○● ゲーム日記帳 ●○
2003年【1】

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日記帳 【1】 【2】


3月29日
 『シスプリ2』は、春歌をクリアして鞠絵にチャレンジしてます。
 春歌攻略時、あまりに鞠絵が登場しないもので可哀想になって……。
 キャラ的にも好きですけどね〜。

 で、PCの方では『ブラウン通り3番目』を始めてみたり。
 面白いです!
 冒険者の店を経営していくわけですけど、お……奥さんが、可愛い。
 どうしてこの店から離れたくなかったのかはまだ分かりませんけれど、一生懸命さが健気で……。
 親の決めた許嫁同士の結婚ですけれど、それは単なるきっかけであって、2人が好きあっていく様が良いです。
 ぎこちなかった生活も、気付くと慣れたものになっていくというか。
 只今、他の女の子に近づきすぎちゃって、奥さんが拗ねてます(笑)。
 あ……あれくらいで拗ねちゃうの?
 いやさ、向こうの彼女はその気アリみたいですけど。
 彼女が奥さんの親友ってのが、これまた複雑な関係にしてますね……(笑)。

 システム部分も良くできてると思います。
 この先の流行り物を読み切って仕入れが当たったときって、すごく嬉しいです。
 逆にまったく売れなかったりすると、うわぁってカンジです。
 まだあんまり多くの種類を仕入れられないので、流行で売り上げが大きく違うのです(TдT)。

 お店を綺麗にしていくことも楽しいですね。
 玄関を綺麗にしたり、テーブルを買い換えたり……。
 このあとは、やっぱり宿屋を再開して、それと舞台を整えて歌姫を雇って……。
 夫婦そろって、技能もアップしたいですし……。
 楽しみ楽しみ。

3月26日
 そんなこんなで、『シスタープリンセス 2』を始めてみているのです。
 1stプレイでのマイシスターは、春歌を選んでみました。
 意外と好きなんですよ、春歌。
 かいがいしくて、好き〜!
 白雪も同じかもしれませんけれど、「料理が得意の子が作ってくれた手料理」よりも「兄君さまに喜んでもらおうと、料理も頑張ってみた」ほうが、なんとなく照れるというか嬉しいというか。
 あー。この辺のニュアンス、分かっていただけますでしょうか。

 それにWebを眺めていると、春歌をプレイしている人が、あまりいなかったので……というのも理由の1つです。
 可憐、咲耶、衛、花穂……あたりが多かったでしょうか。


 それにしても!です。
 春歌、前作より思い込み度が激しくなってるというか、大和撫子の奥ゆかしさはどこへ忘れてきたのかというか。
 あまり人前で兄君様との将来のことをおおっぴらに言わないように!

 咲耶あたりが人前で――
 「お兄様、ラブよ!」
 ――とか言うのは、まあ、妹の愛情と感じるのですけれども、春歌の場合――
 「ああ、さすがわたくしの未来の背の君」
 ――とか言っちゃうわけで、おいおい、それは恋人の感情デショー、とか思ったり。
 そういうこと、人前で言っちゃったりすると、兄君さまが変な目で見られるかもしれないので、注意!


 ……いや、しかし、そう言われて嬉しい気持ちもあるんですけどね。
 仕方ないなぁ、春歌は……、とかデスネ!(笑)
 ほら、わたし、今、兄君さまですから!

3月21日
 CG収集率80%ちょっとですけど、『インタルード』、クリアしたと言っちゃっても良いデスカ?

