Mr.Brown 釣行記 2005 2005-1 2004


11月18日の午後、時間が空いたので遊YOU村に行ってみました。
 ポンドは連日の雨模様の影響か、あいかわらず透明度が低いです。今回はまずスティミュレーターで浮いている魚を狙ってスタートしてみましたが、予想に反して見事に見切られてしました。ガックリして、ライズ狙いに集中することにしました。ライズはほとんどが水面直下型ですから、状況からして魚のターゲットはユスリカ系でしょう。
 いつものように、ユスリカ系のトレーラー方式を選択。ただ、今回は上のフライは、ヘンリーズフォーク用ライズ狙いのPMDフローティングニンフを付けてみました。下は、赤のユスリカラーバです。上に付けたフローティングニンフはフェザントテール18番にウィングケースとアイの上に薄いイエローのCDCを取り付け半沈みタイプにしています。どちらのフライにも調子よく食いついてくれました。
 次には、マラブーを底まで沈めてみました。8番程度の大きめのブラックマラブーをチョイスしましたが、これもコンスタントに掛かってくれました。というのも、今日はどちらかというと浮いている魚より沈んでいる方が多かった感じがしてました。ですから、エッグとマラブーをトレーラー方式で結んで、沈める釣りも致し方なしというところです。この二つのフライでは、圧倒的にマラブーの方に軍配が上がりました。しかも、マラブーにはいい型が掛かってくれました。もっと寒くなればこの傾向はさらに強くなるのではないかと思います。
 途中、雨が降って風も少し出てきて急に寒くなり手がかじかんでしまい、ティペット交換やフライ交換の時モタモタしてしまいました。手袋を用意しておけば良かったなあ。手の甲が温かいと指が冷たくなるのを防いでくれますから。ネックウォーマーはちゃんと付けていたのにねえ。結局5時半までやりましたが、4時半以降は急激に魚の食いが悪くなって苦戦しました。もちろん、ポンドは貸し切りワンマンショーでした。
 これからは、比較的天候の安定している午前から午後3時くらいまでがいいのかもしれません。曇っていると4時以降になれば浮いている魚の姿が見えにくくなってきますからサイト狙いが難しくなってしまいます。
 やっぱり、ドライやフローティングニンフ、水面直下タイプのフライを使ってのサイト狙いがワクワクして一番楽しいですね。



11月3日 今日は、K師匠と二人で遊YOU村にて遊びました。午前9時過ぎにポンドに着いたらすでにK師匠は釣り始めてました。午前のみの釣り予定だったので、事務所で「昼までの釣りだから2000円にまけて。」との交渉をやりましたが、あえなく失敗。それでも心やさしい私はビールを2本買って儲けさせてあげたのでした。さっそく二人で景気づけをやったのはいうまでもありません。
 ポンドには二人だけ。予想に反して貸し切り状態だったのはラッキーでした。昼前頃にフライマンが一人やってきましたが、私らはそれなりに堪能していたのでしばらく小屋の中でにコーヒーブレイクを取りました。つづいてルアーマンが一人来ました。
 今日の釣り方は「サイトでいこう」ということで、ドライはもちろんですが、ニンフでもマーカーは付けずあくまでもサイトフィッシングで楽しみました。
 私の場合は通例、グラスホッパーに手がいくのですが、いきなりのっけから20番のニンフにしました。というのも、K師匠がすでにスティミュレーターを使って浮いているレインボーを掛けていたのでしばらくは大型フライには見向きもしないだろうと。それから水面直下の捕食ライズだったので、浮いているレインボーのそばにニンフを入れ水面下に漂わせ喰わせる作戦の方がいいかなと。水面下でレインボーがバクバクと白い口を開けてニンフをくわえるのを目視してフッキングさせる方法を基本にして続けました。この作戦は功を奏して連続してレインボーを掛けることができました。
 気分転換に少しの間エッグを使ってみました。これもサイトのみで使用してみたところ岸際の2〜3匹を掛けることができました。でもやっぱりおもしろくないので、がらりとフライを変えて12番くらいのエルクヘアーカディスをチョイスして試みましたが、ライズにムラがあるのでこれも2〜3匹釣って止めにしました。そして依然として水面直下型のライズパターンが多いので、元の20番程度のフェザントテールかユスリカ系に戻すことにしました。
 帰る時刻も迫ってきたので、最後のフライシステムは上に20番のフェザントテール、下に同じく20番ユスリカラーバを付けてみたところ、下の赤のラーバパターンばかりにヒットしました。ということはライズの捕食物はやはりユスリカピューパかユスリカラーバあたりなのでしょう。遊YOU村のこの時季のハッチはユスリカ系パターンが主だと思いますので、こういうトレーラー方式で効率を上げるのも一つの手段だと思います。
 話は変わって。湯原の流れの濁りはもうなくなったのでしょうか?釣り場としてはやはり湯原の方が面白いと思います。ああ、来年の3月はまだ遠いなあ・・・。
 


