あとは作品の方向性とか、そういうところだけかなぁ……と。
 で、わたしは肯定派。
 新・現代文学的な雰囲気は、プレイするというより読書をしている感じ。
 ゲームとしての設定に頼らず、今を生きる青少年の心理を描いている点は、ゲーム作品としての評価を難しくしていると思いますけども。

 ライトノベルはゲームやアニメの影響を受けて派生してきた出自を持ちますけども、この作品の影響を受けて生まれる文学はライトノベルではないだろうなぁ……と思う次第。

 で、そんなわたしが好きなヒロインは――。
 雪緒ちゃんでした。
 あの話はイニシエーションの話として成立していると思うんです。
 そこに向かっていく主人公と雪緒ちゃんの姿に共感できました。
 そしてイニシエーション後の2人の関係にも。

 他のヒロインも、それぞれ心に残った点があります。
 透子ちゃんはメインヒロインとして、いちばん恋人同士としての倖せにたどりついたことが嬉しかったです。
 しのぶちゃんは、ラストシーンの1枚絵が!
 近くて遠い存在って、さみしいですよね……。
 明日菜さんの話は、透子とのからみもあって、いちばんドラマしていたような気がします。
 なので最後のHシーンは、ほんわか気分になれました。良かったね〜みたいな。
 真帆ちゃんは「永遠に2番目の存在」というのが、キーポイントかなぁ。
 さみしい……というのとも、ちと違っていて、うーん……なんていうのかなぁ。
 運命を感じる言葉、なのかも。
 ほら、あれです。「結婚しても兄妹の関係はそのままでしょ?」みたいな??

 うん。
 わたしの中では、記憶に残る作品になりましたです。

10月1日
 遊んでな〜い(TдT)。
 とりあえず、『サモナイ3』は、いまだ未クリアだったりします……。
 最終話には辿り着いているんですけども……。
 カイルEDくらいは見ておかないと!

 そんな今は、『天使のいない12月』をプレイしています。
 鬱……には至りませんけども、なんともモヤモヤ感が沸き起こる作品だこと。
 わたくし的には、村山由佳センセの作品を読んでいるようなカンジが。

 夢のような倖せは訪れることはなくて、2番目以下の、不幸ではないんだけれどかといって幸福には絶対に届かない位置で生きていかなければならない。
 自分たちの倖せという価値観とは無関係に、現実は無情にも進んでいく。
 ……そんなカンジですか?

 プレイして1時間もしないうちに、ゲーム的なBADエンドを迎えてしまったのですけれども、思えばそのEDのほうが各ヒロインのEDよりも倖せに感じなくもないという皮肉めいたものを……。
 しーちゃんとか、真帆ちゃんとか。
 ……切なかったです、ラストの結びかた。
 明日菜さんとか、透子は、わりと良かったと思いますけど。
 とくに透子ストーリーの終わり方は、ドラマの王道を行っていたかと。

 残るは雪緒ちゃんなのですが――。
 聞くところによると、彼女も倖せにはなれないとかなんとか。
 あう〜(T△T)。


 それでも、積極的にはオススメできないけれど、こういう話は嫌いじゃないです。
 はい。
 音楽も雰囲気に合っていると思いました。
 結構好き。

7月31日
 最近は『こころナビ』を遊んでいます。
 うん。この雰囲気、好きです。純愛系か〜。
 OP曲、良いですね。
 名作劇場のような……。ちと、違うかな?(苦笑)
 でも、ゲームではあまり聞いたことない曲調です。

 今のところ、みまりさんと小春を除くキャラをクリアできました。
 現在、みまりさんを攻略中。

 わたくし的には凛子ちゃんがメガヒット。
 んで、アイノとルファナがヒットです。

 凛子ちゃんのシチュエーションは……もう、なんというか(笑)。
 嘘偽り無く、グッジョブ!(≧▽≦b
 とても誠実な話だと思うのですよ! 欲望を認めつつもですね!
 うわぁ……。

 可愛らしさでいえば、アイノちゃん。
 あの一途さは、とても可愛いのです。
 物語的に見捨てられるわけないのがルファナちゃん。
 他のヒロイン攻略中での別れ演出は、けっこうツライものが……。
 ゴメンなさいってカンジです。
 Kanon で、あゆにサヨナラするカンジ……(TдT)。

 うんうん。
 楽しめたってことでは、今年のベストかなぁ。
 今のところは。

 来週はサモナイ3ですからね〜。
 パレッタを見たら、ベルフラウもいいなぁ……とか思い始めてます(笑)。

7月13日
 『After...』
 えーっと。いちおう、ヒロインは3人クリア、ですか。
 Another Story が残ってますので、全容が見えたわけではないですけれども、ま、クリアと思ってもいいですか?
 久しぶりですね。ゲームのクリアは。

