2012.08.10(Fri.)-08.11(Sat.)
東京23:10−(9391M・快速・ムーンライトながら)→7:36(5:21)名古屋
名古屋7:49−(5951D・快速・みえ51)→8:19(8:20)四日市
近鉄四日市8:49−(855)→8:57西日野
西日野9:00−(950)→9:02日永
日永9:04−(845)→9:16内部
内部9:43−(942)→9:59近鉄四日市
近鉄四日市10:10−(急行・936)→10:45(10:44)近鉄名古屋
名古屋11:02−(快速・5506F)→11:17大府
大府11:21−(3522C)→11:55(11:58)武豊
武豊12:05−(3527C)→12:38大府
大府12:48−(快速・5512F)→13:26豊橋
豊橋駅前13:53(13:49)−(1315)→14:14(14:11)赤岩口
赤岩口14:17−(1404)→14:19井原
井原14:32(14:30)−(1403)→14:33(14:32)運動公園前
運動公園前14:38−(1410)→14:59豊橋駅前
豊橋15:15−(特急・161)→15:22国府
国府15:30−(準急・1420)→15:42豊川稲荷
豊川15:49−(438M)→16:04豊橋
豊橋16:11(16:08)−(5336F)→16:45(16:42)浜松
浜松16:51−(5454M)→19:36熱海
熱海19:56−(940M)→21:42東京
 2012.08.10の職場からの帰り、あまり大きな駅では列も長くて大変だし、と、わざわざ飯田橋駅のみどりの窓口に出向いて、ダメ元で、当日の夜の「ムーンライトながら」、「ムーンライトえちご」、「ムーンライト信州81号」の指定をチェックしてもらうと、なんと「ムーンライトながら」の7号車5D席のみ空いていました。即座に5:53着の大垣まで確保して、すぐに家に帰って色々と支度して出発。なかなか慌ただしいことになりました。
 「ムーンライトながら」の場合の最初の目標は近江鉄道と決めていたので、そのつもりで家を出て、東京駅10番線へ。待っていたのは古色蒼然たる183/189系。私の乗った7号車(モハ189-26)は元喫煙車のようで、灰皿の跡をビスで埋めていました。
 中央線の接続待ちの放送がありましたが、定刻に出発。「空いている席は他のお客さんが乗ってきます」との放送で、確かに品川、横浜でそこそこの乗車。横浜過ぎたところで検札に車掌が回ってきましたが、なんと隣の座席の人、リクライニングが壊れていたようで、それを車掌に言ったところ、調整用の席に回してもらい、私の隣は空席ということに。なかなかラッキーな話です。
 日付変わって、0:31発の小田原で大量乗車。私も一瞬考えたことですが、そりゃ、小田急でここまで来ておけば安く上がりますからねえ。 沼津でも少し乗車があり、静岡手前で雨がパラパラ。上りホームのはずの2番線に入った静岡でも乗車が少しありました。静岡発車直後、上りの「ムーンライトながら」が静岡駅に入ってきましたが、乗車を待っていた人は上りの方が多いようでした。さすがに眠くなってこのあたりで轟沈。
 浜松も雨で、時々目を開けては閉じる、とやっていましたが大分降ってるなあと思いつつうつらうつらと眠っていると、5:08頃、いきなりの車内放送で「現在浜松駅で停車中、舞阪−鷲津間で大雨のため上下線とも運転見合わせ中、先に貨物列車がおり、線路点検後発車予定」との放送が入ります。そういや明るくなっているのに浜松駅停車中というのは変な話であることにいまさら気づきましたが、これで目が覚めました。
 やることもないので、ホームへ降りて編成のチェック。列車正面は快速表示のみですが、側面の列車表示幕は列車名入りでちゃんと準備されています。

183/189系H101編成(田町車両センター)
大垣←1号車クハ189-513 モハ188-34 モハ189-34 モハ188-30 モハ189-30 モハ188-26 モハ189-26 モハ188-25 モハ189-25 クハ183-1023 10号車→東京

 そうこうしているうちに放送で間もなく発車と流れ、結果、浜松を5:41に発車。ちょうど2時間30分遅れです。ゆっくり走って、鷲津で運転停車。上り「サンライズ瀬戸・出雲」がいましたが、定刻ならとっくに熱海を出ていなければならない時間で、こちらもかなり遅れてますね。約2分停車して6:05に鷲津発。