10月 に入っても今のところ「禁断症状」も発症せず、平穏に暮らしています。この時期は北海道に行ってくるという選択肢もあることを最近になって頭に急浮上してきましたが、まだあちらの情報不足で腰をあげれません。
 佐藤成史さんが、9日・10日に湯原に仕事で来てることはわかっていましたが、あいにくこちらも仕事や村の運動会もあったりして会えずじまい。ああ、残念。岡山のサーさんも湯原に来たのに電話で話しただけ。ああ、無情・・・。
 佐藤さんは、湯原のあとは北海道でしょうか?某フライ雑誌に、彼が秋の北海道でレインボーをあげてる記事が載ってましたが、ネットにすくった直後の雄叫びのシーンが胸を打ちました。
 ところで、佐藤さんとメールのやりとりを時々やってますが、てっきり例の「SEXY TROUT」クラブに入っていると思いこんでいましたが、シールを貼ってるだけで所属してないということでした。うん、早とちりはいけませんね。まちがってました、すみません。私もそのクラブに入っていないのに勝手に車に貼ってるけどいいのかなあ・・・。まあ、大目にみてくださいね。(すみません、ロッドケースにも貼っちゃいました)
 さてさて、釣り友たちは管理釣り場で楽しんでいる知らせをくれています。まあ、もう少しはゆっくりして今後の作戦を練ることにします。


9月29日 初夏に逃したグッドサイズのヤマメかイワナを求めて、時間を作っては毎日のように通った堰堤で、祈りが天に通じたのか54センチメスイワナを掛けることができた。底石の上しかも沈んだ太い枯れ枝の下に潜んでいたイワナを見つけて、ヘビーニンフを重り代わりにしてその下のニンフに食わせようと図った作戦がうまく功を奏した。結果的には口の外側下顎に掛かっていたのだが、この際細かいことは目をつむって文句なくうれしいのである。写真のバックをよく見てもらえたらヒットポイントはどこか明白である。やっぱりいたのだ、オイラの勘に狂いはなかった。
 今は亡き、スティーブコープランドからもらったランディングネットで、管理釣り場以外でこのネットに収まったトラウトは、モンタナ、アイダホの川のトラウト以外、国内では初めてである。もしかして、先ほど佐藤成史さんから頂いた、彼が所属する釣りグループのシール「SEXY TROUT]の御利益のお陰かメスイワナが釣れたことは偶然でしょうか・・・?まだこのシールは余分がありますから欲しい方は一報くださいませ。でも、このシールを貼るにはちょっと勇気がいりますよ。その根性がある方はどうぞ・・・。大きい画像をアップしました。



9月22日 夜院庄IC駐車場で岡山のサーさんと合流し、彼の車で一路岐阜の中津川に向け出発しました。午前4時頃に岐阜の中津川市の恵那山登山口に着きました。9時頃に名古屋のオーさんと合流し、何本かの沢のうちのある沢に3人で入りました。型はいまいちで3人ともヤマトイワナの顔は見れませんでした。でもなんとか、それぞれ数匹は釣り上げることはできました。
 夕方早くに長野の駒ケ根市に向かって移動を開始。今夜の宿泊先は、佐藤さんの知り合いで地元の建築家のキャビンです。そのキャビンの玄関のドアにこういうネーミングがありました。「川辺に建つフライフィッシャーの家」。この建築家はフライマンなのでした。そして、トイレがスゴイのなんのって、ア然。蓋と便座が透明で、その中には本物のフライが並べられていたのでした。
 午後10時頃に佐藤さんがやってきて関金以来の久々の再会となりました。しばし駒ケ根名物「ソースカツ丼」の話題になりました。このソースカツ丼もふるっていて、大きな丼ぶりの中にご飯、その上にキャベツの千切りが乗りその上に大ぶりのヒレカツが4枚乗っているジャンボサイズなんだなあ。ガロという名前の喫茶店でお客がひっきりなしにやって来ます。誰もコーヒーなんか注文しない変な喫茶店でした。
 北海道の話では、大物ブラウンが釣れる川のことや、熊については、北海道の釣り師はみんなが「熊スプレー」を持っているとか、おもしろい話を聞かせてくれました。釣り時期としては、やはり6月〜7月がいいとのことでした。
 24日はコンビニで朝飯と昼飯をしつらえて、天竜川水系の支流の沢に向かって出発進行となりました。支流の入り口は鎖でシャットアウトされているので、車置き場からあとは林道を歩きで余儀なくされます。途中、佐藤さんはガの仲間でまるでハチドリのように羽根を動かし、長いホースのような口で花の密を吸う虫を熱心に何枚も写真に撮ってました。30分〜40分歩いて二つの沢が合流する地点に到着し、左の沢にはサーさんとオーさん、右の沢には佐藤さんと私で入渓しました。
 入渓時に佐藤さんが2回熊笛を鋭く吹いてからスタート。さっそく砂地に熊の後ろ足の跡を発見。鹿の足跡もあるし人の足跡も発見。これだけは発見したくなかったなあ。二人とも何回かイワナを出すんだけどフッキングに至らず、あえなく撃沈となってしまいました。でも、釣りの途中佐藤さんがいろんなことを教えてくれたので飽きることはなかったなあ。
 どうもイワナのやる気と出が悪いので、二つの沢が合流する下を釣ろうということになり、早めに引っ返すことになりました。下手に降りたらすぐ、サーさんもオーさんも帰ってきました。サーさんが25センチくらいのヤマトイワナを見事釣り上げたとのことでよかったあ。
 釣果はパッとしなかった2日間だったけど、岐阜や長野の谷の深さやスケール感は見事というほかありません。もっと時間をかけて攻めてみたい広大な釣りエリアでありました。さてさて、11月の大阪での佐藤さんの写真展ですが、国内での写真が展示されるようで楽しみです。



