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CONCEPT(コンセプト)

木の文化

日本の国土面積に対する森林面積は約66%あります。 明治期までの匠たちはその豊富な木材を使いこなし、日本の木造建築は世界に比類をみないまでに洗練されてきました。 現代の日本建築は様々な素材と新しい技術があり、自然素材のない空間も一般的になりました。 鈍りつつある木の空間に住まう人々の感性をもう一度取り戻し、木の香りや表情の中に、命のいきづかいと美しさを感じ取ってもらえる空間の設計を志しています。

環境問題

雨風をしのぎ生命や財産を守る為には、建物が必要になります。 しかし、建築は環境に負荷をかける行為です。 材料を加工し建物の一部をつくりだすまでには、エネルギーと資源が消費されます。 その建物が解体される場合も、地球の一部にもどるまでには長い長い年月が必要になります。 建物をつくらないことは人間生活において不可能に近い行為ですが、建物の寿命を長くし環境の負荷を軽減させることは可能です。 人々が建物の息吹を感じ、建物の命を大切に思っていただくこと。 そのためには、安易に低価格な建物を提案するのでなく、長く愛される建物をつくりだすことが重要だと考えています。

建築材料

建築材料は可能な限り自然素材である木材を利用します。 木材は森林資源の育成と建設の循環型のサイクルをつくりだすことが可能だからです。 木造建築物の寿命は75年以上、木材を育てるには30年から60年。 ともに管理をしっかりすれば循環が可能になります。 法規制・耐火性能要求などから骨組みをコンクリートあるいは鉄骨としなければならないケースもありますが、適材適所に木材を有効に配置し、他の自然素材と併せて温もりのある空間づくりを提案できればと考えています。