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Weekly AGI

2006年1月〜3月

(06/03/06)

 

お知らせ

突然ですが、このサイトをブログ化することにしました。突然・・・といっても、これまでも友人知人の皆様から「あのワイン、いつ載せたっけ?」「あの記事、どこにある?」とのお問合せをこれまでも何度もいただき、私自身も「さて・・・どこだったかな」(^-^;; ということが多く、把握しきれていないことから、いつかはやらねば・・・と思っていました。

また、昨年から仕事上、お客様からもブログに関する質問が増えるばかりで、ついに踏み切った次第です。

このような理由で、今後ご不便をおかけすることなく、なおかつ運用を円滑にするため、ブログ化することにしました。コンテンツも今までのものとあまり変わらず、引き続きまったりと書き綴っていきたいと思います。

ブログのURLはこちらです。
お気に入りに追加していただければ幸いです。

http://agi-site.seesaa.net/

このサイトも、いつかまた復活する可能性もあるので、このままアーカイブとして残します。これからも、2つのAGI Siteをどうぞよろしくお願いします。

 

 

(06/02/27)

 

春メニュー2種

ぼちぼち自宅近くの梅も咲き始めたので、先日、事務所サイトのトップページの写真撮影に散歩に出かけました。まさに「梅に鶯(うぐいす)」のごとく、かわいい鶯が梅の枝で戯れていて、ファインダーを覗くひとときも惜しいほど、綺麗な光景でした(なので鶯の写真はありません(^-^;;)。

ここ3年、3月のトップページは梅が飾りましたが、毎年同じ木でも咲く花はまったく違います。「今年も逢えたね」と思わず声をかけたくなりました。

さて、この時期の我が家の早春らしいメニューの定番といえば、「グリーンピースご飯」です。といっても、普通の白米に塩をひとつまみ入れて、グリーンピースと一緒に炊くだけなんですが。(^-^;; ふだん玄米の私も、このときばかりは白米をいただきます。

先日買ったル・クルーゼの小鍋で炊きました。ふっくらツヤツヤのご飯に、お豆のグリーンが鮮やか!残ったご飯は、塩むすびにしておくと便利です♪

もう一品は「春うどん」。これは私が命名しただけなんだけど。(^-^;; 写真のとおり、梅の香りを楽しめる、あっさりおうどんです。

薄味の関西風のおつゆに、菜の花かカブの葉をサッとゆでたものと南高梅(または大き目のふっくらした甘塩の梅干)、新鮮玉子、揚げ玉がトッピング。梅の香りを楽しみたいので、刻みネギなど香りの強い具は入れません。

梅干の塩分もあるので、おつゆの塩は加減してくださいね。

 

アフリカ三昧

某日、ヨーロッパから帰国した知人から、大変結構なワインをいただきました。いずれも南アフリカのワインで、同じ作り手のシャルドネとメルロです。

シャルドネは「これ、モンラッシェ???!!」と思わず叫んでしまうほどの衝撃のコクと香りに圧倒されました。少し冷えた状態から徐々に温度が上がってくると、高貴な香りがグラス一杯に立ち込めて、香りにクラクラしそうなほどでした。

そしてメルロはどこの国のメルロとも違うけど、明らかにメルロを主張している力強さを感じます。

このワインが生産されているステレンボッシュ地区はケープタウンから車で約50分ほどのところで、南アでもシラーズの名産地です。南アのメルロは初めてでしたが、クオリティの高さに脱帽です。

一緒に飲んでいた仲良しのKちゃんも「これはウマい!」と絶賛!現在アフリカで仕事をしているMちゃん、もしこの日記を見ていたら、現地でこのワイン探して飲んでみてね!