 まあ結構降った感じはあるなあと思っていましたが、豊橋手前まで来ると、路面も大分乾いてます。ところどころに水たまりある程度でしたから、本当に局地的に一気に降ったんでしょうね。6:19着の豊橋で運転停車。隣のホームにいた新快速・5303Fが定時6:23に出て行ったのを見て、6:26発。5303Fの後を追いかける形にダイヤを組んだようですね。蒲郡、岡崎と、5303Fの停車駅の手前でスピードが落ちる感じです。大府手前で赤信号で停車。その後もノロノロ走って、7:26に熱田で運転停車。これは何かに抜かれるな、と、時刻表を見た感じでは、特別快速・5101Fで、これを先に通して7:29発。なるほどあまりダイヤを混乱させないためでしょうが、これ、浜松で乗り換えてれば米原まで先着したんでしょうかね。名古屋到着は7:36、この時間から近江鉄道に回ってもダメなので、ここで下車。定刻の2時間15分遅れでした。
 さて、そこで転進先に考えたのが近鉄の内部線・八王子線。なので、みえ51号に乗車。混んではいましたが座席は確保。速度はそこそこ出ていても、余裕もって走っている感じで、無理してまで飛ばしてるようには思えないんですが、案外揺れます。
 構内がだだっ広い四日市で下車。駅舎もなんだか妙に図体だけ大きい感じです。近鉄四日市行きのバスでもいれば使おうと思っていましたが、時間が空きすぎているので”中央通り”という通りを歩くことに。しかし、道幅は広くとも殺風景きわまりない通りで、まあ市街地は近鉄四日市周辺なんでしょうねえ。近鉄百貨店が入った駅ビルが見えてきて、近鉄四日市駅到着。
 朝食がまだだったので、とりあえず、と、改札手前の立食いうどん店に。きしめんじゃないんですね…。かけうどんが\200。一味と七味、両方置いてあったのが親切というものでしょうか。きっぷを買って、改札を通ろうとして、内部線・八王子線の案内がないので確認のため、駅員に乗り場を聞いたらなんとうどん店を挟んで反対奥の通路を通って…といった説明。その通りに移動して、ちょうど停車していた西日野行きにすべり混みましたが、この位置って、旧家でいうと厠の位置ですね…。
 乗り込んだ車内はナローゲージなので当然狭く、冷房もありません。2003.09.07に乗車した際の、三岐鉄道北勢線を思い出します。とにかく暑い。ゆらゆらと船のように揺れながら走り、日永で内部発の上りと交換し、こちらは右へ。すぐに西日野到着。すぐに折り返しの列車で、日永へ。駅舎側のホームへ渡り、駅舎の写真撮っているとすぐに内部行が。乗り込んでしばらく行った泊で列車交換。小古曽のあたりから、運転室に一緒に乗車していた職員が「車庫に入れるから」、と窓を閉めに回ってきて、内部到着。なるほど乗車してきた列車はすぐに回送され、駅舎を撮影してもまだ20分以上の待ち時間。ここまで接続が驚異的に良かっただけに、手持ち無沙汰です。
 駅前に三重交通のバス停があったので、こちらで近鉄四日市に早く戻れるなら戻ろうかと思ったのですが、次のバスは9:51発。やることもないので、近鉄四日市寄りの病院脇から内部車庫の写真を撮影して、戻る途中に、こんな道案内が。なるほど、ここが東海道だったんですねえ。それでも時間が余るのでうろうろしていると、車庫の脇を通って駅横へ出る細道を発見。撮影して、また周囲をぶらぶらしているいるうちに、整備の終わった車両が押し出されてきたのに気づいたときは少し驚きました。ようやく折り返し9:43発となる下り列車がやってきて、乗車して近鉄四日市へ。
 高架下の近鉄四日市に戻って、さてとりあえず名古屋方面へ。すでにJR四日市駅まで歩く元気はないので、最初は近鉄で桑名まで行って乗り換え、と思っていましたが、接続がよくなかったので、そのまま近鉄の急行で近鉄名古屋へ。JRの名古屋駅へ回って、ホームできしめん\340なり。すぐに来た快速に乗り継いで大府へ。ここで武豊線に乗り換え。車内は半分程度の乗客でした。
 発車して東海道本線を乗り越して右へ曲がり、尾張森岡を過ぎて緒川へ。ここにもイオンモールがあるのが見えますが、熱田、南大高、緒川とイオンモールだらけです。東浦を出て左へ衣浦臨海鉄道を分岐し、亀崎へ。駅構内からだと、「日本最古の現役駅舎」だという駅舎の建物自体はよくわからないですねえ。乙川では交換列車が遅れて2分遅れで発車。跨線橋とランプ小屋がいい感じの(跨線橋は現役ではJR最古だそうで、知らなかった)半田を過ぎ、ガラガラになって終点武豊へ到着。考えてみれば、これでJR東海の路線は完乗です。
 復路は、往路で気になっていた、半田駅大府方のSLがC11 265であることを確認したのと、電化工事が進んで、架線柱はかなりの区間で建っていたのを確認して、駅ごとに乗客を増やし、立ち客も出て大府着。冷房のよく効いた豊橋行快速に乗り換えて豊橋へ。ここでの目的は豊橋鉄道市内線(東田本線)です。が、その前にちょっと駅ビルをぶらぶらしてから、駅前駅(ややこしいな)へ。
