市販のうなぎ

土用の丑の日が近づくと、スーパーにもうなぎがズラリと並びます。中国産、台湾産、浜名湖産、鹿児島産など、産地により値段も1匹400円〜800円まで、いろいろです。 市販のうなぎを温めるのに一般的なのは、やはりレンジでしょう。ところがご存知の通り、レンジだと皮が固くなったり、身がしまりすぎたりしてしまいます。といって、蒸すのは手間がかかる・・・ということで、友人のＣちゃんに教えてもらった方法は、「煮る」です。

1. 市販のタレを鍋に入れ、うなぎの身を下にして水をひたひたに入れます。
2. この状態で中火にかけ、沸騰してきたら焦げないように弱火でコトコト10分ほど煮ます。
3. 身がだいぶ柔らかくなっているので、フライ返しで崩れないようにひっくり返し、皮を下にして2分ほど煮ます。
4. 鍋から身を取り出して、タレを煮詰めてかけると出来上がり。

とっても柔らかく、ふっくらと仕上がります。試してみてね！
写真は、ウナギをコトコトにている間に、玉子をタレの中に静かに落としたものを乗せてみました。水菜や三つ葉を沿えて、粉山椒で召し上がれ♪

（おまけ）：うなぎとごぼうのお粥もおいしいです。

1. ごぼうは細いささがきにして、水にさらし、水を何度も取り替えてアク抜きをする。
2. 鍋にごぼうと米を入れ、お粥を炊きます。固さはお好みで。
3. うなぎは細めにザクザクと切る。
4. お粥が７分目くらい出来上がったら、うなぎを入れて鍋に蓋をして弱火7〜8分煮てふっくらと仕上げる。
5. お粥のタレには、市販のうなぎのタレにお醤油を少し足したものが使えます。
6. 松の実やクコの実、ナッツ類を砕いたものを上に乗せてごま油をほんの少したらすと中華風になります。

食欲が落ちたときなど、ほっとするお味です。夏ばてには気をつけましょう！