◆ 妊婦日記



<2ヶ月>

・お薬

祖母のお葬式で風邪をひき、その場は頭痛薬や風邪薬を飲んでしのぐものの、帰ってから声も出ないほど悪化。しかも帰りの飛行機で少量の出血があったので、生理がきたと思いこみ、病院で処方された薬まで服用。治ってから、あれ、出血が少なかったなあ、もしかして妊娠してたりして、と検査薬で確認したら陽性で愕然とする。

・病院

あわてて病院に駆け込み、先生に然々と説明すると、「非常に微妙な時期に飲んでますね。これが3人目ならやめておきますという人もいるだろうし、やっとできた子どもでどうしても欲しいと言われれば、こちらではやめろとは言えません。ご家族とよく相談してください」とものすごいことを言われくらくらする。

・相談

びっくりしてネットで薬の影響を調べたり、メールや電話で相談を受け付けているところを探す。薬剤師協会の人に、別の病院でも聞いてみたらどうですかと言われ、他に2件ほど病院をまわってみる。どの相談でも、風邪薬だし、今すぐどうこうというほど危険な薬ではないから、まあ大丈夫ではないか、というところに話が落ち着く。このとき、かなり迷って考えて考えて考えたけど、結果的には継続して良かった。

・雑誌

普段はカメラ雑誌くらいしか読まないんだけど、妊娠などよく分からないので、それらしき雑誌を買ってみる。

<3ヶ月>

・切迫流産

薬もまずかったけど、本来ならあるはずのない出血もあってそれもやはりまずい。飛行機の中での出血のあとも何度か少量の出血があったので、切迫流産の可能性があると言われ、止血剤や黄体ホルモンなどの薬を3週間ほど服用する。できるだけ安静にということで、なんとなく安静に。

・湿疹

冬だったせいか、湿疹ができてなかなか治らないので軟膏を処方してもらう。

・母子手帳

出血がおさまってから母子手帳交付。

・つわり

もうしわけないんですがほとんどありませんでした。
ただ、お葬式の帰りの飛行機がかなり揺れて、これまでにないくらい酷く酔ったのだけど、あれはもしかするとちょっとつわりも入っていたのかもしれない。
1〜2週間くらい空腹時に気持ちが悪いことがあって、おにぎりやビスケットを常備したり、あとしばらくの間は魚や揚げ物が気になったけど、その後はそれほど嗜好の変化もなかった。全くなんともないというほど元気でもないけど、気持ちが悪くて一日中起きられない、ということもなく、掃除や料理や家事全般、あっけないくらいまあ普通にできてしまった。代わりにやってくれる人もいないから軽くて良かった。

<4ヶ月>

・4ヶ月検診

3ヶ月までなんだかんだで病院にけっこうな回数行っていたのだけど、4ヶ月目からはいきなり4週間に一回でいいらしい。いいんだ。。。
助産師さんのおっぱいチェックがある。片方はそこそこいいのだけど、もう片方が残念ながら陥没なので、お腹が張らない程度に乳頭マッサージをするように言われる。早いうちから始めればなおることもあるらしい。

・そろそろジーンズが入らなくなってきた。

・つわりの一種なのか、ときどき頭痛が。

<5ヶ月>

・戌の日

義父母が安産祈願に行って、お守りなどを送ってくれる。地元では有名な産女観音という、とても御利益のありそうな神社。しかし、三つ編みもできないくらい不器用な私は、当然さらしもうまく巻くことができず、本当に巻いてみただけになってしまった。お札はありがたく祀る。

普段は厄よけもしないくらい不信心なんだけど、出産は人生の中でも一番危なそうなイベントだと思ったので、自分たちも戌の日に近所の神社に安産祈願に行ってみる。さらしは自分で用意するという神社だったので、腹巻き型の腹帯を用意。これは最後まで役に立ちました。

・マタニティヨガ

産院で開いていたマタニティヨガの教室に週一回通う。わりとお腹が大きくなってから通い始める人が多かったようだけど、好みに合ったので出産までずっと通ってました。

・マタニティウェア

マタニティパンツを2枚ほど購入するものの、まだあまりお腹が出ていないのでちょっと大きかった。

・母親教室

産院の母親教室の第1講、第2講を受講。

・胎動

17週の中頃に初めての胎動を確認。でも最初は胎動かどうか確信が持てず、腸が動いてるだけかも...とか思ったり(笑) 初産だと6ヶ月に入ってから感じることが多いらしいので、ちょっと早めだった。

