2012.01.08(Sun.)
東京8:21−(817A・快速)→8:34舞浜
リゾートゲイトウェイ・ステーション8:41−(411)→8:54リゾートゲイトウェイ・ステーション
舞浜9:15−(921A・快速)→9:40千葉みなと
千葉みなと9:52−(09123)→10:02県庁前
県庁前10:05−(10120)→10:11千葉
千葉10:19−(10011)→10:43千城台
千城台10:52−(10010)→11:16千葉
千葉11:31−(169M)→11:56五井
五井12:21−(15A)→13:29上総中野
上総中野14:00−(20D)→14:52大原
大原15:22−(259M)→16:18安房鴨川
安房鴨川16:20−(1126M)→16:24太海
太海17:26−(1134M)→19:20君津
君津19:26−(4918F〜1918F・快速)→20:54東京
 大東亜交通問題研究会(仮称)冬期研修会TPP対策委員会コンプライアンス分科会に出かけてきました。この会のファウンダー名誉会長最高顧問相談役代表理事会計監査CEO兼COO兼CIO兼CCO兼統合幕僚長兼GM(教育)は当然にU竹氏ですが、残念ながら不参加。ただし、研修会の研修内容には、ずいぶんとご助言を頂きました。
 今回は年明けての実施ですが、利用するのは18きっぷで、コンセプトは前回と同様、つまり例年通りです。
 さてその18きっぷ、発売時期が12.31までとなっていたため、とりあえず1組を事前に入手。これを保険にして、チケットショップで手頃な値段の使いかけのを見つけて人数分揃えようかと思っていたのですが、みんな考えることは同じですね。年明けて入手できた時期は1人分3,000円見当で、直前になるとチケットショップをかなり回っても販売の取り扱い自体がなく、結局事前購入分を使用しました。
 さて、当日は工事の続く、東京駅丸の内南口1Fで、今回のメンバー全員である、H生田氏、I塚氏、O賀氏と私の計4名が集合。正直、鍛冶橋とでも名付けるべきじゃないかという京葉線ホームへ移動。
 当初は8:30発の885Y普通蘇我行に乗車予定でしたが、早い分には問題ないので、先発の817A快速蘇我行で舞浜を目指します。車内は当然ながらディズニーリゾートを目指す観光客で一杯ですが、なんだか階段の位置でえらく車両の混雑具合に差があります。
 私達の目的地でもある舞浜で大量下車。それにしてもアウェイ感があります。降車客は見事にディズニーランド方向とイクスピアリ方向に別れましたが、私達もディズニーリゾートラインに乗車するべく、イクスピアリ方向に向かってリゾートゲイトウェイ・ステーションへ。
 リゾートゲイトウェイ・ステーションでは、自動券売機にずいぶん人が並んでいて驚きましたが、PASMOが使用できたので(私は使用できないと思い込んでましたが、PASMOの発行開始より少し遅れて使えるようになってたんですね)、駅構内へ。
 当然ながら、乗車ホームも満員なら、車内も満員で、東京ディズニーランド・ステーションで降車があったものの、ベイサイド・ステーションで大量乗車。その先で東京湾を眺めて、東京ディズニーシー・ステーションで少し降車があり、開園待ちの東京ディズニーシーの行列を眺め、車庫を見て一周13分。乗車した列車を見送って、舞浜駅へ。
 8:58に先発の823A快速蘇我行が出てしまったところだったので、ホーム新木場寄りで撮影会。葛西臨海公園の観覧車入れたりスカイツリーを入れたりシンデレラ城とディズニーリゾートラインを撮ったりしているうちに、921A快速上総一ノ宮行がやってきて,大量の下車客に入れ替わって乗車。
 新浦安で停車中の先発した803Y普通蘇我行を追い抜いて、海浜幕張駅北口にずいぶん商業施設が建っているのに驚いているうちに千葉みなと到着。
