五木寛之

夜明けのタンゴ

book1_049 新潮文庫 147−20
タンゴ音楽全盛時、バンドマスターだった<私>は、かつてのメンバー水原竜介の経営する喫茶店タンゲーロの常連だ。そのタンゲーロが借金で危い。急を聞いて集った仲間達の相談の席にまぎれ込んできたのは飲んだくれの常連客高木だった。その高木が竜介の娘真希に語る奇妙な提案とは・・・・・・。タンゴの再生を願う心優しき人々の愛と夢と希望を共感をこめて描き出すネオ・シティ・ロマン。


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