9月18-19日  この川への釣行は今回で3回目となります。8月は暑くて暑くて参りましたが、さすが今回は曇り空ということもあるし、なにより秋ですから、蒸し暑いものの夏の渓とはうってかわった趣を感じました。秋の気配が近づいていました。回をおうごとにサイズも型もよくなってきました。いればドライにもニンフにもライズしてくるというやる気満々のイワナ達でした。サイズは釣り仲間2人に太った25・26センチくらいのいい型が出てきました。オイラのは23・24センチくらいかな?
 入渓してしばらくして気づいたんですが、新しい足跡があったけど、今日の足跡でなくホッとしました。でも、昨日一昨日というような足跡でした。それでも釣れるということは、秋になって産卵を控えての食欲が旺盛ということでしょうか?ともあれ3人とも好調に釣り上がりました。しかも雨も降らずいい釣り日和となって3人で入ってあれだけ釣れれば申し分なく、しかも連休中ということを考え合わせれば幸運といえるでしょう。上がり口に近づいてきたら、霧がうっすらとかかってきましたが、釣りには全く支障はありませんし、遡行が危険になるということもありませんでした。
 キャンプはいつもの草地で行い、夜はキノコ鍋とビールで満腹状態。結構蒸し暑さを感じた夜でタープの下で寝ました。長年の釣り仲間ですから気心がしれ楽しい一夜となりました。おまけに魚も釣れて申し分なしです。いつまでも元気で春と秋のキャンプは欠かさず楽しみたいと願っています。単独釣行の多いのですが、ワイワイとにぎやかに釣るのも楽しいですね。おっと、真冬のキャンプも時々敢行します、我々は。もちろん釣りはしませんよ。周りに誰もいないこととあの寒さが気持ちいいのですよ。
 この間の台風の雨で、川の流れが一部変わっていたし倒木も増えていました。そして、イワナもよく生き延びるもんだとあらためて野生の命の強靱さに感服した次第です。



9月3日  K師匠と、以前から地図をながめながら計画していたA川釣行であった。地図上では約4キロコースである。入渓点と終点にお互いの車を置いて「楽しようプラン」。
 ポイントはやはり砂で浅くなってはいるものの、野生の生命力は偉大である、そこそこの型は残っているし、命のリレーも確実に行われている。使用したフライはカディス、アダムス、ビートル各12番。実にありふれたフライで十分なアタックがくる。
 渓相については、底石の配置、フリーストーン風情、渓周辺の広葉樹の分布などの点では関金や野添の方が上だが、「源流部」という雰囲気ではこちらに軍配が上がる、と思う。
 提灯釣りも余儀なくされる場面もあるが、それもまた楽しである。来年はベストシーズンにトライしてみたい。




8月14日 世間では盆だといって忙しいようだ。客が帰ったので、誘われているキャンプに合流した。姫路のKさんもやってきた。サーバーから注ぐ生ビールをジョッキでゴンゴンやった。キャンプ場は寒いくらいに涼しかったなあ。
 朝、テントを叩くものすごい雨音で目が覚めるが、出たくないのに出したいモノがあるので渋々テントから這い出す。スッキリしたところで、「はい、ビール。」こんな調子のキャンプである。フライ師ばかりが残ったので、話は当然の事ながらフライ関連のみ。キャンプ場でダブルハンドを持ち出し、「スペイキャストはどうのこうの・・・」
そら恐ろしいフライ師たちであった。
 極楽のようなキャンプは終わりKさんとK1川へ。イブニングまでは時間が早いので上手で小手調べを。ヤマメとイワナが釣れた。頃合いをみはからって大物ポイントへ。しかしながらライズが少なく二人ともボウズ。
 16日イブニング、悔しくてまたK1スポットへ。昨日よりライズは断然多いのに掛からずじまい。またしても轟沈。でも、そのうちきっと釣れるだろうという予感めいたものを感じつつ意気揚々と帰った。

