2005年夏 車で行く稚内への旅
第1日目(7/20)〜2日目(7/21)
武蔵野発→八戸・苫小牧経由→音威子府行き
(2005年7月20日〜26日)
安達太良SA 
 今年も結局北海道に行くことにしました。色々検討した結果礼文島まで足をはこぶ予定。7月20日、午後9時に出発。午後9時の練馬は南南西 2m/s 26.0℃。 大泉ICには21:29に入りました。ここから外環へ抜けようと思ったのですが、誤って追い越し車線を走行していたため川口JCTで左車線の東北自動車道に入れませんでした。通り越してから下道を走って21:55に浦和本線より再度入りました。時間的にロスしたため、少し飛ばして、安達太良SAまでノンストップ。浦和本線が午後10時過ぎなので、2時間程度で。午前0時の郡山 南 1m/s 22.1℃。
▲鶴巣PA
 燃料が足りなくなってきました。国見からは(菅生にもスタンドはあるはずだが)宮城県北まで燃料入れられないので、少しあせります。やっと鶴巣PAに2時09分に到達。午前2時25分に給油完了。ここまで安達太良から2時間で走ったことになります。やはり仙台南から宮城ICまでのアップダウンでは気をつかいます。そして東北自動車道中間地点を過ぎると線形が緩やかになり、少しほっとするのです。
 おもしろい情報を一つ。グランドハイエースにサンダルで乗ったとき、追い越し車線を大型車が抜いていくと、アクセルペダルのところに、「スーっ」と弱い風が来るのです。Gハイエース運転されている方ならおわかりいただけると思います。
午前2時の古川 19.7℃ 北の2m/s。
▲岩手山SA
 には午前4時40分着。その前、3時46に紫波SAで少し休みました。岩手山SAまでは長者原から2時間かかりました。。さすがに休憩していないので、眠くなってきました。ここのトイレでは大のほうに入って5分程度寝てしまった。。。。また盛岡IC手前くらいでは、走行車線の轍がきつく、若干降雨もありステアリングがとられて危ない。近くの好摩の午前5時 南南西2m/s 16.0℃ 時間雨量2mm。
▲折爪SA(軽米町)
 には午前5時半に到着。 軽米の午前5時 東南東1m/s 16.5℃。 ここあたりが一番眠かった。走っている車もほとんどありません。駆け引きがないぶんだけ、気がゆるんでしまいます。iPodでBOφWYの曲(BEAT EMOTION)を眠気覚ましにかけるのですが、これもまた何故か逆に眠気を誘う。コードの進行が単調なのです。
▲八戸港フェリーターミナル
 には6時に到着。すぐに乗船手続きを行い、ほっとして近くのファミリーマートに朝食のおにぎりなどを買いに行きました。なんとここでは無線LANがあり、車の中での待機時間中につないでメールなどをチェック。
▲シルバーフェリー
 本日乗船するのは、シルバーフェリーの8時45分発。何故これにしたかというと、他の船便などを検討した結果、インターネット割引があり安かったからです。八戸午前8時、海面校正1007.5mb 19.6℃ 相対湿度83% 北北東 2.0m/s 全天日射量 0.79MJ/u 。
▲このような感じで待機
 この朝、NHKの八戸放送局からのAMラジオ、一旦とぎれました。車のラジオがおかしいのかと思ったら、放送のトラブルだったらしい。7時50分頃から自然に並び始める。
▲8時すぎに乗船開始
 船のスターボードサイド(右舷側)から自動車を入れる。こんな感じ。船員さんの指示に従い、オートマチックのレンジをPにし、サイドブレーキを引いたのが8時11分でした
▲シルバークイーンのロビー
 2等船室に到着したのが、8時27分。そしてトイレの位置などを確認するためにぐるっと回ってみました。ロビーはこのような感じで、船はなかなかきれい。静かに定刻に本船は八戸港を離岸しました。
▲自販機類
 なんと本船は酒の自動販売機がありません。ビールはロビーでの対人販売。私はアサヒの赤の本生を飲みました。発泡酒。自販機は左からポカリスェット、サントリー、コカコーラ、伊藤園そしてグリコのアイス。
▲2等船室
