TOPICS 最近の話題から 
 

    
  リウマチ膠原病疾患に関わる話題から、医療全般の話題から、事件まで新聞・雑誌記事からピックアップします。

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2007年
#;関節リウマチ治療薬「エンブレル」投与で79人死亡 12/06
#;混合診療、全面解禁を提言へ=12月答申、規制改革会議11/15

#;患者にとって何が有益か/混合診療 11/13
#;混合診療も保険適用「全額自己負担、根拠なし11/08
#;時間外の診療報酬手厚く=開業医、初・再診料は下げ−厚労省11/02
#;入院先と地域医療連携、診療報酬手厚く 後期高齢者 厚労省方針 10/15
#;診療科名を大幅拡大、厚労省が規制緩和09/21
#;安倍首相の病室、差額ベッド代だけで“1日8万4000円” 09/17
#; 県立病院前副院長逮捕=開業医から商品券百数十万円−患者紹介など便宜・広島県警 09/17
#;養病床の病院を、23万病床廃止 08/11
#;横暴患者に大学病院苦悩、昨年は暴力430件暴言990件 08/19
#;診療科名に「総合科」 厚労省が新設案示す 05/22
#;ジェネリック医薬品優先使用、厚労省が処方せん様式変更へ 04/22
#;「アメーバ赤痢」の感染者急増、7割が国内で感染 05/13
#;当直として単独勤務、研修医9人が違法バイト…兵庫医大 04/15
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リハビリ日数制限緩和へ…厚労省方針03/13
#;リハビリ日数制限から1年 治療求めさまよう患者02/26
 身体機能を回復させるリハビリテーション医療の現場が大きく揺らいでいる。医 療制度改革の一環として、厚生労働省が昨年4月、保険診療で受けられるリハビ リに日数制限を導入した。ところが、日数制限後、リハビリ継続が必要な患者の 受け皿となる訪問リハビリや病院外施設の整備、専門職の育成が進んでいない。
 このため、「リハビリ難民」とも呼ばれる患者が生まれ、治療打ち切りに対する不安や悲痛な叫びが広がっている。
 脳梗塞(こうそく)で右半身がまひする仙台市の男性(62)は憤る。「リハビ リは生きる上での頼みの綱。なぜ打ち切られなければならないのか。個人の力で は何もできないのに」
 男性は、地域の中核病院からリハビリ中止を告げられ、1月末に治療を打ち切ら れた。病院は「介護保険の方で何とかして」と言ったきり、特別なアフターケア もなかったという。
 偶然、知人を通じてケアマネジャーを紹介され、介護保険で利用できる短時間型の通所リハビリを受けるようになった。右脚に体重をかけられるようになり、歩 行訓練に励む。「ここに来られなかったら、体は全然動かなかったと思う。命拾 いした」と男性は繰り返した。
 全国保険医団体連合会が昨年9―11月実施した調査では、全国でリハビリを打 ち切られた患者は、推計で4万5000人に上る。「状態の改善度合いは個人差 がある。一律に区切るのは間違いだ」と制度改正を訴える。
2月26日7時1分配信 河北新報