 17日K師匠とWD川へ。降り口探しで苦労したがどうにか探し出して谷へ降りた。イワナはそこそこいていいのだが滝があって苦労した。6月頃に入ってみたいものだ。夏はイワナ釣りといえど暑くて苦しい。帰りは滝を一つ下らないといけないので途中から尾根つたいに上がった。結構標高差があったので苦しかったが二人連れだと心強い。その後の藪こきは道に出るかどうか不安だったが、読みが当たり畑に出たときは二人で喜んだ。深い谷に入る時は一人は止めましょうね。相棒が登山に詳しい人なら太鼓判です。K師匠がそうなんですが、「尾根を上がろう」という判断も正しいと思いました。
 この日は、大失敗をしていて、歩いている途中にデイバッグからバーナーを落としてしまっていたのだ。これでは、楽しみのコーヒーが飲めない・・・。しかたなく焚き火をして湯を沸かしコーヒーをありがたく頂戴できた。でも、よくよく考えれば昔の釣り師はこうしていたんだろうな。次回は新聞紙くらいは持って入った方がいいかもしれない・・・教訓。
 この行方不明のバーナー君は、翌18日の午後、救助隊1名が無事救出し一命を取り留めた。ちゃんと点火もでき事なきを得た。その救助隊員1名は誠に偉い。エヘン、それは私です。 




8月11日 通い詰めていたK1川のポイントで、一応、決着がついた。釣り上げるまでの経過は、捕食物の特定とフライの選定、システムの検討、反転流によるドラッグの回避方法、柔らかいキャスティングに心がけることなどなど、随分と時間とエネルギーを費やしてきたのに、結末はいつも一瞬で完結する。この一瞬の狂喜と興奮を全身で堪能するために黙々とロッドを振るのみ。
 体長36センチ、綺麗なオス岩魚。ありがとう。




8月6日 皆さん、釣果はいかがですか?オイラは貧果が続いています。
 お気に入りK1川のポイントでは、いいライズがあるものの尺オーバーには至っていません。対象はイワナなんですが、思うように釣れてくれません。この間、このポイントで松江のOさんとバッタリ出会いました。ストリーム主催の「キャスティングスクール」に参加されてて、出会った時どこかで会った方だとは思ったんですが、一緒に釣りをして自己紹介したりしたらわかりました。以前からちょくちょくK1川界隈で車を見かけていましたが・・・。この時は、私が24センチくらい、彼は27センチくらいのうおく肥えたイワナを掛けました。写真を撮っていないのが残念です。オイラの写真は撮る瞬間にまたしても逃げられてしまいました。
 昨日のイブニングもこのポイントですが、ドライアンドニンフで臨みましたが、手前に寄せたところでバラシてしまいました。ニンフに出ましたね。この後、よそ見してたら今度はドライに出ていましたが手遅れ。全く付いていないときにはこんなもんです。こういうことがあるから、釣り上げた時の喜びも大きいのです。でも、でも、ぐやじい〜・・・。
 K3川のヤマメですが、その後これまたパッとしません。流れが砂で埋まってて釣れても何か楽しくないのがいけない。ヤマメ自体は体高があってきれいなんですが・・・。えも、魚道にはいると思いますよ。
 そんなところです。イブニングにがんばりましょう。




8月3日は、以前から同行をお願いしていたIさんと西部の川の源流域を探ることになっていました。ある橋から上手は人がいるので、しかたなく橋から下流に釣り下ることになりました。
 この川のもう少し下手はずっと以前、K師匠と一度入ったことがありますが、1匹しか釣れなかった記憶があります。渓相はまさしく山岳渓流そのもので、アップダウンのきつい流れになっており、水量も申し分ありません。まあ、本流ですからイワナ釣りの支流とは段違いに水量が多いのは頷けます。
 川の底石は下手に下るほど良くなっていきます。橋のすぐ下手は砂で埋まっている傾向が強いですね。どんどん下っていくといいポイントだらけなんですが、昨日は数的にもサイズ的にも芳しくなかったです。釣り下ったという形がよくなかったということもあるでしょう。釣り人が最近あったのかもしれません。雨が降った後とか、これが6月だったりしたら状況は違ってくるのかもしれません。二人で5〜6匹というところでした。フッキングミスした場合を含めたら8匹くらいは反応があったということになります。来季には楽しめる川が一つ増えるかも知れません。




8月2日 今日、8月2日は私の52回目の誕生日です。52才の釣行記念は地元k3川にしました。先だって、橋のすぐ上の魚道で終了したので、今日はその魚道から上手をめざしました。時間的には午後6時から7時30分頃まで。
 流れの状況は上手に上がるほど、砂地に石が混じるようになってきて、何とか魚が住める環境になってきます。が、やはり、ノペ〜とした流れに変わりはありません。
少し深めの流れではフライにライズしてきたりもします。今日も3匹かけましたが、7〜8匹のライズがありました。写真のヤマメはやはり魚道で掛けたもので一番大きいヤマメです。
 この橋の上手に高い堰堤が見えます。その堰堤の上手は、ノペ〜とした流れでその上手に魚道が螺旋状の堰堤が現れます。写真のヤマメはこの魚道で釣りました。ここで時間切れで引っ返しましたが、この上の流れはそこそこに良い感じでした。フライはいつものアダムスパラユート#12でした。色の白っぽいヤマメがほとんどです。体高はやはりいい感じです。