 ヒロイン3人ともいちおうED迎えてみましたけれど、やっぱりこのテキストには馴染めませんでした。
 正直、なんか「雑」に感じてしまうんですよね。
 着想は良いのに、そこで一度仕上がったモノを、丁寧に推敲していないような印象。
 選択肢の分岐で、どちらを選んでも同じテキストに進む箇所が何度もあったり、分岐後の合流点で前後の描写で整合性が取れてない箇所があったり。
 「え!? そんなこと言ってたっけ!?」
 ――って、何度もテキスト戻ししちゃいましたヨ(TдT)。

 ストーリー全体に押しの部分が少なく、主人公はただただ周囲の状況を受け入れ続けていく様というのは、どうも納得できないというか。
 ……これも押しなんでしょうか?
 少なくとも自分に直接的関与しない部分で物語が動いていることは間違いなく、それ故に共感も危機意識も持てなかったです。


 ホンットォォォォォッに、もったいないと思います!
 着想と、堀部さんのグラフィックと、その演出が!(TдT)


 幼なじみの玉城を好きになるかどうかで評価が分かれる――というのは、なるほど、言い得て妙です。
 彼女がメインの話、「普通の高校生恋愛ストーリー」なので。
 世界がどうの……とか、テーマがあっての話ではないので。
 皮肉なことに、そうした彼女の話が「普通の高校生恋愛ストーリー」としてはとても良く仕上がっているために、彼女(あるいは恋愛話)を好きな人では評価が上がるのではないでしょうか?

 ……んでも、それって『インタールード』の評価と違うと思いますし。

 はふぅ……。
 期待していた作品だけに……。

3月19日
 明日は全国の兄チャマが待ちこがれていた日です!(笑)
 んでも、私はプレイするのはちょっと遅れそうです。
 というのも先日よりDCで『インタールード』を始めたので。

 この『インタールード』がまた、始めて3時間弱なのにツッコミどころ満載で。

 なんていうんですか? ヒロインの1人の玉城。
 これが、かーなーり、おつむの緩い子で、辟易。
 「イヤなことからは、とにかく逃げ出す」という本能で生きてる女の子で、付き合わされる幼なじみの主人公が可哀想です(PCなわけですけど)。
 学校の授業がツマラナイからという理由で、学校外に居場所を求めてバイトを勝手に始め、夜遅くになったら主人公を迎えに寄越させる傍若無人ぶり。
 あまりに勉強が出来ないもんだから、高3への進級を友人に心配され、放課後の自主補習を任されたっつーのに、当人、まったくヤル気無し!
 こいつ……、誰が誰のために放課後残ってやってるのか分かってる?とイラチしてもお構いなし。
 「べんきょうなんて、しなくていーのだー」というそもそもの理由が「けっこんしちゃえば、べんきょうなんてひっつよーないもーん!」ときたもんだ!
 それを聞いて、玉城の友人、幼なじみの主人公を見て「あ、やっぱりそうなんだぁ。そうじゃないかって思ってたぁ〜」ですって!?
 おいおいおい! ちょっと待っておくれよ!
 幼なじみだからって、一生この子の面倒見るのなんて、絶対イヤです!
 勝手にわたしの将来を奪わないで下さい!(TдT)

 こちらもヒロインでしょうか? OLの泉美さん。
 このかたも負けず劣らず電波なお人で……。
 路上でキャッチに引っかかってたのを助けると、逆に主人公をナンパ呼ばわりして決めつけますし、ああ、もうっ助けるんじゃなかったよ!
 「最近、変な人ばっかに会うの。お風呂は覗かれるし、露出狂には会うし、下着は盗まれるし……」
 ――って言った舌の根も乾かないウチに、
 「今はマンションで一人暮らし。セキュリティもばっちりで安心なの」
 ――ですって!
 下着ドロに盗撮ですよ!? どこが安心!?
 夢を語れば「白馬の王子様を待ってるの!」とか言い出すし、その手伝いを主人公に頼むって……。
 もう、かんべんして(TдT)。


 とにかく、この2人、社会適応力が低いっていう点で、キャラかぶりすぎです。
 泉美さん、も少し大人な女性にすべきだったのでは?
 社会に疲れているふうでもいいので。
 しゃべり方も間延びしたような調子が似てるんですよね。
 聞いてて、ちょっと辛いです。わたし。

 こうした手間の掛かる女性に囲まれ?ながらも、いちいち主人公が「僕が面倒見てあげないとダメなんだろうなぁ」とか呟くのが納得いかないっていうか!
 保護欲をかき立てられる……という理由付けが弱いんですヨ!
 PCに「あの子を助けてあげたい」と言わせたからって、プレイヤーのほうまでそう思うとは限らないっちうか!
 少なくとも、わたしは共感できません。


