「誰が襲うか!俺は誰か居ないかと思って探してただけだ、するとあんたが素っ裸で寝てた、それだけだ。俺にやましいトコなんか一切ない!」

 あなたは少女を真正面から見つめながらそうきっぱりと言い切りました。少女はしばらくあなたのことを無言でみつめると小さく頭を下げました。

「悪かった、誤解だったようだね。ここには客なんか誰もこないからいっつもあんな格好でねてるんだよ」

 あなたの毅然とした態度と言葉に納得したのか少女はそう頬を微かに赤く染めながらそういってきました。

「……わかればいいんだよ、俺も声を掛けずに部屋に入ったのは悪かったと思ってる」

 意外にかわいらしいその少女の様子にあなたも先ほどの少女の全裸姿を思い出し、少しだけ顔を赤くしながら頭を下げました。

「俺はマーサー、あんたは?」
「あたしはキリコ」

 そうして互いに和解と自己紹介をしました。そして互いにわらいあったその瞬間、互いのお腹から奇怪な音が鳴り響きました。

ぐぅーっ

 

   

「……そういえば俺、めちゃめちゃハラへってたんだ」
「あたしも」

 お腹の音を互いに聞かれてしまって恥ずかしい思いをしながら互いにそう言い合います。

「何か作ってよ、材料ならいろいろあるからさ」
「なんで俺が?ふつう客にふるまうもんだろ」
「いいの?あたしの料理で何人別の世界に旅立ちかけたか知ってるかい?」

 少女はやけに真剣な顔で奇妙な脅し文句を口にしました。どうやら冗談ではなく本気で言っているようです。

  

  

   さてあなたはどうしますか?


A 仕方がないので二人分作って食べさせてあげる
B 自分の分だけ作って一人で食べる