ワインに合わせていただいたCASTELLOのチーズはデンマーク産。実はこれもワイン仲間のCちゃんからのいただきもので、珍しい黒かびのチーズ。写真のようにほどよくかびが回ってる(?)状態で、食べごろでした。

思ったよりも塩がきつくなくて、とても滑らかでした。ツンとする匂いもなく、逆にマイルドな風味で、この種のチーズが苦手な人にもとっつきやすいかもしれません。

クラッカーとチーズをつまみに、チーズもワインもどんどん減る減る(笑)。大変贅沢な一品を、ありがとうございました。m(__)m

アフリカの話題が出たところで、もうひとつ。先日、DVDショップで長いこと値段が下がるのを待っていた映画「愛と悲しみの果て」(メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード主演)を980円でついにゲット! シドニー・ポラック監督の1985年の作品です。

これはデンマーク出身の作家、アイザック・ディネーセン(女性)の『アフリカの日々』が原作の実話です。この本は、人生で悩んだときや決心がつかないときは必ず手にする本です。初めて手に取ったのが20代前半。それから20年経った今も、私を励ましてくれる大切な1冊です。

ストーリーは、20世紀初頭、結婚をして夢を持ってアフリカの地に渡るも、夫に裏切られ、事業に失敗しながらも、大自然ととそこに生きる人とともに強く成長する資産家の女性の人生と、自然の厳しさと美しさ、人種差別などを織り交ぜながら描かれています。

すべてを失っても、自分の人生に後悔をしない、今を受け入れる毅然とした主人公の姿勢に毎回感動します。

このDVDには特典映像として50分ほどのメイキングやメリル・ストリープのインタビューなどが収められていて、こちらも見ごたえがありました。

 

---本日のクリック---

愛と悲しみの果て
ストーリーはあまり覚えていなくても、ロバート・レッドフォードが、屋外でメリル・ストリープをシャンプーしてあげるシーンは記憶に残っている方が多いのでは?(*^-^*) この映画を観て、アウトドアが好きになってしまった私です。大自然の中、焚き火のそばで飲むワイン、ロマンチック〜♪

そして主人公カレンに最後まで仕えるバトラーの存在が、この映画では重要な役割をしめているように感じます。何があっても変わらない忠誠心には頭が下がりました。m(__)m

アフリカの日々
映画に比べると、小説のほうが淡々と進みます。地元民族とのふれあいや文化的なことは、さすがに原作のほうが緻密で示唆に富んでいます。今でこそ「女性起業家」はもてはやされていますが、当時のアフリカはまだ封建的で女性には差別的。その中で経験のない仕事を身体で覚え、突き進んでゆく姿は、今を生きる女性の共感も呼ぶんじゃないかな。


 

(06/02/21)

 

春の訪れ

この1週間、3月並みの暖かい日もあれば、みぞれ混じりの日もあったりと、季節の変わり目のお天気が続きました。先週の日曜日、友人のYTさんが仕事の帰りに家にご飯を食べに来てくれました・・・というよりも、行こうと思っていたレストランが、バレンタインデー前の休日ということもあって満席・・・。

レストランには到底及びませんが、自宅でご飯ということに相成りました。食事に見合わないほどのお土産をたくさんいただきました。写真はそのひとつの春らしいアレンジメント。この日は凍えそうなほど寒い夜でしたが、テーブルの周りだけ、一足早い春がやってきたようでした。

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さて、この日のメニュー・・・

  • とれたて新鮮ホタテのお造り
  • ツマのサラダ
  • 菜の花のほんのりからし和え
  • モヤシとヒジキの健康サラダ
  • ムール貝たっぷりブイヤベース
  • グリーンピースご飯

ワインはキリリと冷えたシャブリをご用意しました。(^-^)
わが家のブイヤベースのレシピはこちらです。
本格的なブイヤベースのレシピは、「本日のクリック」から、フレンチレストラン カザマのブログをご参考にしてくださいね♪


体内時計

昨日未明・・・午前2時にいきなり目がさめました・・・。キャーーーー! トイレ行きたい!・・・で、事なきを得、再びうとうとしたその時・・・キャーーー!午前3時・・・で、事なきを・・・の繰り返しで朝6時まで、きっかり定時に目がさめて・・・、の繰り返しでいつもの起床時間にはゲッソリ・・・。さすがに「コレはヤバいかも」と思いますよ。