7月30日のイブニングは今年初めてのK3川上流部。夕方6時〜7時までの気晴らし釣りです。中流部から川の水量を伺いつつ最終的に入ったポイントは、上流部の橋の下手から橋の上手の堰堤までの短い区間です。
 流れは渇水で活気がなくガッカリしました。唯一もしかしているかなというポイントは魚道の升しか見あたりません。橋の下手の魚道は反応なし。橋のすぐ上手にも魚道があってもうここしか望みがないもんでアダムス#12をいれてみました。すると、パコとライズしてくれて3匹のヤマメが釣れました。それが写真でもわかるようにみんな体高があっていいヤマメなんですよ。
 痩せているだろうという予想は外れてうれしく、魚道でしか反応がなかったことにはさみしさを感じました。23・24センチといったところでしょうか。しかしながら、こんな体高のヤマメが残っていてうれしくもありホッと胸をなで下ろしました。
 ていねいに探っていけばひょっとして、瓢箪からコマということも起こるかもしれない。




「釣れない日のフライ師の独りよがり論」
      〜その2 フライラインのメンテナンス〜
「フライフィッシャー9月号」の記事の中に、フライラインの手入れの記事がありました。以前からフライラインの手入れはしてきていたつもりでしたが、今年はあまり手入れしてないことに気づきました。メンテナンス用のアイテムは一通り持っているので、現在使っている4本のフライラインを手入れしました。 やり方は記事の通りです。
1,汚れを落とす
2,シリコン剤を含んだドレッシングでコーティング
3,ラインの摩擦を減らし飛びをアップさせる潤滑油を塗る
とこんな調子です。
 29日の本日のイブニングはK1川のお気に入りポイントでした。右側の反転流でのライズは結構あったものの、全く歯が立たずで負け。やられたあ〜。
 ただ、フライラインの飛び具合は折り紙つき。ヒューンとストレスなく飛んでいってくれました。釣り始めに潤滑油を吹きかけておいたのもさらに効果アップにつながっていると思います。フライラインの浮きと飛びの良さがFFでは大切な要素の一つだと再認識しました。少し大げさな表現をすれば、「オイラってこんなにキャスティング上手だった・・・?」と錯覚することでしょう。
 ガイドとラインの摩擦も相当なもののはずです。きっと普段自分に合った飛距離でキャストすれば、いつもラインの同じような箇所が摩擦量も多くなるはずです。また、ラインの先端部の汚れや痛み具合が他の箇所よりもひどいですよね。
 車のエンジンとエンジンオイルの関係で考えるとわかりがいいと思います。メンテナンスをこまめにすれば確かにラインの寿命が上がることは事実です。ちょっと面倒と思える時もなきにしもあらずですが・・・。
 それから、リーダーですが、どうしてもリールに巻き取ってそのままにしておくと巻き癖がついてしまうものです。これも気になります。そこで、最近は釣りが終わってもリールには巻き取らないで伸ばしたままにしています。これはちょっと取り扱いが面倒ですが・・・。
 写真が私のフライラインのメンテナンスアイテムです。左から汚れおとし、ドレッシング剤(コート剤)、潤滑油です。これからは1日中釣りをする日は、ベストが少し重くなりますが携行しようと決めました。特に、噴射式の潤滑油は便利ですよ。



「釣れない日のフライ師の独りよがり論」
       〜その1 ロッドとリール〜  
 ロッドとリールとのマッチングは私にとっては重要なことです。
 一つには、重量バランスという観点です。例えば、3番ロッドに5番リールでは手元側の重量が過重となりすぎしっくりきません。重量バランスの取れたタックルが使い勝手がいいのです。足に合わないブカブカの靴では歩きにくいのと同じです。
 二つには、見た目の情緒的な側面です。そのロッドのカラーや個性(?)・雰囲気に合ったリールを選びたいのです。大体がFFは感性と情緒の釣りです。もちろんここに技術や経験、フライの選択、ポイントの読みなどなどがごちゃごちゃと絡み合ってきますが、最後には感性と情緒に行き着くような気がします。だから、漁としての釣りという範疇では説明できない内容がFFには多くあります。その最たるものの1つが「キャッチアンドリリース」という思想でしょう。
 ですから、自分の好きな色や機能の服装をまとい、好きな釣りスタイルでその釣りスタイルに合ったフライを巻き、使い、楽しみます。釣れた魚の数や大きさは人と比較する事自体がおかしなことなんだけど、釣り人の性の一つとして数や大きさが「釣れたという事実の目安」になっているので吹聴したりもします。そして、私はきれいで大きな渓魚を誰よりも多く釣りたいと心の底から念願しています。これは、私の釣りスタイルですからしょうがありません。
 この釣りスタイルで行くと、釣り方や川によってロッドが変わり、ロッドが変わるからリールもそのロッドにあったものというようになるわけです。だから、もちろんリールごとにラインは巻いてあります。
 随分、凝ったことをするもんだと呆れるかもしれないけど、(いや普通ですよね、コレって)私にとっては釣りにメリハリがついて好きなんですね。この間、ウィンストン8f4番のロッドの修理が完了して手元に戻ってきましたが、強い味方が戦線復帰してくれました。

