最近、大学生の話を聞いたら、NOVAに駅前留学したり、アビバにパソコンを習いに行ったりしてるらしいんですよ。パソコンのいったい何を習っているのかわからないけど、涙ぐましい話だなあと、失業者岡本は思ったのでした。
ところが、一緒に机を並べているおじさんたちは、厚生労働省の教育訓練給付の支給を受けているので、受講額の2割しか金を払わずに済んでいるらしい。教育訓練給付というのは、上限20万円まで、教育訓練経費の8割をハローワーク(公共職業安定所)から支給するという制度です(「厚生労働大臣指定教育訓練講座」だと、30万円まで)。
そうすると、窓際にいて大した仕事もしていないおやじたちはたいしか金を払わずに税金で英会話を勉強して、学生はアルバイト代をせっせと英会話学校に払っているという構図になっているらしいんです。
なんか間違ってますよね。
私の場合、離職日から1年経過しているので、失効してしまったぞ……もっともいまさら職業訓練を受けに行くほど暇はないが。