 7月も中旬になったばかりなので、このような感じで空いています。若干室温が低かったので、家内にユニクロのパーカーを貸す。本船は川崎近海汽船株式会社所有で総トン数は7005t、最大速力は23.2ノット。1998年に就航したもの。7千トンってこんな感じなのだ。頭にインプットされる。
▲王子製紙の専用船
 13:09に本船右舷側に王子製紙専用のRORO船がすれ違う。これは300mm、すなわちデジタル換算で450mmの望遠で撮影。拡大してみると、字の形から王郵丸のもよう。そもそも青いのは王郵丸のみ。苫小牧を12時に出航しているとのこと。あちらの全長は168m、9841トン。
▲甲板に出てみる
 晴れてきた。気持ちがよい。お風呂に2度も入ってしまった。
▲本船苫小牧港に入港
 15時半に港の入り口まで来ました。停泊中のは「さんふらわあ さっぽろ」。商船三井所有。13654トン。大洗航路のもの。 
▲車輌甲板への招集
 が放送で行われ、運転手以外ももちろんこちらに来る。左と後ろはシャーシ。ここで生まれて初めて気づいたことがありました。
 東北道を下って安達太良あたりのSAにたどりつくと「東北の匂い」がします。この匂いはなんなのだろう、どうしてなんだろう?とかねがね思っていました。
▲牛さんもいる
 この10トン車が出た後に、床をデッキブラシでごしごし船員さんが洗っている。何故かというとこのトラックから出た、牛さんの屎尿のためです。今まで色々な船に乗ったが牛さんと一緒だったのは初めて。それで、左で言った東北の匂いというのは、このトラックに積まれた牛がする屎尿の匂いだったことに気づきました。SAなどではもちろん垂れ流されるので香ってくるのです。
午後4時の苫小牧 海面校正1009.4mb 18.5℃ 84% 南南東 3.8m/s 全天日射量 0.5MJ/u 。 
▲札幌JCTを過ぎてほっとする直線区間(90でクルーズ)
 苫小牧東ICより16:30頃はいる。千歳ICあたりで快晴になる。札幌JCTでは若干渋滞が。覆面パトカーもいて、思いっきり捕まっていた車も。私はレーダーなどはつけていないが、何となく気配を感じていて90平均でクルーズさせていました。グランドハイエース2WDガソリン車では90kmだと2100回転くらい(三本和彦的・・・)。途中、飛んでいる虫の大群がいて、そこをつっきった。一瞬雨が降ってきたかのような音が。岩見沢でトイレ休憩、そして砂川SAで給油。ついでに夕食としてラーメンを食べました。
▲岩見沢SAに夕方5時半
 7時の国営放送ニュースを聞きながら旭川ICを通過。午後7時の旭川 海面校正値1008.5mb 21.5℃ 80% 南西 1.9m/s 降水量0.0 全天日射 0.03MJ/u。雨は降ってなかったと思います。その後は2車線区間に。そこがなかなか飛ばしてくるのです。私はもともとそれほど飛ばさないし、Gハイエース自体飛ばす車ではないので、譲れるところでは積極的に譲るようにしています。
 アベニール?の4ナンバー営業車にあおられ、譲ったら140キロくらい出して、一瞬で見えなくなりました。
 駆け引きしているうちに日も暮れました。終点の士別剣淵で降ります。日本の高速道路の最北。さびしいところだが取り付けから左折して、少し戻ることに。
▲剣淵温泉レークサイド桜岡
 ガイドブックを見ると、午後10時までやっているとのことでこちらに入りました。地元の方が多いですが、なかなかよい温泉でした。20時頃到着、21時15分頃出発。
 美深の午後10時 北東1m/s。16.8℃。東京とは10℃違います。
▲道の駅 音威子府
 一時間半で音威子府に到着。途中美深で寝ようかと思いましたが、キャンピングカーが何台か泊まっていたので、もっと静かなところはないかと思い車を進ませました。家を出てから26時間で音威子府まで到着。心おきなくビールを飲んで、寝ました。音威子府午後11時 北北西1m/s、16.5℃。すぐ近くの音威子府高校の校庭ににアメダスが。校庭にアメダスがあるなんてうらやましいですね。

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