 まずは1日乗車券を買おうとしましたが、ホーム上の案内所(?)は閉まっており、自動販売機でも1日券の発売はしておらず、「渥美線新豊橋駅、バスセンター又は市内線各営業所でお買い求め下さい。」との貼り紙が。しょうことなく、階段上り下りしてバスセンターで購入。
 市内線ホームへ戻り、ちょうどやってきた電車(モ782)に乗車。時間からして、運動公園前行かと思いましたが、遅れていた赤岩口行でした。そのためか乗降後すぐに発車。センターポール区間を走り、しばらく行ってセンターポール区間が終わったあたりから、どうも揺れが大きくなった気が。安全地帯のない東田を過ぎ、留置線のある競輪場前から単線となって、井原で急カーブで運動公園前への支線を分けて、赤岩口到着。車庫の写真を撮ったらもう折り返しで、今度は井原で下車。
 少し運動公園前行の電車が来るまで時間があったので、電停ではなく交差点で眺めていると、赤岩口行のT1000形や、運動公園前からのモ784や、なかなかやってくる電車がカラフルで面白いです。やがて少し遅れてやってきた運動公園行は元都電7021のモ3504。乗り込んでみると、新設区間の割に、揺れが大きい気が。まあ新設区間といっても、1982.07.31の開業区間だから30年前ですね。運動公園前到着後、すぐに折り返し。乗客は5人。留置線のある競輪場前から複線となって、結局途中駅での乗降が全くないままに駅前到着。
 東京へ戻るにはまだ時間の余裕があるので、名鉄の豊川線に乗車することにして、豊橋駅の名鉄ホームへ。特急に乗車して、国府へ。ここで豊川線に乗り換え。なんか雲行きが怪しく、豊川線あきらめて早めに東京へ戻るようにしておけばよかったか、と思いましたが、やってきた準急に乗車。
 豊川線自体は、なんか田園地帯を走った後高架に上り、その後地平に降りるとなんだか市内電車のような眺めで市街地を走って豊川稲荷着。眺めについては、豊川線自体が軌道法に基づく軌道だそうで、なるほどという感じ。豊川稲荷の改札横にはポケモンスタンプラリーの案内があって、どこでもやってるもんだと感心(?)しました。
 隣接する豊川駅へ歩いて豊橋行に乗車。雲行き怪しかったのがやや回復してきた感じです。豊橋で東海道線登りホームへ移動すると放送が。乗車予定の5336Fが3分ほど遅れ、というものでしたがさらに別の放送で、東海道新幹線が15:55頃より、三河安城−名古屋間の上下線にて、大雨の影響により運転を見合わせ、というものと、東海道線が15:44頃より、名古屋−共和間の上下線にて、大雨の影響により運転を見合わせというもので、そのため下りはここで発車待ちの模様。
 遅れてでも電車がやってきてやれやれ、で、列車に乗り込みます。ちょうど座席が埋まる程度の乗客で、豊橋駅でも浴衣姿がちらほら見受けられましたが、もうさすがに疲れが出て、新所原から高塚くらいまで爆睡して目を覚ますと、車内がかなり混雑していて、浴衣姿が目立ちます。
 浜松では3番線から2番線へのホーム移動があり、面倒な乗り換えなのですが、すでに2番線にもかなりの人がいるだけでなく、3番線からの乗り換えも多くて、移動がかなり面倒です。覚悟していましたが、熱海行はロングシートの6両編成。私は早めに座席を確保して助かりましたが、混雑はかなりなもの。やはり浴衣姿が多いので、そういや袋井で花火があって、愛野との間の線路沿いで待っている人眺めた記憶があるなあ、と思い、帰宅後調べてみると、ふくろい遠州の花火というのがあったんですね。多分、2008.08.09に新幹線から見たんじゃないかな。
 発車後、各駅でどんどん混雑していきますが、袋井で大量下車。愛野との間にやはり会場らしきものが見え、愛野でも目立った下車がありました。今度は下りが逆に一杯です。静岡付近で雨になりましたが、大雨にもならず、それほどには混雑もせず。先生の結婚式に出ていたらしい(?)高校生の一団が静岡から乗車して富士で下車。それにしても、ロングシートの浜松→熱海3時間はいかにも長いですね…。
 熱海も小雨で、すぐに乗り継がずに1列車後に乗ることにして、食料の買い出し。東海道新幹線は遅れが出ていましたが、運転は再開していたようで、この時点では東海道本線も運転を再開したいたようでした。
 熱海からの電車は、30秒程度東京に早着。かなりハードな旅行でした。
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