 現状では小渓流用ノースランド8f3番、一般用として蜉蝣バンブー7,6f3番・ウィンストン8f4番、イブニング大物用スコット8,6f4番にそれぞれのリールとフライラインを用意しています。私にとってはとりあえずこうしておけば安心だし楽しいんです。FFの幅を広げる最低限のタックルなんですね。こうしておけば、行く川によって、またその日の気分によって使い分けていけれるという寸法です。
「今日は、お前が付いてこい。」という感じかな。

 しかしながら、この辺の川なら8f前後で3番〜4番のロッド1本とクリック式のリール1個あれば全く支障はありません。こうするのも一つのスタイルではあります。フライだかってドライならアダムスの大小、カディスの大小を揃えておけばおおかたの釣りはできます。釣れない時に虫の特別の形態が問題になるのでフライボックスが一つ増え二つ増えとなりベストのポケットがフライボックスであふれんばかりになるわけです。タイングが面倒くさいというフライ師もいれば釣りそのものより魚の生態学が好きなフライ師もいます。どういうスタイルやスタンスでもみんなOKなんだと思うんです。
「どういう釣りを自分はしたいのか」という選択如何でその人の釣りスタイルが決まってくるし、満足度も目指す方向も異なってくるということだけなんです。

 話があっちこっちしましたが、私の釣りスタイルでのロッドとリールについての捉え方はこういうことです。 海外釣行用のタックルも1年の内に何回かは使って腕に馴染ませるようにもしています。このことはいざアメリカ、NZへという時に慌てなくて済むと思うからで「備えあれば憂いなし」ということです。
 釣れない日のフライ師の独りよがりでした。


7月25日 今日は午後6時にK川のお気に入りポイントに到着。ライズなしなのでニンフで始めたが、全く、反応なし。フライはビートル、ヘアーズイヤー。
 7時を回ってようやくライズあり。だが、ライズ数は少ない。ライズをしっかりとらないと・・・。結局、エルクヘアーカディズ#14で1尾のみ。奥の方でいいライズはあったものの、フライが届いていないのか、フライが合わなかったのかわからないが再びライズは起こらなかった。しかし、この1尾は自分なりに価値があると思っている。うまく、反転流をかわせたからね。
 でも、ちょっとさみしい・・・。まあ、こんなものでしょう。ライズは次回に期待しよう。




7月18日 イブニングは久々にK川のお気に入りポイントへ。
 この時季、日中がいい天気の時は決まってライズがある。やっぱりライズしてた。
手前のライズとは別のイワナがヒット。しかし、後が続かずこの1匹のみ。

 19日の早朝、再度、同じポイントに。全く朝はライズがない。以前からそうだが、やはりイブニングにライズは多い。やっと、ニンフでヤマメを掛けた。今回もこの1匹のみ。あぁ〜くたびれた〜。もう、早朝には行かないぞ。




7月15日 WD川に。竿を出しすぐいい淵が現れます。いつもの淵です。

 今日は、「シナモンアントパラシュート」の実釣テストです。これは、「川の主釣りさん」から教わった「玉虫色ビーズアント」のバリエーションです。
 「玉虫ビーズアント」がイワナ釣りにとっても効果的であることは体験済みですから、このシナモンカラーも効果を発揮するであろうことは十分予想していました。そのとおりの結果になりました。
 午後遅くに入ったのでこれで満足して入り口に引っ返して帰りました。




7月13日 妙に気になるO川支流のポイントがあって、午後から出かけることにしました。入渓してまず堰堤に竿を出しました。この間はさっぱりでしたが、今日はうってかわって反応がすこぶる良くて、中小合わせて4匹釣れました。あと1匹は25センチ以上はあったけどはずれてしまいまし た。

 次にいよいよ本命の流れに向かいます。たいてい入りやすい入渓点付近というものは魚影が薄いものと相場がきまってますが、ところがどっこいこれが出るんです。数日の雨のおかげでイワナが湧いてきたかな?サイズ的には、25センチまで届きませんが。アントでもアダムスでも、イワナがいればフライに1発で出るという状況です。しばらく釣り歩いていたら、ずっと前、K師匠と一緒に来た風景が蘇ってきました。
 さてさて、これからが初めて入渓する流れです。どうなるでしょうか、イワナは出てくれるかな? 深みのある流れや小淵をさぐりますが、とにかく反応がいいのです。アダムス10番に10センチ位のチビイワナでも食らいついてくるんですから。23〜24センチくらいがレギュラーサイズで軽快に釣り上がりました。小淵のメインの流れでフライに反応がなかったら、周りのえぐれ石ぎりぎりに流すと案の定出てきます。中小合わせて20匹くらいは釣ったかな?