 グラフィック面はすごく綺麗なんです。
 立ち絵は種類が豊富だし感情豊かですし。
 椅子に座ってる立ち絵?とか、振り向いてる立ち絵とか、とにかく豊富です。
 ちっちゃなイベントにもイベント1枚絵が用意されてますし。
 とにかく無駄なくらいに絵は綺麗です。
 この秀麗なグラフィックを、いまはテキストが足を引っぱってるカンジです。
 このあと、変わってくるのかなぁ……。

 とにかく、2時間過ぎても「押し」な展開が無いのはどうかと思います。
 なにも事件が起こらないんですもん。ちょっと退屈です。
 導入は良かったんですけどねー。

 あと、音楽もちょっと合ってない気がするんですよね。
 けっして悪い曲ではないのに、場面とは乖離しているような。


 しかし!
 まだまだ序盤です!
 このあと、何が起こるか分かりません!
 少なくとも、発表されてるイベント絵を見る限りでは、すっごく興味をかき立てられているので!
 とにかく、綾ちゃんに会うまでは――!

 このあと、わたしの評価がどうかわるのか、乞うご期待!(笑)


 余談。
 ウェブを巡回してたら「玉城を好きになるかどうかで評価が分かれる」とか感想を見つけちゃいました……。
 うわわ。どうしよう……。

3月1日
 228は、皆様、いかが過ごされましたでしょうか?
 『マブラブ』がどうやら大変なことになっているらしいと耳にしたため、パッケも開けていません。ヤル気ダウン。

 そんなわたしは、週末で遊べそう……という理由で、『夏色小町』を買ってみました。
 弓道着、かっこいいですし!(笑)

 で、感想は……。んー、残念!
 大きなマイナスポイントも無い代わりに、これといってプラスポイントも無い、極めておとなしい仕上がりかと。
 オフィシャルサイトの紹介文に――

「しかし、弓道部の部長を務める美琴が
 全国大会で2年連続の優勝を飾ったことにより
 TVの特集で取り上げられてから、
 生活が様変わりする。」

 ――と、あったので、そーゆー方面で期待していたんです。
 有名人になっていく彼女と、心理的隔たりを感じていくような。
 んでも、そーゆーシチュエーションは無くて、単に主人公の劣等感だけが隔たりを生んでるんですよね。
 それはそれで納得できるんですけれど、何か弱いかな〜と。

「家庭環境をことさらに強調するTVの報道により
 美琴に向けられる同情と好奇の視線。
 大会3連覇に向けての学園からの期待。
 それらに潰されないように必死に練習する美琴。」

 ……この辺りのコピーには、「うそだ〜」と思いますもん。

 でも、週末で遊べそう……というのは当たってました。
 1stプレイが3〜4時間くらいだったかな?
 あとはメッセージスキップしていくと、1キャラ1時間かかんなかったりして。

 そんな次第で、クリアしてしまいましたことよ(笑)。

 お気に入りは、護国静音ちゃん。
 でも、静音ちゃんのシナリオは、ドロドロですよ〜。恋愛関係が。
 普通にドラマで考えられるドロドロさなので、見ていて楽しいです(……おい)。

 やっとの思いで幼なじみに告白したのに、彼は態度を曖昧にしたままズルズルきちゃって、そうこうするうちに自分は事故で失明の危機に遭るってのに、告った彼はいつのまにか弓道のライバルである静音と仲良くなっちゃってて、ついには静音と連れだって病室まで見舞いに来て「手術をして良くなって、弓道で勝負してほしい」だってぇっ!?
 莫迦にするのもいい加減にしてってカンジですわな。美琴に賛同。
 自分が事故で不自由な体になっちゃったからフラレたんだって思うのも無理ないと思いますヨ!

