■ BASCOM-AVR (DEMO) の使用方法 ■

プログラミングの流れ
 
基本的なプログラムの作成から、書き込みまでの操作方法です。


AVRのポートに接続したLEDを点滅させてみます。
 
ブレッド・ボード等で左図の
回路を準備して下さい。
(左はATtiny2313の例です)
 
AVRのPD6に、抵抗とLED
(20mAタイプ)を接続します。
 
他のAVRを使用する場合は、
プログラムで任意のポートに
変更が可能です。


(ピンヘッダの上面視)
・AVRマイコンを搭載したボード側に、2.54mmピッチのピンヘッダ(オス)2×3Pinを搭載します。
 
・AVRプログラマー(書込器)の6ピンコネクターに表示されている▲マークを1番ピンに合わせて
 差し込みます。
 
・ブレッドボードの場合は、「ブレッドボード用、AVR書込器 ISPケーブル」を参考にして下さい。



1.AVRプログラマー(書込器)をISP端子に接続し、BASCOM-AVRを起動します。


2.メニューバーから、[ File ]→[ New ] をクリックし、新規ファイル画面を開きます。
  ツールバーの 「Create a new file」 アイコン でも同じ動作です。

3.白紙の画面に、下のプログラムを打ち込むか、コピーして貼り付けて下さい。
 
  ・貼り付けは、メニューバーから [ Edit ]→[ Paste ] か、マウスの右クリック→[ Paste ] です。
 
$regfile = "attiny2313.dat"
$crystal = 1000000
Config PORTD.6 = Output
Do
Set PORTD.6
Waitms 500
Reset PORTD.6
Waitms 500
Loop
End
・使用するAVRがATtiny2313以外の場合は、Regfile List
 参照して、1行目の"attiny2313.dat"を書き換えて下さい。
 
・使用するAVRの動作クロックが、1MHz以外の場合は、
 2行目のクロック周波数を書き換えて下さい。
 
・使用するAVRにPD6が無い場合は、3行目・5行目・7行目の
 PORTD.6を、D=A〜D、6=0〜7に書き換えて下さい。

4.メニューバーから、[ File ]→[ Save As... ] をクリックし、作成したプログラムを、適当な場所に
  任意の名前(LEDTESTなど)で保存して下さい。
  ツールバーの 「Save current file as...」 アイコン でも同じ動作です。
 
  ◎注意 フォルダ名 及び ファイル名は、必ず半角英数字にして下さい。
        日本語のフォルダ名・ファイル名は、エラーになる場合があります。
 
  ・「 Leave the old CFG file ? 」 と言うメッセージが出た場合は、[ Yes ] をクリックして下さい。

5.メニューバーから、[ Program ]→[ Compile ] をクリックし、作成したプログラムを、アセンブラ
  言語に変換します。
  ツールバーの 「Compile program」 アイコン でも同じ動作です。
 
  ・問題が無い場合は、画面下のステータス行に、「No errors found」と表示されます。
 
  ・プログラムの打ち間違い等がある場合は、画面下に「Error Panel」が開き、エラーのある
   行番号とエラー内容が表示されますので修正して下さい。
  ・エラー報告をダブルクリックすると、プログラムにエラーのある行が、赤く表示されます。

6.メニューバーから、[ Program ]→[ Send to chip ] をクリックし、書き込み用のウィンドウを
  開きます。
  ツールバーの 「Program chip」 アイコン でも同じ動作です。


7.メニューバーから、[ Chip ]→[ Autoprogram ] をクリックすると、書き込みが行われます。
  ツールバーの 「Auto program chip」 アイコン でも同じ動作です。
 
  ・AVRのプログラムメモリーに、消去→書込→検証→AVRのリセットが自動で行われますから、
   終了後直ちにプログラムが実行されて、LEDが約1秒周期で点滅し始めます。



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