だけど前日は新鮮な鱈ちり鍋に野菜もたっぷり入れたヘルシーメニューで「あたる」わけないし・・・。当日の午後から関節痛と微熱が出たことから、風邪と断定。でも今回はいつものように「熱があっても食欲あり」状態とは違い、まる1日断食となりました。もちろんワインも飲めませんよ。こりゃ、えらいこっちゃ。(^-^;;

その日の夜は風邪薬と解熱剤とビタミンと水分のトリプル攻撃で、翌朝6時には復活、午前中には外出もして用事も済ませ、ほぼ100%復活です♪ 少ないながら、ワインもグラスに2杯ほど飲めるようになり・・・ってこれって一般的に普通の量か?(笑)

しかしまぁ、私が驚いたのは、立ち直りの早さもさることながら、なぜ定時にぴったり目がさめたのかということですね。○時59分とか、○時2分とかではなく、定時なんです!!

このくらいピッタリ、数字が合えば確定申告もラクラク・・・はぁぁぁ・・・。m(__)m

心優しい知人のKちゃんは、熱でヘタっている私に「何か嫌なことでもあったの?」とストレス熱を気にかけてくれました。あるといえばただひとつ、確定申告、これだけですっ(爆)。

ちょいと中断しましたが、あとはやるだけの力仕事なので大丈夫です。日記を読んで進捗状況を心配してくれている皆様、あと少しで終わりますので(たぶん)、引き続きオリンピック並みの応援をよろしく。m(__)m

 

---本日のクリック---

フレンチレストラン カザマのおいしい日記(ブイヤベース)
ここまで手の内を見せちゃっていいの!? ってくらい、丁寧なレシピと綺麗なお写真でメニューを紹介しています。食前に見るとキケンなほど、おいしそうなブログです。(^-^)

ルクルーゼ ココットロンド マットブラック18cm ※送料無料【日本未発売モデル】 ルクルーゼ ココットロンド マットブラック18cm ※送料無料【日本未発売モデル】
私の鍋バカは留まるところを知らず・・・はいはい、ついこの間もでっかい黒い土鍋を買いましたよ。そして今度はこれですかい。(^-^;; だってずっとほしかったんだもーん。しかも買ったときは40%オフだったもーん。この黒いロンドはご飯は2合程度、2人分ぐらいの煮物をちょこっと作るのにちょうど良い大きさ♪ 絶対ゲットのお勧め品でございます。ヽ(^。^)ノ(もう1個ほしいくらいだも〜ん)

 

 

(06/02/09)

 

雪の回廊

たまにはブログ風にタイトルなんか付けてみたりして。
某日、3日間ほど青森県弘前市の実家に帰省しました。今年は記録的な大雪とは聞いていましたが、あまりのすごさにビックリ。その大雪を皆さんにお見せしようと思ったところ、あろうことか、カメラを忘れて出かけてしまいました。(^-^;; ごめん。m(__)m

八甲田のほうでは道の両脇に雪がそびえ、壁のようになっているところを道路の部分だけを除雪して通れるようにしています。そこを「雪の回廊 」と呼ぶのですが、今回はわざわざ見にいくまでもなく、わが家の目の前の道路がまさにその状態でした。

昨年も雪が多く、屋根の雪下ろしは1度しましたが、今年はすでに昨年末から数えて3回目をやりました。非常に危険な作業なので(昨年は熟練している作業員がうちの屋根から落ちて骨折しました)、今年も私はやらず、知人にたのみました。

せめて家の前の雪かきでもと、やったはいいけど慣れない作業で疲れるし、母には「へっぴり腰!」とののしられ(笑)、北国っ子のメンツ丸つぶれですわぁ(涙)。

お蔭様で、母は風邪も引かずに元気にしていますが、やはり帰省するたびにどんどん年をとっていくのが目に見えて、何だか淋しいやら切ないやらで。向こうも私を見て同じ気持ちかもしれないけどさ(笑)。

先月、父が亡くなったこともあって、この先の人生について、いろいろ考えさせられました。母は何でもかんでもひとりで決めて突き進み、逆境にもめげずに道を切り開き、金はなくとも精神力とアイデアで人生を生きてきた人です。そういえば何か「相談」されたことって、あまり記憶にありません。「こうすることに決めたから」という「報告」のみ(爆)。