 ……とまぁ、このあたりのドロドロさが、気に入ったのです(笑)。


 反対に柊なぎら嬢は、存在理由が分からなかったです。
 メガネキャラが欲しかったんでしょうか?
 いや、そうだとすると「メガネのわたしと、コンタクトのわたし。どっちが好きですか?」イベントの理由が分からないですか。
 メガネスキーなら、そんなイベント、作るわけないですもんね!(偏見?)

1月26日
 楽しみにしていたPCソフト『木漏れ日の並木道』
 発売日に買ってきてさっそくプレイしてますけれど……。何人かいるヒロインが負けてしまうほどに、一人娘のさくらちゃんが可愛いのでした!(≧▽≦)
 嗚呼……。開発スタッフの人たちの間で、さくらちゃん祭りが始まるのも分かったですよ……。

 1stプレイでは紅葉ちゃんEDになったんですが、これっていわゆるBADエンドなんですか? やっぱり。
 まあ、BADでは無いわけですが、ヒロイン攻略失敗ってED。
 でも、こーゆーEDというか未来図もありだよねぇ……とか思ったりして。
 ……紅葉ちゃん。料理の腕、上手くなったんでしょうか?
 しかし、このEDでも中学生になったさくらちゃんの可愛さが……。
 この歳になっても「お父さん好き!」なさくらちゃんが、もうっ!(親バカ?)

 2ndプレイでは八方美人的なプレイを止めて、姫乃さんに狙いを定めて。
 多分、メインヒロインだと思うんですけど……印象薄い?
 終盤の慌ただしい展開。『Kanon』の名雪シナリオみたいだなー……とか思ったりして。
 でもEDは良かったですね〜。正統派っぽくて。
 ……姫乃さんは、攻略対象に狙っているときよりも、他の人のシナリヲに登場しているときの方が面白いような(笑)。

 3rdプレイでは紫苑ちゃんを。
 とりあえず、いまのところ一番印象に残っている人ですねー。
 姫乃さんは「亡くなった」人と比べられるだけですけれど、彼女は「亡くなった」「お姉さん」と比べられるわけですから、その想いの強さが際立つというか。

 ああ、でもやっぱりそういう彼女たちよりも、エクストラシナリオの未来さんの話が、やっぱり一番グッときたといいますか……。
 この話に一番感銘を受けたから、その影響というか続きの意味合いで紫苑ちゃんシナリオが印象に残っているのかもしれません。


 あと2人、伊吹さんと楓さんが楽しみです。
 特に楓さん。
 戴帽式を是非とも見なければっ。

1月14日
 新年明けで最初の感想記は『Tales of Destiny2』です。
 いきなりクリア後の感想になっているので長くなってしまいました。
 去年買って、ちょこちょこプレイしていたんですがー。
 ……苦言が多くなってしまったので、読むさいには御注意を。


 今作は単体としての魅力が非常に乏しいというか……、むしろ単体では意味を為さないといいますか……。
 正直、『TOD1』と合わせての作品にしてしまった方が良いのではないかと思いました。
 『ドラクエ5』の、親世代と子世代の関係のように。
 というのもソーディアンとかダイクロフトとか、前作の設定を引っぱりすぎなので。
 そうした設定を理解しているものとして物語が始められ、進められていっていると思ったんです。
 でもそういう意味では前作PCキャラであるスタンとかが前作の結果から「英雄」という位置付けにあるわりには、かなりぞんざいに負けップリを披露しちゃったりと、前作に少なからず思い入れがある場合はガッカリしてしまう演出もあったりするんですよね……。
 10年くらい経ったからって、わたしのスタンはそんなに弱くは無いと思うんだけど……。
 チェルシーとかマリーとかの扱いも、前作をやっていた人が楽しめる……とは言いがたいと思うのですけど。

 前作の設定をあれこれ持ってきているのとは反対に、今作の物語の重要な柱になっているハズのエルレインや神の存在とか、あまり説明もされずにここにいることになっているような気が。
 そういうものだと言われれば納得するほか無いのですが、それって唐突すぎて思い入れも何も感じ入るところが無いのですけど。
 エルレインの個性?みたいのが見えてこなかったというか。

