しっかり食べて栄養補給、元気が出るレシピ
災害の期間が長いと栄養のバランスが大きな問題となります。それでなくとも現代人は野菜不足が指摘され「現代型の栄養失調」が深刻化している現状です。これは、ビタミン、ミネラル、食物繊維の不足によって発生してます。
普段から比較的に日持ちのするいも類、人参、玉ねぎ、大根などを常備し、意識して摂ることが重要です。
ここでは省エネを踏まえて、ポリ袋調理と野菜の触感を味わうために包丁を使ってのレシピです。
衛生環境が悪化する災害時に気をつけたいのが食中毒です。そのためには、使い捨て手袋を使いなるべく食材に触らない。作った物は、直ぐに食べる。食べ残しは、思い切って廃棄することが重要です。 |
|||||||||
|
|||||||||
●史用食材:缶詰・レトルト食品・乾物・野菜
●使用調味料:ウスターソース・チューブ入り調味料・粉チーズ
●史用器具:カセットコンロ・鍋・ポリ袋・ピラー・包丁・まな板・菜箸・フライパン・クッキングシート |
|||||||||
野菜不足による諸症状
●ビタミン類不足:肌荒れ・疲労・倦怠感・口内炎など
●食物繊維不足:便秘・下痢・肥満・糖尿病・動脈硬化など
●鉄分不足:貧血・生理不順・頭痛・めまい・立ちくらみなど
●カルシウム不足:骨粗しょう症・足がつる・高血圧・いらいらなど |
|||||||||
ポリ袋調理の注意点
●高密度ポリエチレン製のポリ袋を使わないと熱で袋が溶けることがある。●食材は厚さが均等になるように平らにする。●調味料は最小限にして食べるときに調整する。●加熱すると袋が膨張するので空気を十分に抜いて袋の口をしっかり結ぶ。●アルコール類を入れると揮発して破裂することが有る。●ポリ袋を鍋に入れてから点火する。●なべ底に皿を敷いて鍋底にポリ袋が着かないようにする。●ポリ袋がはみ出さないようにふたをする。 |