私はそんな母の思い切りの良さをほんの少しと、優柔不断な父のキャラクターをだいぶ受け継いだと思うのですが、今回の帰省はそれをしみじみ感じたわけですよ。

スローライフ

私の究極の目標は、85歳まで人にあまり迷惑をかけずに元気に生きて、「あの人は人生を生ききった」と人に言われ、爪と髪だけを跡に残して、すっきりあの世に行くことです。そのイメージは非常に強く、ほぼ実現するんじゃないかと思うくらい、鮮明です(とかなんとか言って、豆腐の角に頭をぶつけて死んじゃうかもしれないけど(笑))。

問題はそこに至るまでの40数年をどう生きるかっていうことなんですね。(^-^;;
自分が何をいちばんやりたいかがわかれば、あとはおのずとついてくると思います。今までもそうだったように、小さな気づきから大きな決断に結びついたときは、自分でも心からそれに従うことができて、前に進んできました。きっと今回もそうなのでしょう。

自分の心がささやいた言葉が「スローライフ」でした。「シンプル&スローライフ」。この2つのテーマを、もう少し自分の中心と語ってみようかな。

・・・その前に、目の前の確定申告、コレをなんとかせにゃあかん。

この伝票の山・・・あああ・・・結局自分でやらなきゃ終わらないのね。

スローライフは、それからだな。(^-^;;

 

---本日のクリック---

家庭用星空投影機「ホームスター(HOMESTAR)」 2006春季限定版「春星」
1月18日の日記でちょっと触れた家庭用プラネタリウムの2006年春季限定版。春の星空を自宅で眺めながら、シャンパンなんて、いいかもね〜♪

 

 

(06/01/28)

 

日曜日、バリバリバリッという音で目がさめました。先週の土曜日は東京でもまとまった量の雪が降って、それが夜中のうちに融けて、明け方の冷え込みで路面が凍った上を、車が通った音だったようです。1週間経った今日でも、まだ氷が路面に残っています。

写真は近所の子が庭で作った雪だるま。外は冷え込んでいましたが、楽しそうな笑い声に、心はあったまりました。鼻のオレンジの部分はみかんの皮でした(笑)。

今週は近年まれにみるほど疲れた1週間でした。 仕事量も多かったのですが、予定以上にこなしても、あまりに疲れてしまい、達成感を感じられないほどでして・・・。こういうのはいかん、ということで、ジムにトレーニングに行っても、クロストレーニングマシンの最中に寝そうになったり、果てはシャワーブースで立ったままほんとに寝てしまいそうになって、こりゃヤバい。(^-^;;

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基本的に「アサーティブ」を心がけている私は、最近は仕事で激昂したり激怒で声を荒げることはまったくなかったのですが、先日、長年いっしょに仕事をしている人とドンパチやってしまいました。よく、怒られるより怒るほうが消耗すると言いますが、まさにそのとおりですね。非常に後味が悪いものです。

私は鉄の胃とダイヤモンドの肝臓を持っているといわれていますが(苦笑)、怒りまくった翌日は疲れと胃酸過多で、3食お粥です。でも作ったお粥がおいしくて、朝からがっつり食べちゃいましたよ(爆)。朝のお粥に気をよくして、夜は好物のうなぎのお粥を作りました。 うなぎとゴボウのお粥のレシピはこちらです。

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関東でも大雪の日、父が亡くなりました。昨年からがんを患っていて、年内はもたないだろうと言われていたのに、よくがんばりました。父とは30年も離れて暮らしたので、ほとんど他人同然です。

思うに、学生時代の友人でも、同じ体験や思い出を共有しているから、「10年会わなくても、すぐに仲良し」というのがありえるのでしょうけれど、楽しいどころか、ちいさな思い出さえもないと、親子といえども「こんなもの」かな、という感じです。

でも、私が今こうして生きてみなさんとお知り合いになれたのも、生まれてこれたからこそです。この点は、両親に感謝の気持ちが絶えません。今はただただ、父の冥福を祈るばかりです。

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仕事の帰りに久々にHさんとアジアンキッチンにて夕食をご一緒しました。冷え込んでいたこの日、新宿超高層ビルのレストランからの夜景は、それはそれは美しく、Hさんわく「携帯のカメラじゃうまく写んないですからね〜」というので、任せといてと言わんばかりに、仕事用に持ち合わせていたデジカメをかばんから出しました!

