五木寛之

狼のブルース

book1_015 講談社文庫 A348
巨大であることそれ自体が現代においては悪である。国営放送のアジアビジョン計画に挑むテロリスト、黒沢竜介。多国籍企業の謀略に巻きこまれゆく彼の暗く燃える情念。性と暴力のめくるめく饗宴。国際都市東京の暗部を生きる一匹狼への挽歌。五木寛之がハードなリズムにのせて描く一大アクションロマン。


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