・花粉症

この年は花粉が多いと言われていたので、薬飲めないだろうしどうしよう、と戦々恐々としていたのだけど、妊娠で体質が変わったのか、あまりひどくもならずに過ぎてしまった。

・5ヶ月検診

血液検査で、鉄剤を飲むほどではないものの、数値が少し下がっていると言われる。あと、左の下腹にひきつるような痛みがあったんだけど、それは子宮が大きくなって引っ張られているためらしい。

<6ヶ月>

・自転車

たまたま電動アシスト自転車で、こぎ出しや坂道でもさほど力がいらなかったので、5ヶ月まで乗っていた。でもさすがに、6ヶ月に入ってやめた。

・足がだるく。

6ヶ月の後半くらいから、時々足がつったり、だるくなったりすることがあった。サポート靴下をはいたり、寝るときに足を高くあげてみたりする。

・湿疹

冬の湿疹はいったん治まったのだが、春になってまた復活。残っていた軟膏で乗り切る。

・ソーイング♪

これまでミシンといえばズボンの裾あげかぞうきんくらいしか縫ったことがなかったのに、ここにきて突然手作りベビー用品に目覚める。とはいっても不器用なので、よだれかけとかにぎにぎとか、簡単なものだけ(笑) できあがったものはこちらです。

・6ヶ月検診

尿検査や血圧、浮腫など異常なし。体重はもとから2.2kgの増加。ペンちゃん(仮)の発育具合も順調。

6ヶ月くらいではわりとよくあることらしいのだが、このときはまだ逆子だったようで、「逆子ちゃんですね。右側を向いてますから、寝るときに右を下にするとなおりやすいですよ」と言われる。なので、寝るときはせっせと右を下にして寝るのだけど、朝起きるといつのまにかあおむけになっている。

・性別

検診中に、「性別を知りたいですか?」と聞かれたのだが、出産まで聞かないことにした。最近では聞かない人はかなりの少数派らしい。でも、「もう分かるんですか?」という質問に、先生が「足を開いていれば分かります」と言ったので、思わずモニターを凝視してしまった。ここが大腿骨ってことは、えー、なんか見えるような気が・・・(笑) ま、まあいっか。追究はしないでおこう。。。

・再びおっぱいチェック

前回陥没だったので、助産師さんがもう一度チェックしてくれた。努力の甲斐あって少し出てきたものの、まだまだという感じだったのに、助産師さんはさすがにうまかった。自分ではこんなに出せないよ!コツを教えてもらううちにちょっとはうまくなったけど...。出産まで入浴中におっぱい体操と乳頭マッサージをあわせて実施。

<7ヶ月>

・ベビー用品

着々とできあがりつつある。よだれかけ、にぎにぎの他、スリング(リングあり・リングなし)、おくるみ、バスタオル、(布が余ったので)ベビーカーマット、室内靴など。

・7ヶ月検診

7ヶ月から検診が2回に。といっても祝日の関係で、実際は1回しか受けなかった。

血圧、尿検査など異常なし。体重はもとから3kgの増加。マタニティビクスを受けてみようかと思ったので、内診もしてもらう。内診の結果も異常なし。

ときどき、「ペンちゃん、ぐるりーんだよ〜。できたらぐるりーんってするんだよ〜」と言いながら右回りに撫でていたせいか(?)、今のところ逆子はなおっているようだった。でも相変わらず右を向いているそうなので、ぐるっと回った後にもう一度向きを変えたのだろうか?

・マタニティビクス

・・・で、試しに一度受けてみたんだけど、アメリカーンな明るすぎる雰囲気にドン引きしてしまい、一度だけでやめてしまいました。。。私にはヨガの方が向いている。

・腰痛

ひどくはないものの、ときどきちょっと痛いなあ、という程度の腰痛が出始める。

・そういえば、妊娠中は肌荒れがひどくなるという話を聞いたことがあるけど、私は逆に妊娠前より調子がいいなぁ。




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