ところが、ウィ〜・・・ン・・・。と自動的にレンズが閉まってしまいます。あ・・・バッテリー切れか・・・。m(__)m 夜景とおいしいお料理の数々は、私たちの心とお腹にしっかりとおさまりましたとさ(笑)。特にトムヤンクンがメチャおいしかったです。

 

---本日のクリック---

アジアンキッチン 新宿NSビル店
窓際からの夜景を見るなら、ぜひ予約して特等席を確保するのをオススメします。新宿だけでも4店舗あります。店舗一覧はこちら。

 

 

(06/01/18)

 

お向かいさんから苺をいただきました。m(__)m

ご覧のとおり粒揃いで、つやつやの大きな苺たち。山梨まで苺狩りに出かけたお土産です。

春らしさのおすそ分け、とってもおいしかったです♪ 苺といえば、アレでしょ、アレ。(*^-^*)

でもこの苺、グラスの縁に飾って飲むことができないくらい、大粒! 直径がシャンパングラスの口と同じくらいなんだもん。

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前回の日記の古奈屋を見てさっそくお店に行ったAさん(from 名古屋)からメールをいただきました。ありがとうございました。興味深いレポートだったので、ちょいとご紹介させていただきます。

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三越ラシックの古奈屋は、

特長(1)えびは2尾!(名古屋城のシャチのイメージとか)
特長(2)えびの天ぷらは、別のお皿にもってきて、塩がついている。

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これですよ、これ。私は大のエビ好き。しかも海老天は塩でしょ、塩!! あああ、コレ食べたい! レポートを読んで悶えました・・・。m(__)m

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某日、ちょいと時間が空いて今日は休みにしよう!と思い立ち、まず私がすることといえば、長々とお風呂に入り、スパークリングかシャンパンを飲み、ランチにパスタを食べ、DVDで好きな映画を2本ぐらい観る・・・が定番なんですが、「風呂と酒ばかりじゃいかん」という心の叫びを聞き、この日はアカデミックな1日にすることにしました。ま、お風呂は夜スパークリング飲みながら入ればいっか。(^-^;;

この日向かった先は川崎市青少年科学館。今回はここのプラネタリウムに行くのが目的でした。私にとって、たぶん小学校以来であろうこのプラネタリウム、実は昨年の愛知万博の「手塚治虫のCOSMO ZONE THEATER」でも大盛況を博しました。

プラネタリウムといっても、これは「メガスターII」という、世界最多410万個の恒星を映し出す、前代未聞のもの。テレビの特集で見た時は、「へ〜、室内でこんなに星空が見える時代になったのか」程度だったし、そんなすごい機械のプラネタリウムなんて、めったに見れないでしょ・・・ってまるで他人事でした。

ところがとあるきっかけで、それがホームグラウンドからさほど遠くないところで見られるというので、ビックリと同時に「本当〜?」って超疑惑な感じ(笑)。

川崎市青少年科学館の敷地には古びた大きな噴水があったり、機関車が展示され、いろんな年代の方がピクニックや写生を楽しんでいて、のどかな雰囲気です。ほんとにここで、すごいプラネタリウム見れるの〜〜〜? ますます疑惑高まる。

ところが入場15分前には入口に長蛇の列!(自由席なので) 早めにチケットを買っといてよかったなぁ。入口では本格的な双眼鏡を貸し出してくれます(無料)。定員制ですが、満員のために最後の方には双眼鏡が貸し出しできないほどの大盛況。