 そのエルレインとの対立項もなんか消化不足気味……。
 「幸せは人それぞれが決めることで、誰かに与えられる物ではない!」
 ……ということで解決を図るなら、カイルたち主人公が行うこともまた否定されてしまうような気がするのですが。
 また、与えられた幸せを享受することはただの甘えで、苦しんで苦しんでこそ幸せの価値が出るという考えは、現実に今、苦しんでいる人にはどう受け取られるのか……と考えてしまいました。
 ……否定するのは、簡単ですよね。
 でも、苦しみを望まないというのは、「悪」なんでしょうか?

 エルレインが導き出した世界秩序をカイル達が壊すのではなく、世界中の市民達が自発的に動き出すようにしなければならなかったのではないかと思うのです。
 カイル達の行動を目の当たりにしてですね。

 過去や未来に時間を超えて冒険をするというシチュエーションは、既に『Tales of Fantasia』で披露済みなので新鮮味は無かったですし……。
 経験済みだからこそ、ラストはどのように終着させてくれるのかとドキワクしていたんですが……。
 ありゃないぜよ(T△T)。
 前作の時も思いましたけど、なーんか『Destiny』は終わり方が良くないと思うんですよね。
 「え? それで終わりなの!? ちょっと待ってよ!」
 ……と思ってしまうというか。
 再会というシチュエーションは感動を起こさせる物なのかもしれませんけれど、それだけで良しとするのはどうなのかなと思う次第。
 エルレインのしてきたことの歪みが正されて……というのは分かりますけど、それでPC達のしてきたこと――プレイヤーが経験して築き上げてきたことが「無かったこと」にされるというのは、かなり脱力というか無力感というか。

 思ったんですが、エルレインという最終目標?が初めから見えている物語というのも、起伏が無くてどうんでしょうか?
 黒幕の意外性の無さという意味で。


 そんな物語に対する不満とは違って、やはりテイルズシリーズのシステムは良好というか好みというか。
 リニアモーションシステムは戦闘を退屈にさせませんし。
 今回は奥義とか加わって演出面でも派手さが増しましたし。
 ……まあ、でも、複雑化したことで、作中での説明が不足な感が。
 マニュアル読んでも分かりにくいですし。
 しばらく奥義の出し方が分かりませんでした(苦笑)。

 武器防具のスロットというのも面白いですね。
 能力を引き継いでいけば、武具そのものは変わっていっても、使い続けていく愛着感が生まれる気がします。
 「対のスロットのLVアップ」と「取得経験値増」「取得ガルド増」の3つを大事にしてました。

 ああ、でもですね。
 この「武器のスロット」という概念と、キャラクターが会話中に表示させるエモーションの類が、なんとなくMMORPGの『ラグナロク』に似てるナーと邪推してしまいましたことよ。
 エモーションの出し方なんて、種類といい、ほぼ同じなんですもの。
 ……本当に邪推だと思いますけど。


 結局、続編を作るのは簡単ではないってことなんでしょうか……。
 少なくともわたしには前作をプレイしていたが故に思うところが多々あるわけですし。
 そんな次第で『TOD2』は単体としては評価出来ない作品……ということに。
 テイルズシリーズを好きであるとか、前作を愉しくプレイしたとかいう場合に限り、今作を遊ぶことが出来るのではないでしょうか?


 あ。あともう一つ。
 これは今作に限ったことではなく、広くコンシューマーRPGに言えることなのかもしれませんけれど、そろそろPCの移動範囲を地形によって制限するのは止めてほしく思います。
 遠回りでもいいから歩いて行ってみたいという自由度を阻害してるんですよね。
 物語進行を迷わせないための処置なのだとしたら、それこそオープンフィールドを作ること自体が不必要なわけで。
 そうした自由度の無さが、本来、作品としては発展途上の未完成状態ながら魅力的に感じるMMORPGへの期待というか楽しさの1つとなってしまっているのではないかと思う次第です。