 ここで千葉都市モノレールに乗換。初乗り190円のところ、1日乗り放題600円のホリデーフリーきっぷがあったので、それを購入。懸垂式なので、ホームとの段差はあまりありません。まずはガラガラの2号線県庁前行きに乗車。マンションだらけの新興住宅地区からだんだん古い住宅が目立つようになって、千葉で2号線と別れて県庁前へ。何せ15分ヘッドの運転でしかないので、すぐに折り返して今度は1号線に乗り換えのため、千葉で下車。待ち時間考えると、市役所前まで戻ってもよかったかもしれませんね。
 千葉からはかなり混雑した千城台行に乗車。こちらは12分ヘッドの運転。しかし、どっちにしても2両編成が12分ヘッドや15分ヘッドっていう状況では、モノレールじゃなくてLRTでいいんじゃないかという気がしますが…。スポーツセンターからが最初の開業区間ですが、このあたりの田園風景見てると、なんでモノレールという感がいっそう強くなります。動物公園付属の遊園地を眺めてから動物公園駅。前回乗車したのは多分1998年で、そのときの記憶ではもう少し動物園の園内に近いところを通るような気がしていましたが、記憶違いでそれこそ正門が見えるくらいでした。都賀駅で総武線を乗り越して終点の千城台到着。折り返して千葉で下車。
 なお、車中で、なんで余計に高さ稼がなきゃならなくなるのに懸垂式をわざわざ採用したかについての検討が、分科会メンバーで行われましたが、「製鉄会社が多いからじゃないか?」という説得力ありそうななさそうな結論にたどり着きました。それが正しければ跨座式の北九州モノレールはどう考えればいいんでしょうかね。個人的には、やはりこの程度の輸送なら、最初からLRTにして、京成千葉線との乗り入れや、海浜幕張方面への乗り入れ(マリンスタジアムまで?)しておけば、さぞかし絵になる風景となったんじゃないかと思うんですがねえ。
 ともあれ、地平まで降りてJR改札口へ。以前は小湊鉄道ホームで駅弁売っていた記憶もあるのですが、現在はどうかわからないことから、この先の食料事情が不安なので、駅弁を購入。「とんかつ弁当」は、その包装紙が(後でわかることですが内容も)H生田氏、O賀氏の記憶通りだったようです。なお、実際に五井に到着してみると、小湊鉄道ホームへの跨線橋上で駅弁やら総菜やらを売ってました。
 さて、小湊鉄道、私は1999.07.24以来、2度目の乗車です。意外なことに、I塚氏はこのルートは初めてだそう。とりあえずは小湊鉄道ホームの事務所で房総半島横断乗車券を買って、いったん改札外へ。跨線橋から構内の車両を撮影し、上総中野からの上り16Aが車庫に回送されるのを眺めてから、跨線橋上の売店で、ツマミとして、5個入り250円の煮卵を購入。
 単行の車両は、座席が埋まって、発車時点では立ち客もそこそこ。五井を出るとすぐにのんびりした田園風景に。海士有木なんて、本当にここまで京成を延長する話があったのか、という感じです。実にのんびりした沿線で、線路沿いに電柱もなく、なるほどこの路線にハマる人が多いのもわかります。徐々に乗客は減るかと思いましたが下車はパラパラ程度で、光風台でも期待したほどは下車客が出ず、結局車内がかなり空いたのが上総牛久。ここでこの日初めての、ようやくの乾杯。このあたりから沿線に三脚立てた人達が目立つようになり、市原ぞうの国への下車駅との案内のあった高滝で、さらに下車して車内は1/3程度に。しかし、やはり下車客のあった養老渓谷から意外にもそこそこの乗車があって、結局、車内は1/2弱、というところで上総中野到着。
 13:33に折り返す五井行22Aを見送った後、折り返し20Dとなるいすみ鉄道19Dの到着は13:52で、適度に時間があります。多少は買い出ししておくか、ということで、駅前を探索。駅前の国道465号へ出て、一番近い酒店は廃業しているのか休業しているのか定かではありませんでしたが、少し五井方面へ歩くと、酒類を置いたよろず屋を発見。駅に結構な人数がいたことに鑑み、缶チューハイを控え目に買い足して妙なトイレも建っている駅へ戻り、19Dの到着を待ちます。
