五木寛之

風に吹かれて

book1_013 講談社文庫 A143
私は今でもやはり基地を失ったジェット機、港を持たぬヨット、故郷を失った根なし草でありたいと思う。人並み以上の安泰への望みを抱きながら、それでもなお、再び別な街へと漂流することになるのだろう。

(集英社文庫は、book1_025)


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