半村 良

不可触領域

bookf1_026 角川文庫 375−27
一組の婚約者が、祭りでにぎわう町をあとに、自動車で東京へ旅立った。だが、山越えの途中、動けなくなってしまった。その時、突然、一匹の豹が襲いかかってきたのだ。しかも助けを求めて飛び込んだ家の中には、無惨な集団自殺者の死体がころがっていた。いったい何が起こっているのか。この事件を発端にして、一つの町を得体の知れぬ恐怖がおおいはじめた。


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