 んーと、で、感想は、概ね良好だったかと。
 ただ、スタッフが考えたベストルートと、わたしが考えたベストEDとは、若干のズレがあったなぁ……と。
 陽子EDは、あんまり嬉しくなかったですし……。
 というか、陽子のストーリーは、なんか消化不良気味……です。
 陽子の考えることは充分理解できます。でも、そこからさき、問題解決というか現状を変えていくために選んだ答えが納得できないというか……。
 他にも陽子ルートでは、紘太郎の心情が理解できにくいのも、わたしには減点だったかな〜。
 どうしてあんなに厭世的になっているのかが分からなくて……。
 祐一のもどかしさは、わたしも感じました。

 あ、陽子はズルイ女じゃないですよね?
 ああいう感情の変化も、ありますよね? ね?
 ……と、思わせるくらい、真っ当なストーリーだったかと(^_^;)。

 そして陽子ストーリーでの慶生は、もうダメ男。
 渚と陽子の関わりが薄いから登場するシーンも少なくて済んでます。
 それが幸い。
 陽子ルートの祐一は、あんまり渚と強い関係があるわけでは無いッポイですしね。
 ……まあ、それでも初詣のシーンでは焦っちゃいましたけど。


 やっぱり香奈美の雪山ED(?)が、わたしのベストかなぁ。
 渚や陽子は結構あとの「その後」まで踏み込んでますけど、香奈美のこのEDあたりが物語としてはカンジが良いかなと思います。
 祐一が負った業の何分の一かは香奈美も体験することになって、2人の絆はより深まると思う……というか、2人の深い絆があったから、あそこで2人は出会うことが出来たと思う次第。
 とにかく、あのEDがあるだけでも、この作品をプレイして良かったなと思いました。

7月9日
 えー? 香奈美ED、真ルートはあのEDなの……?
 『After...』なんですけども。
 わたくし的には、雨の中に立ちつくす香奈美を見て、あの!2人をつなげる場所での再会こそが真ルートだと思っていたんですけど、オフィシャル的には違うみたい……。
 そうなのかなぁ……。
 たしかに、オフィシャルルートのほうが、倖せが近いですけども――。
 好き嫌いだと思いますけど、わたしはこっちを推しますね!

 そして次は当然のように渚ルートを……。
 ……ダメです。どうあっても慶生を許せそうにありません。
 主人公に感情を持っていくなら、それで作品としてはアリなのかもしれませんけれど、あんな男につきまとわれた渚が可哀想で可哀想で。
 「ごめん……」とか謝っていましたけれど、彼がやったことは決して許されるものではないと思いますっ。
 だいたい、あの謝罪の言葉だって、状況が自分に不利になったから口にしたものに聞こえますし、本心から気付いてこその言葉だとは思えないんですよね。

 最後にいい人ぶってみせても、それで全てを許す気にはなれないというか、むしろ自業自得で、少しは罪滅ぼしもできたかな……っていう程度。


 でも、とにかくです。
 大好きなお兄ちゃんと結ばれた渚ちゃん、良かったね……ということで。
 こういう形でも、本当の兄妹が結ばれた作品ってあるのかな〜。
 けっこう突き抜けてるような気がします。


 しっかし、思うデスヨ。
 香奈美、渚、陽子と3人並ぶと、すごいゴージャスだなぁ……。
 Tonyさんの絵って、静かな迫力がありますねぇ……。
 こんな3人と親しくしてるんですから、慶生の怨みだってかうかもねぇ……。

7月8日
 『After...』 やったよ! 面白かったよ!
 1st.プレイではBADエンドだったわけで、そこまでの感想は「んんん……」という程度のものだったんですけど、2nd.プレイでヒロインの個別シナリオに流れてからは、もう、あれは、あなた、翻弄されっぱなし!

 そこへ至るきっかけは購入前に予想していた展開だったのですが、そこから先の流れが捻ってまして、簡単にはまとめないゾー……という、制作サイドのヤル気のような意気込みのようなものを感じました。
 ベリー良作!(><b

 終盤、「またBADエンドかなぁ……」と匂わせながらも、かすかに「……でも、もしかして……これって?」と思わせながら進む物語に、あたしゃドキドキでしたよ。
 二転三転と浮き沈みさせる展開は、見事でしたねぇ。

