かしこい消費者講座.(サービス業編)

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 当初はPCのやっている店の利用法ということで一章たてていたのですが,書き進めていくととても長くなり,分けざるを得ませんでした.それでもまだ説明しきれていない商売もあったりします(関連の職業の方ごめんなさい).

 これだけ多彩な非戦闘系職業があり,しかもそれなりに(いや,かなりきちんと)成立しているのはすごいことだと思います.

行列とわたくし.

 このゲームを始めて驚いたのは,きれいな行列がオンラインゲーム内で,しかもPCのやっている店の前にできていたことです.販売業でも行列はできることはできますが,行列といえばなんといっても以下で説明する各種サービス業です.

 そこで,ここではファーレン王国における正しい行列のしかたを少々説明したいと思います.

 列を乱さないこと,前が空いたらすぐ詰めること,割り込まないこと,並んでいない人はまぎらわしいので列の終わり付近でうろうろしないこと...なんだ,リアルの行列と一緒じゃないですか.わざわざここで書くほどのことでもありませんでしたね.

実はわたしがきっかけという説も...
行列の図.
なぜみんな泣いているかは謎.

修理とわたくし.

 装備品にはDur(耐久度)というパラメータがあり,例えば“150/200”というように表示されます.この場合は,最大耐久度が200で,現在の耐久度が150までに消耗しているということです.そのまま使っているとどんどん消耗して行き,耐久度が最大耐久度の半分を切ると性能が落ち始め,最終的には耐久度0になって壊れてしまうため,修理して耐久度を回復させる必要があります.ミケル工房にいるNPCに修理してもらうこともできますが,例によってバカ高いので,PCの武器修理職人さん,防具修理職人さんに修理してもらうことになるでしょう.

武器・防具の種別・ランクと値段を確認する
どちらが専門にしても,修理職人さんは武器修理,防具修理のスキルを一緒に持っていることが多いのですが,アイテム数の違いから,通常は防具修理のスキルレベルの方が高いことが多いので,武器と防具を同時に修理して欲しいときなどには注意して確認しましょう.
値段に関しては,ランクごとに料金を表示してあったり,“(R-1)x40G”といった数式で示してあったりします.この場合は“R”の部分に修理してもらうアイテムのランクの数字を当てはめて計算します.この例で言えば,R1なら無料,R2なら40G,R3なら80G...等となります.
修理してもらう装備を外しておく
装備品は,外して持ち物の中に入れておかないとトレードで渡せないので,あらかじめ外しておきます.
「R2防具を3点お願いします」等,申し込みする
あいさつもなしにいきなりトレードでは気が悪いので,とりあえず「お願いします」の一声ぐらいはかけましょう.
トレードで修理する装備を渡す
準備がよいようなら,通常は依頼者側からトレードを申し込み,装備を渡します.
出来上がるのを待つ
実際やってみるとよくわかるのですが,修理は一回のトライで10秒から15秒程度かかり,さらに,かなり高い確率で失敗します.ですから,数が多いときなどには特に時間がかかるはずです.また,FPも多く消費しますので,途中で病院に回復しに行かなければならない等,職人さんもなかなか大変ですので,気長に待ちましょう.慣れた修理人さんなら「今2個目です〜」「最後のひとつ!」等,経過を教えてくれるので安心です.
料金と引き換えに装備を受け取る
修理が終わったら職人さんが知らせてくれますので,トレードを始め,依頼者側は料金をセット,職人さんは修理したアイテムをセットしOpenします.自分が渡したアイテムに間違いないか,きちんと修理できているかを確認し,Trade OKを押したら終了です.装備しなおすのを忘れないで下さい.

 なお,修理すると,装備の最大耐久度と耐久度は

([修理前の耐久度]+[修理前の最大耐久度])÷2

となります.たとえば“150/200”の装備を修理すると,“175/175”となるということです.最大耐久度が落ちて行くので,結局いつかは壊れることに違いはないのですが,修理することでアイテムの寿命が延びることは間違いありません.

けがとわたくし.

 PCはいろいろな原因で怪我をすることがあります.これはLPとは関係なく,たとえLPが満タンでも瀕死の重傷であったり,逆に全くの無傷で健康な状態でもLPが1しかない,ということもあるわけです.怪我は,その程度によって 無傷(緑),かすり傷(白),軽傷(黄),重傷(紫),瀕死(赤)と分類されます.

 怪我をしていると,その怪我の程度に応じて戦闘での攻撃力,防御力が落ちたり,各種スキルの成功率が落ちたりするので,できるだけ早く治療する必要があります.このためのスキルが文字通り“治療”スキルで,それの専門家が医師です.病院にはNPCの医師もいますが,低レベルのうちはともかく,レベルが上がってくるにつれて治療費が高くなって払っちゃいられないため,これまたPCのお医者さんを探して治療してもらうことになるわけです.

グループ許可スイッチ(“Gp”)をオンにしておく
治療スキルはGpがオンになっている相手にしか使用できないため,あらかじめオンにしておきます.
グループ許可スイッチ
グループ許可スイッチ
怪我の程度を告げ,依頼する
医師は怪我の色によって料金を決めている場合が多いので,「こんにちは,黄色お願いします」等,先に怪我の色を知らせれば,スキルを使う前に「では100Gになります」等,料金の確認ができてスムーズに進むでしょう.
待つ
医師が患者に治療スキルを使う度に,患者側にも成功か失敗かのメッセージが表示されるので,経過がわかります.ノリのよさそうなお医者さんであれば,失敗したときに「痛ぃ〜死んじゃう〜」等々,色々やってみるのも一興かと.
料金を支払う
トレードで料金を支払っておしまいです.

ただ,「助かります」の一言が聞きたくて,敢えてこの大変な仕事をしているお医者さんも多いということは覚えておいてよいでしょう.

鑑定とわたくし.

 モンスターを倒したり,宝箱を開けたりしたときに,名前の最後に “?” がついたアイテムが出ることがあります.これは未鑑定のアイテムで,鑑定しないと使えませんし,売ろうとしても売れなかったり,本来の価値とは比較にならない値段で買い叩かれたりします.そこで鑑定士の出番となるわけですが,マダムキティの店にいるNPC鑑定士の料金はお約束通り高いので,さっさとPCの鑑定士さんを探しましょう.

 鑑定には,やってみないとアイテムのランクがわからない,という特殊な点があります.一応,NPC鑑定士に見せるだけ見せて,その料金によってランクだけを知るという手もあります.例えばあるR3のアイテムが欲しいときに,NPC鑑定士でR2の料金が提示されたらそれは間違いなく「ハズレ」なので無駄な鑑定をしなくて済む,といった利用法が考えられます.

 それはさておき,こういう特徴があるため「ランクにかかわらず一律100G」といった料金設定をしている鑑定士さんもいますので,手持ちのアイテムによって鑑定士さんを選ぶ(選ぶほどいれば,ですが)ということも必要になるかもしれません.また,鑑定は一回あたり20から30秒程度かかり,失敗もあるので修理よりさらに時間がかかることが多いようです.これらの点を除けば,利用法は修理の場合とほぼ同じです.


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