 いつに間にか時刻はもう5時前。用事もあるので5時になったら納竿と決めました。十分楽しく遊べたことに満足しつつ、ここで終わりにしようと決めた最後のポイントでついにドラマは起こったのです。アダムス10番でかけ損ねたんですが、割と良型だった気がしたので少し間を取ることにしました。ティペットをそれまでの5Xから4Xに、フライをパラシュートアントに付け替え、ついでにお茶を飲んで、タバコを一服。ここまでのオイラはさっきのイワナは泣き尺くらいはあったかな、という程度でのんきに構えてました。まさか、まさか次のようなシーンが訪れるとは予想だにしていなかったのです。

 さっきはずしたポイントの中央に数回アントを入れるのですが反応がありません。ハリがかりはしてないので用心して隠れたに違いないと思い、そのポイントの周りの石の下を観察したら、手前の大石の下がどうも怪しい感じ・・・。ここしか隠れようがないとふんで、その大石下に入る流れにフライを乗せるてみました。しゃがんでフライの行方を凝視していたら、少し奥の方でパコッとライズしました。すかさず合わせたんだけどイワナがその大石から出てこないんです。アレッ?何だあ?と頭を傾けながら、強引に引っ張り出した瞬間、ウソ〜。尺もないだろうと思っていたイワナが尺上をゆうに越える大イワナに化けて出てきたのでした。
 幸いに口の奥に針がかりしているので、4Xは切れないし、ハリもハズレないだろうとは確信しましたが慌てふためいてしまいました。何回か右側の速い流れに逃げようとするのを4Xティペットの力を借りて必死で堪えてネットですくおうとするんだけどできないんです。よりによって今回は一番小さいネットなもんで、なかなか入らないのです。お玉でフナをすくおうとするようなもんです。何回かのミスの後、エエイッと頭からネットをかぶせるようにして強引にすくいあげました。オイラも必死だったんですねえ、よくネットに収めたもんです。ネットの中のイワナの体が二つに折れてましたから・・・。

 久々に胸が高鳴り、ネットに無事すくい取った時の安堵感や充実感、達成感がドーッと体に押し寄せてきて至福の一瞬を味わうことができました。急いで生け簀を作りイワナが逃げれないようにしてから写真を撮りました。興奮の極みに達していながらもなんとこの冷静な作業。感心するでしょう。実は、これは「川の主釣りさん」から伝授されたものなんですよ。
 やっと、高ぶった気持ちが落ち着いてきて、しみじみ大イワナを眺めれるようになって気づいたのは、ちょっと痩せてるなあということでした。恋のシーズンに雌とやりまくった影響で体力が回復していないのでしょうか??この小渓流では餌も少なくてデカイ体に十分な栄養補給が難しいのかも知れません。K1川の尺上イワナのような丸みと艶っぽさがありませんでした。まるで荒武者という風情です。

 しかし、こんな小渓流でねえ。がんばって生き抜いてきたんですねえ・・・。「よくここまで生き延びてきたもんだなあ。ありがとな。」礼を言って元のポイントに戻しました。ちょうど40センチあって川の主というツラ構えと風格でした。
 釣れてうれしい反面、そっとしておかなければならない存在を暴いてしまったようで気が引ける感もします。こんな小渓流でも命のリレーが続いてきたお陰で、こうして釣りが成立することを考えれば、私たちはこういう渓を大切にしおろそかにしてはならないでしょう。釣れた魚の数や大きさをよく話のネタにしますが、本当は、その釣りの喜びや楽しさを分かち合うため、魚を含めた釣り場環境にもっと神経を使わなくてはならないと帰る道すがら考えさせられたのでした。




7月12日 午後、時間が空いたので2回とも歩きでパスした区間の魚影を調べてみました。森の中を歩くので30〜40分かかりました。
 見覚えのある途中の地点からスタートすることに。
 結論から云えば、そこそこには出てきますが、そんなには魚影は濃くないというのが結論です。イワナのサイズもそんなには大きくないようです。写真のイワナが大きい部類で23〜25センチ止まりです。
 なんだかみんなの期待や楽しみを損ねてしまうような情報でスマンです。結構丁寧に竿を出したのでまず順当な線だとは思います。
 出口の下手に堰堤があって、入渓時と上がる時2回竿を出しましたが、全く反応がありませんでした。でも、正面の壁下がえぐれているので暗くなったらでてくるかもしれません。
 残るはこの出口より上手の流れ。たぶん同じような感じか、もっと魚影が薄いかのどっちかでしょう。




7月10日 午後2時頃からK師匠とスプリングクリークへ。谷に下りてから少し下ってみたら、何と高い滝があったのです。ですから、本来の入り口からこの谷を遡行すれば、必ずこの高い滝に出くわす訳です。そうなると、ここから入渓していたことは何とラッキーだったことか。まあ、昼間はこの谷を釣り滝に来たら引っ返してイブニングは大物ポイントを楽しむというパターンもありますが。

 入渓地点からしばらくは、反応がかんばしくなく、釣れても20センチ前後でしたが、後半から反応が良くなり25センチ前後の型があがるようになりました。前回の方が数が出たかな。水量は以前より少し増えたかなという程度で遡行しやすさは変わりありませんでした。
今回で2回の釣行ですが、先回も今回も5時半を過ぎたあたりから、竿は出さず出口に急ぎました。そうしたら、出口の下手はいいポイントが結構あるんですわ。2回ともパスしちゃいましたが、よだれの出そうなおいしいポイントが連なっていました。したがって、次回は昼前から入って全ポイントを総ナメにした方がいいな、ということになりました。