 香奈美EDだったわけですけども、あのラストには泣けたーっ!
 香奈美が倖せになって、よかったー!(T▽T)
 ……あれが本当に倖せの形なのかと言われれば、そりゃ最良じゃないと思いますけども、そういう見方をするのは第三者的なのかな、と。
 たぶん、香奈美は、あれで倖せになれると思います。きっと。
 最良の倖せだったら物語にもならずにただ嫌味になってしまうのではないかと。
 最良でないからこそ、その倖せが大切に思えるのではないかと。

 学文路に、変に感情移入させなかった点が良かったのかもと思います。


 で。ここから先、渚や陽子EDを目指すわけですけれど、ああいう展開になるからこそ渚EDも「アリ」なんですね!?
 ……じつは、こっちの方に感銘を受けていたりして(笑)。
 そうですか、そういう手でキマしたか!みたいな。
 かなり楽しみです。

6月30日
 あうー。下ではあんなこと言ってますけども、やっぱり遊んでないかも……。
 遊んでる時間は、ラグナロクが一番長いですね〜。
 どうしてもそうなっちゃいますよね。肌にあったMMORPGを始めてしまうと。

 『こっみくパーティーDCE』は、タイピングになると感覚違いますね〜。
 4月の時点で、そこそこの本が出来てしまうま。
 でも、このタイピング。
 出題内容が面白かったりして。
例えば「鯖キャンかよ」とか「赤ポ足りない」といったカンジの、ゲーム的な出題が少なくないですよね。

 えーと、とりあえず心の恋人である南さん狙いで進めてます。
 ……いきなりタイピングで2000部売る自信がなかったから、すばるを後回しにしたのは秘密ですのー!(≧▽≦)


 あと、先日購入した『After...』も始めてます。
 章ごとのつながりが突然すぎるカンジもしますけど、雰囲気は良いです。
 なんというか、高校生活最後の1年で、何かをしなければとあせっているような若さみたいなものが感じられて。
 そして、あと1年過ぎてしまえば、今、身近にいる彼や彼女たちとも別れることになるであろう切ない時間の狭間に生きている感覚というか……。

 それだけじゃなくて、ひょっとしたら主人公の立場って、今、テキストで読まされている状態というのが、何か特殊な状況にあるのではないかという、物語的な秘密もあるので、この先の真相に向かう展開が楽しみだったりします。

 こちらはとりあえずメインヒロインと思われる香奈美狙いで。


 それにしても、あれですね。
 最近はコンシューマ機への移植を前提に作られているとおぼしきPCゲームが多いですね。
 少し昔の作品を、今になって移植……というのもありますけども。
 『恋愛CHU!』は買おっかな〜。
 今更PC版は二の足を踏みますし〜。
 『木漏れ日の並木道』は、とりあえず押さえておくかもです(笑)。
 『MapleColors』は、コンシューマ版のほうが良かったんじゃないかと思っていたりしてます(><)。作品の雰囲気的に。
 予約しちゃってるから、買いますけども!
 そういえば、追加シナリオありの『インタールード』はどうしよう……。
 堀部さんの絵とシステムだけなら「買い」なんですけど……。うーん……。


 でも、コンシューマの方は、8月のサモナイ発売まで何も手を付けないでしょうね〜。

6月1日
 えーっと、久しぶりの更新ですけど、ゲーム、遊んでないワケではないです。
 5月は『サモンナイト クラフトソード物語』をクリアしましたし。

 今月1発目は、『静寂は闇の調べ』です。
 昭和の戦後期の北海道が舞台とあって、その雰囲気で、買い!
 作中でも、その雰囲気は伝えられていたんじゃないかな〜って思います。
 人物造形へも、当時の時勢などをうまく取り入れていますし。
 満州からの引き上げ……など。

 でも、話の方はこれといって奇をてらうワケでもなく、正直なものだったカモ。
 あまり意外性があるわけではなくて、先が予想の範囲内だった……カンジ。
 まぁでも、まだヒロイン1人(一草)しかクリアしてませんから、この先、もしかしたら意外な展開が待っているのかもしれませんけど。
 全員をクリアして初めてわかる真実の物語がある……とか。

 Ever17をプレイして以降、そういう何かがあるんじゃないかって思うように(^_^;)。

 その、一草。
 選択肢が厳しい……というか、自分の心情とは真逆の選択肢を選ばないと仲良くなれませんでした。
 ようするに素直じゃない子なんですけど、そういう選択肢ばっかりで好感度上げていくのは、ちと辛かったです(TдT)。
 けっこう、好きな子なんですけどー。


 あと、これはわたしのPCだけなのかもしれませんけれど、いろいろとシステムで障害が起こっちゃうんです。
 突然、固まったり……。
 何か相性みたいなのがあるのかなぁ……。


 とにかく、絵は好きなので、もちっと遊ぼうかと思ってます。