ホテルに戻った後、少し腹が減っていたので、ガイドさんが勧めていたベトナム料理店まで歩いて行く。ラーメンを注文したが、あっさり味で、なかなかおいしかった。ただ、ここの店員の態度には参った。
食後、勘定を済ませようと、中年女性の店員に「Ｃｈｅｃｋ，ｐｌｅａｓｅ．」と声をかけた。その女は、さも、わかったという顔で去っていった。普通、こうやって待っていれば伝票を持って席までやって来るので、そのまま席で代金を払えばよい。しかしその時は、いくら待っても伝票を持ってくる気配がなかった。そのうち、女性はどこかへ消えてしまい、代わりにもう一人、別の若い女性が現れた。仕方なくその女性にもう一度声をかけたが、笑って何か言った後、レジに入っていった。そしてやっぱり何も持ってくるそぶりはない。そこで、他の客をよく見てみると、レジに行って支払いをしている。いい加減腹が立って、レジに歩いていき、不機嫌な顔を表に出して金を払い、外に出た。レジで支払う必要があるなら、最初にそう教えてくれよと思い、ピリピリしながらまたしばらく町中を歩いた。
いったんホテルに荷物を置き、今度は車で、町外れにある「Ｇａｌｌｅｒｙ
ｏｆ ｔｈｅ Ｍｉｄｎｉｇｈｔ Ｓｕｎ」に行く。ここが町一番の土産物屋らしい。しばらく物色し、ピンバッジや手袋などを購入。時刻は６時、ちょうど店じまいの時間だった。