7月9日 午後4時頃、CW川のヤマメが気になって行ってみたけど、ものすごい山颪で竿を出せず、帰宅途中O川に入ってみることにしました。保育園の所の橋から上の橋をくぐって、堰堤の上の流れの低い堰堤まで上がりました。
 水量はちょうど釣りにはよい感じでしたが、最後の低い堰堤までは全くのノーライズでした。その低い堰堤の落ち込みの脇で初めてのライズ。
 この写真のヤマメが初めで最後の1匹でした。100発100中ならぬ1発1中でした。セットアップ率100%。ちょっとさみしいけどうれしい良型ヤマメでした。
25センチくらいかな?
 ライズもなく特定できる流下物もみあたらない時、使うフライはアダムスと決めています。今回は#12のパラシュートでした。

 うれしいメールが返ってきました。佐藤成史さんからのものです。鳥取から富山に行き、一旦家に帰ってからすぐ東北、北海道に1ケ月の長期ロードだったということです。先日釣り上げた「川鯖」のことを知らせていたのでその返事が今届いたという訳です。「川鯖」についてはこんなコメントが記されてましたので紹介します。

「こうした個体が発生するのは、自然の営みというよりも、人間の干渉が作り出した自然界の歪みのようなものです。無差別放流、あるいは資源量の激減によって雌雄の巡り合わせが疎外された結果と見るほうが自然でしょう。毎年数件の報告をいただきますが、釣られやすく、生殖能力もないので、あっという間に消えてしまう「徒花」のような存在です。」

 こういう一因を作ってしまったのも釣り人に間違いありません。ドキッとさせられたコメントでした。
 北海道釣りは絶好調だったということで、見事なブラウンの写真も送られてきました。11月には大阪で写真展を開くとのこと。今後とも活躍を期待したいです。




7月6日 急速に親交が深まったさくら君とスプリングクリークへ。少しはラインをだせれる川がいいかな、という判断で決定。
 ブイブイ飛ばして来たようだ。こちらへの到着予想時刻を遙かにクリアーしている。
 川は流れもきれいで申し分ない。歩きながらめぼしいポイントをたたくが芳しくないので、もう少し上流部に入る。魚影は確かに濃くなってきた。
 さくら君のおぞましいパラシュートタイプが流れに飲まれて沈んだ時、イワナがパクリ。アホなやつだ、もう少しフライを選べよなあ・・・。

 その後は帰宅時刻も迫り、さくら君に落ち着きがなくなり全て外しました。でもこの人、しわいよ〜。すぐに超されそうないやな予感がする。

 車に戻ったら、何とあっしの師匠が、「いざ、入渓。」だって。
 さくら君にサヨナラしてすぐさま師匠のお供を。今度は下手の流れを攻めた。魚影がうすいなあ・・・。

 夕方6時頃、車に戻ったら置き手紙が・・・。今度はCW川へ・・・。
「アイム ベリー ビジィ。ああ、忙し!!」
 CWに付いたらOさんがライズ待ちをしている。ライズは遠くて近づいて来ない様子。再び、二人でスプリングクリークへとって返すことに。
「アイム ベリー ビジィ。」
 また、戻ってきてしまった。でも、今度は右の流れに入ってみた。砂で埋まってました。終点はこんなシーンで驚きました。これ、わかりますか?




7月5日 やっとインターネットが回復し記事を送ることができるようになった。やれやれ、機械は面倒だ。 
 7月5日は初心者のサーファー君とイブニング狙いでK1へ。
 待ち合わせ時刻まで間があって、もう少し上流部の流れで遊ぶ。
 塩焼きサイズだが、きれいなアマゴとイワナが出た。

 二人で中流部の堰堤へ。堰堤下の流れでライズ。サーファー君が執拗に流すも合わない。いや、合わせられないか・・・。
 終盤はキャスティングスクールになってバックキャストとフォワードキャストのタイミング取りの練習をして解散。がんばれよ、サーファー君。




7月1日 7月に入って待望の雨だ。1日は「川の主釣りさん」と某渓に行ったが、小イワナが相手をしてくれた。ところで、この渓は何時来ても何かしら大物の気配がする、そんな雰囲気の渓である。

 大物の気配が濃厚な渓はK1川も同様である。いつものお気に入りポイントに向かった。初めのポイントでライズ。ウエットがいいかなというライズシーン。ウエットの逆引きで不思議な模様のヤマメを釣っちゃったよ。誰か学術的に詳しい人、教えてください。ウエットはスプリングメイです。
 次のポイントでは、ライズが散発的にあるものの、ヤマメ1匹をフッキングさせただけ。

 増水はしていたものの、濁りはさほどひどくなく十分に釣りができる。今夜雨が降らなければ、または断続的な小雨程度なら明日のイブニングも楽しめるだろう。


これは俗に言う川鯖(ヤマメとイワナのF1)ですね by 鱒釣り師