上映前に丁寧な使用方法の説明を受け、気分はすっかり星空の下。微妙な角度にリクライニングする椅子にもたれて、星を目で追います。

そしてメガスターならではの威力を発揮する天の川や「すばる」の肉眼では見えない星の数々を双眼鏡で見たときの感動! 降るような星に、室内であることを忘れて涙がホロリ。自分が星の中に溶け込んでいくような感覚がありました。

私の大好きなタゴールの一句が頭をよぎります。

草の葉の生と死は
星々の間を巡るさらに大いなる周期の一部

         ---------ラビンドラナルト・タゴール

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この星を映し出すメガスターIIの作者 大平貴之さんは川崎市のご出身なのだそうです。それで世界に数台しかないプラネタリウムがここで見れるということなのかな。ありがたいことです。

それにしてもこの大平さん、星への夢を託し、若干30歳そこそこで世界一のプラネタリウムを作ったという情熱にも感動しました。こんな夢をご家庭でも・・・ということで、家庭用プラネタリウム「HOMESTAR」も発売されて、30代男性を中心に、すごい売れ行きなんだとか。

プラネタリウムで当日の夜から翌日の朝まで星空を見る・・・という設定ですが、外に出るとまだ夕暮れ前。タイムスリップしたような不思議な感じを味わいつつ、ゆっくりと家路に着きました。

あ、もちろん家に帰ってから長々とお風呂に入り、スパークリング飲みましたよ。だって休みだもん♪(風呂と酒に関しては根性あるな・・・私(笑))

 

---本日のクリック---

川崎市青少年科学館
駅からはブラブラ歩いて15分ほど。敷地内に古民家の集落の展示や、隣接して生田緑地もあり、自然と歴史、科学を1日中楽しめます。プラネタリウムは平日と休日でスケジュールが変わるので確認してから出かけましょう。

メガスターホームページ
制作者の大平貴之さんのオフィシャルサイト。制作の過程やメガスターについて学べます。

 

 

(06/01/16)

 

早いもので、前回の日記から2週間。暮から急ピッチで進めていた仕事が、本日無事に仮納品。あとは微調整とプログラム部分の最終チェックでまもなく終了です。

4月スタートにむけて、これまた身に余るほどのプロジェクト参加も決定し、桜が咲く頃までには完成させる仕事も始まりました。すでに気分は花見です(笑)。

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ま、そんなこんなで相変わらず忙しい日々を過ごしていますが、年末からのがんばりにご褒美ということで、丸1日デスクから完全に離れました。この日は愛機のノートブックもお留守番。

行った先は横浜中華街です。あまり人ごみは好きじゃないんだけど、たま〜にあの独特の喧騒と活気に触れるのも良いかな〜ということで。

中華料理そのものよりも、どちらかというと点心が好きなんです。蒸籠の蓋をとったときの、あの幸せな湯気がなんともたまりません。今回は知人を連れて行くこともあり、王道の聘珍樓(へいちんろう)にお連れしました。飲茶フロアは、こじんまりとしていて落ち着きがある明るい部屋に、4人がけのテーブルが8つほどあります。

あれもこれもおいしかったのですが、私が楽しみにしていたのは腸粉です♪ 中華風クレープっていう感じのものですが、きしめんのような皮の中に干しエビやチャーシューの具を入れて包んで蒸したものです。

これ、香港の街角で紙コップにぶつ切りを入れて売っていて、出勤前のOLさんたちが店頭においてあるピリ辛のチリソースや香酢を好みでかけてパクパク食べているのを見て、すっごいおいしそうだったので真似っこして食べたのが最初でした。以来すっかりハマってしまい、滞在中、毎朝食べていました(笑)。今回は干しエビの腸粉を食べましたが、とてもおいしかったです♪

はい、例によってまた写真はありません。(^-^;; 今度から食べる前に、皿の上にデジカメを出しておきます。はい。m(__)m

せめてブタ饅でもテイクアウトして写真を・・・と思ったものの、この日はこの冬1番のもの凄い冷え込みで、外で買い食いするなんてもってのほか、山下公園や横浜湾クルーズなんて冗談じゃないくらい寒かったんだから。ってことで、風邪っぽいのもあり、予約していたホテルに駆け込んで薬を飲んでしばらく休みました。

