J.P.ホーガン

内なる宇宙(上下)

book2_012 創元SF文庫 663−17−18
(上)
架空戦争に敗れた惑星ジェヴレン、その全土を管理/運営する超電子頭脳ジェヴェックスは、一方で人々を架空世界浸けにし、政治宗教団体の乱立を助長していた。一指導者による惑星規模の大プロジェクトが密かに進行するなか、進退谷まった行政側は、ついに地球の旧き友、ハント博士とダンチェッカー教授に助力を求めるが・・・・≪巨人たちの星≫3部作から10年、待望の第4部登場!
(下)
ある日突然人格が他者のものとすり替わってしまう−−いたるところで奇異な現象が多発するジェヴレン社会に、ハント博士らは直面した。人格変容の起こった者はアヤトラと呼ばれ、新興宗教の活動家となるか、発狂したしまう。だがそれは精神異常の類ではない。人格はコンピュータ・ネットワークを通じて別の宇宙から送り込まれてくるという。ジェヴレンを狙う”内宇宙”とは何か?


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