2015.03.21(Sat.)
池袋9:31−(4520Y・快速)→10:12久喜
久喜10:15−(1558E)→10:45小山
小山11:05−(745M)→12:08友部
友部12:14−(386M)→12:43土浦
土浦13:00−(3184M・特別快速)→14:13品川
品川14:37−(1349B)→14:46蒲田
蒲田16:44−(4162)→17:08五反田
 いわゆる”140円旅行”の拡大版です。ちゃんとした意味で実施すれば、2013.02.10以来でしたが、今日は池袋→蒲田の移動なので拡大版、ということになります。
 温泉へ行くことも考慮して、適当にしまってあったタオルを準備。この適当な準備が後で体を張ったネタになってしまいます。9:25に、池袋駅3番ホーム、湘南新宿ライン北行の先頭赤羽方で、U竹氏と待ち合わせ。大東亜交通問題研究会(仮称)春期研修会交通流動研究小委員会というところです。
 やって来た4520Yは立ち席多数。U竹氏は350mlの缶ビールを2本、私は350mlの缶チューハイを2本持ち込んでいましたが、それどころではありません。赤羽で多少空きましたが、未だ立ち客多数。浦和発車時点で高崎線と並走して追い抜き。てっきりさいたま新都心停車の普通と思いましたが、これがなんと、上野東京ライン小田原発高崎行きの快速”アーバン”3922Eで、浦和発車9:49の大宮到着は9:57。こちらは浦和発車9:50の大宮到着9:56。なるほど追い抜いています。大宮手前の大宮操車場に583系がいましたが、これもあとで調べてわかったことながら、青森16:32発、舞浜着7:29の”わくわくドリーム号”の回送だったようです。
 その大宮で多少車内が空き、ようやく私も着席できましたが、依然として立ち客多数。大宮の次の土呂のホームの大宮方にカメラ抱えた撮り鉄が多数。その後沿線でも撮り鉄をかなり見かけましたが、この時点では何を狙っていたのか皆目不明。これも後でわかったことながら、10:34大宮駅3番ホーム発の、大宮駅130周年記念ミステリー列車、というのがあったようでこれに253系が充当されていたのと、”わくわくドリーム号”の大宮総合車両センター東大宮センターへの回送狙いだったんでしょうかね。ただ、東大宮までで狙っていた向きはともかく、その先で沿線に三脚立てて待ってた向きは、3番線発だから大宮駅130周年記念ミステリー列車は東北線下りだろう、という予測だったんでしょうが、おめでとう大宮駅開業130年 記念式典大にぎわい(産経)との記事によれば、2カ所の操車場を巡っただけらしいので、大宮総合車両センターともう1カ所はどこだったんでしょうかね。小山に行ったのでなければ、東大宮の先で待っていた向きは空振りじゃないかと思うのですが。
 あまり車内は空きそうにないので、久喜で向かいに待っていた、ガラガラの小金井行き1558Eに乗り継ぎ。ボックスを楽に確保してようやく乾杯。4520Yから移って来た乗客も、栗橋でほとんど下車。車内は空いたまま小山に到着。乗り継ぎの水戸線745Mはどうせロングシートだろうし、でも、水戸線ホームに駅そばが見えたので、水戸線ホームへ。跨線橋渡って、東北本線ホームとは少し距離があるので、4520Yで来て1分接続での743Mへの乗り換えはやはり無理だったぽいですな。
 水戸線ホームへ回っては見たものの、そば屋の営業は11:10から。そこで、東北本線上りホームの駅そばへ。自動券売機で食券買う形式でしたが、驚いたのは、”替玉”というボタンがあったこと。私は駅そばでは初めて見ましたが、U竹氏も高松駅の駅うどんで見たことがあるだけだそうで、つまり、そばとしては初めて。ちなみに160円でしたが、さすがに試す気はおきません。