それにしてもあんなに飲茶を食べたのに、自然の摂理でお腹が空くのは不思議ですねぇ(笑)。夜になって寒気もおさまってきたので、ランドマーク内にあるカレーうどんの老舗「古奈屋」へ行きました。

たかだかエビ天入りカレーうどんに1400円も出すのか〜と、いっしゅん躊躇してしまいますが、大きめのエビの天麩羅が乗ったクリーミィなカレーのスープは完食してしまうほどのおいしさ。そして中太のうどんがシコシコしていて、クセになりそうです。

写真のとおり、具はエビ天以外はさやえんどうが申し訳程度に入っているぐらい。でもスープには22種類もの厳選素材を入れて煮込んでいるらしいよ。カレー好きのあなたに、ぜひオススメします!

そうそう、ホテルは超格安プランを見つけて泊まったんですが、どういうわけか1泊10万円もするスイートルームにアップグレードしてもらえて、すんごいラッキーでした! いや〜、棚からボタ餅というか、ィ年玉というか、ありがたいことですねぇ。

泊まったフロアは65階。コスモクロックも見下ろすほどの高階層に、ご一緒したKちゃんいわく「すご〜い景色だね! これで地震さえ起こらなければ・・・・・・・・・・・・・」(^-^;;

はい、そうなんです。私が高階層のホテルに泊まるときは地震に遭うことが多く、このひとことには私もヒヤリ。幸いこの日は何事もありませんでしたが。(^-^;;

寒い日だったので、夜景もことのほか美しく、ずっと遠くまで見渡せて、夜には東京ディズニーランドの花火も見えました。横浜の夜を遊びつくすことはできなかったものの、逆に風邪気味だったことで、ずっと部屋から夜景を見てワインをチビチビ飲んで、仕事から離れて気が抜けた、ちょうど良い休暇になりました。

この日飲んだワインは、ロバート・モンダヴィのハングタイムのピノ・ノワールです。大好きなカリフォルニアワインなんですが、エノテカで輸入をやめてしまってから市場からすっかり姿を消してしまいました。Kちゃんがセラーで大事に保管していた1本を譲り受け、おいしくいただきました。ごちそうさま。m(__)m

翌日は晴れて暖かくなったので、元町までぶらぶら散策へ。そこでランチに食べたトンカツがこれまたうまくて、Kちゃんも絶賛! 浪漫館横浜元町本店はカツサンドが有名なお店ですが、もちろんトンカツ定食もびっくりするほどの量のキャベツとともに大満足!

あーもー、何だか食べっぱなし(笑)。店舗の詳細は下記をご参考に。

 

---本日のクリック---

横浜中華街オフィシャルサイト
わざわざ地図やガイドブックを見なくても、有名店には人が並んでいるからわかる・・・という方も、ご参考までに。中華の本格レシピや中国茶のコンテンツもあり、楽しめます。

聘珍樓
ホテルのようなロビーがあるので、多少待たされても気が楽です。今度は広東料理を極めに行かねば。

古奈屋
確かに高い。でも他のカレーうどんとは一線を画したこの味、話の種に食べてみる価値はアリ。

浪漫館横浜元町本店
1階はデリとカフェで、2階がレストランになっています。といっても喫茶店風の気楽なお店。ランチタイムは行列必至。私が食べたヒレカツ&エビフライ定食 1050円でお得です。周りのサラリーマンは、こぞって名物のカツサンドを召し上がっておりました。

 

 

(06/01/02)

 


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みなさま、新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
今年もすべての人が、明るい未来へ大きな一歩を踏み出せますように。m(__)m

新年といっても、大晦日から次の日に変わっただけで、時間的にはまったく普通のことだけど、やはり気持ちの切り替えというか、心新たにする「きっかけ」になるのは良いことだなぁと感じます。

去年、今年とお正月はひとりで過ごしているので、いつもよりちょっぴり豪勢なお花を買って活けて、新年を迎えました。他には掃除用のスポンジなど、水周りのものを新しいものに変えたりするだけでも、ちょっとした気分転換になりますね。

