真空管アンプ
shi's familyへ MyHomePageへ MyAudioへMyAudio UpDate 2011/01/01

縁あってWesternの300Bのペアパッケージを手にした。
この球を活かすアンプをどう作ろうかと数ヶ月考えていたが、こまごまと部品を集めるのも面倒な歳になり、Web検索で色々と探し、組立キットを求めた。
キットではあるが、部品集めとシャーシー加工が無いだけで、後は手作りに近い組み立て作業だった。
もっとも、多少のシャーシー加工を行ってカスタマイズしている。
久しぶりに真空管に触った気がする。
最後に球を挿すのに、ソケットがキツく、難儀した。(加減がわからない)
最初の音だしは、イメージに合う音だった。ずいぶん久しぶりの音が溢れた。
これから徐々にエージングを通して音を楽しみたいと思っている。
球のアンプは、回路と部品で良さが決まると思う。
当初から単純なCR結合にしようと思っていたし、充分にWesternの300Bを活かせる部品選定を考えていたが、今回の組立キットは、ほぼ、その要望を満足していた。
発売元ともメール等のやり取り・質疑で安心して組み立てる事ができた。
300BはWesternで組み合わせたペアチューブでずいぶんと立派な木箱に入っていた。
まあ、何とか頂いた先に及第点をもらえるアンプが出来上がったと勝手に思っている。

左は最後に使っていた山水の真空管アンプ。
いつ頃だったのか記憶も薄れている。
裏をひっくり返せば、メーカー製も自作も、その差はほとんど無い。
これが、70〜80年台は普通のアンプで、自作派も多くいた。

 
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