 そばをたぐっている間に、折り返し745Mとなる742Mが入線。これが予想外なことに、なんとクロスシートありのE531系。あわてて車内に入り、どうにか前から2両目の1ボックスを確保。全体的に空いていたのが幸いですが、これならそばじゃなく、座席確保して兵站補給だったなあ、と、少し後悔。いまさら買い出しに動く時間はなく、発車。
 それでも、持参の缶チューハイがあったので、小山出発で乾杯。次の小田林はすでに茨城県ですが、あまり県境がはっきりする感じではありません。川島の専用線跡を眺めて下館へ。派手にラッピングされた真岡鐵道と関東鉄道常総線のディーゼルカーを眺めて発車。岩瀬では筑波鉄道の跡を探しましたが、さっぱりわかりません。このあたりまで来ると、少し丘陵地にかかって来たかな?という印象です。車内は特に混み合わないまま、友部に到着。
 ここからグリーン車利用の案もあったのですが、まあいいかと、接続の386Mに乗り継ぎ。これまた結構空いています。鹿島鉄道の跡がきれいさっぱり無くなった石岡を経て土浦へ。土浦到着直前に、特別快速3184Mへの接続放送が流れましたが、案外それほどには乗り継ぎ客は出ずじまい。目的のひとつが上野東京ライン乗車であった我々は、ここで下車。
 その3184Mは1169Mの折り返しで、その1169Mが386Mと入れ替わるようにちょうど土浦駅1番ホームに入ってくるところでした。U竹氏と分担することにして、座席確保をお願いし、私は兵站補給に。1012M・特急・"ひたち12号"3184Mの隣を通過して行きました。
 土浦発車後、早速乾杯。取手までは各駅ですが、さすがに乗客はどんどん増えてきて、ボックス独占ともいかなくなってきます。北千住では、隣のホームに先刻土浦で下車した386Mが。このあたりでは車内に立ち客も出ていました。上野でそれなりに降車があり、いよいよ東京へ。ゆっくり進んだ電車は、秋葉原のホームを横目に眺めた後、急勾配を上って神田のホームは見えず。また勾配を下って東京到着。さすがに下車多数。この次の新橋でもかなりの下車があって、車内はガラガラになって品川到着。東海道線上り方向の列車案内表示が、やたらと派手になっていました。
 一応の目的地は蒲田、と決めていたのですが、ここでいったん下車。池袋からは260円でした。この後は”140円旅行”としてはオマケではありますが、蒲田の温泉銭湯を目指すことに。品川にいるのがまだ珍しいE657系を撮影したり、E531系とE233系の並びを撮影してから蒲田へ。蒲田へ降りてのU竹氏の一言は、「川崎を小さくしたような感じ」というものでしたが、まさにそういう雰囲気です。
 目指す温泉銭湯は、東口のゆ〜シティ蒲田。なんだか雑居ビルの中にあり、2階が入口。460円ですから、まさに銭湯です。温泉は外の露天風呂(とはいえ、屋根で覆われていてあんまり露天感はない露天風呂)だけで、ここに入らなければ温泉に浸かったことにはならない、ということになりますかねえ。
 さてここで、適当に準備して来たタオル、と思っていたものが、雑巾だった、というまさかのオチが。2014.08.08に買った、道後温泉本館120周年のタオルだったのですが、まさかすでに雑巾に加工されていようとは。まあ新品だったのが不幸中の幸いではありましたが、さすがに新品じゃなきゃ収納はしてませんわな。
 しょうことなしに雑巾で身体拭いて風呂から上がり、風呂上がりの一杯を求めて蒲田駅西口へ。金春新館でビールと焼餃子と水餃子。餃子が大きくて結構満腹。しばらく周辺を散歩した後、東急の蒲田駅へ。櫛形ホームで編成は短いながら、ターミナルらしいターミナルです。改札内の売店では、スパークリングワインのハーフボトルまで販売してましたが、さすがに車内で飲む訳はないですよねえ。東急多摩川線を撮影してから池上線へ。ここはえらい久しぶりです。
 五反田到着後、しばし池上線を撮影し、さらに外に出て山手線を撮影して解散。おつかれさまでした。
総目次 2015年の鉄道旅行
最近の鉄道旅行へ