今更パソコン歴など、何の自慢話にもなりませんが、私とパソコンとの関わりは、 メディアが、まだ8inchプロッピーが主流で、HDは20Mで30数万円もした時代でした。
筆下ろしは、ご多分に漏れずMS-DOSでしたが、当初から仕事(デザイン)で使用することが目的だったため、 まもなく MS-DOSにお別れをして、Macへ乗り換えることになります。
当時Macは、私にとっては高嶺の花で、それ以外にも高価なソフトやPSプリンター、書体等も取り揃えなければならず、覚悟の出費を強いられました。また、全てが未知の世界で、自分に本当に使いこなせるのか……といった不安もありました。
そんな私がCGに興味をもったきっかけは、高機能ペイントソフト「PhotoShop」そして3DCGソフト「Shade」という夢の
ようなツールとの出会いでした。。しかし「Shade」は、3DCGの世界にはじめて足
を踏みいれた私にとって、用語からなにからすべてがチンプンカンプンで苦労しました。連日マニュアルとの格闘が続き、「自由曲線」での作画がなんとか出来るようになったのは、ひと月ほども経っていたような記憶があります。
以後、使用3DCGソフトは,「Light Wave」「 Metasequoia 」などの遍歴をへて今日
にいたっていますが、苦労した分、今でも「Shade」が一番手に馴染みます。