 結局、折り返し20Dの乗客は、20名強、という感じでしょうか。大原へ向け定時に出発した車内は、立ち客が出る程度には混雑していたので車内での乾杯は中止。小湊鉄道同様、沿線にはカメラを構えた人が目立ちます。列車交換のある大多喜で、信号機がずいぶん低い位置にあることに気づいたI塚氏が疑問を呈しますが、それを聞いていた社員の方の言によれば、「高くしないから保守費用が低減される」とのこと。まあ、積雪もないでしょうしなるほど、という話です。上総東でキハ52の急行と交換。沿線のカメラマンはこれを狙っていたのかも。終点に近づき乗客は増えましたが、ぎゅうぎゅうという感じじゃなく、大原到着。
 大原駅のいすみ鉄道売店で、「キハ52には、栓抜きがついています」として、瓶のコーラ売っていたのはさすが、とはI塚氏の観察。確かに、国鉄時代の車両以外だと、栓抜きなんてほとんど見かけないものなあ。ちょうどキオスクが15:00でシャッター下ろしてしまったので、駅前を勝浦方向へ出て少しのところの酒店で補給。駅前まで戻ってきたところで、大原駅舎を撮影するI塚氏を撮影するH生田氏をさらに撮影するO賀氏、というネタ話(実際にはH生田氏とO賀氏はそんな撮影してません)がありましたが、まあそれはともかく駅構内へ。
 ちょうどやってきた”わかしお13号”を見送って、”わかしお20号”と交換する、安房鴨川行259Mに乗車。8両もつないでいるのに、ボックス席部分は少ないためか、残念ながら空いてません。勝浦でようやく山側ボックス席が空いて宴会開始。上総興津で海側ボックス席も空いたのでそちらへ移動。
 温泉は、安房鴨川で入湯料が高くともタオルなどがしっかりあり、設備の整っているであろう鴨川グランドホテルに行くか、太海でこはら荘(当日の営業について、入浴だけならいきなり行っても可能であることは大原駅で電話して確認しました)に行くか、悩ましい所だったのですが、結局はH生田氏の裁定を仰ぐ形で太海に向かうことに決定。安房鴨川ですぐに乗り継いで太海へ。
 その太海駅、U竹氏に縁のあるところで、私も何度か下車したことがありますが、もう20年くらい前の話ですね。駅前の県道(旧国道かな?)へ出て、地図の通りに歩いたつもりでしたが、こはら荘は見つからず、住宅の間を抜けて海岸へ出てしまいました。犬を連れている地元の方が、軽トラックに乗っていた方と談笑中だったので伺ってみると、「ああ、それ、ウチだ」とのことで案内して頂きました。どうも県道から海岸に向けて曲がる角を1つ早く曲がってしまったようです。入り口で「姉ちゃん、お客さん」と言ってましたから、弟さんでしょうね。そのためのご紹介価格が適用されたのだろうと思いますが、入浴料が300円と、サイトの記述より安くて済みました。どうもありがとうございました。
 さて、こはら荘の浴室、そんなに大きくはなかったですが、お湯が自慢だそうで、褐色(「カジメの色」という話でしたが、なるほど海藻の色ですな)のぬるぬるしたいい感じのお湯でした。
 さっぱりしてから駅前へ。最初はバスで安房鴨川駅へ戻ることも考えたのですが、バス停で確認していると、駅前の魚屋さんから「それ逆方向だよ」との声が。なるほどそうでしたので、なら、もう先へ進むか、と、魚屋さんに礼を言って、酒屋で買い出して太海駅へ。やってきた1134M千葉行に乗車。
 車内は空いていますが、なんか各ボックスにぽつぽつと高校生がいます。それでも高校生は各駅で下車していって、結局、通路を挟んで2ボックスを確保できたのは館山だったでしょうか。ここで本格的に宴会開始。東京湾の漁火を眺めながらの宴会もオツなものですが、そろそろ補給があってもいいかと思った所で、10分停車が竹岡。駅前には何もありません。結局、君津で降りて色々と買い出しすると1時間後の快速になるから、そのまま接続の快速を利用することにして、君津で手分けしてグリーン券とキオスクで酒類とツマミ少々の補給。ビールくらいはグリーンアテンダントから買うか、という話をしていたので、席を確保するとすぐに購入して、ついでに、「ワインに合いそうなおつまみないですか?」と聞くと、”牛タンジャーキー”みたいなものがあったのでそれを購入。H生田氏差し入れのワインで乾杯。
 最後は東京駅のラーメン屋で軽く飲んで解散。皆様おつかれさまでした。
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