上の写真のブーケは、暮に遊びに来てくれた友人が持って来てくれたもの。ガーベラやカーネイション、そしてオールドローズの微妙なピンクの色合いがとても素敵でした。ありがとう。m(__)m

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某日、ワイン好きの仲間+下戸1名(^-^;; が食事に集まってくれました。全員揃うのは1年ぶり以上かな? というわけで、久々に料理の腕もふるわせてもらいました。(^-^)v

メニューは以下のとおり。

ホタテ、タコとグレープフルーツのマリネ
海老のすり身春巻き
大和芋の海苔巻き揚げ
天然真鯛と海老の ハーブ焼き(写真)
牛肉のトマト煮込み フェットチーネと温野菜添え
焼きたてパン

すりおろした大和芋に舞茸を細かく刻んで、海苔ではさんで揚げただけの一品は、おいもがお餅のような食感で好評でした。すぐに作れる、お気に入りのつまみです。

牛肉は、すね肉を4時間ほど2日間かけて、トマトの水煮缶と赤ワイン1カップと玉ねぎの水分だけで煮込みます。1日煮て寝かせて、そして翌日また煮込むことで、お肉もほっくり柔らかく、スープもこっくり味が深まるんです♪

お料理の写真は参加者が撮ってくれていたようですが、私は作るのとワインを飲むのとで忙しく(笑)、自分で撮ったお料理の写真は上の一品だけ。m(__)m

さて、この日のワインたち。まずはスペインのカヴァで乾杯です。その後続くワインは以下のとおり。

クロ・フロリデーヌ ブラン - ACグラーヴ 2001

このグラーヴは以前にもいただいて、大変気に入っていたので再会できて、ほんとに嬉しい1本でした。グラーヴはボルドーの南側に広がる地域です。

軽さはまったく感じない、コクがしっかり味わえます。ちょっとスモーキーな香りがクセになりそうな正統派の白ワインの味がします。

ロバート・パーカーやヒュー・ジョンソンの評価もかなり高い1本です。

フラミンガム ピノ・ノワール 2003

これ、ニュージーランドの掘り出し物♪ ニュージーランドのピノといえば、クラウディ・ベイあたりが王道を行っていますが、コレも結構ポテンシャルが高いと思います。

最近増えてきたスクリューキャップなので、知らない人は「安っぽーい」と思われるのが超心外ですが、飲めばわかる! このピノはフランス人もブルゴーニュに匹敵すると絶賛したと聞けば、ちょっと気になる1本でしょ。リピーターも増加中・・・。

ボルゴーニョ・バローロ・クラッシコ・リゼルヴァ 1998

150年以上も前に設立された、バローロの老舗中の老舗。1867年にロシア皇帝が建国を祝ってイタリアを訪問した際の晩餐会に供せられたほど、高い名声を誇ります♪

折も折、牛肉の煮込みに合わせてくれたかのように、持って来てくれたバローロ!ワインがおいしすぎてお肉はそっちのけで飲んでいたのは、この私。(^-^;;

ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ 2002

ミュスカ・ア・プティ・グランという品種100% で作られているデザートワイン。飲めばきっと、「何これ〜!?」と驚きのおいしさですのよ。(^-^)

とにかく香りが力強く、芳醇な味わいたっぷり。果実や蜂蜜の香りがバランスよく感じられます。

叔母が作ってくれた、15年物のおいしい梅酒を飲んだときと、同じ感動がありました。

このほか、持ち寄っていただいたイチゴやおいしいケーキ・・・で昼から夜が更けるまで、食べ、飲み、語りつくした1日でした。参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。m(__)m

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大晦日から元旦にかけては、皆さんが置いていってくださったワインの残りを贅沢に味わいつつ、好きなものをつまみに食べ、仕事も順調に進めています。

今日は多摩でもみぞれが降りました。夕方、晴れ上がった空の夕焼けが美しく、遅い散歩に出たところ、湿った土と枯葉の香りが、冷えた白ワインと直結してしまいました(笑)。空気も澄んで大きな深呼吸が心地よい夕暮れでした。

今年も良い1年になりそうな予感♪

 

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